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第50話
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俺は単独で敵陣近くまでたどり着いた。
みんなは疲れているかもしれないけど俺は変態仙人の回復スキルをものまねした事で回復力が高くなっている。
マッチョと変態仙人は回復力は高いが、斥候のスキルを持っていない為俺一人で奇襲に来ていた。
感知・暗視・遠目・透視・分析スキルを使い敵陣を観察する。
あれ?英雄がいない?
水浴び姫のワッフルもいない?
白騎士部隊もいない……
しかもみんな疲れている!
余裕じゃね!?
まずは2人組の見回りだ。
俺はナイフで後ろから斥候に近づいてナイフを突き刺す。
1人を殺した。
「貴様!なにものだ!」
俺はナイフを投げて叫んだ2人目を倒した。
基本2人チームで見回りをしているのか。
たった2人だけ、余裕だな。
俺は敵陣の周りを一周して見回りの斥候をすべて倒した。
さすがに気づかれたのか100の部隊が見回りを開始した。
俺は隠れてその部隊をやり過ごす。
今日は皆疲れているはずだ、英雄がいないのにさらに動ける奴らを出陣させたか。
本陣には疲れている者と戦闘が苦手な者しか残っていないだろう。
その隙に本陣に突撃した。
爆炎ナイフ50本入りのバックパックを背負い投げつけながら突っ切る。
急に気配を消した状態から走って急接近した事でみんなびっくりして反応が遅れる。
俺は人の気配がする場所に爆炎ナイフを投げ込んで走り抜けた。
後ろを振り向くと辺りに爆炎が巻き起こり、敵陣が混乱していた。
俺は余裕で敵陣を横断した。
ストレージから爆炎ナイフ50本入りのバックパックを取り出す。
2セット目を開始だ!
走り抜けると敵陣を突っ切る途中で矢が飛んでくるし、槍や剣を構えた敵が攻撃してきたが何とか突っ切った。
3セット目はきついか。
敵が奇襲に馴れてしまった。
俺は隠れつつ弓矢を取り出した。
森に隠れつつ弓で狙撃していく。
立っている兵士を殺して、助ける為にか駆け寄った兵士を更に殺す。
3人、4人、5人を射殺した。
敵がこちらに向かって来るのでまた逃げて隠れる。
鬼ごっことかくれんぼは得意だ。
こうして隠れる場所を何度も変えて弓で敵を殺し続けた。
手が痺れて来たな。
離れて休憩にしよう。
森に紛れて寝ころぶ。
疲れが取れると今度は火炎ナイフをセットしたバックパックを背負いまた本陣を走って通り抜ける。
今度は爆炎では無く火炎ナイフを投げてテントや人を焼いていく。
そして森に放火しつつ敵陣から逃げた。
よく燃えて敵は混乱している。
爆炎ナイフは爆発だが、火炎ナイフは炎の海を作り出す。
燃えていくテントの火を消す必要があり、前の爆炎ナイフと違った対応を敵は迫られる。
敵は眠れないまま消火作業を続けた。
敵は急に攻撃パターンを変えられるとうまく対応できないようだ。
煙で視界が悪くなるが、透視と遠目、そして感知のスキルがあるおかげで向こうの様子がよく分かる。
俺はまた弓矢で攻撃する。
火を消そうとする兵士をどんどん殺していった。
英雄が帰って来る!
もう帰ろう!
俺は敵陣を後にした。
敵兵は恐怖と疲労、そして次いつ来るか分からない奇襲に怯えるだろう。
俺はステータスを開いた。
アキ 人族 男
レベル 49【+1】
HP 590/590【+10】
MP 98/590【+10】
攻撃 590【+10】
防御 590【+10】
魔法攻撃 590【+10】
魔法防御 590【+10】
敏捷 590【+10】
ジョブ ものまね士
スキル『ものまねレベル9』『短剣レベル【7→10】』『剣レベル5』『刀レベル5』『槍レベル5』『斧レベル5』『体術レベル5』『弓レベル【7→10】』『投てきレベル【7→10】』『炎魔法レベル4』『水魔法レベル4』『風魔法レベル5』『土魔法レベル4』『光魔法レベル3』『闇魔法レベル2』『錬金術レベル【7→10】』『HP自動回復レベル10』『スタミナ自動回復レベル10』『瞑想レベル10』『訓練効果アップレベル5』『身体強化レベル5』『速度強化レベル【8→10】』『隠密レベル【7→10】』『感知レベル【7→10】』『分析レベル【7→10】』『暗視レベル【7→10】』『遠目レベル【7→10】』『透視レベル【7→10】』『採取レベル5』『運搬レベル5』『ストレージレベル5』『騎乗レベル【3→6】』
レベルが1上がった!
