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勇者追放編
スキルとは?
しおりを挟む「そういえば自己紹介がまだだったね。俺の名前は角倉滝(かどくらりゅう)。君は?」
「ふぅ~ん。カド、リユウ? なんか呼びづらい名前ねぇ、面倒だからリュウって呼ぶわ。
あたしはマイナ・カクラね。よろしく。ところであんたはどうしてここにいるのよ?ここはドラゴンのダンジョンの中よ? ってか何にも装備つけてないじゃない。
そんな裸装備でどうしようっていうの?」
「装備はない、でも大丈夫。俺は見かけより強いから勝てます」
なんかよく絡んでくる子だなあ。まあいいや、可愛いし。可愛いは正義なのである。
もっちもっちのお肌にスラッとしたスタイルのよさ。
そ・れ・に・
俺はスキルポイントの書を広げると琥珀色の文字列に軽く触れる。
パァァァァァ!!!
世界が光り輝いて目の前にウィンドウ画面が現れた。1ポイントでも充分なのに、最初から10000ポイントも貰えてるのだ。
楽勝を通り越して笑えるレベルだ。もう一生遊んで暮らせるぞ、豪邸でもたててハーレム生活をしよう。
早速俺はステータス画面にタッチする。
レベル:1
職業:未定
レベル1かあ、まだモンスター倒してないからこんなもんかな。早くレベル99にしたいなー!
どのスキルをとろうかな、俺は考慮する。
スキルの選択は重要なのだ。不用意な判断は地球での人生と同じ過ちをしてしまうからな。考えるに越したことはないが、うーん。
攻撃力をあげてみる。いい考えかもしれない。いや!力が強すぎて町の至るところを破壊する人間破壊マシーンになるかもしれない。
バランスよく、そして賢くスキルポイントをふることに決める。堅実なスローライフのために、危険な選択肢は選ばないのだ。
そうしてスキル配分は↓のようになった。
スキル:鑑定、アイテムボックス 、言語理解、 経験値増加、 獲得資金上昇 、ドロップ率アップ 、レアモンスター遭遇確率大幅UP 、体力自動回復、 魔力自動回復。
【全属性魔法適性】
【 状態異常耐性 】
【剣術 レベルMAX】
【最上級魔法習得】
よし! こんなもんでいいでしょう!
「リュウーね、ねー、こっち見てー」
マイナが恍惚の表情で俺をまじまじとみた。見つめると桜色の頬がぽっと赤くなった。恥ずかしそうに視線をそらした。
「さっさとドラコン倒しにいくぞ! ついてこいマイナ!」
「え! ちょっと偉そうなの!? まあいいわ、なんかなんでも従っちゃうのよ」
マイナが付いてくるのを尻目に俺は颯爽ともときた進路を戻りだした。
ギャオオオォーーーーーー!
あぁいた、いた。武器がないなあ。
素手で殴ったら痛そうだったので、そこら辺に落ちている剣を拾うことにした。
剣の周りには冒険者の亡骸が無造作に散らばっている。
乱暴な飛竜にやられたようだ。ついでだから俺が成敗してやろう。
後ろであわあわしてるマイナは放置。
「あぁあぁあ!ドラゴンがブレスはいてきたああ!? あつッ!ちょっと早く倒してよリュウー!熱くてもう耐えられないよぉー」
ギャオオオォーーーーーース!
あれ、マイナどこいった?しょうがないなぁ、よしちゃっちゃと倒して見せましょうかね。
ドラゴンの炎のブレスが降り注ぐ中、俺はブレスの隙間をぬいて駆け出す。
ドラゴンは、ブレスの反動で動けないようだ。
これはチャンス!
俺は一気に間合いを詰めると、剣を振り下ろした。
ドゴオッ!!! 鈍い音とともに、ドラゴンの尻尾が地面に落ちる。
ギャアァアアーー!
