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第2章 街に出てみよう

57話EXTRA 覚悟

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 新三郎さんの日記を解読し何日か経った後の夜。

 僕はユニさんとベッドの上で向き合って座っていた。

 くつろいだ様子のユニさんと違って、僕は久しぶりの正座である。

「珍しいですね、ハルが自分から順番を変えてくるなんて」

 そう、本当は今日の夜に一緒にいる予定だったのはメファートくんだったけど、無理言って代わってもらった。

 恋人たちの都合で順番が変わることはたまにあったけど、僕のわがままで変えてもらったのは初めてだ。

「きょ、今日はユニさんにお願いしたいことがあって……」

 ものすごい緊張する……。

「お願いですか?
 ははーん、私のチンポが恋しくなっちゃったんですね」

 嬉しそうにしながら、ちょっと下品に茶化すユニさん。

 それもある意味で合ってるんだけど……。

「あ、あのっ!
 今日は、ユニさんに僕のものになってほしくて呼びましたっ!」

 恥ずかしさを我慢するために、わざと勢いをつけて言い切る。

 今まで何度も散々やることやっているのに、恥ずかしくてユニさんの顔が見れない。

「え?改めて言わなくったって、私はハルのものですよ?」

 なに当然のこと言ってるんだって、ちょっと呆気にとられたような声で言うユニさん。

 すごい嬉しい。

 でも、今日言いたいのはそういうことではなくて……。

「あの、いや、その、あの、そうじゃなくて……」

 きちんと伝えなきゃ伝わらないのは分かってるんだけど、恥ずかしくて口に出せない。

「…………あ」

 不思議そうな顔で僕の顔を見ていたユニさんが、何かに気づいたような声を上げたあとワタワタと身だしなみを気にし始める。

 伝わった。

 と言うか、伝わってしまった。

 な、情けない。

 もっとかっこよく行きたいのに……。

 そんな事を考えている僕の前で、ユニさんが正座になると三つ指を突いて頭を下げる。

「わ、私もハルのものになりたいです。
 よろしくお願いします」

「こ、こちらこそ、よろしくお願いします……いたっ!?」

「っ!?」

 慌てて頭を下げたせいで、目測を誤ってユニさんの頭と頭がぶつかってしまった。

 なにやってるんだろう……。

 目の前には、僕と同じく痛そうに頭を押さえるユニさんの顔。

 2人で顔を見合わせて苦笑し合う。

 僕たちはこれくらいワチャワチャしているのがお似合いかもしれない。



 ――――――



 とりあえずユニさんはお湯を浴びに行った。

 普段はそのまま始めちゃうことも多い――ユニさんはそっちのが好き――僕たちだけど、今日はさすがにユニさんはお風呂に入りたがった。

 『体を清めてきます』って言ってたユニさんが妙に色っぽかった。

 今日、僕はユニさんに童貞を捧げて、ユニさんの処女をもらう。

 今まで僕の恋人たちと何度も体を重ねてきた。

 だけど、受け入れることは何度もあったけど、受け入れてもらうことは1度もなかった。

 勝手な話だけど、いつか日本へ帰ることを諦めていなかった僕にはみんなを受け入れることは出来ても、受け入れてもらうことは踏ん切りがつかなかった。

 求められることは嬉しくても、僕は求めてはいけないと思っていた。

 だって、僕はいつか居なくなる存在なんだから。

 でも、この間、とうとう僕もこの世界で生きて死ぬ覚悟ができた。

 ある意味新三郎さんのおかげで、ある意味新三郎さんのせいだ。

 まあ、とにかく、この世界で生きていくことにした以上、僕の恋人たちに僕を受け入れてほしいし、僕も恋人たちのすべてが欲しい。

 それに……。

「あ、あの……お待たせしました」

 風呂上がりで濡れた髪をしたユニさんがバスタオル一枚で出てくる。

 ちょっと恥ずかしそうに俯いたユニさんは、上気して潤んだ目でちょっと上目使いに僕のことを見つめてる。

 それに、正直もう我慢できません。

 僕の恋人たちみんな可愛いんだもんっ!



