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第31話
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俺達は大きな泉に落ちた。
俺は泉に落ちたプリンとチョコを陸に運ぶ。
「大丈夫、か?」
「ええ、何とか」
「私も、大丈夫よ。ライダーに突き飛ばされた時の方が痛かったわね」
「ヒール!ヒール!」
俺は2人にヒールをかけた。
泉を見るとゴブリンキングとモグドラゴンが一緒に落下してなお殺し合っていた。
魔物怖い!
「グオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
「モグウウウウウウウウウウウウウウウ!!!」
モグドラゴンがゴブリンに土魔法を放ち、落ちた雑魚ゴブリンに止めを刺すが、ゴブリンキングは土魔法を金棒で受け止め、金棒を振り回して戦う。
「お互いふらふらじゃないか」
「アキ、何か企んでる?」
「チャンスじゃないか!チャンスだよな!」
俺は胸と背中に装備したナイフをゴブリンキングに向かって投げた。
ゴブリンキングが爆炎ナイフで倒れる。
『レベル28→30』
更にモグドラゴンに急接近し、手の甲にある爆炎の紋章を発動させ両手で殴る。
『レベル30→31』
「上がった!レベルが3も上がったぞ!」
俺は魔物をストレージに入れつつ辺りを見渡した。
「上の大穴には届きそうもないけど、洞窟のような道がたくさんある!魚もいるぞ!」
道があるなら上に戻れるかもしれない。
それにここで暮らしていくことも可能だ。
俺は家を出して2人を中に入れ、キッチンに食料を出した。
「どうしてそんなに元気なの?帰れなくなっちゃったかもしれないのよ?」
「魔物に殺されさえしなければ大丈夫だ。戻る道が無くても錬金術で穴を掘り、階段を作れば上に戻れる」
「問題は魔物だけですか」
「魔物が厄介だ。ボスクラスが何体も出てきて包囲されれば危ない」
「では、私は休みます」
「そうだな。休憩にしよう」
「え?え?探索はいいの?」
「今は休んで体力を回復しよう」
「そうですよ。下手に動いて疲れてから魔物と闘えば、最悪そこで殺されます」
「プリン、こういう時こそ休息が大事だ。消耗した状態で魔物に包囲されたらそっちの方が危険だ」
「アキ君、私はパンが食べたいです」
「すぐに出す」
「……そうね。少し休むわ」
俺達は皆斥候のスキルを持っている。
それが強みだ。
奇襲を防ぎ、可能ならこちらが奇襲を仕掛ける。
強い敵からは逃げ、気配を消す。
体力が回復したらサバイバルの始まりだ!
俺達はパンサンドと温かいスープを食べつつ話を進める。
「このダンジョンには『モグドラゴン』『ゴブリンキング』、そして『アースドラゴン』の三強がいます。この3体の魔物には十分注意する必要があります」
爆炎ナイフはどんどん使っていこう。
今は状況が変わった。
手加減して、省エネモードで戦えば殺されるかもしれない。
おそらくここはダンジョンの深層だ。
俺のレベルはまだまだ低い。
「休息が終わったらダンジョンの探索をしよう」
「そうですね。今は、休みましょう」
俺達は食べて、そして眠った。
◇
「このフロアから3つの道が見えます。どこを探索しましょう?」
「じゃあっち。どうせ行ってみなければ分からない。分からない所で悩む意味がない」
「そうですね。では行きましょう」
道を進むと全員の感知スキルが反応し、遠距離武器を構える。
100体を超えるゴブリンの群れ!
そして、ゴブリンキングもいる!
