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溺愛夢中
二度目の初夜
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「改めておめでとう、愛しのカロリーナ」
「ありがとう、エドワード」
誕生日はボアルネ公爵邸でパーティーが執り行われ、そこで改めて求婚をして承諾を得ると言うパフォーマンスも披露し、ふたりの仲睦まじい姿はより多くの人に周知された。
当日はあまりの忙しさにカロリーナが気絶するように眠りについてしまい、翌日の夜、ようやく300年を超える年月を経て結ばれる時を迎えた。
「んっ…エディ…っ」
優しい口付けから始まり徐々に激しいものへと変えていくと、カロリーナは早々に目を蕩けさせて潤ませている。
「愛してるよ、カロリーナ」
その言葉を合図に、全身への口付けと愛撫を施す。
カロリーナは早くも達しそうになりながらも、ひとつひとつの口付けを味わうように感じ取る。
13歳になるまでに開発された体は、エドワードの息遣いだけでも濡れてしまう。
事実、秘所にエドワードが辿り着いた時には、既に蜜口から溢れ出していた。
「凄い…もう入りそうだ」
その光景を見たエドワードは、ぺろりと舌舐めずりをしてからそこへ口付けてまずは啜る。
「あぁんっっ…っ」と嬌声をあげて達したカロリーナに対して笑みがこぼれ、ふっと息を吹き掛けてしまったことで再度達した。
突起を口に含んで指を蜜口に差し込んでみると、まるで待ち受けていたかのようにうねり収縮して奥へ誘われる。
もう挿れても大丈夫そうだ…と解し終わると、手で口を拭ってから覆い被さって深く長く口付けた。
「挿れるよ…」と体を起こし、臍まで反り反る肉棒を掴んで蜜口に宛てるがすぐには挿れず、ちゅる…ちゅる…と擦り付ける。
秘部がひくついて、早く早くと強請る様子をしばし眺め…くちゅっと音をさせて先端を侵入させた。
「んっ…エディ…」
「カロリーナ」
両手を広げるカロリーナ。
それに応じて覆い被さり抱き締めるエドワード。
前世の初夜も同じように抱き締め合って奥へ進んだ。
「奥に挿れるよ…っ、、」
「エディ…っ」
優しく口付けて舌を絡ませながらカロリーナの体の緊張を解し、緩く腰を穿ちながらその瞬間を待つ。
やがて、ふっ…と力が抜けたのを感じた瞬間、一気に腰を突き入れた。
「あっっっっ」
「…っ、、全部入ったよ」
思ったよりも痛があったのかカロリーナの額には汗が滲み、激しい締め付けに耐えているエドワードも汗を滴らせている。
兎にも角にも気持ちいい。
どちらかと言えばエドワードの方が。
「カロリーナ…っ、愛してる、、、っ」
抱き締めたまま腰を振る強さと速度をあげ、迫り来る吐精感に抗おうとする……が、そこは13歳になって間もない少年。
あっっっっ…と思った瞬間にびゅる…びゅるる…っと放出を始めてしまった。
「あっ、あっ、、…っ、、んっ…っ、、」
一度出したら止められない。
やめられない、止まらない…なのである。
一方、放出された側のカロリーナもその熱い飛沫を奥で感じて達していた。
「あっ、、エディ…っ、、イ、…っくっ、、」
一頻り出して「はぁ…っ、はぁ…っ」と荒い息を吐く。
なんともお粗末な初出しに落ち込んでいるが、挿れたままの肉棒はまだまだいけるぜ!と待機中。
ふぅ…と落ち着いてカロリーナを見ると、ポロポロと涙を流していた。
「カロリーナ?」
「エディ…っ、エディっ…エディ…っ」
首に手を回してしがみつくカロリーナをそのまま抱き起こし、啄むようなキスでゆっくりと落ち着かせる。
なぜ泣いているのか、エドワードは分かっていた。
「やっと…っ、、やっ…っと、、」
「カロリーナ…愛してるよ」
ちゅっと口付けてからぎゅぅっと抱き締める。
男に凌辱されて迎えた最期。
そこで終わったままになった性交の感覚。
記憶ではエドワードとの慈しみ合う愛情溢れるものなのに、生々しく甦るのはどうしても最期の感覚だった。
だからこそ、早く早くと焦るようにひとつになりたがったカロリーナ。
それが分かっていながらも、実際に体にかかる負担と…もしかしたらフラッシュバックするかもしれないと言う思いで、ゆっくりと進みたがったエドワード。
「もっとっ…、もっとしてっ、、」
対面の体位で下からの突き上げに善がり、涙と共にこびり付いた心の汚れを流していく。
もう大丈夫…もう大丈夫なんだ…
エドワードの愛情で少しずつ塞がれていた傷が完治に近くなり、悲しみの涙を流していた目に欲情が浮かんでその色を濃くしていく。
「エディ…っ、愛してるっ、、」
「愛してるよ、カロリーナ…っ…」
何度でも君を愛する。
何度でも君に捧げる。
「あっ、、イくっ…っ、イっ、、」
激しい収縮と締め付けに、エドワードは二度目の吐精を奥に放った。
そしてすぐにカロリーナを押し倒して、そのまま律動を続ける。
「まだだ…っ、まだ愛し足りないっ、、」
「エディ…っ、、」
今夜はこのまま眠りについてしまおう。
浄化して服を着たままなら、朝一番に扉を開けるはずのマーサに叱られるだけだ。
そう考えて腰を強く穿ち続け、やがて体力の限界を迎えて奥へ放出したあと、ふたりは疲れきって繋がったまま眠りについた。
そして。
