女装令息と騎士令嬢

汐凪吟

文字の大きさ
上 下
5 / 7

小話2

しおりを挟む
「リー様、色と形はどうなさいますか?」
「うーん、そうだなぁ。彼女の黒を飾りで入れて欲しくてあとはベースは白で角度によって色が変わるようにできる?彼女の髪みたいに。何笑ってるのさ。」
「申し訳ありません。ただあのリー様が本当に溺愛してらっしゃるんだと思っただけです。」
「当たり前じゃん。わざわざ外から埋めてって今日結婚したんだから。」
「けっ、こん?一週間前は婚約者さまいませんでしたよね?」
「うん、今日求婚したからね。ってことは今日は初夜か。ねぇ、既製品でいいから追加で買っていってもいいかな?」
「はい喜んで」
「じゃあ……」
「これは中々……。リー様もちゃんと人間の男性でしたか。」
「うるさいなぁ。僕だってちゃんと人だよ、人並みに煩悩はあるよ!」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

誕生日当日、親友に裏切られて婚約破棄された勢いでヤケ酒をしましたら

Rohdea
恋愛
───酔っ払って人を踏みつけたら……いつしか恋になりました!? 政略結婚で王子を婚約者に持つ侯爵令嬢のガーネット。 十八歳の誕生日、開かれていたパーティーで親友に裏切られて冤罪を着せられてしまう。 さらにその場で王子から婚約破棄をされた挙句、その親友に王子の婚約者の座も奪われることに。 (───よくも、やってくれたわね?) 親友と婚約者に復讐を誓いながらも、嵌められた苛立ちが止まらず、 パーティーで浴びるようにヤケ酒をし続けたガーネット。 そんな中、熱を冷まそうと出た庭先で、 (邪魔よっ!) 目の前に転がっていた“邪魔な何か”を思いっきり踏みつけた。 しかし、その“邪魔な何か”は、物ではなく────…… ★リクエストの多かった、~踏まれて始まる恋~ 『結婚式当日、婚約者と姉に裏切られて惨めに捨てられた花嫁ですが』 こちらの話のヒーローの父と母の馴れ初め話です。

後妻の条件を出したら……

しゃーりん
恋愛
妻と離婚した伯爵令息アークライトは、友人に聞かれて自分が後妻に望む条件をいくつか挙げた。 格上の貴族から厄介な女性を押しつけられることを危惧し、友人の勧めで伯爵令嬢マデリーンと結婚することになった。 だがこのマデリーン、アークライトの出した条件にそれほどズレてはいないが、貴族令嬢としての教育を受けていないという驚きの事実が発覚したのだ。 しかし、明るく真面目なマデリーンをアークライトはすぐに好きになるというお話です。

ずっとずっと姉さんが好き!

鬼龍院美沙子
恋愛
70近い私に告白してきた男性。彼も還暦過ぎてる弟みたいな男だった。 色々なことが彼に降りかかり彼は独身を貫く。しかしそれは私を本当に愛して見守ってたからだ。

春のツンデレロマンス

uribou
恋愛
ツンデレ女子のめぐみとデレデレ男子の陽介(ようすけ)が織りなす恋愛小説。

星降る夜に君想う

uribou
恋愛
高校生の夏樹(なつき)は、星空を眺めるのが好きな少女。彼女はある夜、都会から転校してきた少年・透(とおる)と出会う。二人は星を通じて心を通わせ、互いの夢について語り合うようになった。 しかし、透には重い病気という秘密があった。余命が限られていることを知りながらも、彼は夏樹との時間を大切に過ごしていた。やがて病状が悪化し、透は入院することになるが、別れを告げずに去ってしまう。後日、夏樹は透からの手紙を受け取る。そこには、彼女への感謝と、星空の下でまた会おうという約束が綴られてあった。夏樹は透の夢を胸に抱きながら、自分の夢に向かって進んでいく決意を固める。

今さら、私に構わないでください

ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。 彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。 愛し合う二人の前では私は悪役。 幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。 しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……? タイトル変更しました。

その日、運命の出会いを果たした

下菊みこと
恋愛
その日出会えてなければ、幸せなど永遠に訪れなかっただろう。 ご都合主義のハッピーエンド。 小説家になろう様でも投稿しています。

無実の令嬢と魔法使いは今日も地味に骨折を治す

月山 歩
恋愛
舞踏会の夜、階段の踊り場である女性が階段を転げ落ちた。キャロライナは突き落としたと疑いをかけられて、牢へ入れられる。家族にも、婚約者にも見放され、一生幽閉の危機を、助けてくれたのは、見知らぬ魔法使いで、共に彼の国へ。彼の魔法とキャロライナのギフトを使い、人助けすることで、二人の仲は深まっていく。

処理中です...