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第23話
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「ゲットとアリシアですか?」
クレアの呼びかけに俺は答えた。
「ダストの剣術指南をしていたクレアか。それに他にも2人いる」
1人は身軽な装備を見る限り斥候だろう。
もう1人はエステルだ。
ゲームではパーティーのヒーラーで、王の末っ子でもある。
世話焼きなので、旅で何かあると必ず助けようとする為エステルの人助けイベントが多く起きる。
背は小さいが魅力的な大人の女性だ。
金髪のロングヘアと、青い瞳で、青いシスター服のようなワンピースを着ている。
「紹介します。エステルさ、ヒーラーのエステルと、斥候のエマです」
クレアはエステル様と言いかけた。
エステルの名前はありふれているので偽名を使っていないが、王女であることは隠しているのだ。
「よろしくお願いします。お初にお目にかかりますわ」
エステルが上品に礼をした。
「……よろしく」
斥候のお姉さんも挨拶をした。
「2人はどうしてここにいるのですか?」
「……と言う事があった」
俺達はダストにざまあチケットを使われて村から離れた経緯を話す。
「そういう事があったのですね。これで1つ目の問題は解決しました」
「ん?1つ目の問題?」
「私達がここに来た目的の1つは、魔物の異常行動を調査する為です」
ざまあチケットで魔物呼びの状態異常を受けた事で魔物が不自然な行動を取ったか。
「他にも問題があるのか?」
「成竜の形跡が見つかりました」
「竜だと!」
成竜=大人の竜だ。
大人になった竜はまずい!
炎を吐き、パーティー全体が大ダメージを食らう可能性がある。
その炎の威力はエクスファイアと同等で、しかも奴らは炎耐性を持っている!
「正確には強力な炎を吐いた形跡が確認されたのです」
『強力な炎の跡』
俺は汗を搔く。
それ、俺だ。
俺のエクスファイアじゃね?
俺か、俺が事件を起こしていたんだ。
アリシアが曇りの無いような目で俺を見る。
言うしかないか。
「あ、あの」
「どうしたのです?」
「それ、俺です」
「……意味が分かりません」
「俺のエクスファイアです」
「上級魔法のエクスファイアですか?」
「はい」
「竜の炎と同等の力を持つ炎魔法のエクスファイアですよね?」
「そうです」
「ですが、エクスファイアを使えるとなると、王国最強候補の魔法使いとなります」
「ゲット、上にエクスファイアを使うにゃあ」
「そうだな、ちょっと離れて欲しい」
そう言いつつ俺は皆から距離を取った。
こういうのは見てもらうのが早い。
「エクスファイア!」
メイスの先端が光り、そこから炎が上に吐き出される。
ブフォーーーーーーーーー!!
気流が発生し、突風が巻き起こり、皆のスカートがめくれそうになる。
「わ、分かりました!も、もう充分ですわ!」
エステルが必死でローブを押さえる姿が、いい!
その点クレアとアリシアはパンツとビキニだからめくれる以前の問題だ。
でもその姿もいい。
エクスファイアを使い終わると、クレア達が会議を始めた。
「全部の問題が解決しましたわね」
「はい、ですがエクスファイアを使える者を国に迎え入れねば違う問題が発生します」
「それはそうですが、本人の意思もありますわ」
「それと、勇者ダストの危険性はさらに増しました」
「そうですわね。困った方ですわ」
「……お風呂に入り直すにゃあ」
「そうだな」
アリシアがお風呂に入る。
露天風呂に入るアリシアを3人が見つめる。
「あの、わたくし達もお風呂に入りたいですわ」
「いいぞ。入ってくれ」
「……ゲット、家に入っていて欲しいです」
「……分かった」
「ゲット、皆が呼んでいるにゃあ」
俺はすぐに風呂に向かった。
「ま、まさか!一緒に入っていいのか!」
「ち、違いますわ。お湯の温度を上げて欲しいのですわ」
「そうか、そうだよな。ファイア」
俺はファイアをお湯に沈めて家に戻った。
一緒に風呂には入れないか。
でも、よく考えたら、パーティーメンバーが全員揃っている。
そして斥候のお姉さんも美人だ。
エステルとクレアが風呂から上がると、顔を赤くほてらせて家に入って来る。
風呂上がりの皆に魅力を感じる。
「斥候のエマは?」
「今お風呂に入っていますわ」
エマは気配察知の為にいるんだろう。
「所でゲットはこれからどうする予定ですの?」
「明日始まりの村に俺とアリシアの無事を伝えて、その後旅行に行こうと思っていた」
「もしよろしければ、わたくし達の旅について来て欲しいのですわ。王都に行くまでで構いませんのよ」
ゲームのストーリーだと、エステルについて行く勇者ダストが、立ち寄った村や街でイベントが何度も起き、エステルを手伝う。
そして、ストーリー通りに進めばエステルがパーティーに加入し、クレアとは王都にたどり着くまでの間だけ一緒にいられる。
ゲームパーティーとの旅行か。
一生の思い出になるだろう。
「村に戻った後で良ければ、俺は一緒に行きたいと思う。アリシアはどうだ?」
「私も行くにゃあ」
「決まりですわね。始まりの村に向けた連絡はエマにお願いしたいのですが、どう思われます?」
「それで頼む……でも、ゼスじいが元気か確認したい。多分大丈夫だけど」
「それでしたらエマに様子を見てもらいますわ。北の王都を目指しつつ、街や村を視察しますわね」
『困った人がいたら助けるんじゃ』
ゼスじいの言葉が頭に浮かんだ。
そうだよな、この国には困っている人がたくさんいるんだ。
俺のエクスファイアで簡単に解決出来そうなクエストが多い。
今は皆を助けよう。
俺達は打ち合わせをしてその日は休んだ。
朝になると移動を開始する。
斥候のエマは連絡任務の為に別行動を開始した。
俺達がいるのは国の最南端だ。
国の中央部にある王都はここから北だが、街や村の問題を解決しつつ王都を目指す事になる。
「相談があるんだ」
「何です?」
「パーティーを組みたい」
「私や皆はいいのですが、エクスファイアを使えるゲットは経験値を損する事になります」
パーティーを組むことで、誰が魔物を倒しても経験値は均等に分配される。
俺がたくさんの魔物を倒しても、均等に分配されるのだ。
こうする事で皆のレベルを上げる。
エステルはパーティー加入時のレベルが低いのだ。
クレアの呼びかけに俺は答えた。
「ダストの剣術指南をしていたクレアか。それに他にも2人いる」
1人は身軽な装備を見る限り斥候だろう。
もう1人はエステルだ。
ゲームではパーティーのヒーラーで、王の末っ子でもある。
世話焼きなので、旅で何かあると必ず助けようとする為エステルの人助けイベントが多く起きる。
背は小さいが魅力的な大人の女性だ。
金髪のロングヘアと、青い瞳で、青いシスター服のようなワンピースを着ている。
「紹介します。エステルさ、ヒーラーのエステルと、斥候のエマです」
クレアはエステル様と言いかけた。
エステルの名前はありふれているので偽名を使っていないが、王女であることは隠しているのだ。
「よろしくお願いします。お初にお目にかかりますわ」
エステルが上品に礼をした。
「……よろしく」
斥候のお姉さんも挨拶をした。
「2人はどうしてここにいるのですか?」
「……と言う事があった」
俺達はダストにざまあチケットを使われて村から離れた経緯を話す。
「そういう事があったのですね。これで1つ目の問題は解決しました」
「ん?1つ目の問題?」
「私達がここに来た目的の1つは、魔物の異常行動を調査する為です」
ざまあチケットで魔物呼びの状態異常を受けた事で魔物が不自然な行動を取ったか。
「他にも問題があるのか?」
「成竜の形跡が見つかりました」
「竜だと!」
成竜=大人の竜だ。
大人になった竜はまずい!
炎を吐き、パーティー全体が大ダメージを食らう可能性がある。
その炎の威力はエクスファイアと同等で、しかも奴らは炎耐性を持っている!
「正確には強力な炎を吐いた形跡が確認されたのです」
『強力な炎の跡』
俺は汗を搔く。
それ、俺だ。
俺のエクスファイアじゃね?
俺か、俺が事件を起こしていたんだ。
アリシアが曇りの無いような目で俺を見る。
言うしかないか。
「あ、あの」
「どうしたのです?」
「それ、俺です」
「……意味が分かりません」
「俺のエクスファイアです」
「上級魔法のエクスファイアですか?」
「はい」
「竜の炎と同等の力を持つ炎魔法のエクスファイアですよね?」
「そうです」
「ですが、エクスファイアを使えるとなると、王国最強候補の魔法使いとなります」
「ゲット、上にエクスファイアを使うにゃあ」
「そうだな、ちょっと離れて欲しい」
そう言いつつ俺は皆から距離を取った。
こういうのは見てもらうのが早い。
「エクスファイア!」
メイスの先端が光り、そこから炎が上に吐き出される。
ブフォーーーーーーーーー!!
気流が発生し、突風が巻き起こり、皆のスカートがめくれそうになる。
「わ、分かりました!も、もう充分ですわ!」
エステルが必死でローブを押さえる姿が、いい!
その点クレアとアリシアはパンツとビキニだからめくれる以前の問題だ。
でもその姿もいい。
エクスファイアを使い終わると、クレア達が会議を始めた。
「全部の問題が解決しましたわね」
「はい、ですがエクスファイアを使える者を国に迎え入れねば違う問題が発生します」
「それはそうですが、本人の意思もありますわ」
「それと、勇者ダストの危険性はさらに増しました」
「そうですわね。困った方ですわ」
「……お風呂に入り直すにゃあ」
「そうだな」
アリシアがお風呂に入る。
露天風呂に入るアリシアを3人が見つめる。
「あの、わたくし達もお風呂に入りたいですわ」
「いいぞ。入ってくれ」
「……ゲット、家に入っていて欲しいです」
「……分かった」
「ゲット、皆が呼んでいるにゃあ」
俺はすぐに風呂に向かった。
「ま、まさか!一緒に入っていいのか!」
「ち、違いますわ。お湯の温度を上げて欲しいのですわ」
「そうか、そうだよな。ファイア」
俺はファイアをお湯に沈めて家に戻った。
一緒に風呂には入れないか。
でも、よく考えたら、パーティーメンバーが全員揃っている。
そして斥候のお姉さんも美人だ。
エステルとクレアが風呂から上がると、顔を赤くほてらせて家に入って来る。
風呂上がりの皆に魅力を感じる。
「斥候のエマは?」
「今お風呂に入っていますわ」
エマは気配察知の為にいるんだろう。
「所でゲットはこれからどうする予定ですの?」
「明日始まりの村に俺とアリシアの無事を伝えて、その後旅行に行こうと思っていた」
「もしよろしければ、わたくし達の旅について来て欲しいのですわ。王都に行くまでで構いませんのよ」
ゲームのストーリーだと、エステルについて行く勇者ダストが、立ち寄った村や街でイベントが何度も起き、エステルを手伝う。
そして、ストーリー通りに進めばエステルがパーティーに加入し、クレアとは王都にたどり着くまでの間だけ一緒にいられる。
ゲームパーティーとの旅行か。
一生の思い出になるだろう。
「村に戻った後で良ければ、俺は一緒に行きたいと思う。アリシアはどうだ?」
「私も行くにゃあ」
「決まりですわね。始まりの村に向けた連絡はエマにお願いしたいのですが、どう思われます?」
「それで頼む……でも、ゼスじいが元気か確認したい。多分大丈夫だけど」
「それでしたらエマに様子を見てもらいますわ。北の王都を目指しつつ、街や村を視察しますわね」
『困った人がいたら助けるんじゃ』
ゼスじいの言葉が頭に浮かんだ。
そうだよな、この国には困っている人がたくさんいるんだ。
俺のエクスファイアで簡単に解決出来そうなクエストが多い。
今は皆を助けよう。
俺達は打ち合わせをしてその日は休んだ。
朝になると移動を開始する。
斥候のエマは連絡任務の為に別行動を開始した。
俺達がいるのは国の最南端だ。
国の中央部にある王都はここから北だが、街や村の問題を解決しつつ王都を目指す事になる。
「相談があるんだ」
「何です?」
「パーティーを組みたい」
「私や皆はいいのですが、エクスファイアを使えるゲットは経験値を損する事になります」
パーティーを組むことで、誰が魔物を倒しても経験値は均等に分配される。
俺がたくさんの魔物を倒しても、均等に分配されるのだ。
こうする事で皆のレベルを上げる。
エステルはパーティー加入時のレベルが低いのだ。
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