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紅い闇編
ep414 タケゾー「今までで一番恐ろしいヴィランが現れた」
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「なんだか、人が群がってるネェ。フェリアもあそこにいるのかナ? ニヒヒヒ~」
「ど、どうしたんだあいつ……!? お、おい! 隼! 隼んん!!」
ベランダの先から近づいてくるのは、間違いなく隼の姿だ。ただ、その様子は俺が知るものとあまりにかけ離れている。
魔女装束こそ普段と同じ空色の魔女のものだが、最大の特徴とも言える空色の髪ではなく、赤く染まった紅の髪をしている。
こちらへ向かってくる方法にしても、普段のように杖で空を飛んでいるのではない。黒い霧の中に紛れながら、周囲を浮遊する物体に足を置きながらこちらへ歩いてくる。
よく目を凝らせば、隼が足場にしているのは鉄板といった金属物だ。それらが隼の向かう先で道を作るように宙を移動している。
ゆっくりとだが確実にこちらへ迫ってくる隼。だが、俺がどれだけ声を張り上げても反応することはない。
――様子がおかしいなんてレベルじゃない。少なくとも、あれは俺の知る隼じゃない。
「い、一体隼の身に何が……!?」
「……俺様の方で軽く解析してみた。どーにも、あの空色の魔女――もとい『紅の魔女』の周辺に強力な磁場が展開されてるみてーだ。それによって金属を自由自在に浮遊させ、誘導して足場にすることで空中歩行も可能。周辺に見える黒い霧みてーなのも、どーやら砂鉄みてーだな」
「よ、要するに、隼は生体コイルでこれまで以上のパワーを発揮していると? でも、あの様子はとても正気じゃないし、言うなれば――」
「『本人の意志に反して動かされてる』……ってーとこだな。俺様が考察するに、何かしらの外部要因で脳の機能を限界以上に引き出してるってーところか。ただその影響か、正気を失ってるみてーだな。本人の意志なんて関係ねーみてーだし、天鐘が都合よく洗脳したってー見方が妥当か」
俺の疑問に対し、フロスト博士も学者としての知見を述べてくれる。色々と危険な人ではあるが、隼がいないこの場においては誰よりもこういう考察に強い。
片目にかけた測定器のようなものを使って隼の状況を教えてくれるも、いい話は一つもない。要約すると、隼は無理矢理敵に従わされ、強引にその力を引き出されているということだ。
――これだけ聞けば、隼の体が壊れるんじゃないかという心配で息苦しくなってくる。
「まさか天鐘の野郎、GT細胞のアポカリプスを使ったんじゃねーだろーな? あれなら脳機能の限界突破も洗脳も可能だしな」
「な、なんですか、その『アポカリプス』ってのは?」
「俺様も禁忌過ぎて手を出さねーシロモノだ。素人にも分かるよーに言ーなら『廃人になるドーピング』ってーところか?」
「そ、そんなものが隼の身に!? だ、だったら、どうすれば!?」
「それは俺様達が今から考えることだってーの。どっちみち、あっちもフェリア様を狙ってる以上、まずは止めてからの話ってーことか。……フレイム! ベレゴマ! 前方の対象に先行して突撃し、偵察しろ!」
「フオオオォ!」
「合点ばい!」
俺も状況についていけず、フロスト博士の行動を傍で見ていることしかできない。
磁場を使って足場を作る隼は、確実にこちらへと迫っている。本音を言えば、今すぐにでも飛んで行ってその体に抱き着きたい。
だが、今の隼の狙いはフェリアだ。何があったかを完全に理解できずとも、こちらも迎撃しないと危ないことだけは分かる。
フレイムとベレゴマはフロスト博士の命令に従い、それぞれの方法で飛行しながら隼の方へと向かっていく。
「くそ! いくら隼がこっちに襲い掛かってくるからって、俺には迎撃する様子を見てることしかできないのか……!?」
「な、なあ! フロスト! 今の空鳥は正気を失ってるだけなんだろ!? だったら、殺すような真似だけはやめてくれよな!?」
「そーゆー判断は現場がやるもんですな。……それに俺様の計算が正しければ、フレイムとベレゴマじゃー太刀打ちできねーでしょーな」
「え……? フレイムとベレゴマでも無理ってのは……?」
ベランダに残された俺とフェリアにできるのは、隼が無事なまま正気に戻ってくれることだけだ。
一緒にそのことをフロスト博士に願い出るも、その反応はどこか渋い。
決して俺達の意見をないがしろにしているわけでもなく、どちらかと言えば敵として迫る隼の力をある意味評価しているとも言える反応。
軍事工学の権威とも呼ばれるこの人がこんな反応を示すと、ますます嫌な予感がしてくるが――
「ア~? あんた達はフェリアじゃないよネ? こっちの用事はフェリアだけなのヨ。……どっかにぶっ飛んどきナァァア!!」
ギュオォォォン!!
