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番外編<SIDE勇>
33:可愛い・やわらかい・愛しい【真翔SIDE】
しおりを挟む俺は悠子ちゃんをベットに倒した。
もう、めちゃくちゃに悠子ちゃんの
柔らかい肌を味わいたかった。
でも、絶対に悠子ちゃんを
怖がらせてはいけない。
優しく…そっと。
俺は女の子を抱いた経験はないけれど
欲望に任せて乱暴なことを
してはいけないことはわかる。
だから、理性を総動員して
優しく、そっと、悠子ちゃんの
肌を舐めた。
俺は悠子ちゃんが寝ている時に
何度も柔らかい肌を味わったけど
それは…
背徳感もあったけど
物凄く興奮したけれど。
でも、今はそれよりも
もっと、もっと気持ちが高ぶっている。
だって今、俺は
意識がある悠子ちゃんの
肌に触れているのだから。
悠子ちゃんが俺を
受け入れてくれているんだ。
俺は悠子ちゃんの胸を
片手でぷにぷにしながら
悠子ちゃんの口を味わった。
こんなキスは初めてだったけど
悠子ちゃんの口の中に
舌を入れてみたら
想像以上に気持ちよかった。
悠子ちゃんを味わいたくて
舌を吸ったり、零れる唾液を
舐めたりしていたら、
悠子ちゃんの肌から甘い匂いがした。
俺は悠子ちゃんの口を開放して
今度はたぷたぷしていた胸に
顔をうずめた。
ずっとこんなことをしたかった。
だって男の夢だろ?
柔らかい胸に顔を押し付けて
舌を出して舐めてみた。
「ひゃ…っぁ」
悠子ちゃんから
驚いたような声がする。
でも、俺は無視して
その感触を楽しんだ。
やわらかい胸に頬を擦りつけて
悠子ちゃんを見ると、
可愛い顔が真っ赤になっていた。
「可愛い」
俺を男として意識してくれている顔だ。
嬉しくなる。
「ここも…
舐めてもいい?」
胸の突起を指先でつつく。
悠子ちゃんは驚いた顔をした。
「怖い?」
すると、首が横に振られる。
悠子ちゃんは、嫌だとは言わない。
だから俺は悠子ちゃんの
胸の突起を口に入れた。
もう片方の突起を
指先でもてあそびながら
吸い上げたり、舌で転がしたり。
俺は寝ている悠子ちゃんの肌を
存分に味わっていたから、
どんな触り方をすれば
悠子ちゃんの身体が反応するか
もうわかっていた。
柔らかかった突起が
徐々に芯を持ち始める。
いつもなら
悠子ちゃんの肌に吸い付きながら
自慰をしてしまうところだけど
今は違う。
俺は今、悠子ちゃんの
同意の元、この肌に触れているのだ。
俺は胸の突起から手を離した。
たくさん触れたい箇所はあったけれど
今は…
そっと悠子ちゃんの下半身に
手を伸ばした。
さっきも触れたけど…
大丈夫だろうか。
悠子ちゃんの拒絶に
脅えながら俺はそっと
悠子ちゃんのショーツに触れた。
さっき布地の上から何度も
指先で擦っていたせいか、
まだ湿っているような気がする。
悠子ちゃんの盗み見たけれど、
拒絶の言葉はない。
というか、
悠子ちゃんは顔を真っ赤にして
羞恥のせいか、視線を
彷徨わせている。
俺は指先でショーツの上から
悠子ちゃんの秘所に触れた。
指を擦りつけるように
上下に動かしながら、
悠子ちゃんを見る。
「ユウ」
声を掛けると、視線が合った。
「もっと…触れてもいい?」
悠子ちゃんは
口をパクパクさせている。
まさかこんな風に
秘所を触られるとは
思ってもいなかったのだろう。
言葉もでないぐらいに
驚いているようだ。
……可愛い。
「恥ずかしい?」
って聞いたら、素直に頷いた。
俺は指を動かして
悠子ちゃんを刺激しながら
キスをする。
「好きだよ」
するっと、言葉が出た。
こんな時に告白するなんて
信憑性がない。
ただ抱きたいから
好きって言っているだけに
聞こえるじゃないか。
そうじゃないんだと
思ったけれど、
言った言葉は消せなくて。
「好きだ。
好きだから…もっと触れたい。
嫌?」
怖い?ではなく、
嫌?って聞いた。
これ以上は、
悠子ちゃんの意思なく
できないと思ったから。
悠子ちゃんは目を見開いて
俺を見た。
これで告白は…
3度目なんだけど。
悠子ちゃんには
きっと伝わってなかったんだろうな。
ちょっとだけ寂しい気分になった。
悠子ちゃんから返事はない。
でも、拒絶は、ない。
「もっと触ってもいい?」
聞いたら、
「は……い」って小さく返事が来た。
俺は有頂天になり、
悠子ちゃんに口付けけた。
それから身体をずらし、
悠子ちゃんの秘所に顔を寄せる。
さっきまで指で
擦り付けていた箇所は
しっかり濡れて、悠子ちゃんが
感じていたことがわかった。
甘い香りがさらに強くなる。
布地の上から
俺はそこを舐めた。
俺の唾液と悠子ちゃんの蜜で
元々薄い生地だったからか、
悠子ちゃんの秘所の形が
すぐに浮き彫りになる。
……えろい。
俺はいつもこの状態の
悠子ちゃんの姿を見て射精していた。
でも、今日は我慢だ。
悠子ちゃんのあなの
場所を指で押さえ、そこを舐める。
布が一枚、挟まってはいるけれど、
すぐに、直に触れるよりも
悠子ちゃんの不安が和らぐと思ったからだ。
俺の唾液でぐっしょりと
濡れたショーツの上から今度は
指をあなに入れてみた。
布地がへこんで…
やばい、エロい。
俺は我慢できずに
下着ごとズボンを脱ぎ捨てた。
「ま、真翔さん…」
うわずった声に、俺は我に返った。
そうだ。
今は寝ている悠子ちゃんを
触っているのではない。
悠子ちゃんの意志を無視して
やりたいように触れてはダメなんだ。
「ぼ、僕…あの…」
「やめて欲しい?
