59 / 191
第59話
しおりを挟む
レンのお見舞いに行くとユイが泣きながらお礼を言った。
回復カードは役に立ったようだ。
だが、次の日に色々な人から話を聞き、回復カードが足りなかった事を知った。
俺はすぐにヒトミに魔石を渡して回復カードを作って貰いユイに渡すと今度は感謝されつつまた泣かれた。
この事はすぐに噂になって尾びれ背びれがついた。
『フトシは財産を使い切ってユイに回復カードを渡した』
『フトシは借金を負って回復カードをユイに渡した』
『借金返済の為にアマミヤ先生と中級ハザマに毎日通う事になった』
『オオタは借金を負う事で自らを修羅に追い込んでいる』
んなわけがない。
借金なんてない。
昨日はクラスメートが俺の肩を叩いて『応援してるぜ!お前は本当に凄いと思う』と言われ拍手が巻き起こった。
違うんだって!
何日か経過し、放課後になると教室に1人座った。
スマホで時間を見つめ続ける。
時間が来ると俺のスキルに変化があった。
『マイルームの進化が完了しました』
遂に来た!
待ちに待ったぜ!
うえーい!
『マイルームが砦に進化しました』
「ん?」
『解放する階層を選択してください』
「ん?」
・矢の道
・シャドーの闘技場
・門の部屋
・テスラゴーレムの闘技場
・プライベートルーム
・ハザマの部屋
……待て待て待て待て!
階層を選ぶのか!
明らかにスキルの質が変わっている。
アマミヤ先生が教室に入って来た。
「オオタ、どうした?」
「スキルが進化しました。一緒にハザマに行くお願いをしていましたが、スキルを選択する部分があって迷っています」
「後悔の無いように悩んで選べ」
一見クールに聞こえるが、先生はいつまででも待ってくれるだろう。
優しいな。
「慎重に選びます」
集中して考える。
矢の道は良さげだ。
なんだかんだで今までアローのスキルに助けられてきた。
矢が出る道……強そうだ。
でも、シャドーの闘技場も強そうだ。
闘技場ってなんか強そうに感じる。
門の部屋は防衛施設なのかプライベートルームの1部なのかも不明だし後回しだな。
テスラゴーレムの闘技場も強そうだ。
言葉の全部が強く感じる。
プライベートルームはそのままだとして、ハザマの部屋は……なんだ?
意味不明だ。
矢の道か、シャドーの闘技場にしよう。
2つが強そうな気がする。
直感で決めるしかないな。
進化前はシャドーランサーがやられると復活まで1日かかった。
でも、アローは無尽蔵に使えた。
スキルが進化しても同じになるとは限らない。
でも、矢の道は消費が無い気がする。
俺は矢の道を選択した。
『2つ目の階層を選択してください』
なん、だと!
選べるのかよ!
今までの時間を返して!
ぷんぷんぷん!
でも2つ選べるのはお得だ。
あれか、グレートオーガの魔石をたくさん食べたのが良かったのか?
次はシャドーの闘技場だ。
『3つ目の階層を選択してください』
え?ちょちょちょちょ!
何個選べるの!
全部選べるとか無いよな?
次はテスラゴーレムの闘技場だ。
……よし、進化完了、選んだのは3つ。
階層ごとの並び替えも出来るか。
第一階層は矢の道
第二階層はシャドーの訓練場
第三階層はテスラゴーレムの闘技場にしよう。
よし、終わった。
気が付くとアマミヤ先生が俺の顔を見てにこにこと笑っていた。
「一人で時間を使ってしまってすいません」
「いや、表情がころころと変わって微笑ましい」
先生の笑顔がとてもきれいで見とれてしまう。
「お待たせしました。スキルを決めました」
「見学出来るか?」
「いいですね!行きましょう!砦!」
教室内に魔法陣が発生した。
砦の魔法陣を出した後、先生はハザマで試すつもりだった事に気づいた。
「さあ、行こう」
「はい」
俺は、先生に気を使われているな。
先生から見たら俺は新しいおもちゃを買って貰ってすぐに箱から出そうとする子供のように見えるんだろう。
「入り口にワープしてモンスターになったつもりで歩いてみましょう」
「そうだな」
よく考えたら2人きりか。
密室で二人だけ。
な、何も起きないよな?