「フオオッ!?」
「こ、これは!? ベーゴマドローンの操作が利かんね!?」
――本当に的中してしまった。向かって行ったフレイムとベレゴマは、隼が軽く片手を払うと、空中で大きく体勢を崩してしまう。
それこそ、周囲を飛び回る虫でも払うようにあっさりとだ。隼はまるで意に介していない。
ベレゴマのベーゴマドローンもフレイムのサイボーグ装備も、俺は実際に隼と共に体感したから分かる。十分な脅威であり、決して二人が弱いわけではない。
――そんな脅威に対しても、今の隼は完全に上を行く力を示している。
「あの魔女が展開してる磁場は、周囲に砂鉄による雲さえも発生させるレベルだ。あの一体の空間を丸ごと我が物とし、天変地異にも匹敵するほどの力。そんなもんが相手となれば、フレイムやベレゴマみてーにマシンスペックで勝負を挑もーにも、磁場の影響で逆にコントロールを失っちまうってーことだ」
「そ、それが分かってるのなら、何か対策はないんですか!?」
「そんな都合のいーもんがあれば、最初から俺様も使ってるってー話だ。だがやっぱ、艦砲射撃ぐれーはしねーと止められそーにねーか」
「そ、そこまでやったら、流石の隼でも命の危険が……!?」
「だーかーらー、俺様がこーして前線で考えてんだろーが」
敵として心情的にやりにくいだけじゃない。純粋に能力の相性も含めて、洗脳強化された隼は強すぎる。
フロスト博士も目を細め、打開策の少なさに難儀しているようだ。
「ニッヒヒヒ~! こいつは面白い力だネェ。この力があればフェリアなんてイチコロだろうし、誰もアタシがウォリアールのトップになることに異論はないだろうサ! 今のアタシを名乗るなら『クリムゾンウィッチ』なんてのが粋かもネェ!」
「じゅ、隼……」
「フレイム、ベレゴマ。そのまま牽制でいーから続けてろ。俺様の方で策を練り直す」
隼はまるで自身の新たな力に酔いしれながらも、空中に足場を作ってこちらに向かってくるのを止めない。フレイムとベレゴマが再度突撃していっても、本当に蚊が飛んで来た程度にしか隼は思っていない。
自らを『空色の魔女』でも『サイエンスウィッチ』でもなく、その赤い髪を象徴するように『クリムゾンウィッチ』と名乗って上機嫌だが、どこか狂気を孕んだ表情をしている。
正気を失い、操られるがままウォリアールのトップに立つことを望む隼。
俺達のことも忘れてしまったかのように、フェリアを殺すことに躊躇する様子すらない。
――俺だってもう、黙って見ていることなどできない。
「フロスト博士! 何でもいいから、分かる限りのことを教えてくれ! 俺にできることを――無理矢理でも隼を止められる可能性を、俺に教えてくれ! 頼む!!」
厳しい戦局なのは理解してる。それでも、何かせずにはいられない。
少しでも何かできることを探すため、フロスト博士に土下座してわずかな望みを聞き出さないと気が収まらない。
「俺様、日本人のそーゆー土下座でものを乞うスタイルってーのが嫌いなんだが? それに今どーすればいーかはこっちも分からねーから、言えることなんてねーんだが?」
「本当に何でもいいんだ! さっき言ってたアポカリプスってGT細胞にしたって、あんたも開発思想自体は知ってたんだろ!? それに関することでもいいんだ! 教えてくれ!」
フロスト博士は嫌そうな顔をしてくるが、俺はこうでもしないと気が済まない。
目の前で隼が――ずっと愛していた幼馴染にして今の嫁が狂わされて、夫である俺が何もしないわけにはいかない。
本当に少しでもいい。何か分かるのなら、そこを糸口にして――
「……外部デバイスだ。おそらくはあの魔女への洗脳を維持するため、何かしらの外部デバイスが取り付けられてるだろーよ」
「……え?」
「ど、どうしたんだあいつ……!? お、おい! 隼! 隼んん!!」
ベランダの先から近づいてくるのは、間違いなく隼の姿だ。ただ、その様子は俺が知るものとあまりにかけ離れている。
魔女装束こそ普段と同じ空色の魔女のものだが、最大の特徴とも言える空色の髪ではなく、赤く染まった紅の髪をしている。