 ――――――



 ベッドの前でユニさんが体に巻きつけていたバスタオルを落とす。

 細身だけど引き締まったユニさんの裸身が晒される。

 もうすでにユニさんの巨大なペニスは硬く勃ち上がっていて、これからのことを想像してしまったのか鈴口から溢れた液体で濡れてしまっている。

 そんなになっちゃってるユニさんは恥ずかしそうにしてはいるけど、一切隠そうとはしない。

 むしろ、僕に見せつけているようにすら見える。

「ユニさん、キレイでかっこいいよ」

 ユニさんの裸を見た正直な感想だ。

 なんか一級品の彫像を見ているような感動すらある。

「……それだけですか?」

 でも、ちょっとユニさんは拗ね気味。

 一番最初に思いついたことを隠していることに気づかれてしまったみたいだ。

「えっと……何よりエロいです」

 正直に告白すると、ユニさんは照れながらも嬉しそうに笑ってくれた。

「私だけとかずるいですよ?
 ハルも早くエッチな姿見せてください」

「えー、ユニさんに脱がしてほしいなぁ」

「仕方ないですねぇ」

 わざと甘えてみせると、ユニさんはベッドの上に乗って膝立ちで近寄ってくる。

 ベッドがギシリと軋んだだけなのに、ペニスが期待で打ち震えてしまう。

「んー」

 僕の前まで近寄ってきたユニさんが目を閉じて軽く唇をとがらせる。

 その可愛い唇にチュッと軽くキスをする。

「ふふっ。
 はーい、ばんざーい」

 言われたとおりバンザイをすると、寝間着とシャツを脱がされた。

「はい、次は立ち上がってくださいね」

 今度も言われたとおり、ベッドの上に立ってユニさんがパンツを脱がしてくれるのを待つ。

 目の前にあるユニさんのでっかいペニスを早く咥えてしまいたくて、早くユニさんを押し倒したくて、なんで『脱がして』なんて言っちゃったのかちょっと後悔。

「ふふ、ハルのチンポもうおっきくなってますよ」

 そう言いながらユニさんがパンツの上から僕のペニスをさすってくる。

 自分なんか丸出しのペニスからタラタラカウパーたれ流しているのに、パンツの中でおっきくなっている僕をなじってくる。

「ユニさんなんてもうチンポこんなにしてるくせに」

 なじられたお返しとユニさんのペニスをつかむ。

 相変わらず指が周りないほど太い幹が手の中で熱く脈打ってる。

「あんっ♡だめですよ、脱がしてあげてるんだからイタズラしちゃ」

 手を軽く叩いて怒られた。

 どうやら、今はユニさんが攻めるターンらしい。

「ふふ、相変わらず良い匂い」

 膝立ちになったユニさんが僕のパンツに鼻をくっつけてうっとりとした顔でスンスン臭いを嗅いでる。

 お風呂に入ったばかりだしパンツも変えたから変な臭いはしないはずだけど、恥ずかしいものは恥ずかしい。

 どれだけ経っても臭いを嗅がれるのにだけは慣れないなぁ。

「はーい、それじゃ、ヌギヌギしましょうねー」

 とりあえず満足したユニさんがパンツを脱がし始める。

 ただし、いつものとりあえず全部ずり下ろすみたいな雑な脱がし方じゃなくって、1本1本きちんと紐を外してパンツを解いていく。

 しかも、全部手じゃなくて口でだ。

 なんか知らないけど、たまらないくらいエロい。

「んっ♡」

 パンツを解き終わると、開放されたペニスをそのままユニさんに咥えられた。

 そのまま愛おしそうに僕のペニスを舐め始めるユニさん。

 舐め慣れてるから僕の気持ちいいところにベロがしっかり絡みついてくる。

「ユニさんのお口、すごい気持ちいいよ」

 上目使いで僕の顔を見てくるユニさんの頭を撫でると、ユニさんは嬉しそうに笑ったあとフェラに集中しだした。

 頭を前後に振りながら僕のペニスにベロを絡めるユニさんの頭を撫で続ける。

