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第110話
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「今日はお風呂に入ったらすぐに眠るのかい?」
「そうだな。もうちょっと眠い」
「……分かったよ。ハヤトに預かった資産は今日ファルナに渡しておくよ」
「頼む」
エリスの様子が少しおかしかった。
寝る時に何か用事があるのだろうか?
疲れているせいかエチエチイベントの妄想をしてしまうが頭から追いやる。
流石に今日は眠ろう。
俺は食事を終えて入浴し、自室に向かった。
「ハヤト、見つけましたわ」
ファルナが両手で俺の手を取った。
握手するように握って俺の目を見る。
距離が近いな。
体が反応して熱くなってしまう。
「寄付の件ですが、本当に助かりますわ。187942000魔石の価値になりましたわ!このおかげで新兵を200人近く増やせますわ」
ゲームでは新兵を増やす事で魔石やドロップアイテムの収入が増えるが、初期教育に一人100万魔石かかるんだったな。
政務が加速して良かった。
「喜んでもらえて嬉しい。今日はゆっくり眠るからまた明日な」
「し、失礼しましたわ。ゆっくり休むのですわ」
ファルナが俺をベッドまで押して出て行く。
だから体が反応してドキドキするんだ。
俺はベッドに入るが、体が熱い。
まったく、これじゃ目が冴えて、眠れ、すー!すー!
◇
【王国歴1000年春の月9日】
よく寝た。
ベッドに入って秒で眠ったのか!
性欲を超えてきただと!
俺はそれだけ疲れていたのか?
俺はさわやかな目覚めと安定した心を自分で観察した。
眠くて気にならなかったけど、ファルナが俺をベッドに連れて行く姿は幼稚園児のお母さんそのものだった。
さすがお母さんファルナ。
俺とエリスは学園の校門前で待ち合わせてダンジョンに向かう。
ここからダンジョンまで歩いて3分だ。
「昨日はよく眠れたかい?」
「たっぷり寝た。エリスは?」
「よく眠れなかったよ」
「何かあったのか?」
「な、何でもないんだ」
「そ、そうか。ダンジョンに入ったらよろしく頼む」
もじもじして赤くなるエリスに勝手な妄想を膨らませてしまう。
エリスのベッドで何があったんだ!
【ダンジョン1階】
ダンジョンに入るとすぐにマジックブルを見つけた。
俺はマジックブルの放った風魔法を2連続で避けて刀で斬りつけた。
その後テクニカルチキン、スピードラビット、アタックボアと倒していくが、昨日より簡単に倒すことが出来た。
「凄いね」
「ん?」
「全く攻撃を受けていないよね」
「そういえば、そうか。出来ればポーションの効果があるか確かめたかった」
「うん、そうだね。紋章装備は使えなくてもポーションなら僕も役に立てるかもしれないからね」
「エリスは全種類のアイテムを作れるのか?」
「そうだね、生産系スキルは全部取ったよ」
「それは頼もしい」
ジョブが新しくなり、ジョブチェンジ・能力値とスキルポイント振りを1回だけ出来るが、エリスは今回も錬金術師を選んだのだ。
「どの魔物がやりにくいかな?」
「マジックブルだ。遠くから攻撃してくるのが厄介だな。ハンドガンの残数が1発しか回復していないから一方的に攻撃されやすい」
「遠距離攻撃が出来ないから倒しにくいんだよね?」
「そうだな」
「当たらなければ大したことは無いって感じかな?」
「いや、マジックブルが複数来たら一番当たりやすいって意味でもやりにくい」
「ハヤトがダメージを受ける気がしないよ」
「まさかあ」
「でも、アサヒからも攻撃を受けていないよね?7倍の能力値差があっても攻撃を受けていないんだ。今日は攻撃を受けずに終わると思うんだよ」
「エリスでも冗談を言うんだな。当たる時は当たるぞ」
「僕は本気で言っているよ」
俺を真っすぐ見つめるエリスにドキドキする。
「魔物をもっと倒してみよう」
俺はその後魔物を狩った。
昨日から数えて10体目のスピードラビットに刀を突きさす。
『レベルが1から2に上がりました』
「レベルが上がった!」
「おめでとう!」
ビフォー
ハヤト 男
レベル:2
ステータスポイント:10
スキルポイント:5
ジョブ:ハイブリッド
体力:2
魔力:2
敏捷:2
技量:2
魅力:2
スキル・攻の紋章LV2・防の紋章LV1・銃の紋章LV1・収納の紋章LV0・カートリッジの紋章LV0・リジェネLV0・経験値取得増加LV0・強化の紋章LV0・きゅう???
