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本日珍しく2回目の更新です。
背後注意の内容となっています。前回に引き続き、葵×七瀬
ちなみに明日、2月24日は七瀬のお誕生日です!おめでとう、七瀬!
そんなわけで明日は日付けが変わったくらいから七瀬のお誕生日のお祝いをTwitterでします。
各攻めからのメッセージや七瀬のメッセージを公開予定なので良かったら遊びにきてくださいね~
春花菜(@konpeitoukensi)
✴✴✴
「ちょっと腰の下に枕入れるから……よいっしょ、と……苦しくないか?」
「大丈夫だ」
寝ている身体の下に、葵がバスタオルや枕の準備をしてくれた。
エロいことをする為の準備だと思うと、いたたまれないやら恥ずかしいやら色んな気持ちが頭の中をぐるぐるとするけれど、そんな俺とは反対に下半身がムクムクと成長する。
……期待してしまうようにドキドキする。
葵は寝落ちしてもいいように、身体に負担がないようにって、寝てていいって言ってくれたけど、なんだかすごくソワソワした。
「ズボン脱がすから」
「わ、悪い……」
「なんで謝んの。もしかしてちょっと緊張してる?」
「ちょっとだけ」
「かわい。俺に任せといてくれたら大丈夫だから……七瀬はただ気持ちよくなって?」
「……っ、」
葵にいつもの“ナナ”じゃなくて、“七瀬”と呼ばれてちんこがピクッと反応してしまう。
俺のそんな様子に気がついたのか、葵は色っぽくフッと微笑んでから、俺のズボンと下着をずらした。
「すげー勃ってんね。えっろ……。今日は片付けしやすいようにゴムつけるぞ」
「ゴム……」
「そ。別にベッドを七瀬の精液でぐっちょぐちょにしてくれても、俺はいいけど、七瀬が気持ちよく眠れるようにな」
「……っ、ぐっちょぐちょって……」
「ん~?七瀬がいっぱいイってもいいように……それに、七瀬ってカウパーすげー出るじゃん?エロくてすげー好きだけど」
「……そ、それは……だって、きもちいい、から……」
「……かわい。気持ちいいもんな。まだ触ってないのに、気持ちいいこと考えてもうぬるぬるだし」
そう言うと、葵は意識させるようにちんこに指をつぅーっ、と滑らせた。
はっ、と息をこぼすと、葵は意地悪く笑う。
「かわい」
「……っ」
「ごめんごめん。病人相手に意地悪しないって」
おどけるように葵はそう言うと、器用に俺のちんこへとコンドームを被せた。
本当にこの間まで童貞だったのが信じられないくらいの手際の良さだ。
「よし、準備完了っと。尻の方も、ローションつきのゴムがあったから今日はそっちを使うな……じゃあ、七瀬。気持ちよくなろっか」
「……ぁ、……ひぁっ、………!」
葵はちんこを握るとゆっくりと手を上下させた。
ビクビクッと身体を震わせると、葵は目を細めて笑ってから、ローションつきらしいゴムを指につけて尻孔へと触れる。
思わず尻をキュッすると、ひだの数でも数えるかのようにゆっくりとゆっくりと尻孔をくるくると指で弄んだ。
「挿れるぞ」
「……っ、ふ………ぁ、……ひっ、あっ……!」
葵の宣言通りに身体が開かれていく。
思わず息を止めると、ちんこへ刺激が強くなって、思わず大きく喘いだ。
「あっ、ぁ……っ、あっ……あお、い……激し……っ、あっ………!」
「そうそう、ちゃんと息して。受け入れて……すぐ気持ちよくなるから」
「んっ、あっ……あっ……はぁ……っ、……!」
気持ちいい……っ、きもちいい……!
葵の強すぎる手の動きに思わず、足のつま先が伸びる。
葵の腕に手を伸ばすと、葵は微笑んでから頬にそっとキスを落とした。
「あ、ほっぺたもキスしちゃだめだっけ」
「あっ、ぁ……それは、い、いい……っ、ふっ、ぁ……っ、……!」
「良かった。七瀬、気持ちいい?俺の腕掴んでてもいいから」
「うんっ、……うん……っ、ぁ……そこ、ぁ……グリグリ、あっ、あ……!」
「ここ、七瀬の好きなところ……指、吸い付くみたいにキュウキュウ締め付けてくる……かわい」
「んっ、あっ、そこ……あっ、きもち、いい……あっ、あ………!」
葵に与えられる快感のままに喘ぐ。
酸素が足りない。
頭が働かない。
気持ちよくてたまらない。
気持ちいい、きもちいい……っ、もう、イきそう……っ!
「あおっ、あおい……っ、イきそ、気持ちいい……っ、あっ、もうっ、あっ、やっ、あっ、あっ、あああ、あああ………っ、………!」
目の前がチカチカとして、真っ白になる。
息が止まって、酸素がうまく吸えない。
グッと葵の腕に指を食い込ますと、葵は微笑んで頬へとキスを落とした気がした。
それが、まるでスローモーションのようで、長い時間そうしていた気がする。
「……っ、……は、ぁ……!はぁ、はぁ……っ、はぁはぁ……」
ようやく息が吸えて、貪欲に胸を上下させると、全身の血液がドッと流れるように熱くなった。
はぁはぁはぁはぁ……やば、気持ちよかった……っ、………
あ………落ちる…………
さっきまでふわふわしていたような気がしていたのに、今度はベッドに沈むように身体が重くなる。
目の前がぼやっと暗くなってきて、そのまま重い瞼を抗うことも出来ずに俺は閉じたのだった。
背後注意の内容となっています。前回に引き続き、葵×七瀬
ちなみに明日、2月24日は七瀬のお誕生日です!おめでとう、七瀬!
