口調がアレな堅物令嬢はどんな時でも男前である〜婚約者が連れて来た恋人は男でした〜

二人で一つだと思っていた。

生まれた時からの婚約者であった二人は常に一緒であったが十五歳になり其々違う学校に行く事になった。それから五年、ようやく大学校を卒業したマードックが帰って来る、懐かしさを胸にセレーニアはロリス伯爵家へと向かう。だが屋敷に着いて直ぐ

「お互いの為に婚約破棄をして欲しい」

彼にそう言われたのだ。
理由は…
彼が男色になってしまったからだ。

「実に面白いじゃないか」

そう言い放つセレーニア。

「貴方が本当に必要とするのは私と彼どちらなのか…」

彼女が提案したのはロリス伯爵家まで着いて来たマードックの恋人のアルバードと対決する申し出だった。

大森林での脅威の魔獣との激戦を経て最後、二人で一つだと願い続けたセレーニアの達の結末は…

⚠︎戦闘シーンに架空の銃刀による暴力表現有り・触手表現が苦手な方はご注意お願いします(エロくはありません)

完結済全5話  
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