 寝室にユニさんの口にペニスが出入りする水音と、僕の熱い吐息だけが響く。

 すごい気持ちいいんだけど、そろそろ出そう。

「ユニさん、ありがとう。
 そろそろいいよ?」

 ペニスに吸い付いているユニさんに限界を告げる。

 ……けど、止めてくれない。

「ユニさん?
 あの、そろそろイッちゃいそうだから……」

 はっきり言っても、ユニさんの耳には届いていないみたいだ。

 すごいうっとりした顔で、僕のペニスを吸い舐め続けてる。

 これ、口に射精してあげるまで止まんないやつだ。

「もう、ユニさんは僕のチンポミルク大好きなんだから。
 イクよっ♡ユニさんのお口にミルクいっぱい出しちゃうからねっ♡♡♡」

 我慢するのを止めて射精欲に任せたままユニさんの口の中に快感を解き放つ。

 精液がペニスの中を通り過ぎてユニさんの口の中に流れ込んでいく。

 ユニさんの頭を撫でながら、口内に出した精液がゴクリゴクリと嚥下されていくのを見守る。

「んっ♡」

 射精の脈動も、精液を嚥下する音も終わった後、ペニスの中に残っている精液も全部吸い取ってようやくユニさんがペニスを離してくれる。

 大好きな僕の精液を飲んだユニさんは、夢見心地のようにボーっとした顔をしていた。

「美味しかった?僕のチンポミルク」

「はい、最高でした♡」

 僕の問いに、ユニさんは恥ずかしがることもなく素直に頷いた。

 すんごいいい笑顔だった。



 ――――――



「ご、ごめんなさい。
 この後ハルに初めてをもらってもらうんだとか、ハルのチンポの匂いだとか、ハル愛しているとかなんか頭いっぱいになっちゃって」

 僕の精液を飲んで満足して正気に戻ったユニさんが身を縮こませて謝ってる。

 実に可愛い。

 そして、そんなになっているのにペニスはそそり立ったままなのがエロい。

「飲みたかったんでしょ?
 別にかまわないから、そんなに謝んないでよ」

「で、でも……」

 僕は気にしていないのに恐縮しきりなユニさん。

 性欲に流されちゃったのが恥ずかしいのかもしれない。

「本当に気にしなくていいんだって。
 舐めてくれてるときのユニさんエロくて気持ちよかったし」

 夢中で僕のペニスに吸い付いて、僕の射精したものを嬉しそうに飲み込むユニさんは心の底からエロかった。

「ユニさんがエロすぎてどうせすぐに大きくなっちゃうんだから、1回や2回出しちゃったって問題ないよ」

 実際、もうすでに僕のペニスは硬さを取り戻してる。

「もう、私のせいみたいに言わないでください。
 ハルがエッチなのがいけないんですよ」

 口ではそんな事言っても、ユニさんは嬉しそう。

「それより、ユニさんも一度イッておく?」

 ユニさんのペニスはずっとイキたそうにしているのに、僕だけイッちゃってちょっと申し訳ない。

 ここはユニさんにも一度射精してもらうのがいいのではないでしょうか。

 ……ユニさんの雄々しいペニスを見せつけられすぎてちょっと舐めたくなってきてるのは内緒だ。

「うーん、それもいいですけど……」

 ユニさんは僕にしなだれかかってくると、ペニスに指を這わせる。

「今日は、ハルのチンポでイきたいです♡」

 僕のペニスで……つまり、アナルセックスでだ。

 僕にアナルを犯されて乱れるユニさんを想像して、ゴクリと大きく喉が鳴る。

「えっと……じゃ、しよっか?」

「はいっ♡」

 嬉しそうに僕のペニスをいじりながら笑うユニさんは、エロくて可愛かった。



 眼の前でユニさんが大きく足を開いて仰向けで寝転がっている。

 美神もかくやっていう顔はもちろん、細いのに引き締まった筋肉も、髪も肌も白い中でただ1か所下品な色になってきているペニスも、大きく垂れ下がった玉々も、その奥のすぼまりも。

