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武神女帝編
ep427 総本山を上り詰めろ!
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「アタシがあんたのところに戻ってきたとか、冗談にしても笑えないよ? ……むしろ、ぶちのめしたくて仕方ないんだけど?」
「おやおや、仮にもウォリアール王家の血を引く人間が、なんとも下品な物言いですね。そんな言葉を聞けば、叔母様であるクジャク様も悲しまれますよ?」
敵の総本山と思われるタワー内部で最初に出会えたのは、管理者のクジャクさんではなく黒幕の天鐘。相変わらず下卑た笑みを浮かべながら、腹の立つ物言いでこちらを煽ってくる。
アタシ達の包囲は部下に任せて、自分は高みの見物ってか。そういうのもなんだか気に食わない。
「てかさ、ラルカさんの部下の皆さんまで天鐘についちゃったの? そこまでするほど、天鐘やクジャクさんが怖いってこと?」
「我々の役目はラルカ右舷将に従うことです。ラルカ右舷将がどこへ向かおうとも、お供するのが我々の務めです」
「忠誠心があるってことだろうけど、上司に異議申し立てするのも部下の務めと思うけどねぇ」
こんな状況でどうしても気になってしまうのは、ラルカさんの部下まで天鐘の護衛と一緒になってアタシ達と対面してくるということ。
アタシもまだ納得できない『ラルカさんまで裏切った』という背景が、否応なく真実となって突き刺さってくる。
この人達がラルカさんを裏切るようには見えないけど、そのラルカさん自身の裏切りはやっぱり疑いようがない。
――孤児院の件から少し話もできたのに、アタシも寂しさと苦しさがこみ上げてくる。
「空鳥、余計なことは考えんな。あの四人はあくまでラルカ直属の忠実な兵隊。ラルカの裏切りに直接的な関与はしてねえ」
「それにこうして天鐘に直接会えたんだ。今はお前が一番知りたかったことを優先しろ」
「……そうだね。黒幕が自ら出てきてくれたのなら、尋ねる機会としては適切か」
ただ、怯んでばかりもいられない。フェリアさんとタケゾーにも助言され、アタシは一人で前へ一歩踏み出す。
ラルカさんや牙島の裏切りも気になる。洗居さんの行方だって定かじゃない。
――だけど、アタシがこうして敵の足取りを追ってた最大の理由は、アタシにとって誰よりも繋がりの強い人物の真意を聞き出すためだ。
「クジャクさんはどこにいるのさ? アタシはあの人に直接会って、その真意を問い詰めたい。……今はあんたよりも先の用件さ」
「ホホホ。ワタシよりもクジャク様に用事があると? 仮にもワタシがこの一派における主導者ではあるのですがね?」
「ぶっちゃけ、誰が糸を引いてようが関係ないね。あんたみたいな小物なら尚更さ」
「……ワタシを小物扱いですか。これだから世間知らずの小娘には呆れたものです」
言ってしまえば、天鐘なんて目先の欲に目が眩んだ小物だ。これまで戦ってきた星皇社長や固厳首相のように『何か深い信念』というものがない。
そんな人間が黒幕だとしても、実のある話なんて聞けそうにない。本当に詰め寄るべきは敵の中で最も権力を持った人――クジャクさんだ。
「クジャク様でしたら、今はこのタワーの屋上におられますよ。ワタシの話にも耳を貸さず、強引にこちらへ戻って来られましてね」
「屋上に? しかもわざわざ戻ってきてまで? なんでまた?」
「そんなこと、ワタシも知る由などありませんよ。本当にあなたといいフェリア様といい、ウォリアール王家の人間は身勝手がお好きですねぇ」
そのクジャクさんについても、都合よくこのタワーにいることを天鐘は語ってくれる。その際の様子はどこか苛立ちを感じ、おかげでベラベラ喋ってくれたってところだ。
どうにも主導者ではあれど、クジャクさんのことはイマイチ制御に悩んでいるようだ。
まあ、あの人がおとなしく誰かに従う様子も考えにくい。アタシだって日本ではあの人に散々振り回されたもんだ。
