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第165話
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2人でシャワーを浴びて、スポーツカーで学校に向かった。
朝学校に着くと、窓からみんなが見ていた。
そしてレイカさんは俺と配信を始める。
「レイカです。フトシ君、少しは元気になりましたか?」
「元気になりました」
レイカさんの話が下ネタに聞こえる。
俺は心が汚れているのだろう。
「今日から学校に復帰です。今までお疲れさまでした。ゆっくり休んでください。レイカでした~」
1分のショート配信が終わりレイカさんが帰るとみんなに囲まれた。
「フトシ、大丈夫か? 無理をしすぎて倒れたんだろ?」
「オオタ君、あんまり無理しないでね」
「お前、これ以上英雄になってどうするんだ! 休め休め!」
「うん、1人にして欲しい。ゆっくり休みたい」
「亜人の王って何なんだ?」
「分からない。詳しい話は聞いていないから」
「フトシ君、城に入れて」
「俺も俺も!」
「探検したいよな」
「プライベートルームに入ってみたいわね」
「テーマパークじゃないから!!」
休めと言われつつ、俺は質問攻めにあった。
【お昼休憩】
「久しぶりのランチだ。楽しみだな」
レンパーティー、ユイ、ヒトミと一緒にテーブルを囲む。
「いただきまーす!むふう!」
初手でピザを頬張り、チーズがとろけて伸びる。
「美味しそうに食べるね」
レンが笑顔で言った。
「チーズを伸ばすのがうまいよね。CMみたい」
「まあ、プロですから。ピザのCMなら受け付けている、キリ!」
みんなが集まって来た。
みんながスマホを俺に見せてくる。
「フトシ! ニュース見たか!」
「これ本当なの!」
「そんな! フトシ君が結婚するの!」
俺は朝、学校で配信をしていたレイカさんを思い出した。
俺が学校にいる事はネットで拡散された。
そして結婚報道がマスコミにリークされてマスコミが集まって来る。
レイカさん!
攻めすぎだろ!
1人が最大音声でスマホの動画を再生した。
『天才冒険者のオオタフトシ君が、ハーレム婚をするとの情報が入りました。高校生のハーレム婚は日本初となります。現場のハヤミチさん、中継をお願いします』
『ハヤミチです、急遽オオタフトシ君の通う高校に向かっています、あ、高校が見えてきました!』
窓に走り外を眺めるとマスコミが集まりつつあった。
「マジかよ」
バババババババババババババババババババババババババ!
上からヘリが飛んできてグラウンドに止まる。
レイカさんが操縦していた。
いのりも乗っている。
あの人色々免許を持ってるんだな。
レイカさんがマイクで言った。
「フトシ君! ヒトミちゃん! ユイちゃん! 行きましょう!」
ヒトミが俺の手を引いた。
ユイもついてくる。
ヘリに乗り込むとマスコミが叫んだ。
「逃げないでください! 取材をさせてください!」
「どこに行くんですか! コメントをお願いします!」
「待ってください! 待ってください!」
教師が学校の敷地に入ろうとするマスコミを止めた。
「ここは関係者以外立ち入り禁止です! 戻ってください!」
ヘリの扉が閉められると俺達は飛び立った。
「……」
「フトシ君、どうしたの?」
「政府への批判から目を逸らすためにここまでやるのかと、あっけに取られていました」
俺が学校にいる事を配信で伝えておいてヘリで迎えに来る。
明らかに政府の意思だろ。
「今から結婚式を行いますね」
「レイカさんは頭の回転が早すぎます」
「フトシ君ほどじゃないわ」
「おぬしもわるよのうみたいな言い方はやめましょう」
「でも、3人とも、好きよね?」
「そうですね。ただ、告白してなかったり、色々ショートカットし過ぎている気がします」
「フトシ君、告白してくれるんですか! 今でもいいですよ」
「今でも、大丈夫」
「フトシ君の気持ちを聞きたいわ」
「ま、待ってくれ、3人に同時に告白するのは何かおかしい」
「フトシ君、日本では前代未聞の高校生ハーレム婚です。違和感は当然」
「いやいやいやいや、違和感の正体はレイカさんの先回りした処理だから! レイカさんの動きが早すぎなんですよ!」
「そういう部分もありますね。これでいのり、ユイちゃん、ヒトミちゃんと結婚して、私とは秘密の関係の出来上がりです。ベッドの上で、いい事が沢山出来ますよ」
「ぐ、それは、嬉しい」
「更にその後はスズメちゃんが来てテレビやネットを更に賑わせてくれるでしょう」
「マスコミ、飢餓状態の猛獣に肉を差し出すのと一緒ですね」
「そうですよ? しばらく学校には通えません。ドリーム2で結婚式をした後、マスコミに追われて疲れた事にしてハーレムを楽しみましょう」
ヘリがドリーム2の屋上に止まった。
レイカさんはドMだ。
未来の種を蒔くために俺を煽っている。
望んでいるなら、ベッドの上で遠慮をする必要は無いだろう。
朝学校に着くと、窓からみんなが見ていた。
そしてレイカさんは俺と配信を始める。
「レイカです。フトシ君、少しは元気になりましたか?」
「元気になりました」
レイカさんの話が下ネタに聞こえる。
俺は心が汚れているのだろう。
「今日から学校に復帰です。今までお疲れさまでした。ゆっくり休んでください。レイカでした~」
1分のショート配信が終わりレイカさんが帰るとみんなに囲まれた。
「フトシ、大丈夫か? 無理をしすぎて倒れたんだろ?」
「オオタ君、あんまり無理しないでね」
「お前、これ以上英雄になってどうするんだ! 休め休め!」
「うん、1人にして欲しい。ゆっくり休みたい」
「亜人の王って何なんだ?」
「分からない。詳しい話は聞いていないから」
「フトシ君、城に入れて」
「俺も俺も!」
「探検したいよな」
「プライベートルームに入ってみたいわね」
「テーマパークじゃないから!!」
休めと言われつつ、俺は質問攻めにあった。
【お昼休憩】
「久しぶりのランチだ。楽しみだな」
レンパーティー、ユイ、ヒトミと一緒にテーブルを囲む。
「いただきまーす!むふう!」
初手でピザを頬張り、チーズがとろけて伸びる。
「美味しそうに食べるね」
レンが笑顔で言った。
「チーズを伸ばすのがうまいよね。CMみたい」
「まあ、プロですから。ピザのCMなら受け付けている、キリ!」
みんなが集まって来た。
みんながスマホを俺に見せてくる。
「フトシ! ニュース見たか!」
「これ本当なの!」
「そんな! フトシ君が結婚するの!」
俺は朝、学校で配信をしていたレイカさんを思い出した。
俺が学校にいる事はネットで拡散された。
そして結婚報道がマスコミにリークされてマスコミが集まって来る。
レイカさん!
攻めすぎだろ!
1人が最大音声でスマホの動画を再生した。
『天才冒険者のオオタフトシ君が、ハーレム婚をするとの情報が入りました。高校生のハーレム婚は日本初となります。現場のハヤミチさん、中継をお願いします』
『ハヤミチです、急遽オオタフトシ君の通う高校に向かっています、あ、高校が見えてきました!』
窓に走り外を眺めるとマスコミが集まりつつあった。
「マジかよ」
バババババババババババババババババババババババババ!
上からヘリが飛んできてグラウンドに止まる。
レイカさんが操縦していた。
いのりも乗っている。
あの人色々免許を持ってるんだな。
レイカさんがマイクで言った。
「フトシ君! ヒトミちゃん! ユイちゃん! 行きましょう!」
ヒトミが俺の手を引いた。
ユイもついてくる。
ヘリに乗り込むとマスコミが叫んだ。
「逃げないでください! 取材をさせてください!」
「どこに行くんですか! コメントをお願いします!」
「待ってください! 待ってください!」
教師が学校の敷地に入ろうとするマスコミを止めた。
「ここは関係者以外立ち入り禁止です! 戻ってください!」
ヘリの扉が閉められると俺達は飛び立った。
「……」
「フトシ君、どうしたの?」
「政府への批判から目を逸らすためにここまでやるのかと、あっけに取られていました」
俺が学校にいる事を配信で伝えておいてヘリで迎えに来る。
明らかに政府の意思だろ。
「今から結婚式を行いますね」
「レイカさんは頭の回転が早すぎます」
「フトシ君ほどじゃないわ」
「おぬしもわるよのうみたいな言い方はやめましょう」
「でも、3人とも、好きよね?」
「そうですね。ただ、告白してなかったり、色々ショートカットし過ぎている気がします」
「フトシ君、告白してくれるんですか! 今でもいいですよ」
「今でも、大丈夫」
「フトシ君の気持ちを聞きたいわ」
「ま、待ってくれ、3人に同時に告白するのは何かおかしい」
「フトシ君、日本では前代未聞の高校生ハーレム婚です。違和感は当然」
「いやいやいやいや、違和感の正体はレイカさんの先回りした処理だから! レイカさんの動きが早すぎなんですよ!」
「そういう部分もありますね。これでいのり、ユイちゃん、ヒトミちゃんと結婚して、私とは秘密の関係の出来上がりです。ベッドの上で、いい事が沢山出来ますよ」
「ぐ、それは、嬉しい」
「更にその後はスズメちゃんが来てテレビやネットを更に賑わせてくれるでしょう」
「マスコミ、飢餓状態の猛獣に肉を差し出すのと一緒ですね」
「そうですよ? しばらく学校には通えません。ドリーム2で結婚式をした後、マスコミに追われて疲れた事にしてハーレムを楽しみましょう」
ヘリがドリーム2の屋上に止まった。
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未来の種を蒔くために俺を煽っている。
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