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第一章 居候、始めます
第七話 口は災いの元
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北門で無双した美人エルフは門を通過した後の混雑から解放されると、その場で振り返り俺を見た。
「ようこそ、ダンジョン都市【ポット】へ」
と、満面の笑みで言った。
「一度やってみたかったのよねぇ」
「……」
「おい、行くぞ」
返答に困っていると、マッチョエルフが歩みを進めるように促してきた。
というか、今までどこにいたんだ?
あの無双劇の最中、完全に気配を消して放置していただろ。
「一人でギルドまで行ける? 一緒に行こうか?」
「大丈夫です。道を真っ直ぐ進めば着くのですよね?」
「そうよ。でも夕方だと酔っ払いもいるだろうから心配だわ」
「酔っ払いの相手は慣れているので大丈夫です」
「むぅ……そう? それなら我慢しようかしら。また会えるものね」
「……えぇ」
「じゃあまたね」
「気をつけろ」
「はい。ありがとうございました」
二人のおかげで服と靴を手に入れ、代価として渡した猪のお釣りとして入町税とギルド登録費用に宿泊費も手に入れた。
それに明るい内にギルドに行けるのは、美人エルフが北門で無双してくれたおかげだ。しっかり感謝しなくては人間じゃない。
ゆえに、一礼してからギルドに向かうのだった。
◆ ◆ ◆
一方、美人エルフが無双した北門では小さな問題が発生していた。
「隊長っ! 何故、あの者たちを通したのですかっ!?」
「あの者たち? 誰のことだ?」
「先ほどのエルフたちですよっ! 納得のいく説明をお願いしますっ」
美人エルフに対する贔屓とも取れる対応が気に入らない若い衛兵が、衛兵隊長の執務室で声を荒げていた。
「エルフ? この町は東部なんだぞ。エルフなんてたくさんいるだろ。一々覚えているわけがない」
「私の口を塞いでまで通したエルフのことですよっ」
「あぁー、そういえばそんなこともあったな」
「そんなこともあったって……あんなことが許されるのですかっ!?」
「許されるに決まってる。もっと感謝してくれてもいいと思うが、どうやら君は違うらしい」
「なっ! 何を感謝しろとっ!?」
「君が生きていることをだよ? 今、私の部屋で怒鳴ることができているのは、君が生きているからこそできているのは理解しているかな?」
「何を、言っているのですか……?」
そもそもエルフの二人は通過を許可されていた。
問題は子供の問答を邪魔したことで、公務を妨害するものを入町させるのは拙いと判断しただけだ。
訓練通りの任務を上司に妨害されたから、その上司に理由を説明してもらおうと部屋に来た。
それなのに、いつの間にか自分の生死について話し始めたことに混乱が隠せないでいた。
「だから、私が仲裁していなかったら、君は今頃棺桶の中だったってことだよ。まぁ棺桶の中身は空だろうけど」
「は、反乱罪ではないですかっ!」
「これだから騎士学園上がりのお坊ちゃんは……。はぁ……」
「何が言いたいんですかっ!?」
「無能だって言いたいが我慢しているよ。大人だからね」
「言ってますよっ」
「おっと、公式じゃなくて助かった」
肩をすくめて煽る上司に腸が煮えくり返るが、自分こそ大人だと言い聞かせ我慢する。
「失言のお詫びに助言を贈ろう。まぁ頭がパーじゃなければ言うまでもないことだが」
「誰がっ──「まぁまぁ、落ち着いて。そこに掛け給え」」
「結構ですっ」
「まぁ好きにすると良い。勝手に聞いてくれ。まず、君たちは不審者を町に入れないために門で審査をしている。当然、場所は門の外だ。君も門の外にいる。門の外は基本的に個人の判断に委ねられ、冒険者はギルドの方針に従うだろう。ここまでは学園で習ったと思う」
「……だからなんです?」
「わからないかな? 衛兵の服を来た賊は存在するんだぞ?」
「知ってます」
「ここまで言ってわからないのかね? 君は研修をやり直さなきゃね。つまりだ、君が殺されても美人のエルフと子供を誘拐する賊を、冒険者が処分しただけという結果だけが残り、誰も反乱罪なんて言わないんだよ」
「そんな馬鹿なっ! ありえないっ!」
「ありえるんだ。この町というか、東部においては君の信用度よりも彼女の信用度の方が上だから、誰も君の味方をしないと思うぞ」