――ただ、だからこそ真意を聞きたい気持ちは強くなってくる。
「……クジャクさん、俺達がここに乗り込んできたタイミングといい、まるで『誰かを待っている』とでもいった様子だな」
「その『誰か』ってのは、アタシのことなんだろうねぇ……。わざわざ屋上なんて高い位置に陣取って、さながら魔王って感じがしてくるよ」
「実際、クジャクおばさんはウォリアールにおける『武の象徴』と呼べる人だ。こうやって天鐘と組んだ今、魔王って比喩も冗談に聞こえねえな」
今は他のことを考えるのもやめておこう。洗居さんにしても、黒幕の天鐘がここにいて将軍艦隊が嗅ぎまわってる現状ならば、そう簡単に手出しされることもない。
今やるべきことは一つに絞る。このタワーの屋上を目指し、クジャクさんと直接話をしてみせる。
「ここに乗り込んだ時点で、あなた方が強引な手段に出ることは理解してました。ですが、簡単に先へと進ませるわけにもいきません。……右舷将隊の皆さんはワタシの護衛に回ってください。この場における足止めは、先代右舷将左舷将コンビにお任せしましょう」
ただ、敵さんもそう簡単に許してはくれない。天鐘の言葉を聞いてラルカさんの部下達は部屋を去り、本来の護衛担当である二人がこちらへ躍り出てくる。
天鐘も指示だけ出すと、あっさりテラスから消えてしまう。本当に指揮担当ってだけで、前線で戦うことまではしないのね。
「でも、なんでまたあの元五艦将コンビにアタシ達の相手を?」
「総合的な実力で見れば、あの二人の方が俺達三人の相手には適任だと考えたんだろうよ。実際、元五艦将の名は伊達じゃねえ」
「俺達三人でも厳しいぐらいには……か?」
「そこはどうだろうな。あの二人が揃ったからって、ラルカや牙島並の脅威とは言えねえか」
こっちの三人も元五艦将コンビに対して構えをとりつつ、フェリアさんに相手の戦力を解説してもらう。ウォリアールの王子様だから、その辺りの事情は詳しいしね。
アタシもあの二人の正確な実力には詳しくない。一応はGT細胞とナノマシンのハイブリットサイボーグらしいけど、この辺についてはフェリアさんのコメントに同意だ。
あの二人、ラルカさんや牙島よりも上には見えないのよ。なんとなく。
「そういや、ラルカさんも『あの二人を暗殺するぐらいなら自分一人でもできる』みたいに物騒なことを言ってたね」
「フン。現右舷将のラルカなど、ただ若いだけで経験未熟な世間知らず」
「おまけに女如きとあっては、ウォリアールにおける戦いの世界には不釣り合いだ。ボスもあんな奴を右舷将に据えるなど、焼きが回ったのだろうな」
「あーあー。そういうのって、今のご時世では差別だ何だでうるさいんだよ? 国際的な話だし、ウォリアールだって他人事じゃないでしょ?」
ぶっちゃけた話、この二人って小物っぽいのよ。いまだに名前も名乗ってないし。発言の節々も天鐘レベルっていうかさ。
確かにアタシも以前は逃げ惑ってたけど、あれは事を荒立てるのを嫌ったこっちの判断もあったわけだ。こうやって暴れる前提となると、力を抑える必要もなし。
「どうする? アタシ的には一発ガツンとかまして、この二人に目にもの見せたいんだけど?」
「いいんじゃないか? 俺は隼に賛成だ。フェリアは?」
「俺もそれで構わねえ。こんな連中に時間を食って、栗阿の救出を遅らせたくもねえ」
そんなわけで、こちらの作戦も決定。元五艦将の白人黒人コンビも指を鳴らして迫ってくるけど、今回はこっちだって三人いる。
なんだかんだで付き合いも長いし、二つ返事と構えだけで何をするかは意気投合。ヒーローチームの合体技って感じだね。
アタシは両手の平を合わせ、電撃魔術玉の準備を。
タケゾーは相手に手の平を向け、衝撃波の発動準備を。
フェリアさんは高周波ブレードの切っ先を地面につけ、刀身発火の準備を。
――相手がそこそこ強い程度のサイボーグなら、アタシ達の敵じゃない。
「開幕で悪いんだけど――」
「こっちも時間をかけたくないから――」
「これでさっさと吹き飛びやがれぇぇええ!!」
ギュバゴォォォオンッッ!!
