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愛は変態を助長させる
5:酒は飲んでも呑まれるな【真翔SIDE】
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悠子ちゃんおすすめの夫婦箸を買って
俺たちは店に向かった。
少し早い時間だったけど
店の扉は開いていた。
のれんは下がっていて、
定休日の札があったけど
俺たちが入ると
「いらっしゃい!」
って店長さんの声がした。
「おじゃまします」
俺が言うと悠子ちゃんが
「お招きありがとうございます」
って笑った。
俺といるときよりも
店長さんに向ける顔は
親し気で…甘えた顔だ。
わかっている。
悠子ちゃんにとって
店長さんは親みたいなもので
兄貴みたいなもので、
家族みたいなものだ。
嫉妬するのはおかしい。
が。
嫉妬してしまう。
しょうがない。
俺は悠子ちゃんを好きすぎるのだから。
「あー、来た来た!」
店長さんの後ろからOL嬢がやってきて
俺たちを真ん中の席に座らせた。
「待ってたのよーっ。
沢山、恋話聞かせてねっ」
ネタにするからー、って
不穏な言葉も聞こえたけれど、
悠子ちゃんはにこにこしている。
このOL嬢。
どうやら大好きなアニメがあって、
そのキャラクターの一人が
大好きらしい。
以前、
「心から惚れた相手が死にそうだ」
とやけ酒を煽っていて心配したが、
それがアニメのキャラクターだった
話は、記憶に遠くない。
しかもOL嬢は、
そのキャラクターを好きすぎて
自分で本を作ったりしているらしい。
見たことは無いが、
男キャラ同士の恋愛?友情?
っぽい話をいつもしているので
そういう話が好きみたいだ。
いつも悠子ちゃんは
その友情なのか愛情なのか
よくわからないキャラ同士の話を
にこにこして聞いている。
すごい忍耐力と言うか
我慢して聞いている
様子はないので、
俺は悠子ちゃんの
心の広さに感激するばかりだ。
俺たちが座ると、
さっそくOL嬢が
悠子ちゃんの前に座って、
アニメの話しを始めた。
俺はさっぱりわからない。
悠子ちゃんも内容はわかってないと
以前、言っていたけれど、
OL嬢が金髪の
ハンサムなキャラクターが
大好きだということは知っている、
と言う話だった。
店長さんは金髪でもないし
ハンサム…でもない。
失礼だが、どちらかというと
頼れる兄貴で体育会系だ。
意外だと思ったが、
OL嬢は一応、アニメと現実の
違いだけは理解しているみたいだった。
だが恋する女性から
たとえアニメキャラだろうが
金髪でハンサムな男性が好きだと
言われ続けていたら…
そりゃ、店長さんだって
自信がなくなるだろうな。
俺も店長さんの
『大人の男感』に
何度も負けてきた。
そんな店長さんを
毎回負かしているOL嬢は
俺にとって最強の存在だ。
敵にならないように、
俺も笑顔で無難に話を流しておこう。
そう思っていると、
店長さんが料理と酒を
持って来てくれた。
悠子ちゃんが慌てて
「手伝います」って立ち上がったけど
店長は
「大丈夫だ、座っとけ」
と悠子ちゃんの頭を優しく撫でる。
悠子ちゃんは、ふにゃ、って
笑って、嬉しそうに「はい」って言った。
「なにそれ。妬けるーっ」
ってOL嬢がすぐに言う。
「なんだ?
お前も撫でて欲しいのか?
