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皇后の女官として

皇宮の謎(??side)

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とある、皇宮の部屋にて。
「ほう、皇后に面白い侍女が。」
「はい。」
「どんな侍女だ?」
「はい、玉林という。」
「ほう?」
「そうだ、後宮の様子はどうだ?」
「そうですね。もうそろそろ、やつがあらわれるかと。」
「やつか…。」
「はい。」
「どうします?」
「ふん。なら、娘の息をとめればいい。」
「なるほど。わかりました。」
「では、失礼します。」
「ああ。」
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