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第67話
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「寝坊してすまなかった」
「問題ありません!」
外で待機していた俺をダッシュドラゴン部隊とプリンたちが出迎える。
ダッシュドラゴン兵が敬礼をする。
「槍を修理してきた」
俺は69本の槍をストレージから取り出した。
「凄い!立派だ!修理品とは思えない!」
「そそり立つような優雅さすら感じる!」
「これなら敵も一突きでいちころですね!」
「……そうだな」
プリンが俺をジト目で見ている。
「提案があるのですが」
「言ってくれ」
「アキ殿はご多忙でしょう。我らの任務を決めておきたいのです!」
「来るのが遅れて本当にすまなかった」
「いえ、責めているのではありません。私がうかつでした。アキ殿は多くのスキルを持ち、忙しい身の上です。どうか我らの事は気になさらず、成すべきことを成して欲しいのです。つきましては、我らが周辺の斥候を引き受けたいのです!グラディウス様には私から伝えておきます」
「よろしく頼む。その前に治療をしたい」
「「よろしくお願いします」」
俺は5回、サークルヒールを使った。
「さて、次は俺のやる事も決めておきたい。治療はもう大丈夫か?」
「皆全快しました!」
「次は錬金術か。必要な武具のリストが欲しい」
「今日の夕方までに作成します!それまでは槍をお願いします!」
「……分かった」
みんなが出かけていくと、グラディウスが声をかけて来た。
「他の兵士も治療して欲しいんだ」
「1時間経ってからでいいか?」
「十分だよ。1時間ごとに回復できると考えていいのかな?」
「大丈夫だ」
「立派な槍を作るのは明日以降になるだろうね」
「……そうだな」
サークルヒールで治療を行う事にした。
MPの効率は悪くなるが、皆を待たせる時間を考えるとそれも無駄なのだ。
「皆さーん!円の中に入ってくださーい!アキさんが中に入る道には入らないでください!」
誘導係のお姉さんが治癒待ちのみんなを円に誘導する。
ロープで囲った円を5つ作りみんなを円に入れる。
「アキさん、お願いします!」
俺は円に入ってサークルヒールを使い、次の円に向かってサークルヒールを使う。
この繰り返しだ。
「もう終わりです!完全に回復していなくても持ち場に戻ってくださーい!」
「アキさん、お疲れ様です。ゆっくり食事を摂って来て下さいね」
「ありがとう」
俺は少し座って休んだ後食事に向かった。
「アキ、顔色が悪いねえ」
そう言ってグラディウスが俺を手招きする。
テーブルにはグラディウスの他にクラフト・アーチェリーも座っていた。
「食事を持って来てからな」
「私が持ってきますよ」
近くにいた女性の兵士が言った。
「頼むね」
グラディウスが隣の椅子をポンポンと叩く。
俺は隣に座った。
「クラフトの顔色の方が悪いじゃないか!」
「……大丈夫なのだ。もう少しで、素材が切れるのだ。そうなれば、休める」
「そう言えばアキのダッシュドラゴン部隊が昨日戦場から武具を回収していたねえ」
クラフトの顔色が更に悪くなった。
「貯まってる分をクラフトに渡してくれないか?それと戦場にある武具は全部回収しておきたいねえ。ダッシュドラゴン部隊にストレージ持ちを付けるから回収をお願いしたいよ」
「俺とグラディウスが話し合って決めた件は伝えておいて欲しい」
こういう命令は2人の人間が指示を出すと混乱する。
同じ命令を出したつもりでも言葉のニュアンスが微妙に違ってしまうのだ。
なので基本的に命令はグラディウスから出して貰う。
「分かったよ、そうそう、この森一帯は薬草が多くてねえ。兵士に薬草を取りに行かせることが決まっているよ」
クラフトの顔色がまた悪くなった。
「クラフト、治療が一段落したら錬金術を手伝う」
「すまない、助かるのだ」
「悪いねえ!助かるよ」
「アキに言わせているだけなのだわ!」
「そうだね。でも考えて欲しいんだ。アキがいなかったら僕らはひどい目に合っていたよ。仮にアキを抜きで体勢を立て直そうとしたらクラフトだけじゃない、僕とアーチェリーも地獄を見る事になっていたよ」
「そ、そうね、錬金術は大事だわ」
「部隊を分散させても大丈夫なのか?」
「……言ってなかったね」
「忘れていたわ。敵軍は移動を始めたのよ」
俺に伝わっていない、と言う事は攻めてくる訳じゃ無いのか。
「どこに向かってるんだ?」
「確定ではないよ。でも、方向から考えて魔石の洞窟だ」
この戦争は元々魔石の利権争いだ。
こちらの城を落とすのは厳しい、そうなれば敵は俺達に攻めさせる方向に切り替える、か。
攻めなければ魔石の利権を奪われ続け、長期的に俺達は苦しい立場に立たされる。
攻めないわけにはいかない。
武器の英雄か。
戦って分かった。
急に俺に向かって単身で斬りこんでくるあの行動!
変則的な戦闘スタイル!
武器の英雄と俺は考え方が似ている!
相手の意表をついてくるあの行動、残った英雄は一筋縄ではいかないだろう。
奇策を使う武器の英雄。
そして最強のセバスか。
「問題ありません!」
外で待機していた俺をダッシュドラゴン部隊とプリンたちが出迎える。
ダッシュドラゴン兵が敬礼をする。
「槍を修理してきた」
俺は69本の槍をストレージから取り出した。
「凄い!立派だ!修理品とは思えない!」
「そそり立つような優雅さすら感じる!」
「これなら敵も一突きでいちころですね!」
「……そうだな」
プリンが俺をジト目で見ている。
「提案があるのですが」
「言ってくれ」
「アキ殿はご多忙でしょう。我らの任務を決めておきたいのです!」
「来るのが遅れて本当にすまなかった」
「いえ、責めているのではありません。私がうかつでした。アキ殿は多くのスキルを持ち、忙しい身の上です。どうか我らの事は気になさらず、成すべきことを成して欲しいのです。つきましては、我らが周辺の斥候を引き受けたいのです!グラディウス様には私から伝えておきます」
「よろしく頼む。その前に治療をしたい」
「「よろしくお願いします」」
俺は5回、サークルヒールを使った。
「さて、次は俺のやる事も決めておきたい。治療はもう大丈夫か?」
「皆全快しました!」
「次は錬金術か。必要な武具のリストが欲しい」
「今日の夕方までに作成します!それまでは槍をお願いします!」
「……分かった」
みんなが出かけていくと、グラディウスが声をかけて来た。
「他の兵士も治療して欲しいんだ」
「1時間経ってからでいいか?」
「十分だよ。1時間ごとに回復できると考えていいのかな?」
「大丈夫だ」
「立派な槍を作るのは明日以降になるだろうね」
「……そうだな」
サークルヒールで治療を行う事にした。
MPの効率は悪くなるが、皆を待たせる時間を考えるとそれも無駄なのだ。
「皆さーん!円の中に入ってくださーい!アキさんが中に入る道には入らないでください!」
誘導係のお姉さんが治癒待ちのみんなを円に誘導する。
ロープで囲った円を5つ作りみんなを円に入れる。
「アキさん、お願いします!」
俺は円に入ってサークルヒールを使い、次の円に向かってサークルヒールを使う。
この繰り返しだ。
「もう終わりです!完全に回復していなくても持ち場に戻ってくださーい!」
「アキさん、お疲れ様です。ゆっくり食事を摂って来て下さいね」
「ありがとう」
俺は少し座って休んだ後食事に向かった。
「アキ、顔色が悪いねえ」
そう言ってグラディウスが俺を手招きする。
テーブルにはグラディウスの他にクラフト・アーチェリーも座っていた。
「食事を持って来てからな」
「私が持ってきますよ」
近くにいた女性の兵士が言った。
「頼むね」
グラディウスが隣の椅子をポンポンと叩く。
俺は隣に座った。
「クラフトの顔色の方が悪いじゃないか!」
「……大丈夫なのだ。もう少しで、素材が切れるのだ。そうなれば、休める」
「そう言えばアキのダッシュドラゴン部隊が昨日戦場から武具を回収していたねえ」
クラフトの顔色が更に悪くなった。
「貯まってる分をクラフトに渡してくれないか?それと戦場にある武具は全部回収しておきたいねえ。ダッシュドラゴン部隊にストレージ持ちを付けるから回収をお願いしたいよ」
「俺とグラディウスが話し合って決めた件は伝えておいて欲しい」
こういう命令は2人の人間が指示を出すと混乱する。
同じ命令を出したつもりでも言葉のニュアンスが微妙に違ってしまうのだ。
なので基本的に命令はグラディウスから出して貰う。
「分かったよ、そうそう、この森一帯は薬草が多くてねえ。兵士に薬草を取りに行かせることが決まっているよ」
クラフトの顔色がまた悪くなった。
「クラフト、治療が一段落したら錬金術を手伝う」
「すまない、助かるのだ」
「悪いねえ!助かるよ」
「アキに言わせているだけなのだわ!」
「そうだね。でも考えて欲しいんだ。アキがいなかったら僕らはひどい目に合っていたよ。仮にアキを抜きで体勢を立て直そうとしたらクラフトだけじゃない、僕とアーチェリーも地獄を見る事になっていたよ」
「そ、そうね、錬金術は大事だわ」
「部隊を分散させても大丈夫なのか?」
「……言ってなかったね」
「忘れていたわ。敵軍は移動を始めたのよ」
俺に伝わっていない、と言う事は攻めてくる訳じゃ無いのか。
「どこに向かってるんだ?」
「確定ではないよ。でも、方向から考えて魔石の洞窟だ」
この戦争は元々魔石の利権争いだ。
こちらの城を落とすのは厳しい、そうなれば敵は俺達に攻めさせる方向に切り替える、か。
攻めなければ魔石の利権を奪われ続け、長期的に俺達は苦しい立場に立たされる。
攻めないわけにはいかない。
武器の英雄か。
戦って分かった。
急に俺に向かって単身で斬りこんでくるあの行動!
変則的な戦闘スタイル!
武器の英雄と俺は考え方が似ている!
相手の意表をついてくるあの行動、残った英雄は一筋縄ではいかないだろう。
奇策を使う武器の英雄。
そして最強のセバスか。
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