店長さんがOL嬢の頭をぐりぐり撫でた。
「違うー」
「はは、いいから、手伝え」
OL嬢を連れていく店長は
相変わらず、カッコイイ。
くそ。
俺も「妬けるー」とか
素直に言って、悠子ちゃんに
頭を撫でてもらいたい。
だが、言えない。
俺は悠子ちゃんの前では
カッコイイお兄さんでいたいからな。
悠子ちゃんを見ていたら、
不意に悠子ちゃんが笑った。
「店長さんって、
ほんとにお父さんみたいでしょ?」
クスクス小声で笑う姿に、
店長が恋愛対象でないと安堵する。
「良かった」
口からそんな言葉が飛び出した。
「良かった?」
「あ…いや」
店長に惚れる心配がなくて。
とは言えない。
「……あの二人も仲良くて」
「ですよね。
安心しちゃいます」
俺も安心だよ、悠子ちゃん。
それからどんどん料理が出て来て
お酒も…見たことが無い
甕に入った焼酎が出て来た。
「年代もんだぞーっ」
という店長さんの声に
OL嬢のキャーっという声が挙がる。
OL嬢も酒飲みだった。
当たり前だけど、
料理もお酒も美味しい。
隣には悠子ちゃんがいる。
時折テーブルの下で
手を握ったり、手のひらを
にぎにぎしたり。
幸せすぎるー。
一応、俺たちは
婚約した旨を二人に報告して、
結婚したらお店を辞めるかもしれない、
という話も、少しだけした。
「大丈夫よー」
店長さんに言ってたはずの
話だったが、返事はOL嬢から来た。
「悠子ちゃんの穴は
私が埋めてあげるから気にしないで」
「え?」
悠子ちゃんがあっけにとられていると
店長さんが、OL嬢との結婚を
考えていて、結婚したらOL嬢と
一緒にこの店を切り盛りすることに
なっている、と
男勝りの顔を真っ赤にして
俺たちに報告してくれた。
悠子ちゃんは大喜びで、
思い出したように
俺たちに手土産を渡す。
結婚祝いのように
なってしまったが…。
予想外にOL嬢は喜んでくれて
店長さんも照れたように笑った。
でも結婚はまだまだ先だし、
ずーっとお友達よ!
と悠子ちゃんの手を握るOL嬢に
俺と店長は苦笑して、
また、飲んだ。
俺たちを祝ってくれたのが
嬉しかったのと
店長さんとOL嬢が
結婚まで進んでいて安堵したのと。
悠子ちゃんがバイトを
辞める話もできたし、
その後の心配も必要なかった。
すべでが上手くいっていて
俺は浮かれてしまってたんだ。
だから、飲み過ぎた。
悠子ちゃんも、飲んだ。
いつのまにか深夜になり、
OL嬢が一番最初に
机につっぷした。
「そろそろお開きにするか」
店長さんだけは
かなり飲んだはずなのに、元気そうだ。
「そうですね。
ごちそうさまでした」
最初は少しぐらいは
お金を払うべきかと思ったが
店長さんが…
俺と悠子ちゃんのことを
物凄く喜んでくれていることが
わかったので、遠慮なく
お祝いとして奢ってもらうことにした。
さりげなく店長さんは
トイレに立った俺の後をついてきて、
悠子ちゃんを幸せにしてやってくれ、
と、頭を下げてきたのだ。
悠子ちゃんも店長さんを
家族のように思っていたようだが、
店長さんも同じだったようだ。
そして、悠子ちゃんには
言ってないけれど、
同じ施設の出身だとも教えてくれた。
だから悠子ちゃんを
店に雇ったのだと。
俺は店長さんに頭を下げられて、
泣いてしまいそうになった。
俺も父親を知らずに育ったけれど、
こんな人が父親だったら、と
一瞬だが思ってしまった。
そしてすぐに、
懐が深い大人の男だと
少しだけ嫉妬した。
俺は必ず悠子ちゃんを
幸せにすると誓って、
店長さんとも固い握手をした。
そして。
物凄く緩んだ気持ちで
美味しいお酒を飲み、
気がついたら悠子ちゃんと
手を繋いで、あの公園にいた。
悠子ちゃんはふわふわと
楽しそうに笑っていて。
俺は、公園の…
あの白い満開の樹を見た。
悠子ちゃんではないけれど、
この白い花を見ると、
俺も嬉しくなる。
悠子ちゃんだけでなく
俺も悠子ちゃんに
愛されているとなんとなく
思えるからだ。
嬉しくなって、
やっぱり悠子ちゃんが大好きで。
俺と悠子ちゃんは
クスクス笑いながら
悠子ちゃんのアパートに戻った。
悠子ちゃんが大好きすぎて
頭がおかしくなりそうだ。
アパートのドアを開けて、
部屋の明かりをつけて。
いつも通りだったら
手を洗って、エアコンの
スイッチを押して。
そんな感じなのに。
俺はドアを閉めた途端、
靴を脱ぐのももどかしく
悠子ちゃんを抱きしめた。
甘い匂いと柔らかい身体。
好きで、好きで、好きで。
夢中で口づけていた。
抱きたい、って思った。
すっと思ってたけど、
今日は欲求を押さえきれなかった。
俺は悠子ちゃんを
玄関で押し倒した。
靴は…脱いだと思う。
でも、もう頭がおかしくなっていて。
靴なんでどうでもいい。
悠子ちゃんの靴だって
脱いでなくても構わない。
とにかく悠子ちゃんを
感じたくて。
ただそれだけだった。
俺たちは店に向かった。
少し早い時間だったけど
店の扉は開いていた。
のれんは下がっていて、
定休日の札があったけど
俺たちが入ると
「いらっしゃい!」
って店長さんの声がした。
「おじゃまします」
俺が言うと悠子ちゃんが
「お招きありがとうございます」
って笑った。
俺といるときよりも
店長さんに向ける顔は
親し気で…甘えた顔だ。
わかっている。
悠子ちゃんにとって
店長さんは親みたいなもので
兄貴みたいなもので、
家族みたいなものだ。
嫉妬するのはおかしい。
が。
嫉妬してしまう。
しょうがない。
俺は悠子ちゃんを好きすぎるのだから。
「あー、来た来た!」
店長さんの後ろからOL嬢がやってきて
俺たちを真ん中の席に座らせた。
「待ってたのよーっ。
沢山、恋話聞かせてねっ」
ネタにするからー、って
不穏な言葉も聞こえたけれど、
悠子ちゃんはにこにこしている。
このOL嬢。
どうやら大好きなアニメがあって、
そのキャラクターの一人が
大好きらしい。
以前、
「心から惚れた相手が死にそうだ」
とやけ酒を煽っていて心配したが、
それがアニメのキャラクターだった
話は、記憶に遠くない。
しかもOL嬢は、
そのキャラクターを好きすぎて
自分で本を作ったりしているらしい。
見たことは無いが、
男キャラ同士の恋愛?友情?
っぽい話をいつもしているので
そういう話が好きみたいだ。
いつも悠子ちゃんは
その友情なのか愛情なのか
よくわからないキャラ同士の話を
にこにこして聞いている。
すごい忍耐力と言うか
我慢して聞いている
様子はないので、
俺は悠子ちゃんの
心の広さに感激するばかりだ。
俺たちが座ると、
さっそくOL嬢が
悠子ちゃんの前に座って、
アニメの話しを始めた。
俺はさっぱりわからない。
悠子ちゃんも内容はわかってないと
以前、言っていたけれど、
OL嬢が金髪の
ハンサムなキャラクターが
大好きだということは知っている、
と言う話だった。
店長さんは金髪でもないし
ハンサム…でもない。
失礼だが、どちらかというと
頼れる兄貴で体育会系だ。
意外だと思ったが、
OL嬢は一応、アニメと現実の
違いだけは理解しているみたいだった。
だが恋する女性から
たとえアニメキャラだろうが
金髪でハンサムな男性が好きだと
言われ続けていたら…
そりゃ、店長さんだって
自信がなくなるだろうな。
俺も店長さんの
『大人の男感』に
何度も負けてきた。
そんな店長さんを
毎回負かしているOL嬢は
俺にとって最強の存在だ。
敵にならないように、
俺も笑顔で無難に話を流しておこう。
そう思っていると、
店長さんが料理と酒を
持って来てくれた。
悠子ちゃんが慌てて
「手伝います」って立ち上がったけど
店長は
「大丈夫だ、座っとけ」
と悠子ちゃんの頭を優しく撫でる。
悠子ちゃんは、ふにゃ、って
笑って、嬉しそうに「はい」って言った。
「なにそれ。妬けるーっ」
ってOL嬢がすぐに言う。
「なんだ?
お前も撫でて欲しいのか?