間一髪でマーサの来訪より早く目が覚めたエドワードは、一瞬で浄化して互いの夜着を身につけた。
「ありがとう、エドワード」
誕生日はボアルネ公爵邸でパーティーが執り行われ、そこで改めて求婚をして承諾を得ると言うパフォーマンスも披露し、ふたりの仲睦まじい姿はより多くの人に周知された。
当日はあまりの忙しさにカロリーナが気絶するように眠りについてしまい、翌日の夜、ようやく300年を超える年月を経て結ばれる時を迎えた。
「んっ…エディ…っ」
優しい口付けから始まり徐々に激しいものへと変えていくと、カロリーナは早々に目を蕩けさせて潤ませている。
「愛してるよ、カロリーナ」
その言葉を合図に、全身への口付けと愛撫を施す。
カロリーナは早くも達しそうになりながらも、ひとつひとつの口付けを味わうように感じ取る。
13歳になるまでに開発された体は、エドワードの息遣いだけでも濡れてしまう。
事実、秘所にエドワードが辿り着いた時には、既に蜜口から溢れ出していた。
「凄い…もう入りそうだ」
その光景を見たエドワードは、ぺろりと舌舐めずりをしてからそこへ口付けてまずは啜る。
「あぁんっっ…っ」と嬌声をあげて達したカロリーナに対して笑みがこぼれ、ふっと息を吹き掛けてしまったことで再度達した。
突起を口に含んで指を蜜口に差し込んでみると、まるで待ち受けていたかのようにうねり収縮して奥へ誘われる。
もう挿れても大丈夫そうだ…と解し終わると、手で口を拭ってから覆い被さって深く長く口付けた。
「挿れるよ…」と体を起こし、臍まで反り反る肉棒を掴んで蜜口に宛てるがすぐには挿れず、ちゅる…ちゅる…と擦り付ける。
秘部がひくついて、早く早くと強請る様子をしばし眺め…くちゅっと音をさせて先端を侵入させた。
「んっ…エディ…」
「カロリーナ」
両手を広げるカロリーナ。
それに応じて覆い被さり抱き締めるエドワード。
前世の初夜も同じように抱き締め合って奥へ進んだ。
「奥に挿れるよ…っ、、」
「エディ…っ」
優しく口付けて舌を絡ませながらカロリーナの体の緊張を解し、緩く腰を穿ちながらその瞬間を待つ。
やがて、ふっ…と力が抜けたのを感じた瞬間、一気に腰を突き入れた。
「あっっっっ」
「…っ、、全部入ったよ」
思ったよりも痛があったのかカロリーナの額には汗が滲み、激しい締め付けに耐えているエドワードも汗を滴らせている。
兎にも角にも気持ちいい。
どちらかと言えばエドワードの方が。
「カロリーナ…っ、愛してる、、、っ」
抱き締めたまま腰を振る強さと速度をあげ、迫り来る吐精感に抗おうとする……が、そこは13歳になって間もない少年。
あっっっっ…と思った瞬間にびゅる…びゅるる…っと放出を始めてしまった。
「あっ、あっ、、…っ、、んっ…っ、、」
一度出したら止められない。
やめられない、止まらない…なのである。
一方、放出された側のカロリーナもその熱い飛沫を奥で感じて達していた。
「あっ、、エディ…っ、、イ、…っくっ、、」
一頻り出して「はぁ…っ、はぁ…っ」と荒い息を吐く。
なんともお粗末な初出しに落ち込んでいるが、挿れたままの肉棒はまだまだいけるぜ!と待機中。
ふぅ…と落ち着いてカロリーナを見ると、ポロポロと涙を流していた。
「カロリーナ?」
「エディ…っ、エディっ…エディ…っ」
首に手を回してしがみつくカロリーナをそのまま抱き起こし、啄むようなキスでゆっくりと落ち着かせる。
なぜ泣いているのか、エドワードは分かっていた。
「やっと…っ、、やっ…っと、、」
「カロリーナ…愛してるよ」
ちゅっと口付けてからぎゅぅっと抱き締める。
男に凌辱されて迎えた最期。
そこで終わったままになった性交の感覚。
記憶ではエドワードとの慈しみ合う愛情溢れるものなのに、生々しく甦るのはどうしても最期の感覚だった。
だからこそ、早く早くと焦るようにひとつになりたがったカロリーナ。
それが分かっていながらも、実際に体にかかる負担と…もしかしたらフラッシュバックするかもしれないと言う思いで、ゆっくりと進みたがったエドワード。
「もっとっ…、もっとしてっ、、」
対面の体位で下からの突き上げに善がり、涙と共にこびり付いた心の汚れを流していく。
もう大丈夫…もう大丈夫なんだ…
エドワードの愛情で少しずつ塞がれていた傷が完治に近くなり、悲しみの涙を流していた目に欲情が浮かんでその色を濃くしていく。
「エディ…っ、愛してるっ、、」
「愛してるよ、カロリーナ…っ…」
何度でも君を愛する。
何度でも君に捧げる。
「あっ、、イくっ…っ、イっ、、」
激しい収縮と締め付けに、エドワードは二度目の吐精を奥に放った。
そしてすぐにカロリーナを押し倒して、そのまま律動を続ける。
「まだだ…っ、まだ愛し足りないっ、、」
「エディ…っ、、」
今夜はこのまま眠りについてしまおう。
浄化して服を着たままなら、朝一番に扉を開けるはずのマーサに叱られるだけだ。
そう考えて腰を強く穿ち続け、やがて体力の限界を迎えて奥へ放出したあと、ふたりは疲れきって繋がったまま眠りについた。
そして。
間一髪でマーサの来訪より早く目が覚めたエドワードは、一瞬で浄化して互いの夜着を身につけた。
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