貴族として歩んできた人生において信用度が根無し草の冒険者以下というのは、貴族出身の自分にとっては侮辱以外の何物でもなかった。
これには堪らず声を荒げ、異を唱えた。
「私は歴とした貴族ですっ! 冒険者なんかに劣りませんっ!」
「貴族ねぇ。貴族は縦社会だろ? 騎士学園でも習ったと思うけど、軍隊に『私』はいらない。上官の命令に反抗することは許されていないし、反抗した場合は罰則もある。納得させるために説明する必要もなく、学園のように一々教える必要もない。理解したか?」
「でしたらっ、隊長の上司の子爵閣下に報告しますっ」
「好きにしろ。命の恩人に仇を返す無礼者は二度と助けないからな」
「えぇ、構いませんともっ! 私も不正を働く上司に助けてもらったとは思っていませんからっ!」
「おぉ不正とは? 私の利益は何だね?」
「ふんっ! どうせ色香に惑わされたのでしょうっ!?」
「──その言葉、死ぬ間際に思い出すんだな」
終始ふざけた態度だった隊長が、いきなり雰囲気ごと豹変した。これは事実かと思って追及しようとするも、部屋の外の雰囲気が変わったことに気づく。
侵入者を疑うも、隊長の指示によって雰囲気の正体が判明した。
「おいっ! こいつを営倉にぶち込めっ!」
「「はっ」」
入口を警備していた衛兵たちと、野次馬たちによる自分への敵意が殺伐とした雰囲気の正体だった。
中には自分に向けて殺気を放っている者もおり、周囲の者に止められている。
「貴様も色香に惑わされた者か?」
異常な雰囲気に混乱し言ってしまった言葉は、正直なところ自分でも分かるくらいの精一杯の虚勢だった。
しかし、言われた相手には関係ない。
間違いなく状況が変わる言葉だった。
それも悪い方に。
自分でも何故かわからない。
でも笑ってしまったのだ。
「ははっ──ゴッ」
それ以降の記憶はあやふやで、自分が殴られている音や静止を呼びかける者の声に、振りほどく者の怒号が耳を支配していた。
視覚は初撃以降光が明滅していて、上手く機能していないようだ。
そんな中、隊長の呟きがやけにはっきり聞こえた。
「なんて報告しよう……はぁ」
私が何をしたというのだろうか。
私は何故殴られているのだろうか。
私はどうなるのだろうか。
私は……。
私は……。
◆ ◆ ◆
「ようこそ、ダンジョン都市【ポット】へ」
と、満面の笑みで言った。
「一度やってみたかったのよねぇ」
「……」
「おい、行くぞ」
返答に困っていると、マッチョエルフが歩みを進めるように促してきた。
というか、今までどこにいたんだ?
あの無双劇の最中、完全に気配を消して放置していただろ。
「一人でギルドまで行ける? 一緒に行こうか?」
「大丈夫です。道を真っ直ぐ進めば着くのですよね?」
「そうよ。でも夕方だと酔っ払いもいるだろうから心配だわ」
「酔っ払いの相手は慣れているので大丈夫です」
「むぅ……そう? それなら我慢しようかしら。また会えるものね」
「……えぇ」
「じゃあまたね」
「気をつけろ」
「はい。ありがとうございました」
二人のおかげで服と靴を手に入れ、代価として渡した猪のお釣りとして入町税とギルド登録費用に宿泊費も手に入れた。
それに明るい内にギルドに行けるのは、美人エルフが北門で無双してくれたおかげだ。しっかり感謝しなくては人間じゃない。
ゆえに、一礼してからギルドに向かうのだった。
◆ ◆ ◆
一方、美人エルフが無双した北門では小さな問題が発生していた。
「隊長っ! 何故、あの者たちを通したのですかっ!?」
「あの者たち? 誰のことだ?」
「先ほどのエルフたちですよっ! 納得のいく説明をお願いしますっ」
美人エルフに対する贔屓とも取れる対応が気に入らない若い衛兵が、衛兵隊長の執務室で声を荒げていた。
「エルフ? この町は東部なんだぞ。エルフなんてたくさんいるだろ。一々覚えているわけがない」
「私の口を塞いでまで通したエルフのことですよっ」
「あぁー、そういえばそんなこともあったな」
「そんなこともあったって……あんなことが許されるのですかっ!?」
「許されるに決まってる。もっと感謝してくれてもいいと思うが、どうやら君は違うらしい」
「なっ! 何を感謝しろとっ!?」
「君が生きていることをだよ? 今、私の部屋で怒鳴ることができているのは、君が生きているからこそできているのは理解しているかな?」
