13 / 40
第13話 連絡橋
しおりを挟む
「こりゃリップ! また計算の勉強サボったね! あんたって子はもう」
やれやれ、お祖母ちゃんの小言が始まった。リップ・リップ・ウーはプイと横を向いて耳を塞ぐ。リップは跳躍術士、物や人を遠くに一瞬で跳ばすのが仕事。まだ十三歳の少女であるにもかかわらず、祖母のバリタほどではないけれど、かなりの腕利きと評判だ。
なのにバリタはリップの仕事ぶりを認めない。あまりにも勉強不足だと日々何かにつけて口うるさく注意する。そして分厚い本を山積みにし、とにかく勉強をしろと言うのだ。
跳躍術士とは跳躍術が使える者、言い換えれば跳躍術さえちゃんと使えれば何の問題もないはずだ。勉強なんて魔法の力がろくに使えない人間がすればいいものであって、キチンと物を跳ばせる自分が何で苦労して勉強をしなくちゃならないのか、リップはいつもそう思っていた。
だいたいサンリーハムはいま大変な状態、あちこちが上を下への大騒ぎだ。家に閉じこもって勉強なんてしている場合じゃないだろう、何でお祖母ちゃんにはそれがわからないのかなあ。ガミガミと怒鳴るバリタの声を上の空で聞き流しながら、リップは窓の外に目をやる。今日も王宮は美しい。
そういえば王宮では新しい兵団長を迎えて謁見の儀が執り行われるらしい。新しい兵団長はサンリーハムの外の世界から来た人らしい。これは外の世界との友好関係を示す象徴的な人事らしい。らしいらしいばかりの噂話だったが、リップには夢のように羨ましい世界の出来事だ。
跳躍術士はいなければみんなが困るが、社会的地位はあまり高くない。王宮に上がる機会を得られる者など千人に一人もいないだろう。精霊と契約してもそんな地味な能力しか得られなかったのは誰のせいでもないのだけれど、どうせなら炎とか氷とか光とか格好いい能力が欲しかったというのはリップの正直な思いだった。
あれ、何か静かだな。バリタの小言が聞こえない。リップが振り返れば、バリタはまだそこにいた。青い顔で沈黙して、その目はリップに焦点を結ばず虚空を泳いでいる。
「お祖母ちゃん?」
リップが声をかけた瞬間、バリタは苦しげに胸を押さえながら膝から崩れ落ちた。
「ちょっと、お祖母ちゃん!」
「……大丈夫、大丈夫だから」
そう言うバリタの声は、いまにも消え入りそうだ。
「全然大丈夫じゃない! お父さん、お母さん! お祖母ちゃんが大変!」
リップが懸命に叫びを上げたとき、王宮では祝賀の空砲が鳴り響いていた。
武器は自らの後ろに置く。左膝は立て、右膝を着く。左手は左膝に置き、右手は拳を握って右膝の隣に着ける。これで頭を下げるのがサンリーハムで王に拝謁する際の礼儀なのだと一平太はレオミスに教わった。
似たようなポーズを映画で見たような気はするが、細かいところまでは覚えていない。とにかく世界が違っても同じような場面では同じようなことをしなくてはならないのだろう。
とは言ってもリリア王はまだ姿を現していない。そのはずだ。一平太たちが頭を下げた時点で玉座には誰もいなかった。この状態はいつまで続ければいいのだろう。一平太が薄めを開けて隣を見ると、レオミスもゼバーマンも頭を下げたままだ。遠巻きに周囲に居るのは貴族か役人か。見知った大臣の姿もある。彼らは立ったまま顔を伏せていた。
そこに響く衣擦れの音が二つ。誰かが――まあ普通に考えればリリア王だ――やって来たのである。
「リリア・グラン・サンリーハム王のおなりである! 皆の者、頭を下げよ!」
男とも女ともつかない、ドスの利いた低い声。さっきレオミスに聞いた話通りなら、摂政のサーマインのはずだ。これ以上どうやって頭下げんねん、一平太が困惑しながらさらに五ミリほど頭を下げると。
「面を上げよ」
か細い女の子の声。その後にまたサーマインの声。
「リリア王のお言葉である! 皆の者、面を上げよ!」
やれやれ、やっと堅苦しい姿勢から開放か。と思って一平太が隣を見れば、レオミスもゼバーマンも姿勢はそのままで顔だけを王に向けている。マジか、かえってしんどいやろ。思わず口に出かかったが、何とかそれを抑えて顔を王に向ければ、射貫くような視線と目が合った。
玉座につく少女王の隣に立つ、顔を見ても男とも女とも判断しきれない、しかし間違いなく美形の、大柄な長い黒髪。紫色のゆったりした服装からは体型も見極めることができなかった。これが摂政サーマインか。
