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第43話 スキル強化
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サーラがドレスアーマーを脱いでいく。
ブーツも、太ももに装備したナイフも丁寧に外した。
そのしぐさが綺麗で目を引く。
下着状態になったサーラが礼をした。
「お願いしますわね」
「サーラってさ、男を操るのがうまいよな」
「そんな事はありませんわ」
「だって何回も回し蹴りでパンツを見せているだろ」
「あ、あれはおさわりじじいを撃退するには渾身の一撃を叩きこむ必要がありましたわ。おさわりじじいはわたくしに弓を構えさせる前に飛び込んできますわ。あそこまでやらず、手を抜いていてはおさわりの餌食ですのよ」
「それはそうか、でも、囁くように言ってきたり、体を触ってきたり、色々あるだろ」
「そう、ですわね。女としての教育はすべて受けましたわ。余裕が無く、教わった事は何でもしましたわ」
礼儀作法から、ベッドでのふるまいまで、か。
サーラが俺の目をじっと見た。
「そうですわよね。わたくしの想いを言いますわね。正直に言って最初は、トンテキ王子の妻になるくらいなら、感じのいいあなたに処女を渡して諦めて貰おうと、迷っていましたわ。ですが、いつからかユウタが気になるようになっていましたわ」
サーラが自分の胸に手を当てた。
「ユウタに下着を見せるのが恥ずかしくなって、表には出しませんでしたが、最後の方は私はマッサージを受けられず、他の子がマッサージを受けているのを見て嫉妬していましたわ。それに、途中からは、わたくしはユウヤと賭けをして、早く負けたいと思うようになっていましたわ」
サーラが自分の顔を手で仰ぎだした。
「わたくしは自分で自分に言い訳をして何度もギャンブルを申し込むか何度も迷っていましたわ。と、こんな感じで、わたくしは、表に表情を出さないようにしているだけで操るというよりは自分自身の感情に振り回されるただの小娘ですわ」
「そうかもしれないけど、俺の心を操るのはうまいだろ?」
「もちろん、ユウタの気を引こうと考えた行動はありますが、ああ、でもこういうと操っているとも言えますが、ユウタがどう動くかはわたくしもよく分かりませんわ。それに、わたくしの魔眼は相手の性格を見抜くだけで、心を読むことは出来ませんわ。もし心を完全に読めていたらもう少しトンテキ王子をうまくいなしていましたわ」
この世界の人間はまともな人が多い。
トンテキ王子みたいなタイプはこの世界では珍しいのかもしれない。
初めて会うタイプにはうまく対応できないか。
俺は黙ってサーラの話を聞いた。
サーラが緊張して口数が多くなっているのが分かった。
そのしぐさが可愛い。
「どういえば……わたくしをマッサージをすれば、肌で触れ合う事で、何か分かって頂けるかもしれませんわね」
「始めたくてうずうずしている。所で、マッサージは丸一日なんだよな」
「そうですわね」
「どうやって丸一日を判断するんだろ?」
「朝日を……あ、ここは地下室でしたわね、そうですわね。今が大体夜明け前、定期的に外に出て火が出たら終了で行きましょう」
「でも、それだと時間をオーバーしてしまうかも」
「それでもいいですわ。朝日に気づいた時点で終わりですわ」
「分かった。始めるぞ」
「さ、最後に1つだけ聞きたいですわ」
「ん?」
「おさわりのレベルは今いくつですの?」
「レベル8だ。始めるぞ。うつ伏せに寝て欲しい」
【サーラ視点】
マッサージが始まると、甘い魔力が流れ込んでくる。
確かに気持ちいいは気持ちいい。
でもみんなが騒ぐほどの事とは思えない。
マッサージをする前はおかしくなってしまうかと心配した。
でもこれなら安心できる。
◇
前より気持ちいい、でも、我慢できないほどではない。
「サーラ、どこを触ってもいいんだよな?」
「え、ええ、そうですわね。触るだけなら、どこでも大丈夫ですわ」
「分かった」
わたくしはこの後知る事になる。
ユウタはまだ本気を出していなかった。
ユウタは手加減をしてくれていたのだ。
◇
「ン~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!」
これが本気のおさわり!
わたくしのどこが弱くてどこを触ればどう動くか分かっているように私は操られた。
女の声を上げ、体が反応し、体全体が熱い。
甘く見ていた!
わたくしはユウタに見せてはいけない顔をした。
聞かせたくない声を出した。
体が反応して仰け反る姿は絶対に見せたくなかった。
「サーラ、足の力を抜いて」
「ふ、無理、ですわ」
絶対に無理!
ユウタに操られて力が入っているのに力を抜くことなんて出来ない。
◇
ユウタのおさわりレベルが上がった。
マッサージを受ける事でそれを体で感じた。
たった1の変化でわたくしは、さらに追い詰められた。
私は完全にユウタに操られていた。
ユウタがその気になれば簡単に私の熱を上げられる。
この状態になったらもうユウタのなすがまま。
私は何度も、意識が飛ぶようになっていた。
水を飲んでユウタの手が止まっても、再開すればまたすぐに熱が上がる。
わたくしはユウタに弱い部分を見透かされていた。
マッサージだけでこうなのだ。
マッサージの先、最後まで行ったらわたくしは……
でも、この先がある。
これでまだ途中、ああ、また、意識が……
◇
目が覚めると、いい匂いがした。
いつ眠ったのか、いつ目を覚ましたのかもわからない。
「おはよう」
「ここは、ああ、マッサージで、でも、不思議と調子がいいですわ」
「丸一日経ったんだ。パンとスープを持って来た」
「……いただきますわ」
時間の感覚が曖昧だ。
でも、お腹は空いている。
おなかの調子を考えると、丸一日と言われても不思議ではない。
「美味しかったですわ……おさわりレベルは、いくつになりましたの?」
「おかげで9になった。ありがとう」
わたくしは、ユウタの服を掴んでいた。
「もし、よろしければ、わたくしでもっとレベルを上げませんか?」
「それって、またマッサージをしていいのか?」
「……そう、ですわ」
わたくしは結局、その日から4日間、ユウタのレベルが上がるまでマッサージに誘った。
これでは、わたくしは、ただのメスと同じ。
その後、わたくしはユウタとの密会の辻褄を合わせるために噂を流した。
メスになったわたくしをユウタ以外の誰にも知られたくない。
ユウタ・男・15才
ジョブ:遊び人
体力: 76→86
魔力: 121→149
速力: 112→115
器用: 110→115
幸運: 249
スキル:ステッキレベル10、曲芸レベル8、おさわりレベル8→10、ギャンブルレベル6
固有スキル:???
ブーツも、太ももに装備したナイフも丁寧に外した。
そのしぐさが綺麗で目を引く。
下着状態になったサーラが礼をした。
「お願いしますわね」
「サーラってさ、男を操るのがうまいよな」
「そんな事はありませんわ」
「だって何回も回し蹴りでパンツを見せているだろ」
「あ、あれはおさわりじじいを撃退するには渾身の一撃を叩きこむ必要がありましたわ。おさわりじじいはわたくしに弓を構えさせる前に飛び込んできますわ。あそこまでやらず、手を抜いていてはおさわりの餌食ですのよ」
「それはそうか、でも、囁くように言ってきたり、体を触ってきたり、色々あるだろ」
「そう、ですわね。女としての教育はすべて受けましたわ。余裕が無く、教わった事は何でもしましたわ」
礼儀作法から、ベッドでのふるまいまで、か。
サーラが俺の目をじっと見た。
「そうですわよね。わたくしの想いを言いますわね。正直に言って最初は、トンテキ王子の妻になるくらいなら、感じのいいあなたに処女を渡して諦めて貰おうと、迷っていましたわ。ですが、いつからかユウタが気になるようになっていましたわ」
サーラが自分の胸に手を当てた。
「ユウタに下着を見せるのが恥ずかしくなって、表には出しませんでしたが、最後の方は私はマッサージを受けられず、他の子がマッサージを受けているのを見て嫉妬していましたわ。それに、途中からは、わたくしはユウヤと賭けをして、早く負けたいと思うようになっていましたわ」
サーラが自分の顔を手で仰ぎだした。
「わたくしは自分で自分に言い訳をして何度もギャンブルを申し込むか何度も迷っていましたわ。と、こんな感じで、わたくしは、表に表情を出さないようにしているだけで操るというよりは自分自身の感情に振り回されるただの小娘ですわ」
「そうかもしれないけど、俺の心を操るのはうまいだろ?」
「もちろん、ユウタの気を引こうと考えた行動はありますが、ああ、でもこういうと操っているとも言えますが、ユウタがどう動くかはわたくしもよく分かりませんわ。それに、わたくしの魔眼は相手の性格を見抜くだけで、心を読むことは出来ませんわ。もし心を完全に読めていたらもう少しトンテキ王子をうまくいなしていましたわ」
この世界の人間はまともな人が多い。
トンテキ王子みたいなタイプはこの世界では珍しいのかもしれない。
初めて会うタイプにはうまく対応できないか。
俺は黙ってサーラの話を聞いた。
サーラが緊張して口数が多くなっているのが分かった。
そのしぐさが可愛い。
「どういえば……わたくしをマッサージをすれば、肌で触れ合う事で、何か分かって頂けるかもしれませんわね」
「始めたくてうずうずしている。所で、マッサージは丸一日なんだよな」
「そうですわね」
「どうやって丸一日を判断するんだろ?」
「朝日を……あ、ここは地下室でしたわね、そうですわね。今が大体夜明け前、定期的に外に出て火が出たら終了で行きましょう」
「でも、それだと時間をオーバーしてしまうかも」
「それでもいいですわ。朝日に気づいた時点で終わりですわ」
「分かった。始めるぞ」
「さ、最後に1つだけ聞きたいですわ」
「ん?」
「おさわりのレベルは今いくつですの?」
「レベル8だ。始めるぞ。うつ伏せに寝て欲しい」
【サーラ視点】
マッサージが始まると、甘い魔力が流れ込んでくる。
確かに気持ちいいは気持ちいい。
でもみんなが騒ぐほどの事とは思えない。
マッサージをする前はおかしくなってしまうかと心配した。
でもこれなら安心できる。
◇
前より気持ちいい、でも、我慢できないほどではない。
「サーラ、どこを触ってもいいんだよな?」
「え、ええ、そうですわね。触るだけなら、どこでも大丈夫ですわ」
「分かった」
わたくしはこの後知る事になる。
ユウタはまだ本気を出していなかった。
ユウタは手加減をしてくれていたのだ。
◇
「ン~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!」
これが本気のおさわり!
わたくしのどこが弱くてどこを触ればどう動くか分かっているように私は操られた。
女の声を上げ、体が反応し、体全体が熱い。
甘く見ていた!
わたくしはユウタに見せてはいけない顔をした。
聞かせたくない声を出した。
体が反応して仰け反る姿は絶対に見せたくなかった。
「サーラ、足の力を抜いて」
「ふ、無理、ですわ」
絶対に無理!
ユウタに操られて力が入っているのに力を抜くことなんて出来ない。
◇
ユウタのおさわりレベルが上がった。
マッサージを受ける事でそれを体で感じた。
たった1の変化でわたくしは、さらに追い詰められた。
私は完全にユウタに操られていた。
ユウタがその気になれば簡単に私の熱を上げられる。
この状態になったらもうユウタのなすがまま。
私は何度も、意識が飛ぶようになっていた。
水を飲んでユウタの手が止まっても、再開すればまたすぐに熱が上がる。
わたくしはユウタに弱い部分を見透かされていた。
マッサージだけでこうなのだ。
マッサージの先、最後まで行ったらわたくしは……
でも、この先がある。
これでまだ途中、ああ、また、意識が……
◇
目が覚めると、いい匂いがした。
いつ眠ったのか、いつ目を覚ましたのかもわからない。
「おはよう」
「ここは、ああ、マッサージで、でも、不思議と調子がいいですわ」
「丸一日経ったんだ。パンとスープを持って来た」
「……いただきますわ」
時間の感覚が曖昧だ。
でも、お腹は空いている。
おなかの調子を考えると、丸一日と言われても不思議ではない。
「美味しかったですわ……おさわりレベルは、いくつになりましたの?」
「おかげで9になった。ありがとう」
わたくしは、ユウタの服を掴んでいた。
「もし、よろしければ、わたくしでもっとレベルを上げませんか?」
「それって、またマッサージをしていいのか?」
「……そう、ですわ」
わたくしは結局、その日から4日間、ユウタのレベルが上がるまでマッサージに誘った。
これでは、わたくしは、ただのメスと同じ。
その後、わたくしはユウタとの密会の辻褄を合わせるために噂を流した。
メスになったわたくしをユウタ以外の誰にも知られたくない。
ユウタ・男・15才
ジョブ:遊び人
体力: 76→86
魔力: 121→149
速力: 112→115
器用: 110→115
幸運: 249
スキル:ステッキレベル10、曲芸レベル8、おさわりレベル8→10、ギャンブルレベル6
固有スキル:???
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