2人でワープした。
「ここは第一階層、矢の道です」
10メートルの横幅、10メートルの高さで直線の道が1キロ続いている。
1キロは長い気もするが冒険者が本気で走ればあっという間だ。
「矢で攻撃出来るのか?」
「出来ますよ」
俺は矢を使った。
◇
「これは強そうだな」
「ですよね。この1キロの道を進むと次の階層です」
2人で走ってゴールの魔法陣を目指す。
ワープ魔法陣の前で止まるとアマミヤ先生とぶつかった。
奇跡的なタイミングで俺は先生に馬乗りになり手が胸に当たっていた。
「す、すいません。魔法陣の中に入ってから止まれば良かったです」
「いや、私も早く走りすぎた。もっと距離を取っておくべきだった。」
「次からは気をつけます」
「ああ、それよりも」
「あ、すいません」
俺は手を放して立ち上がった。
「2人で中に入りましょう」
2人で第二階層にワープした。
「ここはシャドーの闘技場です」
「まるでコロシアムのようだ」
「ゲーム脳の影響かもです」
「ちゃんと客席もあるんだな」
「ですね。早速力を試してみます」
◇
「なるほど、シャドーランサーの時と能力が変化しているな」
「ええ、早く戦ってみたいです」
そう言って2人で第三階層の魔法陣に乗った。
「第三階層はテスラゴーレムの闘技場です。第二階層と景色は似てますね」
「かなり期待できそうだ」
「でも、ここまでで階層は終わりです」
「観客席に座ってもいいか?」
「いいですよ」
2人で闘技場の客席に座った。
「岩の椅子がひんやりしていて気持ちいいな」
アマミヤ先生が横になって椅子に顔をつける。
「パ、パンツが見えます!」
「ああ、すまない」
無意識に横になる時は大体疲れているか眠い時だ。
でもパンツが見れるのは良き!
「先生、疲れてますよね?もしあれなら、明日以降付き添いをお願いしますよ?」
「いや、大丈夫だ」
「砦を、解除しますね」
アマミヤ先生はすっと起き上がって身なりを整えた。
教室に戻ると先生の顔がキリっとした。
教師のキャラは大変だな。
「装備を忘れて来てしまった」
「付き添いは明日にしましょう」
「オオタは1人でハザマに行くだろう?スキルが新しくなれば予測できない問題が出てくるかもしれない。一旦家に行こう」
「家って先生の家ですか?」
「ワンルームの狭い部屋だが、コーヒーくらいは出せる」
いや、そういう事じゃない。
先生の部屋に俺1人で入る!
待て待て!落ち着け俺!
俺が意識し過ぎているだけだろう。
気にし過ぎだ、俺!
回復カードは役に立ったようだ。
だが、次の日に色々な人から話を聞き、回復カードが足りなかった事を知った。
俺はすぐにヒトミに魔石を渡して回復カードを作って貰いユイに渡すと今度は感謝されつつまた泣かれた。
この事はすぐに噂になって尾びれ背びれがついた。
『フトシは財産を使い切ってユイに回復カードを渡した』
『フトシは借金を負って回復カードをユイに渡した』
『借金返済の為にアマミヤ先生と中級ハザマに毎日通う事になった』
『オオタは借金を負う事で自らを修羅に追い込んでいる』
んなわけがない。
借金なんてない。
昨日はクラスメートが俺の肩を叩いて『応援してるぜ!お前は本当に凄いと思う』と言われ拍手が巻き起こった。
違うんだって!
何日か経過し、放課後になると教室に1人座った。
スマホで時間を見つめ続ける。
時間が来ると俺のスキルに変化があった。
『マイルームの進化が完了しました』
遂に来た!
待ちに待ったぜ!
うえーい!
『マイルームが砦に進化しました』
「ん?」
『解放する階層を選択してください』
「ん?」
・矢の道
・シャドーの闘技場
・門の部屋
・テスラゴーレムの闘技場
・プライベートルーム
・ハザマの部屋
……待て待て待て待て!
階層を選ぶのか!
明らかにスキルの質が変わっている。
アマミヤ先生が教室に入って来た。
「オオタ、どうした?」
「スキルが進化しました。一緒にハザマに行くお願いをしていましたが、スキルを選択する部分があって迷っています」
「後悔の無いように悩んで選べ」
一見クールに聞こえるが、先生はいつまででも待ってくれるだろう。
優しいな。
「慎重に選びます」
集中して考える。
矢の道は良さげだ。
なんだかんだで今までアローのスキルに助けられてきた。
矢が出る道……強そうだ。
でも、シャドーの闘技場も強そうだ。
闘技場ってなんか強そうに感じる。
門の部屋は防衛施設なのかプライベートルームの1部なのかも不明だし後回しだな。
テスラゴーレムの闘技場も強そうだ。
言葉の全部が強く感じる。
プライベートルームはそのままだとして、ハザマの部屋は……なんだ?
意味不明だ。
矢の道か、シャドーの闘技場にしよう。
2つが強そうな気がする。
直感で決めるしかないな。
進化前はシャドーランサーがやられると復活まで1日かかった。
でも、アローは無尽蔵に使えた。
スキルが進化しても同じになるとは限らない。
でも、矢の道は消費が無い気がする。
俺は矢の道を選択した。
『2つ目の階層を選択してください』
なん、だと!
選べるのかよ!
今までの時間を返して!
ぷんぷんぷん!
でも2つ選べるのはお得だ。
あれか、グレートオーガの魔石をたくさん食べたのが良かったのか?