ドラゴンの悲鳴が同情を誘うような声色だったのが悲しくなった。
俺はそのまま、血に濡れるのも構わず、ドラゴンから鱗と爪を取り外す。
そしてドラゴンに近寄ると、とどめを刺すべく剣を振り上げた。
哀れな人食い竜はようやく俺の手によって成敗された。
おっレベルがどんどん上がっていくぞ。1,10,50,おおお。
【レベル99】
あれ、でもカンストではないみたい。もしかして俺だけカンストの壁を越えられるってことなのかな。
でも条件は何だろう。まだ分からないし、どちらにしても人間では最強クラスになったからどっちでもいいかな。
マイナは称賛の眼差しで俺を見つめてくる。よせやい、当然の行いをしただけなのだ。
「ふぅ~ん。カド、リユウ? なんか呼びづらい名前ねぇ、面倒だからリュウって呼ぶわ。
あたしはマイナ・カクラね。よろしく。ところであんたはどうしてここにいるのよ?ここはドラゴンのダンジョンの中よ? ってか何にも装備つけてないじゃない。
そんな裸装備でどうしようっていうの?」
「装備はない、でも大丈夫。俺は見かけより強いから勝てます」
なんかよく絡んでくる子だなあ。まあいいや、可愛いし。可愛いは正義なのである。
もっちもっちのお肌にスラッとしたスタイルのよさ。
そ・れ・に・
俺はスキルポイントの書を広げると琥珀色の文字列に軽く触れる。
パァァァァァ!!!
世界が光り輝いて目の前にウィンドウ画面が現れた。1ポイントでも充分なのに、最初から10000ポイントも貰えてるのだ。
楽勝を通り越して笑えるレベルだ。もう一生遊んで暮らせるぞ、豪邸でもたててハーレム生活をしよう。
早速俺はステータス画面にタッチする。
レベル:1
職業:未定
レベル1かあ、まだモンスター倒してないからこんなもんかな。早くレベル99にしたいなー!
どのスキルをとろうかな、俺は考慮する。
スキルの選択は重要なのだ。不用意な判断は地球での人生と同じ過ちをしてしまうからな。考えるに越したことはないが、うーん。
攻撃力をあげてみる。いい考えかもしれない。いや!力が強すぎて町の至るところを破壊する人間破壊マシーンになるかもしれない。
バランスよく、そして賢くスキルポイントをふることに決める。堅実なスローライフのために、危険な選択肢は選ばないのだ。
そうしてスキル配分は↓のようになった。
スキル:鑑定、アイテムボックス 、言語理解、 経験値増加、 獲得資金上昇 、ドロップ率アップ 、レアモンスター遭遇確率大幅UP 、体力自動回復、 魔力自動回復。
【全属性魔法適性】
【 状態異常耐性 】
【剣術 レベルMAX】
【最上級魔法習得】
よし! こんなもんでいいでしょう!
「リュウーね、ねー、こっち見てー」
マイナが恍惚の表情で俺をまじまじとみた。見つめると桜色の頬がぽっと赤くなった。恥ずかしそうに視線をそらした。
「さっさとドラコン倒しにいくぞ! ついてこいマイナ!」
「え! ちょっと偉そうなの!? まあいいわ、なんかなんでも従っちゃうのよ」
マイナが付いてくるのを尻目に俺は颯爽ともときた進路を戻りだした。
ギャオオオォーーーーーー!
あぁいた、いた。武器がないなあ。
素手で殴ったら痛そうだったので、そこら辺に落ちている剣を拾うことにした。
剣の周りには冒険者の亡骸が無造作に散らばっている。
乱暴な飛竜にやられたようだ。ついでだから俺が成敗してやろう。
後ろであわあわしてるマイナは放置。
「あぁあぁあ!ドラゴンがブレスはいてきたああ!? あつッ!ちょっと早く倒してよリュウー!熱くてもう耐えられないよぉー」
ギャオオオォーーーーーース!
あれ、マイナどこいった?しょうがないなぁ、よしちゃっちゃと倒して見せましょうかね。
ドラゴンの炎のブレスが降り注ぐ中、俺はブレスの隙間をぬいて駆け出す。
ドラゴンは、ブレスの反動で動けないようだ。
これはチャンス!
俺は一気に間合いを詰めると、剣を振り下ろした。
ドゴオッ!!! 鈍い音とともに、ドラゴンの尻尾が地面に落ちる。
ギャアァアアーー!
ドラゴンの悲鳴が同情を誘うような声色だったのが悲しくなった。
俺はそのまま、血に濡れるのも構わず、ドラゴンから鱗と爪を取り外す。
そしてドラゴンに近寄ると、とどめを刺すべく剣を振り上げた。
哀れな人食い竜はようやく俺の手によって成敗された。
おっレベルがどんどん上がっていくぞ。1,10,50,おおお。
【レベル99】
あれ、でもカンストではないみたい。もしかして俺だけカンストの壁を越えられるってことなのかな。
でも条件は何だろう。まだ分からないし、どちらにしても人間では最強クラスになったからどっちでもいいかな。
マイナは称賛の眼差しで俺を見つめてくる。よせやい、当然の行いをしただけなのだ。
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