俺達は一気に奇襲を仕掛けた。
手裏剣と矢で一気にゴブリンの数を減らす。
「グオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
ゴブリンキングが大剣を構えて迫って来る。
その後ろから雑魚ゴブリンが続く。
「本気で行きます固有スキル・ナイフダンス!」
チョコが太もものナイフを2本取り出して投げると軌道を変えてゴブリンキングを攻撃する。
そしてチョコが一気にゴブリンキングに迫りゴブリンキングを切り刻む。
飛ぶ2本のナイフとチョコが両手に持った2本のナイフ、合計4本のナイフでゴブリンキングは斬り刻まれていく。
チョコの攻撃でゴブリンキングがあっけなく倒れた。
これがアーツ系の固有スキルか。
ゴブリンが動揺した隙に俺は爆炎ナイフを群れに投げ入れて更にゴブリンのペースを崩していく。
そして3人で一気にゴブリンを全滅させた。
「お疲れ様です」
「チョコ、凄いじゃない」
「ふふふ、私はそこそこ強いんです!」
「俺も頑張らないとな!」
「あ、私の固有スキルは万能じゃありませんよ。MPの消費が激しくて連発は出来ません」
「次は爆炎ナイフを使う!」
「わ、私も頑張るわ!」
基本出てきたゴブリンは出来るだけ倒す。
相手がゴブリンの場合夜襲を仕掛けてくる場合がある。
感知の範囲外から包囲し、そして確実に殺しに来るような事をやってくる可能性がある。
知恵の回る相手は厄介なのだ。
俺達は先に進んだ。
またゴブリンの群れか。
「次は俺がやってみたい!」
「いいですよ。やっちゃいましょう。周りのゴブリンは私とお嬢様が倒します」
金棒を置いたゴブリンキングに向かって一気に迫り、爆炎ナイフを4本投げつけた。
ゴブリンキングに爆発がヒットした瞬間に一気に近距離に迫る。
そして両手の甲に刻んだ爆炎の紋章を起動させる。
正拳突きと共にゼロ距離の爆炎を食らわせた。
吹き飛ぶゴブリンキングに腰のナイフを素早く抜いて馬乗りになりながらナイフを何度も突き刺す。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
『レベル31→32』
「倒した!倒せたぞ!」
「いいですね。どんどん狩っちゃいましょう!」
「つ、次は私がやるわ!」
「アキ君のレベルは今いくつですか?」
「さっき32に上がった」
「ええ!もうそんなに!」
プリンが驚く。
「そうですか、では、全員35レベル以上を目指しましょう」
「チョコは35を超えているのか?」
「いえ、まだ34ですよ」
「チョコを追い越すわ!」
「35は超える!」
「いいですね。どんどん行きましょう!」
俺達は何度もゴブリンキングとゴブリンを倒しつつダンジョンを探索する。
俺は泉に落ちたプリンとチョコを陸に運ぶ。
「大丈夫、か?」
「ええ、何とか」
「私も、大丈夫よ。ライダーに突き飛ばされた時の方が痛かったわね」
「ヒール!ヒール!」
俺は2人にヒールをかけた。
泉を見るとゴブリンキングとモグドラゴンが一緒に落下してなお殺し合っていた。
魔物怖い!
「グオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
「モグウウウウウウウウウウウウウウウ!!!」
モグドラゴンがゴブリンに土魔法を放ち、落ちた雑魚ゴブリンに止めを刺すが、ゴブリンキングは土魔法を金棒で受け止め、金棒を振り回して戦う。
「お互いふらふらじゃないか」
「アキ、何か企んでる?」
「チャンスじゃないか!チャンスだよな!」
俺は胸と背中に装備したナイフをゴブリンキングに向かって投げた。
ゴブリンキングが爆炎ナイフで倒れる。
『レベル28→30』
更にモグドラゴンに急接近し、手の甲にある爆炎の紋章を発動させ両手で殴る。
『レベル30→31』
「上がった!レベルが3も上がったぞ!」
俺は魔物をストレージに入れつつ辺りを見渡した。
「上の大穴には届きそうもないけど、洞窟のような道がたくさんある!魚もいるぞ!」
道があるなら上に戻れるかもしれない。
それにここで暮らしていくことも可能だ。
俺は家を出して2人を中に入れ、キッチンに食料を出した。
「どうしてそんなに元気なの?帰れなくなっちゃったかもしれないのよ?」
「魔物に殺されさえしなければ大丈夫だ。戻る道が無くても錬金術で穴を掘り、階段を作れば上に戻れる」
「問題は魔物だけですか」
「魔物が厄介だ。ボスクラスが何体も出てきて包囲されれば危ない」
「では、私は休みます」
「そうだな。休憩にしよう」
「え?え?探索はいいの?」
「今は休んで体力を回復しよう」
「そうですよ。下手に動いて疲れてから魔物と闘えば、最悪そこで殺されます」
「プリン、こういう時こそ休息が大事だ。消耗した状態で魔物に包囲されたらそっちの方が危険だ」
「アキ君、私はパンが食べたいです」
「すぐに出す」
「……そうね。少し休むわ」
俺達は皆斥候のスキルを持っている。
それが強みだ。
奇襲を防ぎ、可能ならこちらが奇襲を仕掛ける。
強い敵からは逃げ、気配を消す。
体力が回復したらサバイバルの始まりだ!