 もう全部がエロい。

 見てるだけで鼻血出そう。

「そんな目で見られたらそれだけで気持ちよくなっちゃいますよ」

 見てるだけでも痛いくらいに硬く張り詰めているのが分かるペニスを両手で隠そうとするユニさん。

 当然ユニさんの長すぎるものがそんな事で隠れるはずがなくて、思いっきりはみ出していて隠す前よりエロくなってる気がする。

「もう……見てるばかりでいいんですか?
 触ってくれないと拗ねますよ?」

 なんかすごい可愛いことを言うユニさん。

 たまに、ユニさんが綺麗すぎて触っていいんだってこと忘れるんだよなぁ。

「ごめんごめん」

 苦笑しながら謝って、ユニさんの足の間に体を入れて覆いかぶさる。

 そして、1度力いっぱいギュウウウっと抱きしめる。

 ユニさんと体全てが密着してこれだけですごく気持ちいい。

「はぁ……」

 ユニさんもおんなじ気持ちで居てくれているのか気持ちよさそうな吐息を漏らしている。

 ただ……。

「なんか変な感じだね」

「いつもは上下逆ですからね」

 いつもは僕が下、ユニさんが上なのでなんか違和感。

 ユニさんと触れ合う距離で苦笑し合う。

「んっ……ちゅっ……ちゅるっ……ユニさん……」

「んちゅっ……ハルぅ……んんっ……ちゅうっ……」

 そのまま唇を合わせて、お互いのベロを吸って絡め合う。

 深いキスはユニさんの味が僕の中にとけていって、幸せな気分になるから大好きだ。

 僕のペニスの下でユニさんのペニスがビクビク気持ちよさそうに震えてる。

 そろそろヤバそうだ。

「ユニさん、そろそろ入れるね」

「はい……」

 恥ずかしそうに頷くユニさんに軽くキスをして体を起こす。

「えっと、後ろからのほうが楽らしいから……」

 『バックの姿勢になって』って言おうとしたら、ユニさんが足を抱えて正常位の姿勢になった。

 ペニスもアナルも全部丸見えになって、すごく恥ずかしそうな顔をしている。

 それでも、視線は僕からジッと離さない。

「だ、大丈夫なので、初めてはハルを見ながらがいいです」

 ちょっと照れてるユニさんが可愛い。

「ん、分かったよ」

 可愛いユニさんに体を寄せてチュッと軽くキスをする。

 そして、ユニさんの処女穴をほぐし始める。

 まずは、これからお世話になる挨拶のキスだ。

 こっちは人間のサイズと変わらないユニさんのアナルに口づけをする。

 もうユニさんレベルになるとこんなところまで美しいんだからすごい。

 「んっ……」

 口づけと同時に、ユニさんのペニスがビクンと大きく揺れた。

「ちょっ、ちょっとイキかけました」

 恥ずかしそうなユニさんが可愛い。

「もうちょっと、我慢してね」

 ユニさんが頷くのを見た後、アナルにユニさん特製のヌルヌルした薬を塗り拡げる。

 すでにちょっと花開いているようにみえるアナルにまんべんなく薬を塗り拡げると、顔を寄せ、もう一度アナルに口づけた後、ベロを潜り込ませる。

「ハ、ハルっ!?い、いきなりベロは恥ずかしいですっ!」

 だって、いきなり指入れてユニさんを傷つけちゃったら怖いし。

 まずはベロでほぐしてから。

 と思ったんだけど、ほぐしてもいないのにベロがヌルリとアナルの中に入っていく。

 おんやぁ?