対して玉座の少女は小さかった。十二歳と聞いているが、それにしても小柄だ。血色がいいとは言い難い白い肌に、少しクセのある金色の髪。しかし聡明なのは間違いなかろう、興味深げな目が一平太を見つめている。一平太が小さく微笑むと、その目に新鮮な驚きが広がった。
「これよりリリア王謁見の儀を執り行う。はじめに新任兵団長、イッペイタ・ネギ」
ここは返事だけするんやったな。事前のレクチャーを思い出しながら、一平太はサーマインの言葉に「はっ」と返した。するとサーマインがこう言う。
「貴公の目覚ましき武勲、賞賛に値する。よってここにリリア王の名の下に蒼玉の鉄騎兵団を創設、団員百名を一任するものなり。その働きいかんによっては」
しかし言葉は最後まで続かなかった。突然一人の騎士が玉座の間に飛び込んで来たからだ。
「急報! 急報にございます!」
「何事ですか騒がしい!」
サーマインの叱責に、騎士は直立不動の姿勢を取りこう叫んだ。
「千里眼によりますれば、ここより南方の大橋に魔竜出現とのことであります!」
南の方の大きな橋、どこや。明石海峡大橋は西やから……一平太は一瞬迷い、そして思い出した。
「関空連絡橋か!」
「関空警察から一報、関空連絡橋の中央付近に竜の群れが出たそうです」
務めて冷静に伝えた秘書の言葉に、保岡大阪府知事は軽く目眩を覚えた。とは言え、いまの段階で自分にできることはあまりない。
「すぐに危機管理室を立ち上げ、防衛省に害獣駆除で自衛隊の出動要請、合わせて信太山駐屯地に一報を入れてください。連絡橋の道路は通行止め、鉄道も運行禁止措置を依頼してください。あと泉州地区の各自治体には関空に近づかないよう防災無線で広報するようにと」
それだけ言って保岡府知事は立ち上がった。後は被害状況が判明しなければ動きようがないのだ、とにかく危機管理室に移動して情報を待つ。
しかし秘書は保岡府知事を追いながらこうたずねた。
「マスコミ対応はどうしますか」
「あ、忘れてた。えーっと、記者クラブには危機管理室まで来るよう伝えてください。追って会見を開きますから」
クソ、頭が回らん。昨日の今日やぞ、もうちょっと時間的に余裕くれてもええやろ。保岡府知事は心の中でそう愚痴ったものの、そもそも誰に文句を言えばいいのかわからなかった。
何度目かの落雷があり、ハープのような不気味な音が周囲に鳴り響く。落雷のたび、関空連絡橋下り車線の真ん中に増える歩兵竜。もう二、三十匹にはなっているだろう。
関空警察は三百メートルほど離れた位置にバリケードを設置したが、もちろんこれで空港への侵入を防げるとは思っていない。いまはただ一人でも多くをビルや駅舎の高層部に誘導し、後は自衛隊が一刻も早く到着してくれることを祈る以外になかった。
しかしバリケードの内側で監視する警察官の祈りを打ち砕くような大きな落雷。そしてハープのような音と共に竜の群れの中へ姿を現したのは。
「と……トリケラトプス?」
全身に緑色の鎧をまとった三本角の巨竜が雄叫びを上げた。
前日、政府主催の晩餐会場に歩兵竜が現れたことをきっかけに、自衛隊内に即応体制は構築されていた。ただし物理的な距離を縮めることはできない。もっとも近い陸上自衛隊信太山駐屯地から高機動車を使っても、関西空港まで三十分はかかるだろう。
まして害獣駆除名義とはいえ実戦であり、武装も最低限度ギリギリとは行かない。それなりの装備を揃えるには相応の時間もかかる。第三十七普通科連隊長は防衛省からの指示を待つことなく、大阪府からの一報があった時点で準備を始めたが、それでも一分二分でとは行かないのだ。
そこに大阪府警から一報が入ったと連隊長に報告が上がる。
「トリケラトプスだと?」
厳密にトリケラトプスであるかどうかはこの際どうでもいい。問題はそのように見える三本角で四足歩行の、他の歩兵竜より遙かに巨大な存在が出現しているという事実である。そう、まるで戦車のような。
出撃する第一中隊には無反動砲を装備させているが、軽対戦車誘導弾も必要かも知れない。いや、迷っている時間はない。ある物は可能な限り持たせればいい。後に政治家や国民から叱責があったところで、それはまたそのときなのだから。
連隊長は命令を捕捉した。
やれやれ、お祖母ちゃんの小言が始まった。リップ・リップ・ウーはプイと横を向いて耳を塞ぐ。リップは跳躍術士、物や人を遠くに一瞬で跳ばすのが仕事。まだ十三歳の少女であるにもかかわらず、祖母のバリタほどではないけれど、かなりの腕利きと評判だ。