そんなわけで明日は日付けが変わったくらいから七瀬のお誕生日のお祝いをTwitterでします。
各攻めからのメッセージや七瀬のメッセージを公開予定なので良かったら遊びにきてくださいね~
春花菜(@konpeitoukensi)
✴✴✴
「ちょっと腰の下に枕入れるから……よいっしょ、と……苦しくないか?」
「大丈夫だ」
寝ている身体の下に、葵がバスタオルや枕の準備をしてくれた。
エロいことをする為の準備だと思うと、いたたまれないやら恥ずかしいやら色んな気持ちが頭の中をぐるぐるとするけれど、そんな俺とは反対に下半身がムクムクと成長する。
……期待してしまうようにドキドキする。
葵は寝落ちしてもいいように、身体に負担がないようにって、寝てていいって言ってくれたけど、なんだかすごくソワソワした。
「ズボン脱がすから」
「わ、悪い……」
「なんで謝んの。もしかしてちょっと緊張してる?」
「ちょっとだけ」
「かわい。俺に任せといてくれたら大丈夫だから……七瀬はただ気持ちよくなって?」
「……っ、」
葵にいつもの“ナナ”じゃなくて、“七瀬”と呼ばれてちんこがピクッと反応してしまう。
俺のそんな様子に気がついたのか、葵は色っぽくフッと微笑んでから、俺のズボンと下着をずらした。
「すげー勃ってんね。えっろ……。今日は片付けしやすいようにゴムつけるぞ」
「ゴム……」
「そ。別にベッドを七瀬の精液でぐっちょぐちょにしてくれても、俺はいいけど、七瀬が気持ちよく眠れるようにな」
「……っ、ぐっちょぐちょって……」
「ん~?七瀬がいっぱいイってもいいように……それに、七瀬ってカウパーすげー出るじゃん?エロくてすげー好きだけど」
「……そ、それは……だって、きもちいい、から……」
「……かわい。気持ちいいもんな。まだ触ってないのに、気持ちいいこと考えてもうぬるぬるだし」
そう言うと、葵は意識させるようにちんこに指をつぅーっ、と滑らせた。
はっ、と息をこぼすと、葵は意地悪く笑う。
「かわい」
「……っ」
「ごめんごめん。病人相手に意地悪しないって」
おどけるように葵はそう言うと、器用に俺のちんこへとコンドームを被せた。
本当にこの間まで童貞だったのが信じられないくらいの手際の良さだ。
「よし、準備完了っと。尻の方も、ローションつきのゴムがあったから今日はそっちを使うな……じゃあ、七瀬。気持ちよくなろっか」
「……ぁ、……ひぁっ、………!」
葵はちんこを握るとゆっくりと手を上下させた。
ビクビクッと身体を震わせると、葵は目を細めて笑ってから、ローションつきらしいゴムを指につけて尻孔へと触れる。
思わず尻をキュッすると、ひだの数でも数えるかのようにゆっくりとゆっくりと尻孔をくるくると指で弄んだ。
「挿れるぞ」
「……っ、ふ………ぁ、……ひっ、あっ……!」
葵の宣言通りに身体が開かれていく。
思わず息を止めると、ちんこへ刺激が強くなって、思わず大きく喘いだ。
「あっ、ぁ……っ、あっ……あお、い……激し……っ、あっ………!」
「そうそう、ちゃんと息して。受け入れて……すぐ気持ちよくなるから」
「んっ、あっ……あっ……はぁ……っ、……!」
気持ちいい……っ、きもちいい……!
葵の強すぎる手の動きに思わず、足のつま先が伸びる。
葵の腕に手を伸ばすと、葵は微笑んでから頬にそっとキスを落とした。
「あ、ほっぺたもキスしちゃだめだっけ」
「あっ、ぁ……それは、い、いい……っ、ふっ、ぁ……っ、……!」
「良かった。七瀬、気持ちいい?俺の腕掴んでてもいいから」
「うんっ、……うん……っ、ぁ……そこ、ぁ……グリグリ、あっ、あ……!」
「ここ、七瀬の好きなところ……指、吸い付くみたいにキュウキュウ締め付けてくる……かわい」
「んっ、あっ、そこ……あっ、きもち、いい……あっ、あ………!」
葵に与えられる快感のままに喘ぐ。
酸素が足りない。
頭が働かない。
気持ちよくてたまらない。
気持ちいい、きもちいい……っ、もう、イきそう……っ!
「あおっ、あおい……っ、イきそ、気持ちいい……っ、あっ、もうっ、あっ、やっ、あっ、あっ、あああ、あああ………っ、………!」
目の前がチカチカとして、真っ白になる。
息が止まって、酸素がうまく吸えない。
グッと葵の腕に指を食い込ますと、葵は微笑んで頬へとキスを落とした気がした。
それが、まるでスローモーションのようで、長い時間そうしていた気がする。
「……っ、……は、ぁ……!はぁ、はぁ……っ、はぁはぁ……」
ようやく息が吸えて、貪欲に胸を上下させると、全身の血液がドッと流れるように熱くなった。
はぁはぁはぁはぁ……やば、気持ちよかった……っ、………
あ………落ちる…………
さっきまでふわふわしていたような気がしていたのに、今度はベッドに沈むように身体が重くなる。
目の前がぼやっと暗くなってきて、そのまま重い瞼を抗うことも出来ずに俺は閉じたのだった。
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