 そのままベロでアナルを押し広げていく。

「ぅっ……んっ……ぁんっ♡……んぅっ♡」

 僕を受け入れるように素直に簡単に広がっていくアナル。

 ユニさんも痛みとか違和感とかなくて、もうすでに気持ちよさそうだ。

 これはと思って、ベロを引き抜くとユニさんの目をジーッと見つめる。

 目をそらされた。

 無造作に一気に2本の指をアナルに突っ込む。

 いや、もちろん唾液で十分に濡らしてるけどね。

「んひぃっ♡」

 ベロで感じたとおり、指2本くらいなら余裕で飲み込んでいくユニさん。

 そのままグチョグチョと少し乱暴にかき回す。

「んんっ♡んっ♡んうっ♡んんんっ♡」

 ユニさんは口を手で抑えて必死で声を押し殺しているけど、ペニスは正直に快感に震えてる。

 ユニさんとこういう関係になってすぐの頃に一度悪戯でユニさんのアナルをいじったことがあるけど、あのときは普通の処女アナルだったはずだ。

「ゆーにーさーん♪
 これはどういうことかなー?」

 ニヤニヤ笑いの僕と、恥ずかしそうに目をそらすユニさん。

 羞恥のあまり視線が泳いでいるユニさんをニヤニヤ見続けていると、観念したユニさんが口を開く。

「い、いつか、ハルにもらってもらう日が来ると思って自分で準備しておきました……」

 そっか……僕のために……。

 と少し感動してる一方で、靄が出ているユニさんにニヤニヤが止まらない。

 今度は指3本を予告なく――一応傷つけないように気をつけて――アナルに突っ込む。

「んあ゛っ♡」

 ちょっと下品な声を上げたけど、指3本でも難なく飲み込むユニさん。

「それにしてはずいぶんユルユルだなぁ」

「……ハルのチンポが欲しくて何度もオナニーしてました……。
 ううぅぅ……言わせないでください……」

 今まで見た中で一番恥ずかしそうにするユニさん。

 実に可愛い。

「エーロ♪」

 可愛すぎてつい追撃を加えてしまった。

 ユニさんは恥ずかしさのあまり、両手で顔を隠してしまった。

 これもまたかわいいんだけど……やりすぎたかもしれない。

 耳から手まで真っ赤になっているユニさんを見て少し反省。

 早く謝ろうと思ったら、ユニさんが手をどけてキッと睨みつけてきた。

「ええっ!私はエロですよっ!
 もう頭の中はハルとのエロいことでいっぱいですよっ!」

 キ、キレちゃった?

「四六時中ハルの逞しいものが入ってくる妄想ばっかりしてますよっ!
 いつだって、ハルが襲ってきてくれないかなー?とか考えてるんですから」

 ……怒らせちゃったのかと思ったけど、あれれ、様子がおかしいぞ。

「特に最近は忙しかったから妄想が捗って大変だったんですからねっ!
 いつでもどこでもハルに求められる妄想しちゃって……。
 あ、ちなみに、マイベスト妄想は『押し入ってきた暴徒(ハル)にお仕置きレイプされる悪徳領主(私)』です」

 いつの間にやらキッとした凛々しい視線から、なんかネットリとした湿度の高い視線に変わっているユニさん。

 とりあえずユニさんの『マイベスト妄想』は覚えておこうと思う。

「もう、ハルが欲しくて欲しくてしかたないんです」

 熱い視線で僕を見つめてるユニさんは、見せつけるようにお尻の肉を自分で割り開く。

 その中心にあるアナルは、僕を求めるようにパクパクとうごめいていた。

「だから、ハルがほしすぎてマンコになっちゃった私のケツマンコにハルのチンポをください♡
 もう準備は万端ですから♡」

 ゴクリと大きく喉が鳴る。

 はい、ユニさんの完勝です。



 ――――――



 ユニさんに覆いかぶさって、ペニスをアナルに当てる。

 なんかそれだけでユニさんのアナルがニュルって食いついてきた!?

