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第2章

事件の翌日

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 萬常在いや、萬が起こした事件は萬常在の家族や侍女らを処刑し閣喜様の死は病死として世間に公表された。

 (まぁ、それが当然だ。閣喜様は元々生まれつき体が弱い御方で20年は生きれないだろうとも言われていたし、民からも閣喜様を心配する声が上がっていた。)
私は、ご飯を食っていると深淵がきた。
「ねぇ、玉林。夏妃かひは?」
「夏妃は、侍女たちは疑いがあるため全員処刑され夏妃自身は3ヶ月間謹慎となりました。」
「なるほどね…。今回の事件の目的は郭嘉様を殺害することだったのね。」
「ええ、そうです。郭嘉様が死ねば自分の子が次の皇帝になりますしね。」
「はぁ、妃たちの寵愛争いと皇位継承争いとかって、皇宮もろくなもんじゃないね。」
「だね…。」
「現在、陛下の寵愛は皇后が一身に受けているけど次は誰が寵愛を受けるんだろうね。」
「確かに…。」
「今の皇太子は、郭嘉様だけど郭嘉様が急死すへば別の御子になるわね。」
「そうですね…。」
「あら、そうだわ。玉林。団長から伝言を預かってるんです。」
「今日の夕方団長室に来て欲しいと。」
「ありがとう!深淵!」

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あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします🙏



今年は、少し更新が遅れる時があるかもしれません。が、把握よろしくお願いします(*^^*)
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