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第36話
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「さあ、ネットスパイダーを倒しに行くか!」
昨日はネットを見ずに過ごした。
見ると止まらなくなるからだ。
「アクリスピ、泊まりの魔物狩りになるけど行くか?」
「行かない、2周目をやる。『偽りの英雄・万能の救い手イクスの物語』は神ゲー」
「分かった。アクアマリン、ニャリス、カノン、行くぞ」
ギルド前には3パーティーが集まっていた。
「ギーク、エルナ、セインのパーティーか」
全員Bランク冒険者だ。
「待って待って!配信を始めるから。ニャリスだよ!今からネットスパイダーを狩りに行くんだ。一緒に行くパーティーを紹介するね」
「ギークだ。Bランク冒険者パーティー救い手の子のリーダーをしているぜ」
「エルナよ。同じくBランクパーティー、イクスチルドレンのリーダーよ」
「セインだよ、同じでパーティー救いの盾をやってるよ」
「皆さんはお母さんからパーティー名を貰っているんだね」
「おう、当然だぜ!俺達はイクスに育てられたからよ!」
「早く行こうか。ネットスパイダーがいる森は遠い」
「歩きながら紹介していくね」
俺の情報が少しずつ漏れていく。
◇
「そこでイクスさんが助けに来たんだよ。それで僕たちのパーティー名を救いの盾にしたんだ。パーティーメンバー全員が賛成してその日は盛り上がったよ」
「おお、これは、ゲームの続編が出来そうだね!」
「出来るだろうね」
「おーい、そろそろ着くぞ」
「おお!話をしているだけで狩場についたよ」
「いや、もう夜だ。朝から出発してもう夜だ」
『お母さんは自分を讃えられると不機嫌になるよなwwwwwwwww』
『今日休みだったからずっとギルドカードで見ていた』
『切り抜き班の取れ高が凄かった』
『ゲームの続編が決まったな』
「キャンプをするか。俺は見回りをしてくる」
その日は見回りだけで終わった。
【次の日】
「おりゃあああ!こっちはイクスに鍛えられてんだ!ネットスパーダー如きにやられはしねえよ」
ギークが斧でネットスパイダーを瞬殺した。
ネットスパイダーは大きい蜘蛛だ。
「ウインドシュート!」
エルナが風魔法で迫って来るネットスパイダーに無双する。
「私だってイクスに鍛えられたんだから!これくらいは出来るわ!」
セインが大楯でネットスパイダーの突進を止め、剣で倒す。
「僕はイクスさんには遠く及ばない。でも、出来る事はやるよ!」
おかしい。
俺は力を見せていない。
だが、俺へのコメントがおかしい。
『おお!これがお母さんが育てたBランクか』
『この3パーティーはブルーフォレストでは有名よ』
『Bランクの斧使いは参考になる。流石お母さんだ』
『エルナの風魔法は勉強になるわ。流石お母さんね』
『大楯の使い方は完全に教科書レベル、俺に何が足りないか見えて来た。お母さんありがとう』
「イクス、あんたにゃ及ばねえが、それでも前に進むぜ!」
やめろ。
「ウインドラッシュ!イクスの魔法には及ばないけど!たくさんネットスパイダーを寄付するわ!」
もう黙れ。
「イクスさんは今でも僕の目標だよ!せい!やあ!」
いちいち褒めるな。
「私も頑張ってお母さんに寄付します!アイスセイバー!」
「私も寄付しますわ!サンダーチェイン!」
「私も頑張るよ!全部木から打ち落とすぜえええ!おりゃああ!」
お前らもか!
こうして順調すぎるほど早くネットスパイダーの糸が手に入った。
次はトレントだ。
ブルーフォレストにはトレントが多い。
だが近場にいるトレントは狩りつくしている為森の奥に行かないと出てこない。
「へへへ、出てきやがったぜ」
「ねえ、100は超えているわよ」
「丁度いい、全部頂くよ」
3パーティーが突撃を始めた。
「私達も行くよ!」
トレントは遠くの敵には木の枝を針のようにして飛ばしてくる。
近づくと枝を鞭のようにしならせて叩きつけてくる。
だが、Bランクパーティーが3組いる。
そしてアクアマリン達もトレントより強い。
「アイススラッシュ!」
「ハイサンダー!」
「撃ち倒すよ!」
ザシュ!バチバチ!バシュン!