武器 刀:60 ハンドガン:10(10発) 防具 ミリタリージャケット:20
アフター
ハヤト 男
レベル:2
ステータスポイント:0
スキルポイント:0
ジョブ:ハイブリッド
体力:2
魔力:2
敏捷:7
技量:7
魅力:2
スキル・攻の紋章LV3・防の紋章LV2・銃の紋章LV1・収納の紋章LV0・カートリッジの紋章LV0・リジェネLV0・経験値取得増加LV0・強化の紋章LV0・きゅう???
武器 刀:90 ハンドガン:10(10発) 防具 ミリタリージャケット:40
敏捷と技量に5ポイントずつ、そして攻の紋章と防の紋章に全振りした。
計画としては武具の能力を上げて敵を1撃で倒し魔物の攻撃を防ぎきる。
その上で敏捷を強化して出来るだけ避ける。
更にその上でダメージを受けたとしても弱点の残るクリティカル対策と状態異常対策として技量を上げた。
この上げ方だと、新たなスキルを取得できないデメリットもあるが、今は生存率を上げたかった。
「一旦学園に帰らないかい?」
「そうだな、ランチにしよう」
「一緒に食べてもいいかな?」
「そうだな、行こう」
「所でどのスキルを取得したんだい?」
「攻の紋章と防の紋章を強化した」
「うん、良いと思うよ。でも本当は、ハヤトの武具は僕が作りたかったんだ」
「あー、俺もまさか、ハイブリッドになるとは予想できなかった。しかし、今日はよくエリスと話をしている気がする」
「え?」
「ん?」
「……」
「どうした?何かあれば言ってくれ」
「転生する前だけど、ハヤトはいつも考えこんでいるかダンジョンで魔物を狩っていたよね?」
「そうだな」
「話しかけたら邪魔になると思っていたんだ」
「俺は、気を使われていたのか」
いや、思い当たる節どころかそれしか考えられない。
いつもどういう方針で行くか考え、ステータスをどうするか考え、敵が思いもよらない策を取ってきたらどうするか考え、いつも怒ったような顔をしてきたのかもしれない。
そんな人間に話しかけようとする者は少ないだろう。
俺は皆に気を使われていた。
だからみんな俺に話しかけてこなかった。
すべての原因は俺だったのか。
変わったのは皆じゃない。
俺だったんだ。
俺に心の余裕が出来たからエリスが話しかけやすくなった。
俺は前思っていてやっていなかった事がある。
一日5分でいい。
話が苦手でもいい。
皆と話をしよう。
そう決める、今日から、今から始めよう。
「そうだな。もうちょっと眠い」
「……分かったよ。ハヤトに預かった資産は今日ファルナに渡しておくよ」
「頼む」
エリスの様子が少しおかしかった。
寝る時に何か用事があるのだろうか?
疲れているせいかエチエチイベントの妄想をしてしまうが頭から追いやる。
流石に今日は眠ろう。
俺は食事を終えて入浴し、自室に向かった。
「ハヤト、見つけましたわ」
ファルナが両手で俺の手を取った。
握手するように握って俺の目を見る。
距離が近いな。
体が反応して熱くなってしまう。
「寄付の件ですが、本当に助かりますわ。187942000魔石の価値になりましたわ!このおかげで新兵を200人近く増やせますわ」
ゲームでは新兵を増やす事で魔石やドロップアイテムの収入が増えるが、初期教育に一人100万魔石かかるんだったな。
政務が加速して良かった。
「喜んでもらえて嬉しい。今日はゆっくり眠るからまた明日な」
「し、失礼しましたわ。ゆっくり休むのですわ」
ファルナが俺をベッドまで押して出て行く。
だから体が反応してドキドキするんだ。
俺はベッドに入るが、体が熱い。
まったく、これじゃ目が冴えて、眠れ、すー!すー!
◇
【王国歴1000年春の月9日】
よく寝た。
ベッドに入って秒で眠ったのか!
性欲を超えてきただと!
俺はそれだけ疲れていたのか?
俺はさわやかな目覚めと安定した心を自分で観察した。
眠くて気にならなかったけど、ファルナが俺をベッドに連れて行く姿は幼稚園児のお母さんそのものだった。
さすがお母さんファルナ。
俺とエリスは学園の校門前で待ち合わせてダンジョンに向かう。
ここからダンジョンまで歩いて3分だ。
「昨日はよく眠れたかい?」
「たっぷり寝た。エリスは?」
「よく眠れなかったよ」
「何かあったのか?」
「な、何でもないんだ」
「そ、そうか。ダンジョンに入ったらよろしく頼む」
もじもじして赤くなるエリスに勝手な妄想を膨らませてしまう。
エリスのベッドで何があったんだ!