こちらへ向かってくる方法にしても、普段のように杖で空を飛んでいるのではない。黒い霧の中に紛れながら、周囲を浮遊する物体に足を置きながらこちらへ歩いてくる。
よく目を凝らせば、隼が足場にしているのは鉄板といった金属物だ。それらが隼の向かう先で道を作るように宙を移動している。
ゆっくりとだが確実にこちらへ迫ってくる隼。だが、俺がどれだけ声を張り上げても反応することはない。
――様子がおかしいなんてレベルじゃない。少なくとも、あれは俺の知る隼じゃない。
「い、一体隼の身に何が……!?」
「……俺様の方で軽く解析してみた。どーにも、あの空色の魔女――もとい『紅の魔女』の周辺に強力な磁場が展開されてるみてーだ。それによって金属を自由自在に浮遊させ、誘導して足場にすることで空中歩行も可能。周辺に見える黒い霧みてーなのも、どーやら砂鉄みてーだな」
「よ、要するに、隼は生体コイルでこれまで以上のパワーを発揮していると? でも、あの様子はとても正気じゃないし、言うなれば――」
「『本人の意志に反して動かされてる』……ってーとこだな。俺様が考察するに、何かしらの外部要因で脳の機能を限界以上に引き出してるってーところか。ただその影響か、正気を失ってるみてーだな。本人の意志なんて関係ねーみてーだし、天鐘が都合よく洗脳したってー見方が妥当か」
俺の疑問に対し、フロスト博士も学者としての知見を述べてくれる。色々と危険な人ではあるが、隼がいないこの場においては誰よりもこういう考察に強い。
片目にかけた測定器のようなものを使って隼の状況を教えてくれるも、いい話は一つもない。要約すると、隼は無理矢理敵に従わされ、強引にその力を引き出されているということだ。
――これだけ聞けば、隼の体が壊れるんじゃないかという心配で息苦しくなってくる。
「まさか天鐘の野郎、GT細胞のアポカリプスを使ったんじゃねーだろーな? あれなら脳機能の限界突破も洗脳も可能だしな」
「な、なんですか、その『アポカリプス』ってのは?」
「俺様も禁忌過ぎて手を出さねーシロモノだ。素人にも分かるよーに言ーなら『廃人になるドーピング』ってーところか?」
「そ、そんなものが隼の身に!? だ、だったら、どうすれば!?」
「それは俺様達が今から考えることだってーの。どっちみち、あっちもフェリア様を狙ってる以上、まずは止めてからの話ってーことか。……フレイム! ベレゴマ! 前方の対象に先行して突撃し、偵察しろ!」
「フオオオォ!」
「合点ばい!」
俺も状況についていけず、フロスト博士の行動を傍で見ていることしかできない。
磁場を使って足場を作る隼は、確実にこちらへと迫っている。本音を言えば、今すぐにでも飛んで行ってその体に抱き着きたい。
だが、今の隼の狙いはフェリアだ。何があったかを完全に理解できずとも、こちらも迎撃しないと危ないことだけは分かる。
フレイムとベレゴマはフロスト博士の命令に従い、それぞれの方法で飛行しながら隼の方へと向かっていく。
「くそ! いくら隼がこっちに襲い掛かってくるからって、俺には迎撃する様子を見てることしかできないのか……!?」
「な、なあ! フロスト! 今の空鳥は正気を失ってるだけなんだろ!? だったら、殺すような真似だけはやめてくれよな!?」
「そーゆー判断は現場がやるもんですな。……それに俺様の計算が正しければ、フレイムとベレゴマじゃー太刀打ちできねーでしょーな」
「え……? フレイムとベレゴマでも無理ってのは……?」
ベランダに残された俺とフェリアにできるのは、隼が無事なまま正気に戻ってくれることだけだ。
一緒にそのことをフロスト博士に願い出るも、その反応はどこか渋い。
決して俺達の意見をないがしろにしているわけでもなく、どちらかと言えば敵として迫る隼の力をある意味評価しているとも言える反応。
軍事工学の権威とも呼ばれるこの人がこんな反応を示すと、ますます嫌な予感がしてくるが――
「ア~? あんた達はフェリアじゃないよネ? こっちの用事はフェリアだけなのヨ。……どっかにぶっ飛んどきナァァア!!」
ギュオォォォン!!
