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【一週間前】
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その道で知らない者はいない、有名暴走族の総長であった父親を持ち、自らも幼少期から荒れていた。
中学、高校で通算百五十回にものぼる補導歴があり、二週間に一回は警察のお世話になっていた計算になる。そのほとんどが暴力沙汰。
相手の素行にも問題があったこともあって、表立った処分にはならなかったが、「日下界士はヤベェやつ」が不良たちの間では常識だった。
迷惑行為を繰り返す少年に「日下界士」の名前を出せば、それが半端な不良なら、震え上がって逃げ出して二度と現れなくなったという。
未成年での喫煙・飲酒、恐喝、暴力、父親顔負けの暴走行為。
警察もほとほと手を焼いたが、伝説と呼ばれた不良は、ある時を境にスッパリと足を洗った。暴走グループから抜けて、住んでいた町からも姿を消した。
その潔さがまた彼を伝説にし、行方知れずとなったことで、どこか神がかった存在にさえなった。
それが、今桃香の目の前にいる金髪紅白ジャージ。
伝説のヤンキー改め、今現在はハンドメイド界の神。日下界士だ。
臆せずその呼称を吐いた桃香の背後で、またもや男たちがささめく。
「……やっぱり、ハイパー・ド天然だ」
「レジェンド・オブ・ド天然と呼ぼう」
「いいかげんにしないと、師匠の前に僕がどついて、側溝に捨てますよ」
虎丸のやんわりと怖い発言に、一同は一応静まり返る。その様子から、このコミュニティーでの虎丸の位置付けが、なんとなく伝わってくる。
その隣で、肝心の師匠とやらは、目頭に目一杯力を入れつつ口をぱっかり開けるという、何とも器用な表情で桃香を見ていた。
「柳瀬さん、怖くないんですか?」
虎丸は訊いてきた。
「怖いですか?」
桃香は目をしばたたく。人差し指の先だけを日下に向けた。
「小さなお子さんが見たらひきつけを起こしそうな三白眼で、手には乙女チック全開のアクセサリーをぶら下げているんですよ? 『伝説のヤンキー』がですよ? 虎丸さん、冷静になってよく見てください。怖いですか?」
「ギャフン!!」
声を発する余念がなかった日下も、さすがにそれには奇声を上げずにいられなかったようだ。
「柳瀬さん……」
「それは冗談として」
絶句する虎丸に、抑え切れず「うふふ」と笑い声を漏らしてしまってから、桃香は正直に答えた。
「怖いですよ」
虎丸はどこか安堵したように息をつく。
「……まぁ、それが普通ですよね。師匠が警察も手のつけられない不良だったのは事実ですし。もう足は洗ったとはいえ、この見てくれですから。他にもいくつか取材のお話はいただきましたが、師匠と実際に対面するのを恐れてか、結局はすべて白紙になりました」
「そうではないです」
「え?」
「初めてお会いする方に対しては、いつだって、誰にだって怖いです。自分の言葉が相手の方の耳を通る際に、どのように受け止められてしまうのかわからないですから」
そのセリフがまったく予想し得ないものだったのか、虎丸も日下も目をみはった。
「言葉を選びながら、お話を重ねて、少しずつ相手の方を知っていくんです。最後には、楽しかった、取材を受けてよかったって言っていただきたいですから。相手の方のことがきちんと理解できるまでは、怖いです」
桃香は、取材に出ることはこれが初めてだ。
取材班がどんなふうに仕事をしているのか、詳しく知らない。
職場の新年会や忘年会などの折に、お酒が入った彼らが、自分たちの仕事がいかに大変か愚痴混じりに話すのを、緑茶片手にうなずいて聞いている程度。
でも、想像はできる。
取材とは相手から話を聞き出すことなのだから、話しやすい空気を作ることなら、自分にもできるかもしれない、と桃香は普段から考えていた。
とはいえ、初めての相手と会う際には、やっぱり緊張する。取材となるとなおさら。相手がどんな言葉に傷つき、不機嫌になって口を閉ざしてしまうかわからない。
それは、相手が日下のような、枕詞に伝説と付く不良の過去を持つ人間だったとしたって、実直なサラリーマンだったとしたって、同じこと。
極端なことを言えば、有能な弁護士だろうと、夜な夜な女性を襲うシリアルキラーだろうと、まったくの初対面の相手と関わるなら、同じことが言えると桃香は考えるのだ。
その人となりが掴めるまでは、相手がどんな人間でも緊張するし、怖い。
日下については、確かにこれまで桃香の周りにはいなかった人種。虎丸の心配はわかるし、沙羅が恐怖で気を失ったのも、もちろん理解できる。
見るからに品行方正とは程遠いルックスの日下は、仕事のためにネットで情報を漁らなくたって、プライベートで見かけただけなら、さすがの桃香も寄りつかなかっただろう。
それでも桃香は、実際には日下にそれほど恐怖心を抱いていない。矛盾していると言われそうだけど、それにはちゃんとした理由があった。
桃香は言う。
「日下先生は昔からとても硬派な方だというお噂を、SNSで見かけました。暴力も、女性相手に絶対に手を上げないことはもちろん、男性相手にだって、それなりの理由がなければ手荒なことはしなかったと」
「柳瀬さん、それ」
「だから、いまだに、こんなにたくさんのお友達に慕われているんですよね。見た目は確かに迫力ありますけど、そんな日下先生に、怖いと感じる要素なんて他に一個もありません」
「信じてくれるんですか?」
そう尋ねてきた時の虎丸が、ここにきて初めて、年相応の表情をしたように桃香には見えた。自分にとって大切なものを、それには確かに価値があると認めてくれる、自分以外の誰かに出会った少年の顔。
「……信じるも何もないじゃないですか」
桃香は日下に視線を戻した。
日下のツンと吊り上がった、でも、まっすぐさを感じさせる瞳と目線が合う。今は、少し戸惑って揺れている。
SNSで飛び交う噂は、本当のことばかりではない。そんなことがわからないほど、桃香も子供ではなかった。
でも、確かな裏付けがあれば、信じられるものはちゃんとある。それは、注意深く見つめれば、必ず見つけられる。
「観葉植物。葉っぱの先が、少し切り取られています」
「……は?」
「あんなふうにゆるくカーブを描いて切るのは、リフレッシュさせて長持ちさせる方法だそうですね」
桃香は以前、観葉植物についての記事を書いたことがあった。それが回り回って、こんなところで役に立つとは思わなかった。
「あ、あぁ……」
日下は、まだ桃香の言いたいことが飲み込めないようだ。
「この部屋にある観葉植物はすべて、枯れた葉が一枚もありません。そうなる前に全部、カットして病気が蔓延するのを防いでいるんですね。容易なことではないと思います」
この部屋には、けっこうな数の観葉植物が置かれている。水やりだけでも大変だと思うのに、どの鉢も青々と光って健康体だ。暇さえあれば、一枚一枚、丁寧にチェックしているに違いなかった。
そして、これだけ柄の悪い連中が揃っていながら、誰一人としてタバコを吸っていない。
でも、そばを通った際に、ほのかに苦い香りがした。
きっと、この部屋にいる時に限って禁煙を徹底させているのだ。タバコの煙が直接的な原因になって枯れはしないけど、環境は良いに越したことはない。
好きなものを全力で守ろうとする日下の姿が、桃香の目の前に浮かび上がって見える気がした。
「日下先生は……怖いどころか、愛情深い方なんだなって思います」
中学、高校で通算百五十回にものぼる補導歴があり、二週間に一回は警察のお世話になっていた計算になる。そのほとんどが暴力沙汰。
相手の素行にも問題があったこともあって、表立った処分にはならなかったが、「日下界士はヤベェやつ」が不良たちの間では常識だった。
迷惑行為を繰り返す少年に「日下界士」の名前を出せば、それが半端な不良なら、震え上がって逃げ出して二度と現れなくなったという。
未成年での喫煙・飲酒、恐喝、暴力、父親顔負けの暴走行為。
警察もほとほと手を焼いたが、伝説と呼ばれた不良は、ある時を境にスッパリと足を洗った。暴走グループから抜けて、住んでいた町からも姿を消した。
その潔さがまた彼を伝説にし、行方知れずとなったことで、どこか神がかった存在にさえなった。
それが、今桃香の目の前にいる金髪紅白ジャージ。
伝説のヤンキー改め、今現在はハンドメイド界の神。日下界士だ。
臆せずその呼称を吐いた桃香の背後で、またもや男たちがささめく。
「……やっぱり、ハイパー・ド天然だ」
「レジェンド・オブ・ド天然と呼ぼう」
「いいかげんにしないと、師匠の前に僕がどついて、側溝に捨てますよ」
虎丸のやんわりと怖い発言に、一同は一応静まり返る。その様子から、このコミュニティーでの虎丸の位置付けが、なんとなく伝わってくる。
その隣で、肝心の師匠とやらは、目頭に目一杯力を入れつつ口をぱっかり開けるという、何とも器用な表情で桃香を見ていた。
「柳瀬さん、怖くないんですか?」
虎丸は訊いてきた。
「怖いですか?」
桃香は目をしばたたく。人差し指の先だけを日下に向けた。
「小さなお子さんが見たらひきつけを起こしそうな三白眼で、手には乙女チック全開のアクセサリーをぶら下げているんですよ? 『伝説のヤンキー』がですよ? 虎丸さん、冷静になってよく見てください。怖いですか?」
「ギャフン!!」
声を発する余念がなかった日下も、さすがにそれには奇声を上げずにいられなかったようだ。
「柳瀬さん……」
「それは冗談として」
絶句する虎丸に、抑え切れず「うふふ」と笑い声を漏らしてしまってから、桃香は正直に答えた。
「怖いですよ」
虎丸はどこか安堵したように息をつく。
「……まぁ、それが普通ですよね。師匠が警察も手のつけられない不良だったのは事実ですし。もう足は洗ったとはいえ、この見てくれですから。他にもいくつか取材のお話はいただきましたが、師匠と実際に対面するのを恐れてか、結局はすべて白紙になりました」
「そうではないです」
「え?」
「初めてお会いする方に対しては、いつだって、誰にだって怖いです。自分の言葉が相手の方の耳を通る際に、どのように受け止められてしまうのかわからないですから」
そのセリフがまったく予想し得ないものだったのか、虎丸も日下も目をみはった。
「言葉を選びながら、お話を重ねて、少しずつ相手の方を知っていくんです。最後には、楽しかった、取材を受けてよかったって言っていただきたいですから。相手の方のことがきちんと理解できるまでは、怖いです」
桃香は、取材に出ることはこれが初めてだ。
取材班がどんなふうに仕事をしているのか、詳しく知らない。
職場の新年会や忘年会などの折に、お酒が入った彼らが、自分たちの仕事がいかに大変か愚痴混じりに話すのを、緑茶片手にうなずいて聞いている程度。
でも、想像はできる。
取材とは相手から話を聞き出すことなのだから、話しやすい空気を作ることなら、自分にもできるかもしれない、と桃香は普段から考えていた。
とはいえ、初めての相手と会う際には、やっぱり緊張する。取材となるとなおさら。相手がどんな言葉に傷つき、不機嫌になって口を閉ざしてしまうかわからない。
それは、相手が日下のような、枕詞に伝説と付く不良の過去を持つ人間だったとしたって、実直なサラリーマンだったとしたって、同じこと。
極端なことを言えば、有能な弁護士だろうと、夜な夜な女性を襲うシリアルキラーだろうと、まったくの初対面の相手と関わるなら、同じことが言えると桃香は考えるのだ。
その人となりが掴めるまでは、相手がどんな人間でも緊張するし、怖い。
日下については、確かにこれまで桃香の周りにはいなかった人種。虎丸の心配はわかるし、沙羅が恐怖で気を失ったのも、もちろん理解できる。
見るからに品行方正とは程遠いルックスの日下は、仕事のためにネットで情報を漁らなくたって、プライベートで見かけただけなら、さすがの桃香も寄りつかなかっただろう。
それでも桃香は、実際には日下にそれほど恐怖心を抱いていない。矛盾していると言われそうだけど、それにはちゃんとした理由があった。
桃香は言う。
「日下先生は昔からとても硬派な方だというお噂を、SNSで見かけました。暴力も、女性相手に絶対に手を上げないことはもちろん、男性相手にだって、それなりの理由がなければ手荒なことはしなかったと」
「柳瀬さん、それ」
「だから、いまだに、こんなにたくさんのお友達に慕われているんですよね。見た目は確かに迫力ありますけど、そんな日下先生に、怖いと感じる要素なんて他に一個もありません」
「信じてくれるんですか?」
そう尋ねてきた時の虎丸が、ここにきて初めて、年相応の表情をしたように桃香には見えた。自分にとって大切なものを、それには確かに価値があると認めてくれる、自分以外の誰かに出会った少年の顔。
「……信じるも何もないじゃないですか」
桃香は日下に視線を戻した。
日下のツンと吊り上がった、でも、まっすぐさを感じさせる瞳と目線が合う。今は、少し戸惑って揺れている。
SNSで飛び交う噂は、本当のことばかりではない。そんなことがわからないほど、桃香も子供ではなかった。
でも、確かな裏付けがあれば、信じられるものはちゃんとある。それは、注意深く見つめれば、必ず見つけられる。
「観葉植物。葉っぱの先が、少し切り取られています」
「……は?」
「あんなふうにゆるくカーブを描いて切るのは、リフレッシュさせて長持ちさせる方法だそうですね」
桃香は以前、観葉植物についての記事を書いたことがあった。それが回り回って、こんなところで役に立つとは思わなかった。
「あ、あぁ……」
日下は、まだ桃香の言いたいことが飲み込めないようだ。
「この部屋にある観葉植物はすべて、枯れた葉が一枚もありません。そうなる前に全部、カットして病気が蔓延するのを防いでいるんですね。容易なことではないと思います」
この部屋には、けっこうな数の観葉植物が置かれている。水やりだけでも大変だと思うのに、どの鉢も青々と光って健康体だ。暇さえあれば、一枚一枚、丁寧にチェックしているに違いなかった。
そして、これだけ柄の悪い連中が揃っていながら、誰一人としてタバコを吸っていない。
でも、そばを通った際に、ほのかに苦い香りがした。
きっと、この部屋にいる時に限って禁煙を徹底させているのだ。タバコの煙が直接的な原因になって枯れはしないけど、環境は良いに越したことはない。
好きなものを全力で守ろうとする日下の姿が、桃香の目の前に浮かび上がって見える気がした。
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