次はシャドーの闘技場だ。
『3つ目の階層を選択してください』
え?ちょちょちょちょ!
何個選べるの!
全部選べるとか無いよな?
次はテスラゴーレムの闘技場だ。
……よし、進化完了、選んだのは3つ。
階層ごとの並び替えも出来るか。
第一階層は矢の道
第二階層はシャドーの訓練場
第三階層はテスラゴーレムの闘技場にしよう。
よし、終わった。
気が付くとアマミヤ先生が俺の顔を見てにこにこと笑っていた。
「一人で時間を使ってしまってすいません」
「いや、表情がころころと変わって微笑ましい」
先生の笑顔がとてもきれいで見とれてしまう。
「お待たせしました。スキルを決めました」
「見学出来るか?」
「いいですね!行きましょう!砦!」
教室内に魔法陣が発生した。
砦の魔法陣を出した後、先生はハザマで試すつもりだった事に気づいた。
「さあ、行こう」
「はい」
俺は、先生に気を使われているな。
先生から見たら俺は新しいおもちゃを買って貰ってすぐに箱から出そうとする子供のように見えるんだろう。
「入り口にワープしてモンスターになったつもりで歩いてみましょう」
「そうだな」
よく考えたら2人きりか。
密室で二人だけ。
な、何も起きないよな?
2人でワープした。
「ここは第一階層、矢の道です」
10メートルの横幅、10メートルの高さで直線の道が1キロ続いている。
1キロは長い気もするが冒険者が本気で走ればあっという間だ。
「矢で攻撃出来るのか?」
「出来ますよ」
俺は矢を使った。
◇
「これは強そうだな」
「ですよね。この1キロの道を進むと次の階層です」
2人で走ってゴールの魔法陣を目指す。
ワープ魔法陣の前で止まるとアマミヤ先生とぶつかった。
奇跡的なタイミングで俺は先生に馬乗りになり手が胸に当たっていた。
「す、すいません。魔法陣の中に入ってから止まれば良かったです」
「いや、私も早く走りすぎた。もっと距離を取っておくべきだった。」
「次からは気をつけます」
「ああ、それよりも」
「あ、すいません」
俺は手を放して立ち上がった。
「2人で中に入りましょう」
2人で第二階層にワープした。
「ここはシャドーの闘技場です」
「まるでコロシアムのようだ」
「ゲーム脳の影響かもです」
「ちゃんと客席もあるんだな」
「ですね。早速力を試してみます」
◇
「なるほど、シャドーランサーの時と能力が変化しているな」
「ええ、早く戦ってみたいです」
そう言って2人で第三階層の魔法陣に乗った。
「第三階層はテスラゴーレムの闘技場です。第二階層と景色は似てますね」
「かなり期待できそうだ」
「でも、ここまでで階層は終わりです」
「観客席に座ってもいいか?」
「いいですよ」
2人で闘技場の客席に座った。
「岩の椅子がひんやりしていて気持ちいいな」
アマミヤ先生が横になって椅子に顔をつける。
「パ、パンツが見えます!」
「ああ、すまない」
無意識に横になる時は大体疲れているか眠い時だ。
でもパンツが見れるのは良き!
「先生、疲れてますよね?もしあれなら、明日以降付き添いをお願いしますよ?」
「いや、大丈夫だ」
「砦を、解除しますね」
アマミヤ先生はすっと起き上がって身なりを整えた。
教室に戻ると先生の顔がキリっとした。
教師のキャラは大変だな。
「装備を忘れて来てしまった」
「付き添いは明日にしましょう」
「オオタは1人でハザマに行くだろう?スキルが新しくなれば予測できない問題が出てくるかもしれない。一旦家に行こう」
「家って先生の家ですか?」
「ワンルームの狭い部屋だが、コーヒーくらいは出せる」
いや、そういう事じゃない。
先生の部屋に俺1人で入る!
待て待て!落ち着け俺!
俺が意識し過ぎているだけだろう。
気にし過ぎだ、俺!
0
お気に入りに追加
668
あなたにおすすめの小説

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。

錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。
いいたか
ファンタジー
小説家になろうにて130万PVを達成!
この世界『アレスディア』には天職と呼ばれる物がある。
戦闘に秀でていて他を寄せ付けない程の力を持つ剣士や戦士などの戦闘系の天職や、鑑定士や聖女など様々な助けを担ってくれる補助系の天職、様々な天職の中にはこの『アストレア王国』をはじめ、いくつもの国では不遇とされ虐げられてきた鍛冶師や錬金術師などと言った生産系天職がある。
これは、そんな『アストレア王国』で不遇な天職を賜ってしまった違う世界『地球』の前世の記憶を蘇らせてしまった一人の少年の物語である。
彼の行く先は天国か?それとも...?
誤字報告は訂正後削除させていただきます。ありがとうございます。
小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで連載中!
現在アルファポリス版は5話まで改稿中です。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。

男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる