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第98話
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【ルンバ視点】
私は城に立てこもる地獄を味わった。
毎日満足に眠れないように魔物が時間差で攻めてくる。
水路の水を止められ、川が干上がり、雨で地面に貯まった泥水を啜った。
食べ物は無くなり、倒した兵士の携帯食を食べる。
しばらくすると兵士の携帯食に毒が混ぜられていて胃の中の物をすべて吐き出した。
眠れない!
飲めない!
食べられない!
たまに食べると毒が入っている!
体が痛い!
奴隷の首輪で逆らえない!
地獄だ!
レベル100になったせいで簡単には死ねない。
私を奴隷にしたレジスタンスが悪い!
私を助けない帝国が悪い!
私を苦しめるシャドウジャイアが悪い!
私を助けないマイルド王国が悪い!
私のような善人にこんなひどい仕打ちをするこの世界は間違っている!
ギャオオオオオオ!
ゴブリンの群れが城に入って来る。
城の門はとうに開けられ、私はゴールデンオークが寝る通路の奥に隠れて過ごす。
逃げる事は出来ない。
しかし、HPが半分になれば休んでも奴隷の首輪が発動しない。
私が城を落とされると思わない限りは休める。
ゴールデンオークがゴブリンに攻撃を受けるとゴブリンを殴り殺し、金を食べながら眠る。
するとガーゴイルが遠くから石のつぶてを飛ばしゴールデンオークを起こす。
そして近づく頃にはほとんど逃げられる。
最近城の窓ガラスが良く割られる。
どこから魔物が入って来るか分からない。
ゴブリンとブラックウルフが城の中を歩き回り、私とゴールデンオークの場所が特定されていく。
くそ!どんどん追い詰められる!
ライターは何をやっている!
私が助けてあげたのに、恩を返さない恥知らずめ!
ルンバはとにかく人のせいにし続け、内面に黒い闇を溜め続けていた。
だがルンバは力があっても人を助けてこなかった。
その積み重ねと、人から利益を奪う事しか考えないその発想が自分自身を追い詰め続けた。
何日も何日も何日も苦しんで戦い続け、ついにチャンスが来た。
シャドウジャイアが来たのだ。
「シャドウジャイア!助けてください!私は操られているのです!この首輪さえ解除できれば役に立てます!」
「嘘をつくな!お前は自分の事しか考えない人間だ!貴族どもと変わらん目をしている!」
「そんな事はありません!私は操られているだけなのです!」
「なぜ私に様をつけない!なぜ高額な報酬で雇われようとした!それがお前の本性だ!私の様な善人と違い、お前は悪人だ!」
「違うのです!私はただ追い詰められているだけなのです!ゴールデンオークはお金を与え続けなければ私が食べられてしまうのです!!本当です!!!」
「ふむ、では私にゴールデンオークを渡せ!」
「そ、それは……失敗すれば私が餌になってしまいます!そ、それに私は奴隷の首輪をつけられています!」
「そうかそうか!私を信じる事が出来んか!もう少し苦しめ!!」
「待ってください!」
「眠る、後は任せる!」
そう兵士に言って下がっていく。
「待ってください!シャドウジャイア様!シャドウジャイア様ああああああ!!」
私はその日からシャドウジャイアがまた来るのを待った。
1日目
2日目
3日目、来ない!こない来ない来ない来ない!ないないないないあり得ない!
おかしい!なんで来ないんだ!
来て私を助けるのが当然なのになんで来ない!
シャドウジャイアが去って3日目の夜にやっとシャドウジャイアが現れた。
「ああ!助けて!たすけてください!どうして3日も来てくれなかったのですか!」
「王の激務がある。3日間眠っていたのだ」
「そんな!3日間も眠るなんて普通はありえない!私を苦しめたくて言っているのですか!」
「私が嘘を言っていると言うのか?」
「そ、それに髪の色が真っ白に変わっています!シャドウジャイアの目は青かったはずなのに真っ赤です!あなたは人間ですか!?」
「私は人を超える存在なのだ!常識には収まらん!」
「私を助けてください!」
「お前はいつも自分の事ばかりだ。信用できんな。だが、もうそろそろ飽きてきた全兵士に次ぐ、これより南の退避ポイントまで速やかに移動せよ!」
兵士が城から引きあげていく。
「私を、助けてくれるのですか?」
「くっくっく、ぐろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
シャドウジャイアの頭から角が生え、背中にはコウモリの羽が生える。
肌色は黒紫に変色していく。
「ゆ、夢だ、そう、これは夢」
「くっくっく、心が壊れ始めたか。では、私の手で直々に死刑を執行してやろう」
「ああああああああああ!ゴールデンオークううううううううううう!」
魔王化したシャドウジャイアとゴールデンオークが戦う。
シャドウジャイアの剣とゴールデンオークのこん棒が打ち合うたびに衝撃波が発生し、雷鳴のような轟音が響く。
「ふ、やはりゴールデンオークと言ってもこの程度か」
ゴールデンオークは何度も吹き飛ばされる。
ゴールデンオークが城に吹き飛ばされ、壁を突き破る。
ゴールデンオークが瓦礫から飛び出し、シャドウジャイアに殴り掛かる。
「無駄だ」
ゴールデンオークは地面にたたきつけられ、起き上がるがよろめき、酔っぱらったようにふらつく。
もう、ゴールデンオークは限界か!
くそ、使えない使い魔だ!
「お前は邪魔だ」
シャドウジャイアに吹き飛ばされたゴールデンオークが瓦礫に埋もれ、抜け出せずにもがく。
その瞬間にシャドウジャイアが心臓を抑えて苦しみだす。
私は全力で走り、シャドウジャイアに斬りかかった。
その瞬間剣はあっさり受け止められ、シャドウジャイアが狂ったように笑う。
「冗談だ!くっくっく、ふはははははははははははははははははははははははははははははははは!そうか、やはり貴様も貴族と同じか!少しでも隙を見せれば私を潰そうとしてくる。死刑確定だ!」
私は、殴られ、壁に打ち付けられた。
私は城に立てこもる地獄を味わった。
毎日満足に眠れないように魔物が時間差で攻めてくる。
水路の水を止められ、川が干上がり、雨で地面に貯まった泥水を啜った。
食べ物は無くなり、倒した兵士の携帯食を食べる。
しばらくすると兵士の携帯食に毒が混ぜられていて胃の中の物をすべて吐き出した。
眠れない!
飲めない!
食べられない!
たまに食べると毒が入っている!
体が痛い!
奴隷の首輪で逆らえない!
地獄だ!
レベル100になったせいで簡単には死ねない。
私を奴隷にしたレジスタンスが悪い!
私を助けない帝国が悪い!
私を苦しめるシャドウジャイアが悪い!
私を助けないマイルド王国が悪い!
私のような善人にこんなひどい仕打ちをするこの世界は間違っている!
ギャオオオオオオ!
ゴブリンの群れが城に入って来る。
城の門はとうに開けられ、私はゴールデンオークが寝る通路の奥に隠れて過ごす。
逃げる事は出来ない。
しかし、HPが半分になれば休んでも奴隷の首輪が発動しない。
私が城を落とされると思わない限りは休める。
ゴールデンオークがゴブリンに攻撃を受けるとゴブリンを殴り殺し、金を食べながら眠る。
するとガーゴイルが遠くから石のつぶてを飛ばしゴールデンオークを起こす。
そして近づく頃にはほとんど逃げられる。
最近城の窓ガラスが良く割られる。
どこから魔物が入って来るか分からない。
ゴブリンとブラックウルフが城の中を歩き回り、私とゴールデンオークの場所が特定されていく。
くそ!どんどん追い詰められる!
ライターは何をやっている!
私が助けてあげたのに、恩を返さない恥知らずめ!
ルンバはとにかく人のせいにし続け、内面に黒い闇を溜め続けていた。
だがルンバは力があっても人を助けてこなかった。
その積み重ねと、人から利益を奪う事しか考えないその発想が自分自身を追い詰め続けた。
何日も何日も何日も苦しんで戦い続け、ついにチャンスが来た。
シャドウジャイアが来たのだ。
「シャドウジャイア!助けてください!私は操られているのです!この首輪さえ解除できれば役に立てます!」
「嘘をつくな!お前は自分の事しか考えない人間だ!貴族どもと変わらん目をしている!」
「そんな事はありません!私は操られているだけなのです!」
「なぜ私に様をつけない!なぜ高額な報酬で雇われようとした!それがお前の本性だ!私の様な善人と違い、お前は悪人だ!」
「違うのです!私はただ追い詰められているだけなのです!ゴールデンオークはお金を与え続けなければ私が食べられてしまうのです!!本当です!!!」
「ふむ、では私にゴールデンオークを渡せ!」
「そ、それは……失敗すれば私が餌になってしまいます!そ、それに私は奴隷の首輪をつけられています!」
「そうかそうか!私を信じる事が出来んか!もう少し苦しめ!!」
「待ってください!」
「眠る、後は任せる!」
そう兵士に言って下がっていく。
「待ってください!シャドウジャイア様!シャドウジャイア様ああああああ!!」
私はその日からシャドウジャイアがまた来るのを待った。
1日目
2日目
3日目、来ない!こない来ない来ない来ない!ないないないないあり得ない!
おかしい!なんで来ないんだ!
来て私を助けるのが当然なのになんで来ない!
シャドウジャイアが去って3日目の夜にやっとシャドウジャイアが現れた。
「ああ!助けて!たすけてください!どうして3日も来てくれなかったのですか!」
「王の激務がある。3日間眠っていたのだ」
「そんな!3日間も眠るなんて普通はありえない!私を苦しめたくて言っているのですか!」
「私が嘘を言っていると言うのか?」
「そ、それに髪の色が真っ白に変わっています!シャドウジャイアの目は青かったはずなのに真っ赤です!あなたは人間ですか!?」
「私は人を超える存在なのだ!常識には収まらん!」
「私を助けてください!」
「お前はいつも自分の事ばかりだ。信用できんな。だが、もうそろそろ飽きてきた全兵士に次ぐ、これより南の退避ポイントまで速やかに移動せよ!」
兵士が城から引きあげていく。
「私を、助けてくれるのですか?」
「くっくっく、ぐろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
シャドウジャイアの頭から角が生え、背中にはコウモリの羽が生える。
肌色は黒紫に変色していく。
「ゆ、夢だ、そう、これは夢」
「くっくっく、心が壊れ始めたか。では、私の手で直々に死刑を執行してやろう」
「ああああああああああ!ゴールデンオークううううううううううう!」
魔王化したシャドウジャイアとゴールデンオークが戦う。
シャドウジャイアの剣とゴールデンオークのこん棒が打ち合うたびに衝撃波が発生し、雷鳴のような轟音が響く。
「ふ、やはりゴールデンオークと言ってもこの程度か」
ゴールデンオークは何度も吹き飛ばされる。
ゴールデンオークが城に吹き飛ばされ、壁を突き破る。
ゴールデンオークが瓦礫から飛び出し、シャドウジャイアに殴り掛かる。
「無駄だ」
ゴールデンオークは地面にたたきつけられ、起き上がるがよろめき、酔っぱらったようにふらつく。
もう、ゴールデンオークは限界か!
くそ、使えない使い魔だ!
「お前は邪魔だ」
シャドウジャイアに吹き飛ばされたゴールデンオークが瓦礫に埋もれ、抜け出せずにもがく。
その瞬間にシャドウジャイアが心臓を抑えて苦しみだす。
私は全力で走り、シャドウジャイアに斬りかかった。
その瞬間剣はあっさり受け止められ、シャドウジャイアが狂ったように笑う。
「冗談だ!くっくっく、ふはははははははははははははははははははははははははははははははは!そうか、やはり貴様も貴族と同じか!少しでも隙を見せれば私を潰そうとしてくる。死刑確定だ!」
私は、殴られ、壁に打ち付けられた。
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