トレントが全滅した。
「皆!杖の材料は集まった!もう休んでいいぞ!」
「おいおい!水臭いぜ。イクス、家を作りたいって言ってたよなあ!」
「ふふ、上質なトレントを使えばいい家が出来そうね」
「僕も同じ考えだ」
「「狩りまくる」」
「あ、いや」
『おおお!熱い展開だ!』
『いいぞ!もっとやってくれ!』
「魔呼びのポーションを使います!」
「望むところだぜ!」
「望むところよ!」
「その言葉を待っていたよ!」
アクアマリンが魔呼びのポーションを10本使った。
ガサガサガサガサ!
「へへ、集まってきやがった。腕が鳴るぜ!」
「魔力はまだまだあるのよ!今日は使い尽くすわ!」
「日が暮れるまで戦い続けられる気分だよ!」
「わ、私も頑張ります!」
「私も、魔力を使い尽くしますわ!」
「私も全部魔道銃に注ぎ込むよ!」
「「うおおおおおおおおおおおおおお!!」」
『お母さん軍団がカッコ良すぎる!さすがお母さんだ』
『お母さん魔王の魔王感が強まったと思う』
『ゲームで泣きました。お母さんを応援してます』
「待て待て!俺は殆ど戦っていない!凄いのはあいつらだ!」
『お母さんは見せ場は皆に譲って責任を追及されたら矢面に立つタイプだ。ゲームでよく分かった』
『ゲームいいよな』
『特に他の英雄が全員倒れてから1人だけで無双して大軍を打ち破るイベントが好き』
『↑分かる』
素材は集まった。
だが、皆は俺の事をいいように取って勝手に想像を膨らませているようだ。
俺が何を言っても『みんなに手柄を譲らなくていい』と言われて皆に言葉が伝わらない。
素材を集め終わり、ギルドに帰ると全員が俺に向かって拍手した。
俺は殆ど何もしていない。
昨日はネットを見ずに過ごした。
見ると止まらなくなるからだ。
「アクリスピ、泊まりの魔物狩りになるけど行くか?」
「行かない、2周目をやる。『偽りの英雄・万能の救い手イクスの物語』は神ゲー」
「分かった。アクアマリン、ニャリス、カノン、行くぞ」
ギルド前には3パーティーが集まっていた。
「ギーク、エルナ、セインのパーティーか」
全員Bランク冒険者だ。
「待って待って!配信を始めるから。ニャリスだよ!今からネットスパイダーを狩りに行くんだ。一緒に行くパーティーを紹介するね」
「ギークだ。Bランク冒険者パーティー救い手の子のリーダーをしているぜ」
「エルナよ。同じくBランクパーティー、イクスチルドレンのリーダーよ」
「セインだよ、同じでパーティー救いの盾をやってるよ」
「皆さんはお母さんからパーティー名を貰っているんだね」
「おう、当然だぜ!俺達はイクスに育てられたからよ!」
「早く行こうか。ネットスパイダーがいる森は遠い」
「歩きながら紹介していくね」
俺の情報が少しずつ漏れていく。
◇
「そこでイクスさんが助けに来たんだよ。それで僕たちのパーティー名を救いの盾にしたんだ。パーティーメンバー全員が賛成してその日は盛り上がったよ」
「おお、これは、ゲームの続編が出来そうだね!」
「出来るだろうね」
「おーい、そろそろ着くぞ」
「おお!話をしているだけで狩場についたよ」
「いや、もう夜だ。朝から出発してもう夜だ」
『お母さんは自分を讃えられると不機嫌になるよなwwwwwwwww』
『今日休みだったからずっとギルドカードで見ていた』
『切り抜き班の取れ高が凄かった』
『ゲームの続編が決まったな』
「キャンプをするか。俺は見回りをしてくる」
その日は見回りだけで終わった。
【次の日】
「おりゃあああ!こっちはイクスに鍛えられてんだ!ネットスパーダー如きにやられはしねえよ」
ギークが斧でネットスパイダーを瞬殺した。
ネットスパイダーは大きい蜘蛛だ。
「ウインドシュート!」