 あ、いや、あまりに抵抗なく亀頭の先っぽが飲み込まれてびっくりした。

 なんかこれだけで気持ちよくてイきそう。

 いやいやいや、我慢我慢。

 1度気持ちを落ち着けようと大きく深呼吸。

 そして、ユニさんの目をしっかりと見つめる。

 ユニさんも熱く潤んだ目で僕のことを見つめてくれてた。

「ユニさん、僕のものになってください」

「はい。私をハルのものにしてください」

 なんか幸せな気持ちになってユニさんと深く口付ける。

 そして、そのまま腰をユニさんの中に埋めていく。

 僕のペニスがニュルニュルと絡みついてくるユニさんのアナルを驚くほどスムーズにかき分けて、突き刺さっていく。

「ああっ……ハルが、ハルが入ってくる……」

 感極まったように言うユニさん。

 ペニスがなんの抵抗も受けずにニュルニュルと奥まで入っていく。

 一番奥まで入ったところで、亀頭がなにかを押しつぶした。

「んああっ♡」

 同時にユニさんが気持ちよさそうな声を上げる。

 これは?

 もしやと思って一番奥にいれたまま腰をグリグリと動かしてみる。

「うあっ♡ああんっ♡ハルっ♡そこっ♡そこダメですっ♡♡」

 前立腺とは違うけど、ここもユニさんの弱点みたいだ。

 それなら、思う存分いじめてあげよう。

 そう思って腰を引き抜こうとする。

「くっ♡ユニさんの中が絡みついてくるっ♡」

 入れたときのスムーズさが嘘のようにユニさんのアナルがペニスを抜かせてくれない。

 根本は締め上げてくるし、肉襞はキツイくらいに絡みついてくる。

 まるでアナルに吸われてるみたいだ。

「ハルぅ♡私の中から居なくなっちゃだめですよぉ♡」

 ユニさん本体まで手足を絡めて僕を引き戻そうとしてくる。

 外と中から吸い寄せられて、ようやく亀頭まで引き抜いたペニスが一気にユニさんの中へ戻っていく。

「ひぃぁっ♡ハルが戻ってきてくれたぁ♡」

 痛いくらいに抱きしめられて身動きできないので、仕方ないからペニスの先でユニさんの弱点をこね回す。

「あうっ♡んああっ♡んぉ♡ハルぅ♡そこぉ♡うううっ♡」

 気持ちよくなってユニさんの拘束が弱まると腰を引いていく。

「だめですぅ♡ハルぅ♡離れちゃ寂しいですっ♡」

 だけどまたすぐにユニさんに引き戻されてしまう。

「ひうっ♡はあぁっ♡あんっ♡グリグリ♡んぅっ♡気持ちいいっ♡♡♡」

 腰をがむしゃらに振り続けるようなセックスではないけど、すごい気持ちいい。

 それはユニさんも同じみたいで、だんだん手足に力が入らなくなってきてる。

「ひうっ♡あんっ♡ああうっ♡ハルっ♡激しっ♡♡」

 ユニさんから力が抜けるのとは逆に、僕の動きはスムーズに、力強いものになっていく。

 というか、喘ぐユニさんは可愛いし、体から力が抜けてもアナルは吸い付いてくるままで気持ちいいしで、もう腰が止まらない。

「ユニさんの中っ♡すっごい気持ちいいっ♡♡」

「私もっ♡ハルのチンポ♡気持ち良すぎですっ♡♡♡」

 ユニさんのペニスは触れてもいないのにもう限界とカウパーを垂れ流しているし、アナルはもうひとつの弱点――前立腺――がゴリゴリになってる。

 僕もユニさんのアナルの肉襞が気持ち良すぎてもう限界だ。

「ユニさんっ♡もうイクからねっ♡♡ユニさんの中に全部出しちゃうからねっ♡♡♡」

「だめですっ♡中はっ♡中はダメですっ♡」

 中に出されると言われてイヤイヤと首を振るユニさん。

 普段の僕なら『ユニさんが嫌がるなら』と諦めていたけど、今日はそうは思えなかった。

「駄目だよっ♡全部中に出すよっ♡
 ユニさんのケツマンコに赤ちゃんの素出してっ♡僕の赤ちゃん産んでもらうんだからっ♡♡♡」

 僕の冷静な部分が何いってんだって言ってくる。