この戦場に来るまでの間アーチェリーに弓を教わった。
グラディウスには短剣と投てき、そして斥候スキルを教わった。
クラフトには錬金術を教わりダッシュドラゴンに乗る後ろを追うように後ろでダッシュドラゴンに乗り騎乗スキルも上げた。
時間が取れればものまねで魔法を上げていこう。
【武器の英雄、ウエポン視点】
今回の夜襲はうまくいった。
結果約2000の兵を討ち取る事が出来た。
我らは疲弊している。
だがそれは敵も同じこと。
こういうあり得ぬ状況で襲撃をかけることが良い結果を生み出すのだ。
セバスが走って来る。
「ウエポン様、本陣が燃えております」
「なんだと!」
急いで本陣に戻るとテントや森、人までも燃えている。
「復旧と被害状況を確認するのだ!セバスと姫騎士は今日の戦いに備えて休め!拳と闇も休むのだ!手分けして復旧を進めろ!」
私は仕事に追われた。
日が出てきた。
どうやら襲撃者の目撃情報は1人だけ。
爆炎ナイフを投げられた事からボマーが奇襲をかけてきた事だけは明らかになった。
だが他は全く分からん。
ある者は後ろから刺されて死んだ。
ある者は弓矢で殺された。
ある者は爆炎ではなく火炎攻撃で倒された。
我らが帰還するまで何度も攻撃を受け、敵の数も掴めぬ。
そして我らが帰る頃にピタッと攻撃は止んだ。
奇襲の被害は4000人となった。
我らの部隊が襲撃で与えた被害は2000、その倍の被害を受けている!
しかもテントや物資が焼かれ、運び屋や斥候が多く殺されサポートと斥候の目を多く失った。
初陣の者が多く、極度の疲労を抱えた者を多く本陣に残して来た為被害が大きくなった。
気を抜いて休んだ瞬間の奇襲!
敵にも我と同じ考えを持ち、そして実行する者がいたか!
我らは動きを制限された。
次襲撃を行えばまた同じ目に合う可能性が高い。
次襲撃をする場合、必ず英雄を残しておく必要がある。
必ずエースクラスを配置しておく必要がある。
今日の大戦も動きも縛られた。
襲撃者として確定しているボマーをマークする必要がある!
ボマーは日中の戦いでは左翼部隊を敗走に追い込み、夜は本陣に多大な被害を与えた。
ボマーの奇襲だけは確実に確定している!
奴を放置する事は出来ん!
英雄をぶつける!
消耗、いや、それでは生ぬるい!
確実に潰す!
軍を崩す力を持ったボマーに軍に強い闇を当てるか?
いや、ボマーと相性の良い相手……
1対1で強さを発揮する奴をぶつける!
拳の英雄、ゲンコツを!
みんなは疲れているかもしれないけど俺は変態仙人の回復スキルをものまねした事で回復力が高くなっている。
マッチョと変態仙人は回復力は高いが、斥候のスキルを持っていない為俺一人で奇襲に来ていた。
感知・暗視・遠目・透視・分析スキルを使い敵陣を観察する。
あれ?英雄がいない?
水浴び姫のワッフルもいない?
白騎士部隊もいない……
しかもみんな疲れている!
余裕じゃね!?
まずは2人組の見回りだ。
俺はナイフで後ろから斥候に近づいてナイフを突き刺す。
1人を殺した。
「貴様!なにものだ!」
俺はナイフを投げて叫んだ2人目を倒した。
基本2人チームで見回りをしているのか。
たった2人だけ、余裕だな。
俺は敵陣の周りを一周して見回りの斥候をすべて倒した。
さすがに気づかれたのか100の部隊が見回りを開始した。
俺は隠れてその部隊をやり過ごす。
今日は皆疲れているはずだ、英雄がいないのにさらに動ける奴らを出陣させたか。
本陣には疲れている者と戦闘が苦手な者しか残っていないだろう。
その隙に本陣に突撃した。
爆炎ナイフ50本入りのバックパックを背負い投げつけながら突っ切る。
急に気配を消した状態から走って急接近した事でみんなびっくりして反応が遅れる。
俺は人の気配がする場所に爆炎ナイフを投げ込んで走り抜けた。
後ろを振り向くと辺りに爆炎が巻き起こり、敵陣が混乱していた。
俺は余裕で敵陣を横断した。
ストレージから爆炎ナイフ50本入りのバックパックを取り出す。
2セット目を開始だ!