まさに三位一体の合体技。電撃、衝撃、炎の斬撃。
それらが一斉に元五艦将コンビへと放たれた。
「おやおや、仮にもウォリアール王家の血を引く人間が、なんとも下品な物言いですね。そんな言葉を聞けば、叔母様であるクジャク様も悲しまれますよ?」
敵の総本山と思われるタワー内部で最初に出会えたのは、管理者のクジャクさんではなく黒幕の天鐘。相変わらず下卑た笑みを浮かべながら、腹の立つ物言いでこちらを煽ってくる。
アタシ達の包囲は部下に任せて、自分は高みの見物ってか。そういうのもなんだか気に食わない。
「てかさ、ラルカさんの部下の皆さんまで天鐘についちゃったの? そこまでするほど、天鐘やクジャクさんが怖いってこと?」
「我々の役目はラルカ右舷将に従うことです。ラルカ右舷将がどこへ向かおうとも、お供するのが我々の務めです」
「忠誠心があるってことだろうけど、上司に異議申し立てするのも部下の務めと思うけどねぇ」
こんな状況でどうしても気になってしまうのは、ラルカさんの部下まで天鐘の護衛と一緒になってアタシ達と対面してくるということ。
アタシもまだ納得できない『ラルカさんまで裏切った』という背景が、否応なく真実となって突き刺さってくる。
この人達がラルカさんを裏切るようには見えないけど、そのラルカさん自身の裏切りはやっぱり疑いようがない。
――孤児院の件から少し話もできたのに、アタシも寂しさと苦しさがこみ上げてくる。
「空鳥、余計なことは考えんな。あの四人はあくまでラルカ直属の忠実な兵隊。ラルカの裏切りに直接的な関与はしてねえ」
「それにこうして天鐘に直接会えたんだ。今はお前が一番知りたかったことを優先しろ」
「……そうだね。黒幕が自ら出てきてくれたのなら、尋ねる機会としては適切か」
ただ、怯んでばかりもいられない。フェリアさんとタケゾーにも助言され、アタシは一人で前へ一歩踏み出す。
ラルカさんや牙島の裏切りも気になる。洗居さんの行方だって定かじゃない。
――だけど、アタシがこうして敵の足取りを追ってた最大の理由は、アタシにとって誰よりも繋がりの強い人物の真意を聞き出すためだ。
「クジャクさんはどこにいるのさ? アタシはあの人に直接会って、その真意を問い詰めたい。……今はあんたよりも先の用件さ」
「ホホホ。ワタシよりもクジャク様に用事があると? 仮にもワタシがこの一派における主導者ではあるのですがね?」
「ぶっちゃけ、誰が糸を引いてようが関係ないね。あんたみたいな小物なら尚更さ」
「……ワタシを小物扱いですか。これだから世間知らずの小娘には呆れたものです」
言ってしまえば、天鐘なんて目先の欲に目が眩んだ小物だ。これまで戦ってきた星皇社長や固厳首相のように『何か深い信念』というものがない。
そんな人間が黒幕だとしても、実のある話なんて聞けそうにない。本当に詰め寄るべきは敵の中で最も権力を持った人――クジャクさんだ。
「クジャク様でしたら、今はこのタワーの屋上におられますよ。ワタシの話にも耳を貸さず、強引にこちらへ戻って来られましてね」
「屋上に? しかもわざわざ戻ってきてまで? なんでまた?」
「そんなこと、ワタシも知る由などありませんよ。本当にあなたといいフェリア様といい、ウォリアール王家の人間は身勝手がお好きですねぇ」
そのクジャクさんについても、都合よくこのタワーにいることを天鐘は語ってくれる。その際の様子はどこか苛立ちを感じ、おかげでベラベラ喋ってくれたってところだ。
どうにも主導者ではあれど、クジャクさんのことはイマイチ制御に悩んでいるようだ。
まあ、あの人がおとなしく誰かに従う様子も考えにくい。アタシだって日本ではあの人に散々振り回されたもんだ。
――ただ、だからこそ真意を聞きたい気持ちは強くなってくる。
「……クジャクさん、俺達がここに乗り込んできたタイミングといい、まるで『誰かを待っている』とでもいった様子だな」