怖かった?」
「いえ…あ、の…」
俺は悠子ちゃんの足の間から
真赤な顔を見上げた。
「は、恥ずかしくて…」
……可愛い!
「僕…そんなとこ…
さ、触ったことないし、
その、舐める…なんて…」
触ったことない?
自分で慰めたこともないんだ。
さすが俺の女神!
清らかすぎる。
「大丈夫だよ。
俺は悠子ちゃんのことが
大好きだから、全部舐めたいんだ」
わざと『兄』の顔で言う。
きっと悠子ちゃんは
こういうことに慣れていないんだ。
そして…
たぶん、男女が抱き合うことが
どういうことかも知らないのかもしれない。
俺は全部『初めて』なんだ。
悠子ちゃんの『初めて』は全部俺で。
俺は神に感謝した。
いや、エロの女神に感謝だ。
俺が全部、悠子ちゃんに教えてあげよう。
他の男に取られる前に
悠子ちゃんに出会えてよかった。
「好……き」
悠子ちゃんが呆然としたように
俺を見た。
『好き』って言ったの
これで4回目なんだけど…
まだ伝わってない…のかも?
「好きだよ、ユウ。
だから触れたい。
いい?」
こくん、と悠子ちゃんは頷いてくれた。
俺は嬉しくて、
悠子ちゃんのショーツを
少しだけ横にずらした。
いきなり脱がせたら
怖がらせると思ったからだ。
悠子ちゃんのぐっしょりと
濡れた秘所が見える。
甘い匂いに誘われて
俺は舌を出した。
ペロリと舐めると、
頭が痺れるような感覚になる。
甘い。
俺はそこを夢中で舐めた。
舐めても舐めても
溢れてくる蜜は甘くて、
脳が痺れる美味さだ。
じゅるじゅると音を立てて
舌を悠子ちゃんの熱い体内に入れて。
夢中で肉壁を味わった。
悠子ちゃんは小刻みに喘ぎ、
何度も体を震わせる。
悠子ちゃんの身体が
ぐったりする頃、
俺はようやく口を離して
悠子ちゃんのショーツを脱がせた。
もう、抵抗することはないだろう。
悠子ちゃんは生き絶え絶えの様子で
大きな胸を上下させている。
悠子ちゃんは着やせするタイプだ。
息をする度に揺れる胸は
もう誰にも見せたくない。
俺は先ほどまで
むしゃぶりついていた
悠子ちゃんの中に指を入れた。
狭い。
そして熱い。
初めての時は
慣らさないと痛いと
聞いたことがあるので、
俺はじっくりと指を動かし、
本数を増やした。
途中、たまらず
やっぱり勃った欲棒を
片手で扱いて射精してしまった。
でも、もちろん、
萎えたりはしない。
悠子ちゃんが寝ていた時も
指を2本までは入れたことがある。
あんまり奥までは入れなかったけど、
今日は…いいよな。
と、思っていたけれど。
指を3本にしたとき、
悠子ちゃんから小さな悲鳴が聞こえた。
「ごめん、痛かった?」
顔を上げたら、
涙目の悠子ちゃんと目が合った。
俺は顔を起こして、
悠子ちゃんの頬に触れた。
「ごめんね。怖い?」
泣かせるつもりはなかったけれど。
こんな顔を見てしまっては
さすがに最後までできそうにない。
「怖く…ない…です」
って言いながら
俺の肩に顔を押し付けて
悠子ちゃんはしがみついてきた。
可愛い。
でも、ムラムラは収まらない。
俺の勃ったものは
吐精しなければ収まらない状態で。
俺は悠子ちゃんを
できるだけ優しく抱きしめた。
「もうちょっとだけ…いい?」
抱きしめたまま耳元で囁くと、
悠子ちゃんがうなずいてくれた。
だから俺は
悠子ちゃんを抱きしめたまま
俺の猛った欲棒を
悠子ちゃんの秘所にこすりつけた。
俺の先走った液と
悠子ちゃんの蜜がぐちゅぐちゅと
音を言わせて混ざり合う。
気持ちいい。
悠子ちゃんの濡れた中に
押し入りたい気持ちはあったが
俺は気持ちを押さ込み、
悠子ちゃんの太ももの間に欲棒を挟んだ。
「ま…なと…さん?」
「大丈夫。
もう少しだけ…」
俺は悠子ちゃんの足を掴んで
ぎゅっと両足を締めさせる。
何度も腰を動かして、
俺は悠子ちゃんとキスを繰り返す。
抱きしめて、
舌を絡ませて。
零れる唾液も、
悠子ちゃんから溢れる蜜も。
全部全部、舐めたくて。
俺のものにしたくて。
俺は…
悠子ちゃんの柔らかい太ももに
挟まれたまま、欲液を吐き出した。
俺の放ったもので
悠子ちゃんの太ももも、
足も、お腹も、全部汚れてしまったが、
俺はものすごく…
満足した。
悠子ちゃんは、俺のものだ。
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