店長さんがOL嬢の頭をぐりぐり撫でた。
「違うー」
「はは、いいから、手伝え」
OL嬢を連れていく店長は
相変わらず、カッコイイ。
くそ。
俺も「妬けるー」とか
素直に言って、悠子ちゃんに
頭を撫でてもらいたい。
だが、言えない。
俺は悠子ちゃんの前では
カッコイイお兄さんでいたいからな。
悠子ちゃんを見ていたら、
不意に悠子ちゃんが笑った。
「店長さんって、
ほんとにお父さんみたいでしょ?」
クスクス小声で笑う姿に、
店長が恋愛対象でないと安堵する。
「良かった」
口からそんな言葉が飛び出した。
「良かった?」
「あ…いや」
店長に惚れる心配がなくて。
とは言えない。
「……あの二人も仲良くて」
「ですよね。
安心しちゃいます」
俺も安心だよ、悠子ちゃん。
それからどんどん料理が出て来て
お酒も…見たことが無い
甕に入った焼酎が出て来た。
「年代もんだぞーっ」
という店長さんの声に
OL嬢のキャーっという声が挙がる。
OL嬢も酒飲みだった。
当たり前だけど、
料理もお酒も美味しい。
隣には悠子ちゃんがいる。
時折テーブルの下で
手を握ったり、手のひらを
にぎにぎしたり。
幸せすぎるー。
一応、俺たちは
婚約した旨を二人に報告して、
結婚したらお店を辞めるかもしれない、
という話も、少しだけした。
「大丈夫よー」
店長さんに言ってたはずの
話だったが、返事はOL嬢から来た。
「悠子ちゃんの穴は
私が埋めてあげるから気にしないで」
「え?」
悠子ちゃんがあっけにとられていると
店長さんが、OL嬢との結婚を
考えていて、結婚したらOL嬢と
一緒にこの店を切り盛りすることに
なっている、と
男勝りの顔を真っ赤にして
俺たちに報告してくれた。
悠子ちゃんは大喜びで、
思い出したように
俺たちに手土産を渡す。
結婚祝いのように
なってしまったが…。
予想外にOL嬢は喜んでくれて
店長さんも照れたように笑った。
でも結婚はまだまだ先だし、
ずーっとお友達よ!
と悠子ちゃんの手を握るOL嬢に
俺と店長は苦笑して、
また、飲んだ。
俺たちを祝ってくれたのが
嬉しかったのと
店長さんとOL嬢が
結婚まで進んでいて安堵したのと。
悠子ちゃんがバイトを
辞める話もできたし、
その後の心配も必要なかった。
すべでが上手くいっていて
俺は浮かれてしまってたんだ。
だから、飲み過ぎた。
悠子ちゃんも、飲んだ。
いつのまにか深夜になり、
OL嬢が一番最初に
机につっぷした。
「そろそろお開きにするか」
店長さんだけは
かなり飲んだはずなのに、元気そうだ。
「そうですね。
ごちそうさまでした」
最初は少しぐらいは
お金を払うべきかと思ったが
店長さんが…
俺と悠子ちゃんのことを
物凄く喜んでくれていることが
わかったので、遠慮なく
お祝いとして奢ってもらうことにした。
さりげなく店長さんは
トイレに立った俺の後をついてきて、
悠子ちゃんを幸せにしてやってくれ、
と、頭を下げてきたのだ。
悠子ちゃんも店長さんを
家族のように思っていたようだが、
店長さんも同じだったようだ。
そして、悠子ちゃんには
言ってないけれど、
同じ施設の出身だとも教えてくれた。
だから悠子ちゃんを
店に雇ったのだと。
俺は店長さんに頭を下げられて、
泣いてしまいそうになった。
俺も父親を知らずに育ったけれど、
こんな人が父親だったら、と
一瞬だが思ってしまった。
そしてすぐに、
懐が深い大人の男だと
少しだけ嫉妬した。
俺は必ず悠子ちゃんを
幸せにすると誓って、
店長さんとも固い握手をした。
そして。
物凄く緩んだ気持ちで
美味しいお酒を飲み、
気がついたら悠子ちゃんと
手を繋いで、あの公園にいた。
悠子ちゃんはふわふわと
楽しそうに笑っていて。
俺は、公園の…
あの白い満開の樹を見た。
悠子ちゃんではないけれど、
この白い花を見ると、
俺も嬉しくなる。
悠子ちゃんだけでなく
俺も悠子ちゃんに
愛されているとなんとなく
思えるからだ。
嬉しくなって、
やっぱり悠子ちゃんが大好きで。
俺と悠子ちゃんは
クスクス笑いながら
悠子ちゃんのアパートに戻った。
悠子ちゃんが大好きすぎて
頭がおかしくなりそうだ。
アパートのドアを開けて、
部屋の明かりをつけて。
いつも通りだったら
手を洗って、エアコンの
スイッチを押して。
そんな感じなのに。
俺はドアを閉めた途端、
靴を脱ぐのももどかしく
悠子ちゃんを抱きしめた。
甘い匂いと柔らかい身体。
好きで、好きで、好きで。
夢中で口づけていた。
抱きたい、って思った。
すっと思ってたけど、
今日は欲求を押さえきれなかった。
俺は悠子ちゃんを
玄関で押し倒した。
靴は…脱いだと思う。
でも、もう頭がおかしくなっていて。
靴なんでどうでもいい。
悠子ちゃんの靴だって
脱いでなくても構わない。
とにかく悠子ちゃんを
感じたくて。
ただそれだけだった。
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