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第51話 勝利条件
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ゴブリンが俺を包囲する。
周りを見渡すとレオナルドさんはボロボロ。
セリアは魔法を使い尽くして魔力切れ。
サーラはゴブリンと戦い余裕が無い。
兵士や冒険者よりゴブリンの数がいまだに多く、苦戦している。
少し前、俺がアリーチェに運ばれた時の事を思い出した。
俺は一旦退却する、それも計算の内だった。
アリーチェに運ばれた後、地面に倒れて空気を求めるように呼吸した。
「はあ、はあ、これが、限界だった。結局、セリアに魔法を使わせてしまったか」
「ユウタは、十分やったわ。でも、もっと頑張ってもらうから」
アリーチェが俺に馬乗りになった。
「私の固有スキルを使うわ。キスを受け入れて」
「当然だろ」
アリーチェの体がピンク色に光り、唇が俺に触れるとアリーチェの舌が俺に入って来た。
「んんん!」
「ん、くちゅ、はふ、んん、」
俺のすべてが、固有スキルの使用回数までもが回復していく。
ユウタ・男・15才
ジョブ:★遊び人・【商人を追加可能】
体力: 179→201
魔力: 248→272
速力: 161→192
器用: 229→292
幸運: 520
スキル:ステッキレベル10、曲芸レベル8→10、おさわりレベル10、ギャンブルレベル10
固有スキル:???→成長のカード【NEW!】、ダイスレイン【NEW!】、ミサイルナイフ【NEW!】、マジックハンド【NEW!】
遊び人をマスターして星がついた。
そして、固有スキルすべての使用回数が回復した。
固有スキルの使用回数は全部1回か。
目の前のロックショットを見て、今に意識を集中した。
元気なのは俺とアリーチェ、あと地味におさわりじじいもぴんぴんしておりゴブリンを倒している。
数の上では劣勢だ。
出し惜しみはしない。
「アリーチェ、離れていてくれ、新しいスキルを使う!」
「分かったわ」
「成長のカード!」
俺の取得経験値が大きく上昇した。
「また光るカードか!なぜさっき2回目を使わなかった!ゴブリンども!あの生意気な遊び人を殺せえええええ!雑魚は俺のロックガトリングで消してやる!」
ゴブリンが俺に殺到する。
ああ、良かった。
ロックショットがバカでよかった。
他のエースと揉める予想はしていた、だが、他のエースが帰ってくれて本当に助かる。
とっておきをゴブリンの軍に使える。
これをエースに使わなくて済んだ。
「ダイスレイン!」
「ただのアタックダイスか!すり潰せえええ!」
ダイスレインはアタックダイスと見た目が変わらない。
だがそれは途中までの話だ。
ダイスが振られ、6の目が出た。
「6の目、当たりだな」
ダイスが600の細かいダイスに分かれていく。
ダイスが出た目の数×100の小さなダイスがまた空中でバウンドして目を出す。
1つ1つすべてが小さくはある。
だが、その1つ1つがアタックダイスと同じ効果を持つ。
ダイスの目が出ると小さなダイスが俺の上に浮いてくるくると回る。
ダイスが俺に殺到したゴブリンに降り注ぐ。
チュドーン!チュドドドドーン!
アタックダイスが連続で爆発音を発生させつつゴブリンを魔石に変えていく。
ここにいる全員が爆発音で俺に振り向いた。
俺はステッキをマイクに変えた。
「600のゴブリンを倒した!数の上では俺達が優勢になった!みんな!後少しだけ頑張ってくれ!」
「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」」
精神的に追い詰められていた兵士や冒険者の顔が変わる。
「私も戦うわ!頑張って!」
アリーチェが連続でゴブリンを斬り倒すと更に勢いが増した。
「ワシもおるぞい!」
おさわりじじいもゴブリンを倒していく。
レオナルドがポーションを飲んで少しずつ回復していく。
「もう一度言う!ロックショット!俺と一騎打ちだ!」
「く、ゴブリンども!あの遊び人を殺せええええ!」
「はっはっは!そうか!1対1で戦うのが怖いか!臆病者のロックショットは俺から逃げたいらしい!さっきはセリアに魔法を使わせ、レオナルドとの戦いを避けて、その上でエースでもない俺との一騎打ちからも逃げるか!はっはっはっは!」
「貴様あああ舐めるなあああ!」
俺はむかつくおさわりじじいの話し方をマネした。
ロックショットには逃げ出してもらっても構わないし、俺をターゲットにしてもいい。
だが、周りの人間にロックガトリングを撃たれるのだけは絶対に阻止する。
「しょうがない!俺はゴブリンを皆殺しにしよう!ロックショットは俺が怖いらしいからな!臆病者で自分では戦わず手下を見殺しにするロックショットは放置してゴブリンを殺す!」
「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」」
みんなの士気が更に上がった。
俺はゴブリンをステッキで殴り殺していく。
「……めるなよ!」
「あああ!?ロックショット!なんだってええ!?ビビって声も出ないか!」
「舐めるなああああ!殺してやるううううう!ロックガトリング!」
来た!
ロックガトリング!
これを3発使わせれば勝ちが決まる!
周りを見渡すとレオナルドさんはボロボロ。
セリアは魔法を使い尽くして魔力切れ。
サーラはゴブリンと戦い余裕が無い。
兵士や冒険者よりゴブリンの数がいまだに多く、苦戦している。
少し前、俺がアリーチェに運ばれた時の事を思い出した。
俺は一旦退却する、それも計算の内だった。
アリーチェに運ばれた後、地面に倒れて空気を求めるように呼吸した。
「はあ、はあ、これが、限界だった。結局、セリアに魔法を使わせてしまったか」
「ユウタは、十分やったわ。でも、もっと頑張ってもらうから」
アリーチェが俺に馬乗りになった。
「私の固有スキルを使うわ。キスを受け入れて」
「当然だろ」
アリーチェの体がピンク色に光り、唇が俺に触れるとアリーチェの舌が俺に入って来た。
「んんん!」
「ん、くちゅ、はふ、んん、」
俺のすべてが、固有スキルの使用回数までもが回復していく。
ユウタ・男・15才
ジョブ:★遊び人・【商人を追加可能】
体力: 179→201
魔力: 248→272
速力: 161→192
器用: 229→292
幸運: 520
スキル:ステッキレベル10、曲芸レベル8→10、おさわりレベル10、ギャンブルレベル10
固有スキル:???→成長のカード【NEW!】、ダイスレイン【NEW!】、ミサイルナイフ【NEW!】、マジックハンド【NEW!】
遊び人をマスターして星がついた。
そして、固有スキルすべての使用回数が回復した。
固有スキルの使用回数は全部1回か。
目の前のロックショットを見て、今に意識を集中した。
元気なのは俺とアリーチェ、あと地味におさわりじじいもぴんぴんしておりゴブリンを倒している。
数の上では劣勢だ。
出し惜しみはしない。
「アリーチェ、離れていてくれ、新しいスキルを使う!」
「分かったわ」
「成長のカード!」
俺の取得経験値が大きく上昇した。
「また光るカードか!なぜさっき2回目を使わなかった!ゴブリンども!あの生意気な遊び人を殺せえええええ!雑魚は俺のロックガトリングで消してやる!」
ゴブリンが俺に殺到する。
ああ、良かった。
ロックショットがバカでよかった。
他のエースと揉める予想はしていた、だが、他のエースが帰ってくれて本当に助かる。
とっておきをゴブリンの軍に使える。
これをエースに使わなくて済んだ。
「ダイスレイン!」
「ただのアタックダイスか!すり潰せえええ!」
ダイスレインはアタックダイスと見た目が変わらない。
だがそれは途中までの話だ。
ダイスが振られ、6の目が出た。
「6の目、当たりだな」
ダイスが600の細かいダイスに分かれていく。
ダイスが出た目の数×100の小さなダイスがまた空中でバウンドして目を出す。
1つ1つすべてが小さくはある。
だが、その1つ1つがアタックダイスと同じ効果を持つ。
ダイスの目が出ると小さなダイスが俺の上に浮いてくるくると回る。
ダイスが俺に殺到したゴブリンに降り注ぐ。
チュドーン!チュドドドドーン!
アタックダイスが連続で爆発音を発生させつつゴブリンを魔石に変えていく。
ここにいる全員が爆発音で俺に振り向いた。
俺はステッキをマイクに変えた。
「600のゴブリンを倒した!数の上では俺達が優勢になった!みんな!後少しだけ頑張ってくれ!」
「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」」
精神的に追い詰められていた兵士や冒険者の顔が変わる。
「私も戦うわ!頑張って!」
アリーチェが連続でゴブリンを斬り倒すと更に勢いが増した。
「ワシもおるぞい!」
おさわりじじいもゴブリンを倒していく。
レオナルドがポーションを飲んで少しずつ回復していく。
「もう一度言う!ロックショット!俺と一騎打ちだ!」
「く、ゴブリンども!あの遊び人を殺せええええ!」
「はっはっは!そうか!1対1で戦うのが怖いか!臆病者のロックショットは俺から逃げたいらしい!さっきはセリアに魔法を使わせ、レオナルドとの戦いを避けて、その上でエースでもない俺との一騎打ちからも逃げるか!はっはっはっは!」
「貴様あああ舐めるなあああ!」
俺はむかつくおさわりじじいの話し方をマネした。
ロックショットには逃げ出してもらっても構わないし、俺をターゲットにしてもいい。
だが、周りの人間にロックガトリングを撃たれるのだけは絶対に阻止する。
「しょうがない!俺はゴブリンを皆殺しにしよう!ロックショットは俺が怖いらしいからな!臆病者で自分では戦わず手下を見殺しにするロックショットは放置してゴブリンを殺す!」
「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」」
みんなの士気が更に上がった。
俺はゴブリンをステッキで殴り殺していく。
「……めるなよ!」
「あああ!?ロックショット!なんだってええ!?ビビって声も出ないか!」
「舐めるなああああ!殺してやるううううう!ロックガトリング!」
来た!
ロックガトリング!
これを3発使わせれば勝ちが決まる!
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