走り抜けると敵陣を突っ切る途中で矢が飛んでくるし、槍や剣を構えた敵が攻撃してきたが何とか突っ切った。
3セット目はきついか。
敵が奇襲に馴れてしまった。
俺は隠れつつ弓矢を取り出した。
森に隠れつつ弓で狙撃していく。
立っている兵士を殺して、助ける為にか駆け寄った兵士を更に殺す。
3人、4人、5人を射殺した。
敵がこちらに向かって来るのでまた逃げて隠れる。
鬼ごっことかくれんぼは得意だ。
こうして隠れる場所を何度も変えて弓で敵を殺し続けた。
手が痺れて来たな。
離れて休憩にしよう。
森に紛れて寝ころぶ。
疲れが取れると今度は火炎ナイフをセットしたバックパックを背負いまた本陣を走って通り抜ける。
今度は爆炎では無く火炎ナイフを投げてテントや人を焼いていく。
そして森に放火しつつ敵陣から逃げた。
よく燃えて敵は混乱している。
爆炎ナイフは爆発だが、火炎ナイフは炎の海を作り出す。
燃えていくテントの火を消す必要があり、前の爆炎ナイフと違った対応を敵は迫られる。
敵は眠れないまま消火作業を続けた。
敵は急に攻撃パターンを変えられるとうまく対応できないようだ。
煙で視界が悪くなるが、透視と遠目、そして感知のスキルがあるおかげで向こうの様子がよく分かる。
俺はまた弓矢で攻撃する。
火を消そうとする兵士をどんどん殺していった。
英雄が帰って来る!
もう帰ろう!
俺は敵陣を後にした。
敵兵は恐怖と疲労、そして次いつ来るか分からない奇襲に怯えるだろう。
俺はステータスを開いた。
アキ 人族 男
レベル 49【+1】
HP 590/590【+10】
MP 98/590【+10】
攻撃 590【+10】
防御 590【+10】
魔法攻撃 590【+10】
魔法防御 590【+10】
敏捷 590【+10】
ジョブ ものまね士
スキル『ものまねレベル9』『短剣レベル【7→10】』『剣レベル5』『刀レベル5』『槍レベル5』『斧レベル5』『体術レベル5』『弓レベル【7→10】』『投てきレベル【7→10】』『炎魔法レベル4』『水魔法レベル4』『風魔法レベル5』『土魔法レベル4』『光魔法レベル3』『闇魔法レベル2』『錬金術レベル【7→10】』『HP自動回復レベル10』『スタミナ自動回復レベル10』『瞑想レベル10』『訓練効果アップレベル5』『身体強化レベル5』『速度強化レベル【8→10】』『隠密レベル【7→10】』『感知レベル【7→10】』『分析レベル【7→10】』『暗視レベル【7→10】』『遠目レベル【7→10】』『透視レベル【7→10】』『採取レベル5』『運搬レベル5』『ストレージレベル5』『騎乗レベル【3→6】』
レベルが1上がった!
この戦場に来るまでの間アーチェリーに弓を教わった。
グラディウスには短剣と投てき、そして斥候スキルを教わった。
クラフトには錬金術を教わりダッシュドラゴンに乗る後ろを追うように後ろでダッシュドラゴンに乗り騎乗スキルも上げた。
時間が取れればものまねで魔法を上げていこう。
【武器の英雄、ウエポン視点】
今回の夜襲はうまくいった。
結果約2000の兵を討ち取る事が出来た。
我らは疲弊している。
だがそれは敵も同じこと。
こういうあり得ぬ状況で襲撃をかけることが良い結果を生み出すのだ。
セバスが走って来る。
「ウエポン様、本陣が燃えております」
「なんだと!」
急いで本陣に戻るとテントや森、人までも燃えている。
「復旧と被害状況を確認するのだ!セバスと姫騎士は今日の戦いに備えて休め!拳と闇も休むのだ!手分けして復旧を進めろ!」
私は仕事に追われた。
日が出てきた。
どうやら襲撃者の目撃情報は1人だけ。
爆炎ナイフを投げられた事からボマーが奇襲をかけてきた事だけは明らかになった。
だが他は全く分からん。
ある者は後ろから刺されて死んだ。
ある者は弓矢で殺された。
ある者は爆炎ではなく火炎攻撃で倒された。
我らが帰還するまで何度も攻撃を受け、敵の数も掴めぬ。
そして我らが帰る頃にピタッと攻撃は止んだ。
奇襲の被害は4000人となった。
我らの部隊が襲撃で与えた被害は2000、その倍の被害を受けている!
しかもテントや物資が焼かれ、運び屋や斥候が多く殺されサポートと斥候の目を多く失った。
初陣の者が多く、極度の疲労を抱えた者を多く本陣に残して来た為被害が大きくなった。
気を抜いて休んだ瞬間の奇襲!
敵にも我と同じ考えを持ち、そして実行する者がいたか!
我らは動きを制限された。
次襲撃を行えばまた同じ目に合う可能性が高い。
次襲撃をする場合、必ず英雄を残しておく必要がある。
必ずエースクラスを配置しておく必要がある。
今日の大戦も動きも縛られた。
襲撃者として確定しているボマーをマークする必要がある!
ボマーは日中の戦いでは左翼部隊を敗走に追い込み、夜は本陣に多大な被害を与えた。
ボマーの奇襲だけは確実に確定している!
奴を放置する事は出来ん!
英雄をぶつける!
消耗、いや、それでは生ぬるい!
確実に潰す!
軍を崩す力を持ったボマーに軍に強い闇を当てるか?
いや、ボマーと相性の良い相手……
1対1で強さを発揮する奴をぶつける!
拳の英雄、ゲンコツを!
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