エルナが風魔法で迫って来るネットスパイダーに無双する。
「私だってイクスに鍛えられたんだから!これくらいは出来るわ!」
セインが大楯でネットスパイダーの突進を止め、剣で倒す。
「僕はイクスさんには遠く及ばない。でも、出来る事はやるよ!」
おかしい。
俺は力を見せていない。
だが、俺へのコメントがおかしい。
『おお!これがお母さんが育てたBランクか』
『この3パーティーはブルーフォレストでは有名よ』
『Bランクの斧使いは参考になる。流石お母さんだ』
『エルナの風魔法は勉強になるわ。流石お母さんね』
『大楯の使い方は完全に教科書レベル、俺に何が足りないか見えて来た。お母さんありがとう』
「イクス、あんたにゃ及ばねえが、それでも前に進むぜ!」
やめろ。
「ウインドラッシュ!イクスの魔法には及ばないけど!たくさんネットスパイダーを寄付するわ!」
もう黙れ。
「イクスさんは今でも僕の目標だよ!せい!やあ!」
いちいち褒めるな。
「私も頑張ってお母さんに寄付します!アイスセイバー!」
「私も寄付しますわ!サンダーチェイン!」
「私も頑張るよ!全部木から打ち落とすぜえええ!おりゃああ!」
お前らもか!
こうして順調すぎるほど早くネットスパイダーの糸が手に入った。
次はトレントだ。
ブルーフォレストにはトレントが多い。
だが近場にいるトレントは狩りつくしている為森の奥に行かないと出てこない。
「へへへ、出てきやがったぜ」
「ねえ、100は超えているわよ」
「丁度いい、全部頂くよ」
3パーティーが突撃を始めた。
「私達も行くよ!」
トレントは遠くの敵には木の枝を針のようにして飛ばしてくる。
近づくと枝を鞭のようにしならせて叩きつけてくる。
だが、Bランクパーティーが3組いる。
そしてアクアマリン達もトレントより強い。
「アイススラッシュ!」
「ハイサンダー!」
「撃ち倒すよ!」
ザシュ!バチバチ!バシュン!
トレントが全滅した。
「皆!杖の材料は集まった!もう休んでいいぞ!」
「おいおい!水臭いぜ。イクス、家を作りたいって言ってたよなあ!」
「ふふ、上質なトレントを使えばいい家が出来そうね」
「僕も同じ考えだ」
「「狩りまくる」」
「あ、いや」
『おおお!熱い展開だ!』
『いいぞ!もっとやってくれ!』
「魔呼びのポーションを使います!」
「望むところだぜ!」
「望むところよ!」
「その言葉を待っていたよ!」
アクアマリンが魔呼びのポーションを10本使った。
ガサガサガサガサ!
「へへ、集まってきやがった。腕が鳴るぜ!」
「魔力はまだまだあるのよ!今日は使い尽くすわ!」
「日が暮れるまで戦い続けられる気分だよ!」
「わ、私も頑張ります!」
「私も、魔力を使い尽くしますわ!」
「私も全部魔道銃に注ぎ込むよ!」
「「うおおおおおおおおおおおおおお!!」」
『お母さん軍団がカッコ良すぎる!さすがお母さんだ』
『お母さん魔王の魔王感が強まったと思う』
『ゲームで泣きました。お母さんを応援してます』
「待て待て!俺は殆ど戦っていない!凄いのはあいつらだ!」
『お母さんは見せ場は皆に譲って責任を追及されたら矢面に立つタイプだ。ゲームでよく分かった』
『ゲームいいよな』
『特に他の英雄が全員倒れてから1人だけで無双して大軍を打ち破るイベントが好き』
『↑分かる』
素材は集まった。
だが、皆は俺の事をいいように取って勝手に想像を膨らませているようだ。
俺が何を言っても『みんなに手柄を譲らなくていい』と言われて皆に言葉が伝わらない。
素材を集め終わり、ギルドに帰ると全員が俺に向かって拍手した。
俺は殆ど何もしていない。
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