「何を、言っているのですか……?」
そもそもエルフの二人は通過を許可されていた。
問題は子供の問答を邪魔したことで、公務を妨害するものを入町させるのは拙いと判断しただけだ。
訓練通りの任務を上司に妨害されたから、その上司に理由を説明してもらおうと部屋に来た。
それなのに、いつの間にか自分の生死について話し始めたことに混乱が隠せないでいた。
「だから、私が仲裁していなかったら、君は今頃棺桶の中だったってことだよ。まぁ棺桶の中身は空だろうけど」
「は、反乱罪ではないですかっ!」
「これだから騎士学園上がりのお坊ちゃんは……。はぁ……」
「何が言いたいんですかっ!?」
「無能だって言いたいが我慢しているよ。大人だからね」
「言ってますよっ」
「おっと、公式じゃなくて助かった」
肩をすくめて煽る上司に腸が煮えくり返るが、自分こそ大人だと言い聞かせ我慢する。
「失言のお詫びに助言を贈ろう。まぁ頭がパーじゃなければ言うまでもないことだが」
「誰がっ──「まぁまぁ、落ち着いて。そこに掛け給え」」
「結構ですっ」
「まぁ好きにすると良い。勝手に聞いてくれ。まず、君たちは不審者を町に入れないために門で審査をしている。当然、場所は門の外だ。君も門の外にいる。門の外は基本的に個人の判断に委ねられ、冒険者はギルドの方針に従うだろう。ここまでは学園で習ったと思う」
「……だからなんです?」
「わからないかな? 衛兵の服を来た賊は存在するんだぞ?」
「知ってます」
「ここまで言ってわからないのかね? 君は研修をやり直さなきゃね。つまりだ、君が殺されても美人のエルフと子供を誘拐する賊を、冒険者が処分しただけという結果だけが残り、誰も反乱罪なんて言わないんだよ」
「そんな馬鹿なっ! ありえないっ!」
「ありえるんだ。この町というか、東部においては君の信用度よりも彼女の信用度の方が上だから、誰も君の味方をしないと思うぞ」
貴族として歩んできた人生において信用度が根無し草の冒険者以下というのは、貴族出身の自分にとっては侮辱以外の何物でもなかった。
これには堪らず声を荒げ、異を唱えた。
「私は歴とした貴族ですっ! 冒険者なんかに劣りませんっ!」
「貴族ねぇ。貴族は縦社会だろ? 騎士学園でも習ったと思うけど、軍隊に『私』はいらない。上官の命令に反抗することは許されていないし、反抗した場合は罰則もある。納得させるために説明する必要もなく、学園のように一々教える必要もない。理解したか?」
「でしたらっ、隊長の上司の子爵閣下に報告しますっ」
「好きにしろ。命の恩人に仇を返す無礼者は二度と助けないからな」
「えぇ、構いませんともっ! 私も不正を働く上司に助けてもらったとは思っていませんからっ!」
「おぉ不正とは? 私の利益は何だね?」
「ふんっ! どうせ色香に惑わされたのでしょうっ!?」
「──その言葉、死ぬ間際に思い出すんだな」
終始ふざけた態度だった隊長が、いきなり雰囲気ごと豹変した。これは事実かと思って追及しようとするも、部屋の外の雰囲気が変わったことに気づく。
侵入者を疑うも、隊長の指示によって雰囲気の正体が判明した。
「おいっ! こいつを営倉にぶち込めっ!」
「「はっ」」
入口を警備していた衛兵たちと、野次馬たちによる自分への敵意が殺伐とした雰囲気の正体だった。
中には自分に向けて殺気を放っている者もおり、周囲の者に止められている。
「貴様も色香に惑わされた者か?」
異常な雰囲気に混乱し言ってしまった言葉は、正直なところ自分でも分かるくらいの精一杯の虚勢だった。
しかし、言われた相手には関係ない。
間違いなく状況が変わる言葉だった。
それも悪い方に。
自分でも何故かわからない。
でも笑ってしまったのだ。
「ははっ──ゴッ」
それ以降の記憶はあやふやで、自分が殴られている音や静止を呼びかける者の声に、振りほどく者の怒号が耳を支配していた。
視覚は初撃以降光が明滅していて、上手く機能していないようだ。
そんな中、隊長の呟きがやけにはっきり聞こえた。
「なんて報告しよう……はぁ」
私が何をしたというのだろうか。
私は何故殴られているのだろうか。
私はどうなるのだろうか。
私は……。
私は……。
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