【完結】愛する夫の傍には、いつも女性騎士が侍っている

12歳で婚約し、19歳で王太子妃となったアクセリナ。

幼い頃から憧れていたアンドレアスと結婚したが、巷にはとある噂が流れていた。

「王太子殿下は真に愛する女性がいる」

そう言われるのは、常にひとりの女性騎士を連れ歩いているから。

「ふたりは互いを慈しむように見つめ合っていた」
「妃殿下は運命に引き寄せられたふたりの仲を邪魔する悪女」

一部の心無い者から陰口を囁かれるが、当のアクセリナは何処吹く風。
愛する夫の隣で幸せそうに笑う。

そして件の女性騎士は、寄り添うふたりを優しく細めた目で見守っていた。




※一部内容がR18向けかと思い設定してあります。



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