なのにバリタはリップの仕事ぶりを認めない。あまりにも勉強不足だと日々何かにつけて口うるさく注意する。そして分厚い本を山積みにし、とにかく勉強をしろと言うのだ。
跳躍術士とは跳躍術が使える者、言い換えれば跳躍術さえちゃんと使えれば何の問題もないはずだ。勉強なんて魔法の力がろくに使えない人間がすればいいものであって、キチンと物を跳ばせる自分が何で苦労して勉強をしなくちゃならないのか、リップはいつもそう思っていた。
だいたいサンリーハムはいま大変な状態、あちこちが上を下への大騒ぎだ。家に閉じこもって勉強なんてしている場合じゃないだろう、何でお祖母ちゃんにはそれがわからないのかなあ。ガミガミと怒鳴るバリタの声を上の空で聞き流しながら、リップは窓の外に目をやる。今日も王宮は美しい。
そういえば王宮では新しい兵団長を迎えて謁見の儀が執り行われるらしい。新しい兵団長はサンリーハムの外の世界から来た人らしい。これは外の世界との友好関係を示す象徴的な人事らしい。らしいらしいばかりの噂話だったが、リップには夢のように羨ましい世界の出来事だ。
跳躍術士はいなければみんなが困るが、社会的地位はあまり高くない。王宮に上がる機会を得られる者など千人に一人もいないだろう。精霊と契約してもそんな地味な能力しか得られなかったのは誰のせいでもないのだけれど、どうせなら炎とか氷とか光とか格好いい能力が欲しかったというのはリップの正直な思いだった。
あれ、何か静かだな。バリタの小言が聞こえない。リップが振り返れば、バリタはまだそこにいた。青い顔で沈黙して、その目はリップに焦点を結ばず虚空を泳いでいる。
「お祖母ちゃん?」
リップが声をかけた瞬間、バリタは苦しげに胸を押さえながら膝から崩れ落ちた。
「ちょっと、お祖母ちゃん!」
「……大丈夫、大丈夫だから」
そう言うバリタの声は、いまにも消え入りそうだ。
「全然大丈夫じゃない! お父さん、お母さん! お祖母ちゃんが大変!」
リップが懸命に叫びを上げたとき、王宮では祝賀の空砲が鳴り響いていた。
武器は自らの後ろに置く。左膝は立て、右膝を着く。左手は左膝に置き、右手は拳を握って右膝の隣に着ける。これで頭を下げるのがサンリーハムで王に拝謁する際の礼儀なのだと一平太はレオミスに教わった。
似たようなポーズを映画で見たような気はするが、細かいところまでは覚えていない。とにかく世界が違っても同じような場面では同じようなことをしなくてはならないのだろう。
とは言ってもリリア王はまだ姿を現していない。そのはずだ。一平太たちが頭を下げた時点で玉座には誰もいなかった。この状態はいつまで続ければいいのだろう。一平太が薄めを開けて隣を見ると、レオミスもゼバーマンも頭を下げたままだ。遠巻きに周囲に居るのは貴族か役人か。見知った大臣の姿もある。彼らは立ったまま顔を伏せていた。
そこに響く衣擦れの音が二つ。誰かが――まあ普通に考えればリリア王だ――やって来たのである。
「リリア・グラン・サンリーハム王のおなりである! 皆の者、頭を下げよ!」
男とも女ともつかない、ドスの利いた低い声。さっきレオミスに聞いた話通りなら、摂政のサーマインのはずだ。これ以上どうやって頭下げんねん、一平太が困惑しながらさらに五ミリほど頭を下げると。
「面を上げよ」
か細い女の子の声。その後にまたサーマインの声。
「リリア王のお言葉である! 皆の者、面を上げよ!」
やれやれ、やっと堅苦しい姿勢から開放か。と思って一平太が隣を見れば、レオミスもゼバーマンも姿勢はそのままで顔だけを王に向けている。マジか、かえってしんどいやろ。思わず口に出かかったが、何とかそれを抑えて顔を王に向ければ、射貫くような視線と目が合った。
玉座につく少女王の隣に立つ、顔を見ても男とも女とも判断しきれない、しかし間違いなく美形の、大柄な長い黒髪。紫色のゆったりした服装からは体型も見極めることができなかった。これが摂政サーマインか。
対して玉座の少女は小さかった。十二歳と聞いているが、それにしても小柄だ。血色がいいとは言い難い白い肌に、少しクセのある金色の髪。しかし聡明なのは間違いなかろう、興味深げな目が一平太を見つめている。一平太が小さく微笑むと、その目に新鮮な驚きが広がった。
「これよりリリア王謁見の儀を執り行う。はじめに新任兵団長、イッペイタ・ネギ」
ここは返事だけするんやったな。事前のレクチャーを思い出しながら、一平太はサーマインの言葉に「はっ」と返した。するとサーマインがこう言う。