俺達はパンサンドと温かいスープを食べつつ話を進める。
「このダンジョンには『モグドラゴン』『ゴブリンキング』、そして『アースドラゴン』の三強がいます。この3体の魔物には十分注意する必要があります」
爆炎ナイフはどんどん使っていこう。
今は状況が変わった。
手加減して、省エネモードで戦えば殺されるかもしれない。
おそらくここはダンジョンの深層だ。
俺のレベルはまだまだ低い。
「休息が終わったらダンジョンの探索をしよう」
「そうですね。今は、休みましょう」
俺達は食べて、そして眠った。
◇
「このフロアから3つの道が見えます。どこを探索しましょう?」
「じゃあっち。どうせ行ってみなければ分からない。分からない所で悩む意味がない」
「そうですね。では行きましょう」
道を進むと全員の感知スキルが反応し、遠距離武器を構える。
100体を超えるゴブリンの群れ!
そして、ゴブリンキングもいる!
俺達は一気に奇襲を仕掛けた。
手裏剣と矢で一気にゴブリンの数を減らす。
「グオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
ゴブリンキングが大剣を構えて迫って来る。
その後ろから雑魚ゴブリンが続く。
「本気で行きます固有スキル・ナイフダンス!」
チョコが太もものナイフを2本取り出して投げると軌道を変えてゴブリンキングを攻撃する。
そしてチョコが一気にゴブリンキングに迫りゴブリンキングを切り刻む。
飛ぶ2本のナイフとチョコが両手に持った2本のナイフ、合計4本のナイフでゴブリンキングは斬り刻まれていく。
チョコの攻撃でゴブリンキングがあっけなく倒れた。
これがアーツ系の固有スキルか。
ゴブリンが動揺した隙に俺は爆炎ナイフを群れに投げ入れて更にゴブリンのペースを崩していく。
そして3人で一気にゴブリンを全滅させた。
「お疲れ様です」
「チョコ、凄いじゃない」
「ふふふ、私はそこそこ強いんです!」
「俺も頑張らないとな!」
「あ、私の固有スキルは万能じゃありませんよ。MPの消費が激しくて連発は出来ません」
「次は爆炎ナイフを使う!」
「わ、私も頑張るわ!」
基本出てきたゴブリンは出来るだけ倒す。
相手がゴブリンの場合夜襲を仕掛けてくる場合がある。
感知の範囲外から包囲し、そして確実に殺しに来るような事をやってくる可能性がある。
知恵の回る相手は厄介なのだ。
俺達は先に進んだ。
またゴブリンの群れか。
「次は俺がやってみたい!」
「いいですよ。やっちゃいましょう。周りのゴブリンは私とお嬢様が倒します」
金棒を置いたゴブリンキングに向かって一気に迫り、爆炎ナイフを4本投げつけた。
ゴブリンキングに爆発がヒットした瞬間に一気に近距離に迫る。
そして両手の甲に刻んだ爆炎の紋章を起動させる。
正拳突きと共にゼロ距離の爆炎を食らわせた。
吹き飛ぶゴブリンキングに腰のナイフを素早く抜いて馬乗りになりながらナイフを何度も突き刺す。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
『レベル31→32』
「倒した!倒せたぞ!」
「いいですね。どんどん狩っちゃいましょう!」
「つ、次は私がやるわ!」
「アキ君のレベルは今いくつですか?」
「さっき32に上がった」
「ええ!もうそんなに!」
プリンが驚く。
「そうですか、では、全員35レベル以上を目指しましょう」
「チョコは35を超えているのか?」
「いえ、まだ34ですよ」
「チョコを追い越すわ!」
「35は超える!」
「いいですね。どんどん行きましょう!」
俺達は何度もゴブリンキングとゴブリンを倒しつつダンジョンを探索する。
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