「フオオッ!?」
「こ、これは!? ベーゴマドローンの操作が利かんね!?」
――本当に的中してしまった。向かって行ったフレイムとベレゴマは、隼が軽く片手を払うと、空中で大きく体勢を崩してしまう。
それこそ、周囲を飛び回る虫でも払うようにあっさりとだ。隼はまるで意に介していない。
ベレゴマのベーゴマドローンもフレイムのサイボーグ装備も、俺は実際に隼と共に体感したから分かる。十分な脅威であり、決して二人が弱いわけではない。
――そんな脅威に対しても、今の隼は完全に上を行く力を示している。
「あの魔女が展開してる磁場は、周囲に砂鉄による雲さえも発生させるレベルだ。あの一体の空間を丸ごと我が物とし、天変地異にも匹敵するほどの力。そんなもんが相手となれば、フレイムやベレゴマみてーにマシンスペックで勝負を挑もーにも、磁場の影響で逆にコントロールを失っちまうってーことだ」
「そ、それが分かってるのなら、何か対策はないんですか!?」
「そんな都合のいーもんがあれば、最初から俺様も使ってるってー話だ。だがやっぱ、艦砲射撃ぐれーはしねーと止められそーにねーか」
「そ、そこまでやったら、流石の隼でも命の危険が……!?」
「だーかーらー、俺様がこーして前線で考えてんだろーが」
敵として心情的にやりにくいだけじゃない。純粋に能力の相性も含めて、洗脳強化された隼は強すぎる。
フロスト博士も目を細め、打開策の少なさに難儀しているようだ。
「ニッヒヒヒ~! こいつは面白い力だネェ。この力があればフェリアなんてイチコロだろうし、誰もアタシがウォリアールのトップになることに異論はないだろうサ! 今のアタシを名乗るなら『クリムゾンウィッチ』なんてのが粋かもネェ!」
「じゅ、隼……」
「フレイム、ベレゴマ。そのまま牽制でいーから続けてろ。俺様の方で策を練り直す」
隼はまるで自身の新たな力に酔いしれながらも、空中に足場を作ってこちらに向かってくるのを止めない。フレイムとベレゴマが再度突撃していっても、本当に蚊が飛んで来た程度にしか隼は思っていない。
自らを『空色の魔女』でも『サイエンスウィッチ』でもなく、その赤い髪を象徴するように『クリムゾンウィッチ』と名乗って上機嫌だが、どこか狂気を孕んだ表情をしている。
正気を失い、操られるがままウォリアールのトップに立つことを望む隼。
俺達のことも忘れてしまったかのように、フェリアを殺すことに躊躇する様子すらない。
――俺だってもう、黙って見ていることなどできない。
「フロスト博士! 何でもいいから、分かる限りのことを教えてくれ! 俺にできることを――無理矢理でも隼を止められる可能性を、俺に教えてくれ! 頼む!!」
厳しい戦局なのは理解してる。それでも、何かせずにはいられない。
少しでも何かできることを探すため、フロスト博士に土下座してわずかな望みを聞き出さないと気が収まらない。
「俺様、日本人のそーゆー土下座でものを乞うスタイルってーのが嫌いなんだが? それに今どーすればいーかはこっちも分からねーから、言えることなんてねーんだが?」
「本当に何でもいいんだ! さっき言ってたアポカリプスってGT細胞にしたって、あんたも開発思想自体は知ってたんだろ!? それに関することでもいいんだ! 教えてくれ!」
フロスト博士は嫌そうな顔をしてくるが、俺はこうでもしないと気が済まない。
目の前で隼が――ずっと愛していた幼馴染にして今の嫁が狂わされて、夫である俺が何もしないわけにはいかない。
本当に少しでもいい。何か分かるのなら、そこを糸口にして――
「……外部デバイスだ。おそらくはあの魔女への洗脳を維持するため、何かしらの外部デバイスが取り付けられてるだろーよ」
「……え?」
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