「その『誰か』ってのは、アタシのことなんだろうねぇ……。わざわざ屋上なんて高い位置に陣取って、さながら魔王って感じがしてくるよ」
「実際、クジャクおばさんはウォリアールにおける『武の象徴』と呼べる人だ。こうやって天鐘と組んだ今、魔王って比喩も冗談に聞こえねえな」
今は他のことを考えるのもやめておこう。洗居さんにしても、黒幕の天鐘がここにいて将軍艦隊が嗅ぎまわってる現状ならば、そう簡単に手出しされることもない。
今やるべきことは一つに絞る。このタワーの屋上を目指し、クジャクさんと直接話をしてみせる。
「ここに乗り込んだ時点で、あなた方が強引な手段に出ることは理解してました。ですが、簡単に先へと進ませるわけにもいきません。……右舷将隊の皆さんはワタシの護衛に回ってください。この場における足止めは、先代右舷将左舷将コンビにお任せしましょう」
ただ、敵さんもそう簡単に許してはくれない。天鐘の言葉を聞いてラルカさんの部下達は部屋を去り、本来の護衛担当である二人がこちらへ躍り出てくる。
天鐘も指示だけ出すと、あっさりテラスから消えてしまう。本当に指揮担当ってだけで、前線で戦うことまではしないのね。
「でも、なんでまたあの元五艦将コンビにアタシ達の相手を?」
「総合的な実力で見れば、あの二人の方が俺達三人の相手には適任だと考えたんだろうよ。実際、元五艦将の名は伊達じゃねえ」
「俺達三人でも厳しいぐらいには……か?」
「そこはどうだろうな。あの二人が揃ったからって、ラルカや牙島並の脅威とは言えねえか」
こっちの三人も元五艦将コンビに対して構えをとりつつ、フェリアさんに相手の戦力を解説してもらう。ウォリアールの王子様だから、その辺りの事情は詳しいしね。
アタシもあの二人の正確な実力には詳しくない。一応はGT細胞とナノマシンのハイブリットサイボーグらしいけど、この辺についてはフェリアさんのコメントに同意だ。
あの二人、ラルカさんや牙島よりも上には見えないのよ。なんとなく。
「そういや、ラルカさんも『あの二人を暗殺するぐらいなら自分一人でもできる』みたいに物騒なことを言ってたね」
「フン。現右舷将のラルカなど、ただ若いだけで経験未熟な世間知らず」
「おまけに女如きとあっては、ウォリアールにおける戦いの世界には不釣り合いだ。ボスもあんな奴を右舷将に据えるなど、焼きが回ったのだろうな」
「あーあー。そういうのって、今のご時世では差別だ何だでうるさいんだよ? 国際的な話だし、ウォリアールだって他人事じゃないでしょ?」
ぶっちゃけた話、この二人って小物っぽいのよ。いまだに名前も名乗ってないし。発言の節々も天鐘レベルっていうかさ。
確かにアタシも以前は逃げ惑ってたけど、あれは事を荒立てるのを嫌ったこっちの判断もあったわけだ。こうやって暴れる前提となると、力を抑える必要もなし。
「どうする? アタシ的には一発ガツンとかまして、この二人に目にもの見せたいんだけど?」
「いいんじゃないか? 俺は隼に賛成だ。フェリアは?」
「俺もそれで構わねえ。こんな連中に時間を食って、栗阿の救出を遅らせたくもねえ」
そんなわけで、こちらの作戦も決定。元五艦将の白人黒人コンビも指を鳴らして迫ってくるけど、今回はこっちだって三人いる。
なんだかんだで付き合いも長いし、二つ返事と構えだけで何をするかは意気投合。ヒーローチームの合体技って感じだね。
アタシは両手の平を合わせ、電撃魔術玉の準備を。
タケゾーは相手に手の平を向け、衝撃波の発動準備を。
フェリアさんは高周波ブレードの切っ先を地面につけ、刀身発火の準備を。
――相手がそこそこ強い程度のサイボーグなら、アタシ達の敵じゃない。
「開幕で悪いんだけど――」
「こっちも時間をかけたくないから――」
「これでさっさと吹き飛びやがれぇぇええ!!」
ギュバゴォォォオンッッ!!
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