【ダンジョン1階】
ダンジョンに入るとすぐにマジックブルを見つけた。
俺はマジックブルの放った風魔法を2連続で避けて刀で斬りつけた。
その後テクニカルチキン、スピードラビット、アタックボアと倒していくが、昨日より簡単に倒すことが出来た。
「凄いね」
「ん?」
「全く攻撃を受けていないよね」
「そういえば、そうか。出来ればポーションの効果があるか確かめたかった」
「うん、そうだね。紋章装備は使えなくてもポーションなら僕も役に立てるかもしれないからね」
「エリスは全種類のアイテムを作れるのか?」
「そうだね、生産系スキルは全部取ったよ」
「それは頼もしい」
ジョブが新しくなり、ジョブチェンジ・能力値とスキルポイント振りを1回だけ出来るが、エリスは今回も錬金術師を選んだのだ。
「どの魔物がやりにくいかな?」
「マジックブルだ。遠くから攻撃してくるのが厄介だな。ハンドガンの残数が1発しか回復していないから一方的に攻撃されやすい」
「遠距離攻撃が出来ないから倒しにくいんだよね?」
「そうだな」
「当たらなければ大したことは無いって感じかな?」
「いや、マジックブルが複数来たら一番当たりやすいって意味でもやりにくい」
「ハヤトがダメージを受ける気がしないよ」
「まさかあ」
「でも、アサヒからも攻撃を受けていないよね?7倍の能力値差があっても攻撃を受けていないんだ。今日は攻撃を受けずに終わると思うんだよ」
「エリスでも冗談を言うんだな。当たる時は当たるぞ」
「僕は本気で言っているよ」
俺を真っすぐ見つめるエリスにドキドキする。
「魔物をもっと倒してみよう」
俺はその後魔物を狩った。
昨日から数えて10体目のスピードラビットに刀を突きさす。
『レベルが1から2に上がりました』
「レベルが上がった!」
「おめでとう!」
ビフォー
ハヤト 男
レベル:2
ステータスポイント:10
スキルポイント:5
ジョブ:ハイブリッド
体力:2
魔力:2
敏捷:2
技量:2
魅力:2
スキル・攻の紋章LV2・防の紋章LV1・銃の紋章LV1・収納の紋章LV0・カートリッジの紋章LV0・リジェネLV0・経験値取得増加LV0・強化の紋章LV0・きゅう???
武器 刀:60 ハンドガン:10(10発) 防具 ミリタリージャケット:20
アフター
ハヤト 男
レベル:2
ステータスポイント:0
スキルポイント:0
ジョブ:ハイブリッド
体力:2
魔力:2
敏捷:7
技量:7
魅力:2
スキル・攻の紋章LV3・防の紋章LV2・銃の紋章LV1・収納の紋章LV0・カートリッジの紋章LV0・リジェネLV0・経験値取得増加LV0・強化の紋章LV0・きゅう???
武器 刀:90 ハンドガン:10(10発) 防具 ミリタリージャケット:40
敏捷と技量に5ポイントずつ、そして攻の紋章と防の紋章に全振りした。
計画としては武具の能力を上げて敵を1撃で倒し魔物の攻撃を防ぎきる。
その上で敏捷を強化して出来るだけ避ける。
更にその上でダメージを受けたとしても弱点の残るクリティカル対策と状態異常対策として技量を上げた。
この上げ方だと、新たなスキルを取得できないデメリットもあるが、今は生存率を上げたかった。
「一旦学園に帰らないかい?」
「そうだな、ランチにしよう」
「一緒に食べてもいいかな?」
「そうだな、行こう」
「所でどのスキルを取得したんだい?」
「攻の紋章と防の紋章を強化した」
「うん、良いと思うよ。でも本当は、ハヤトの武具は僕が作りたかったんだ」
「あー、俺もまさか、ハイブリッドになるとは予想できなかった。しかし、今日はよくエリスと話をしている気がする」
「え?」
「ん?」
「……」
「どうした?何かあれば言ってくれ」
「転生する前だけど、ハヤトはいつも考えこんでいるかダンジョンで魔物を狩っていたよね?」
「そうだな」
「話しかけたら邪魔になると思っていたんだ」
「俺は、気を使われていたのか」
いや、思い当たる節どころかそれしか考えられない。
いつもどういう方針で行くか考え、ステータスをどうするか考え、敵が思いもよらない策を取ってきたらどうするか考え、いつも怒ったような顔をしてきたのかもしれない。
そんな人間に話しかけようとする者は少ないだろう。
俺は皆に気を使われていた。
だからみんな俺に話しかけてこなかった。
すべての原因は俺だったのか。
変わったのは皆じゃない。
俺だったんだ。
俺に心の余裕が出来たからエリスが話しかけやすくなった。
俺は前思っていてやっていなかった事がある。
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話が苦手でもいい。
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