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敵対者
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放課後のチャイムが1日の終わりを告げる。今日もあっという間に1日が終わる。結局朝の手紙には”体育館裏に来い”としか書かれていなかった。
(これじゃ恋文というよりは脅迫状だよな。まぁ断るのも癪だから行ってみるか)
そう思い。体育館裏に向かおうとすると珍しく姫条に引き止められた。
「ちょっと、今日の飼育委員どうするの?」
「悪い姫条、ちょっと遅れる。」
「そう、じゃあ先行ってるわね。でも来なかったら明日は1人でやってもらうからね。」
「手厳しいなぁ。」
そういうと姫条は足早に去ってしまった。少しだが姫条の表情が柔らかくなった気がする。前までだったら引き止めることすらせず、1人で行っちゃうもんな。
(まぁ少しは姫条と打ち解けられたってことなのかな)
そう、思いつつ体育館裏に向かった。
~体育館裏~
そこには1人の女の子がいた
「お前が黄泉嶋悟か!!!」
その女の子からは圧倒的な敵意を感じた。鋭く尖る牙のようなもの、今にも食い千切らんとする目、真の英雄は眼で殺すという言葉もあるそうだが、眼前にあるのは正にその言葉通りである。
「そ、そうだけど。君がこの手紙出したの?」
「そうだ、私は相模舞、貴様から姫条さんを守る者の名だ!」
俺は少しの間、思考をして相模舞に対しこう言った
「は?」
(これじゃ恋文というよりは脅迫状だよな。まぁ断るのも癪だから行ってみるか)
そう思い。体育館裏に向かおうとすると珍しく姫条に引き止められた。
「ちょっと、今日の飼育委員どうするの?」
「悪い姫条、ちょっと遅れる。」
「そう、じゃあ先行ってるわね。でも来なかったら明日は1人でやってもらうからね。」
「手厳しいなぁ。」
そういうと姫条は足早に去ってしまった。少しだが姫条の表情が柔らかくなった気がする。前までだったら引き止めることすらせず、1人で行っちゃうもんな。
(まぁ少しは姫条と打ち解けられたってことなのかな)
そう、思いつつ体育館裏に向かった。
~体育館裏~
そこには1人の女の子がいた
「お前が黄泉嶋悟か!!!」
その女の子からは圧倒的な敵意を感じた。鋭く尖る牙のようなもの、今にも食い千切らんとする目、真の英雄は眼で殺すという言葉もあるそうだが、眼前にあるのは正にその言葉通りである。
「そ、そうだけど。君がこの手紙出したの?」
「そうだ、私は相模舞、貴様から姫条さんを守る者の名だ!」
俺は少しの間、思考をして相模舞に対しこう言った
「は?」
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