「貴公の目覚ましき武勲、賞賛に値する。よってここにリリア王の名の下に蒼玉の鉄騎兵団を創設、団員百名を一任するものなり。その働きいかんによっては」
しかし言葉は最後まで続かなかった。突然一人の騎士が玉座の間に飛び込んで来たからだ。
「急報! 急報にございます!」
「何事ですか騒がしい!」
サーマインの叱責に、騎士は直立不動の姿勢を取りこう叫んだ。
「千里眼によりますれば、ここより南方の大橋に魔竜出現とのことであります!」
南の方の大きな橋、どこや。明石海峡大橋は西やから……一平太は一瞬迷い、そして思い出した。
「関空連絡橋か!」
「関空警察から一報、関空連絡橋の中央付近に竜の群れが出たそうです」
務めて冷静に伝えた秘書の言葉に、保岡大阪府知事は軽く目眩を覚えた。とは言え、いまの段階で自分にできることはあまりない。
「すぐに危機管理室を立ち上げ、防衛省に害獣駆除で自衛隊の出動要請、合わせて信太山駐屯地に一報を入れてください。連絡橋の道路は通行止め、鉄道も運行禁止措置を依頼してください。あと泉州地区の各自治体には関空に近づかないよう防災無線で広報するようにと」
それだけ言って保岡府知事は立ち上がった。後は被害状況が判明しなければ動きようがないのだ、とにかく危機管理室に移動して情報を待つ。
しかし秘書は保岡府知事を追いながらこうたずねた。
「マスコミ対応はどうしますか」
「あ、忘れてた。えーっと、記者クラブには危機管理室まで来るよう伝えてください。追って会見を開きますから」
クソ、頭が回らん。昨日の今日やぞ、もうちょっと時間的に余裕くれてもええやろ。保岡府知事は心の中でそう愚痴ったものの、そもそも誰に文句を言えばいいのかわからなかった。
何度目かの落雷があり、ハープのような不気味な音が周囲に鳴り響く。落雷のたび、関空連絡橋下り車線の真ん中に増える歩兵竜。もう二、三十匹にはなっているだろう。
関空警察は三百メートルほど離れた位置にバリケードを設置したが、もちろんこれで空港への侵入を防げるとは思っていない。いまはただ一人でも多くをビルや駅舎の高層部に誘導し、後は自衛隊が一刻も早く到着してくれることを祈る以外になかった。
しかしバリケードの内側で監視する警察官の祈りを打ち砕くような大きな落雷。そしてハープのような音と共に竜の群れの中へ姿を現したのは。
「と……トリケラトプス?」
全身に緑色の鎧をまとった三本角の巨竜が雄叫びを上げた。
前日、政府主催の晩餐会場に歩兵竜が現れたことをきっかけに、自衛隊内に即応体制は構築されていた。ただし物理的な距離を縮めることはできない。もっとも近い陸上自衛隊信太山駐屯地から高機動車を使っても、関西空港まで三十分はかかるだろう。
まして害獣駆除名義とはいえ実戦であり、武装も最低限度ギリギリとは行かない。それなりの装備を揃えるには相応の時間もかかる。第三十七普通科連隊長は防衛省からの指示を待つことなく、大阪府からの一報があった時点で準備を始めたが、それでも一分二分でとは行かないのだ。
そこに大阪府警から一報が入ったと連隊長に報告が上がる。
「トリケラトプスだと?」
厳密にトリケラトプスであるかどうかはこの際どうでもいい。問題はそのように見える三本角で四足歩行の、他の歩兵竜より遙かに巨大な存在が出現しているという事実である。そう、まるで戦車のような。
出撃する第一中隊には無反動砲を装備させているが、軽対戦車誘導弾も必要かも知れない。いや、迷っている時間はない。ある物は可能な限り持たせればいい。後に政治家や国民から叱責があったところで、それはまたそのときなのだから。
連隊長は命令を捕捉した。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

白と黒 5歳皇帝は白黒つけて容赦なく断罪する。
初老の妄想
ファンタジー
先代皇帝の急死に伴い、わずか5歳でリーベル皇国皇帝として即位したエリック。
頼るべき家族や信頼できる大臣が居ない中でも、彼には他人の本心を白い玉と黒い玉で判別できる特殊な能力と、頭の中にもう一人の人格を持っていた。
大人達の策謀や暗殺、国家の危機的状況を、2体の神獣「黒狼」と「白虎」に守られながら、幼い皇帝として解決していくエリックは、王としても人としても日々成長していく。
※残酷な描写が含まれております。 (不定期連載)
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる