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第2章
2-2 陽介と恭弥と
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恭弥はベッドサイドの棚から小さな正方形の袋を取り、中身を取り出すと自分のモノに装着しローションで濡らした。
そして、僕のアナルにも先ほど使われたローションをまた注いだ。
ぬるついたディルドとは違う質感の熱いモノが触れ、先ほどまで太いものを咥えこんでいた入口は物欲しそうにヒクついていた。
一気に貫かれると思い身体に力を込めたけれど、予想に反してゆっくりと押し入ってくる感触に僕は戸惑いを覚えた。
その違和感に恐る恐る恭弥の顔を見上げると、絡みつくような視線で僕を見下ろしており、その目を見て僕は悟った。
――コイツは、僕を辱めようとしているんだ。
僕の視線に気付いた恭弥はニヤリと笑い、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「どうよ。男に犯されて女にされる感覚は。お前、もう戻れないんじゃねぇの?」
そして徐々に抽挿の速度を上げていくと、その動きに合わせるように自分の口から女のような甘い声が漏れてしまうことに絶望を感じた。
まるで自分が男を誘うような声を出しているようで、それを二人に聞かれていると思うと死にたくなるほど恥ずかしい。
――それなのに、僕のアナルは恭弥のモノを喜んで咥えこんでいるんだ。
あまりのショックに気が狂いそうになっていたその時、恭弥がついに一番感じる前立腺に自身の先端を押し当てた。
「ああああ……――ッ」
ビリビリと電気が走ったような感覚に僕の口から悲鳴のような嬌声があがる。
しかし、恭弥はそんな僕を見て嘲るように笑ったかと思うと、今度はソコばかりを狙って突き上げてきた。
「ぁあ、ンッあぁ……ッぁあっあっ」
ゴリゴリと内壁を押し拡げるように刺激されて頭が真っ白になるほどの快楽に襲われる。
あまりの快感に泣きながら許しを請い、やめてほしいと悲鳴のような声で訴えたが聞き入れて貰えなかった。
それどころかさらに強く腰を打ち付けられ、僕は二度目の絶頂を迎えた。
だが、それでもまだ解放されず、今度は激しくピストンされながら前も扱かれて頭がおかしくなりそうだった。
あまりの激しさに意識を失いそうになっていると、恭弥は僕の身体を反転させ四つん這いの姿勢にさせた。
「もうやめて……っ もう無理だからぁ……っ」
そして、そのままバックから挿入されると、再び激しい抽挿を繰り返された。
後ろから獣のようにガツガツと腰を打ち付けられ、僕はもう何も考えられずただ喘ぐことしかできなかった。
そして再び絶頂が近づいてきたのか恭弥の動きがさらに激しくなり、僕の最奥まで突き入れた状態で動きを止めると熱い飛沫を放ったようだった。
同時に僕もまた絶頂を迎えてしまい、シーツに精液を撒き散らしていた。
ずるり……と音を立てて引き抜かれると僕はベッドに倒れ込み、はあはあと荒い呼吸を繰り返していた。
陽介が近づいてきて僕の顔を覗き込み、髪を優しく撫でてくる。
そして、僕に向かって声をかけた。
「次は僕だからよろしくね」
その言葉に絶望を感じながらも、僕にはどうすることもできなかった。
僕の身体を起こし、ベッドに優しく寝かせると、そそり勃った陽介のモノを押し当てた。
「入れるね」
今度はそれが今から自分のナカに入るのだと思うと恐怖で身体が震えた。
しかし陽介は優しく僕の頭を撫でるとそのままゆっくりと挿入してきた。
先ほどと同じようにゆっくりした動きで内壁を擦られる感触にゾクゾクとした快感を覚えてしまい、思わず甘い声を漏らしてしまった自分に嫌悪した。
また抽挿が始まり、さっきとは違う角度から刺激されて新たな快感が生まれる。
次第に抽挿が早まり、僕の一番感じる場所を集中的に攻め立てられる。
あまりの快感に頭が真っ白になり、何も考えられなくなってしまうほどだった。
そしてまた絶頂を迎えそうになった時、陽介は突然動きを止めた。
――どうして……?
と思っていると今度は浅いところをゆっくりと出し入れされ始め、焦ったい刺激に僕は無意識のうちに腰を動かしていた。
そんな僕を見てクスリと笑ったかと思うと、一気に奥まで突き入れられて目の前に火花が散ったような感覚に襲われた。
そのまま激しくピストンを繰り返され、あまりの激しさに意識を失いそうになったが、今度は僕のモノを扱かれ始め再び快楽の波に溺れた。
一気に根元まで埋められた瞬間、頭が真っ白になるほどの強烈な快感に襲われて三度目の絶頂を迎えていた。
同時に陽介も僕の中で達したらしく、熱いものが注がれていくのを感じた。
「好きだよ。タケルくん」
そう言って、陽介は僕を愛しむようにキスをして優しく抱きしめた。
そのまま意識が遠のき、僕は気絶するように眠りについた。
そして、僕のアナルにも先ほど使われたローションをまた注いだ。
ぬるついたディルドとは違う質感の熱いモノが触れ、先ほどまで太いものを咥えこんでいた入口は物欲しそうにヒクついていた。
一気に貫かれると思い身体に力を込めたけれど、予想に反してゆっくりと押し入ってくる感触に僕は戸惑いを覚えた。
その違和感に恐る恐る恭弥の顔を見上げると、絡みつくような視線で僕を見下ろしており、その目を見て僕は悟った。
――コイツは、僕を辱めようとしているんだ。
僕の視線に気付いた恭弥はニヤリと笑い、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「どうよ。男に犯されて女にされる感覚は。お前、もう戻れないんじゃねぇの?」
そして徐々に抽挿の速度を上げていくと、その動きに合わせるように自分の口から女のような甘い声が漏れてしまうことに絶望を感じた。
まるで自分が男を誘うような声を出しているようで、それを二人に聞かれていると思うと死にたくなるほど恥ずかしい。
――それなのに、僕のアナルは恭弥のモノを喜んで咥えこんでいるんだ。
あまりのショックに気が狂いそうになっていたその時、恭弥がついに一番感じる前立腺に自身の先端を押し当てた。
「ああああ……――ッ」
ビリビリと電気が走ったような感覚に僕の口から悲鳴のような嬌声があがる。
しかし、恭弥はそんな僕を見て嘲るように笑ったかと思うと、今度はソコばかりを狙って突き上げてきた。
「ぁあ、ンッあぁ……ッぁあっあっ」
ゴリゴリと内壁を押し拡げるように刺激されて頭が真っ白になるほどの快楽に襲われる。
あまりの快感に泣きながら許しを請い、やめてほしいと悲鳴のような声で訴えたが聞き入れて貰えなかった。
それどころかさらに強く腰を打ち付けられ、僕は二度目の絶頂を迎えた。
だが、それでもまだ解放されず、今度は激しくピストンされながら前も扱かれて頭がおかしくなりそうだった。
あまりの激しさに意識を失いそうになっていると、恭弥は僕の身体を反転させ四つん這いの姿勢にさせた。
「もうやめて……っ もう無理だからぁ……っ」
そして、そのままバックから挿入されると、再び激しい抽挿を繰り返された。
後ろから獣のようにガツガツと腰を打ち付けられ、僕はもう何も考えられずただ喘ぐことしかできなかった。
そして再び絶頂が近づいてきたのか恭弥の動きがさらに激しくなり、僕の最奥まで突き入れた状態で動きを止めると熱い飛沫を放ったようだった。
同時に僕もまた絶頂を迎えてしまい、シーツに精液を撒き散らしていた。
ずるり……と音を立てて引き抜かれると僕はベッドに倒れ込み、はあはあと荒い呼吸を繰り返していた。
陽介が近づいてきて僕の顔を覗き込み、髪を優しく撫でてくる。
そして、僕に向かって声をかけた。
「次は僕だからよろしくね」
その言葉に絶望を感じながらも、僕にはどうすることもできなかった。
僕の身体を起こし、ベッドに優しく寝かせると、そそり勃った陽介のモノを押し当てた。
「入れるね」
今度はそれが今から自分のナカに入るのだと思うと恐怖で身体が震えた。
しかし陽介は優しく僕の頭を撫でるとそのままゆっくりと挿入してきた。
先ほどと同じようにゆっくりした動きで内壁を擦られる感触にゾクゾクとした快感を覚えてしまい、思わず甘い声を漏らしてしまった自分に嫌悪した。
また抽挿が始まり、さっきとは違う角度から刺激されて新たな快感が生まれる。
次第に抽挿が早まり、僕の一番感じる場所を集中的に攻め立てられる。
あまりの快感に頭が真っ白になり、何も考えられなくなってしまうほどだった。
そしてまた絶頂を迎えそうになった時、陽介は突然動きを止めた。
――どうして……?
と思っていると今度は浅いところをゆっくりと出し入れされ始め、焦ったい刺激に僕は無意識のうちに腰を動かしていた。
そんな僕を見てクスリと笑ったかと思うと、一気に奥まで突き入れられて目の前に火花が散ったような感覚に襲われた。
そのまま激しくピストンを繰り返され、あまりの激しさに意識を失いそうになったが、今度は僕のモノを扱かれ始め再び快楽の波に溺れた。
一気に根元まで埋められた瞬間、頭が真っ白になるほどの強烈な快感に襲われて三度目の絶頂を迎えていた。
同時に陽介も僕の中で達したらしく、熱いものが注がれていくのを感じた。
「好きだよ。タケルくん」
そう言って、陽介は僕を愛しむようにキスをして優しく抱きしめた。
そのまま意識が遠のき、僕は気絶するように眠りについた。
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