 だけど、もう僕はそういう気分になっちゃったんだから仕方ない。

 無理なのは分かってる。

 でも、それでも僕はユニさんの僕の子供を孕んでほしい。

 だから、今日は絶対に中に出そうって始めっから決めていた。

「責任取るからっ♡絶対幸せにするからっ♡僕の子供を孕んでっ♡♡♡」

 僕の必死の訴えを聞いてびっくりした顔をしていたユニさんが、全身で抱きついてくる。

「産みますっ♡ハルの子供産みますっ♡ハルの赤ちゃん一杯ほしいですっ♡♡♡」

 嬉しい。

 僕の想いが、覚悟が受け入れてもらえたのが嬉しい。

「イクよっ♡ユニさんっ♡ユニさんっ♡♡絶対幸せにするからっ♡♡孕めっ♡♡♡♡♡」

 腰を強気打ち付けて、ユニさんの一番奥で貯めに貯めた精液を解き放つ。

 ユニさんとの赤ちゃんができるように祈りながら、ユニさんの中を赤ちゃんの素で満たしていく。

 ペニスから命でも抜けてるんじゃないかってくらい気持ちよかったけど、それより必死の祈りで頭はいっぱいだった。

「ああっ♡ハルが一杯出てる♡あったかい♡♡イクっ♡ハルに満たされてイクッ♡♡♡♡♡」

 幸せそうな叫びをあげて、一番奥の弱点をぐりぐりされてたユニさんのペニスが弾ける。

 眼の前でユニさんの巨根から精液が吹き出すのは、いつ見ても圧巻だ。

「ひうっ♡ハ、ハルっ♡舐めちゃだめですよっ♡♡♡」

 空中に撒き散らすだけなのはもったいないからユニさんの亀頭を口に含んだら怒られた。

 でも、そんなのむーしでーす♡

 口の中に射精される苦くて独特の匂いのする精液を飲み下す。

 喉に絡みついて飲みにくいわ、味は酷いわなのにユニさんのものだと思うと美味しく感じるから不思議だ。

 いつまで続くんだろうっていうくらい長かったユニさんの射精が終わったので、ペニスの中に残っている精液を吸い尽くす。

「んっ♡もう、ハルは私のチンポミルクが大好きなんですから」

 だって、美味しいんだから仕方ない。

 僕は僕でいつまで射精してるんだって思うくらい射精していたペニスをユニさんの中から引き抜く。

「んんっ♡……ハルが出ていっちゃいます……」

 寂しそうな声を出すユニさん。

 僕は僕でユニさんの中にずっと入っていたいけど、結構正常位の格好って苦しいからなぁ。

 やられる側からすると、その苦しさがまた気持ちいいんだけど、エッチ後のまったりには少し向かないとは思う。
 
「ハールー♡
 私、ハルが居なくなって寂しいんですけどー♡」

 なんかすごいかわいいユニさんが抱きついてきた。

 かっこいいユニさんや、かわいいユニさん、甘えん坊のユニさん、泣かしちゃったユニさん、色んなユニさんを見てきたけど、ここまで幸せそうで可愛いに全振りしたユニさんは初めて見た。

 そんなユニさんを見ただけでペニスに精液がリロードされた。

 硬くなったペニスをこすりつけると、ユニさんのペニスもすぐに硬く勃ち上がる。

「幸せにしてくれるって言ったのに、私寂しいです♡
 ハル、どうしましょう♡」

「そ、それじゃ、寂しくないようにしてあげるしかないよね」

 そういって、硬くなったペニスを僕の射精したものでヌメるユニさんのアナルに突き入れる。

「ふふっ♡ハルが入ってきました♡
 おかえりなさい♡ハル♡」

「ただいま♡ユニさん♡」

 笑い合って、口づけを交わすとユニさんの肉襞の感触を楽しみながら腰を動かし始めた。



 結局、朝までユニさんの中に僕の精液を注ぎ込み続けた。

 またイヴァンさんに怒られた。

 2人とも幸せすぎて心ここにあらずだったら、結構ガチ目に怒られた。

 ごめんなさい。
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