【完結】愛されなかった私が幸せになるまで 〜旦那様には大切な幼馴染がいる〜
2年前に婚約し、婚姻式を終えた夜。
フィファナはドキドキと逸る鼓動を落ち着かせるため、夫婦の寝室で夫を待っていた。
湯上りで温まった体が夜の冷たい空気に冷えて来た頃やってきた夫、ヨードはベッドにぽつりと所在なさげに座り、待っていたフィファナを嫌悪感の籠った瞳で一瞥し呆れたように「まだ起きていたのか」と吐き捨てた。
夫婦になるつもりはないと冷たく告げて寝室を去っていくヨードの後ろ姿を見ながら、フィファナは悲しげに唇を噛み締めたのだった。
フィファナはドキドキと逸る鼓動を落ち着かせるため、夫婦の寝室で夫を待っていた。
湯上りで温まった体が夜の冷たい空気に冷えて来た頃やってきた夫、ヨードはベッドにぽつりと所在なさげに座り、待っていたフィファナを嫌悪感の籠った瞳で一瞥し呆れたように「まだ起きていたのか」と吐き捨てた。
夫婦になるつもりはないと冷たく告げて寝室を去っていくヨードの後ろ姿を見ながら、フィファナは悲しげに唇を噛み締めたのだった。
あなたにおすすめの小説
俺はお前ではなく、彼女を一生涯愛し護り続けると決めたんだ! そう仰られた元婚約者様へ。貴方が愛する人が、夜会で大問題を起こしたようですよ?
柚木ゆず
恋愛
※9月20日、本編完結いたしました。明日21日より番外編として、ジェラール親子とマリエット親子の、最後のざまぁに関するお話を投稿させていただきます。
お前の家ティレア家は、財の力で爵位を得た新興貴族だ! そんな歴史も品もない家に生まれた女が、名家に生まれた俺に相応しいはずがない! 俺はどうして気付かなかったんだ――。
婚約中に心変わりをされたクレランズ伯爵家のジェラール様は、沢山の暴言を口にしたあと、一方的に婚約の解消を宣言しました。
そうしてジェラール様はわたしのもとを去り、曰く『お前と違って貴族然とした女性』であり『気品溢れる女性』な方と新たに婚約を結ばれたのですが――
ジェラール様。貴方の婚約者であるマリエット様が、侯爵家主催の夜会で大問題を起こしてしまったみたいですよ?
【完結】どうかその想いが実りますように
おもち。
恋愛
婚約者が私ではない別の女性を愛しているのは知っている。お互い恋愛感情はないけど信頼関係は築けていると思っていたのは私の独りよがりだったみたい。
学園では『愛し合う恋人の仲を引き裂くお飾りの婚約者』と陰で言われているのは分かってる。
いつまでも貴方を私に縛り付けていては可哀想だわ、だから私から貴方を解放します。
貴方のその想いが実りますように……
もう私には願う事しかできないから。
※ざまぁは薄味となっております。(当社比)もしかしたらざまぁですらないかもしれません。汗
お読みいただく際ご注意くださいませ。
※完結保証。全10話+番外編1話です。
※番外編2話追加しました。
※こちらの作品は「小説家になろう」、「カクヨム」にも掲載しています。
【完結】貴方を愛していました。
おもち。
恋愛
婚約者には愛する人がいるが、その相手は私ではない。
どんなに尽くしても、相手が私を見てくれる事など絶対にないのだから。
あぁ、私はどうすれば良かったのだろう……
※『ある少女の最後』はR15に該当するかと思いますので読まれる際はご注意ください。
私の小説の中では一番ざまぁされたお話になります。
※こちらの作品は小説家になろうにも掲載しています。
結婚して5年、冷たい夫に離縁を申し立てたらみんなに止められています。
真田どんぐり
恋愛
ー5年前、ストレイ伯爵家の美しい令嬢、アルヴィラ・ストレイはアレンベル侯爵家の侯爵、ダリウス・アレンベルと結婚してアルヴィラ・アレンベルへとなった。
親同士に決められた政略結婚だったが、アルヴィラは旦那様とちゃんと愛し合ってやっていこうと決意していたのに……。
そんな決意を打ち砕くかのように旦那様の態度はずっと冷たかった。
(しかも私にだけ!!)
社交界に行っても、使用人の前でもどんな時でも冷たい態度を取られた私は周りの噂の恰好の的。
最初こそ我慢していたが、ある日、偶然旦那様とその幼馴染の不倫疑惑を耳にする。
(((こんな仕打ち、あんまりよーー!!)))
旦那様の態度にとうとう耐えられなくなった私は、ついに離縁を決意したーーーー。
【改稿版・完結】その瞳に魅入られて
おもち。
恋愛
「——君を愛してる」
そう悲鳴にも似た心からの叫びは、婚約者である私に向けたものではない。私の従姉妹へ向けられたものだった——
幼い頃に交わした婚約だったけれど私は彼を愛してたし、彼に愛されていると思っていた。
あの日、二人の胸を引き裂くような思いを聞くまでは……
『最初から愛されていなかった』
その事実に心が悲鳴を上げ、目の前が真っ白になった。
私は愛し合っている二人を引き裂く『邪魔者』でしかないのだと、その光景を見ながらひたすら現実を受け入れるしかなかった。
『このまま婚姻を結んでも、私は一生愛されない』
『私も一度でいいから、あんな風に愛されたい』
でも貴族令嬢である立場が、父が、それを許してはくれない。
必死で気持ちに蓋をして、淡々と日々を過ごしていたある日。偶然見つけた一冊の本によって、私の運命は大きく変わっていくのだった。
私も、貴方達のように自分の幸せを求めても許されますか……?
※後半、壊れてる人が登場します。苦手な方はご注意下さい。
※このお話は私独自の設定もあります、ご了承ください。ご都合主義な場面も多々あるかと思います。
※『幸せは人それぞれ』と、いうような作品になっています。苦手な方はご注意下さい。
※こちらの作品は小説家になろう様でも掲載しています。
お母様と婚姻したければどうぞご自由に!
haru.
恋愛
私の婚約者は何かある度に、君のお母様だったら...という。
「君のお母様だったらもっと優雅にカーテシーをきめられる。」
「君のお母様だったらもっと私を立てて会話をする事が出来る。」
「君のお母様だったらそんな引きつった笑顔はしない。...見苦しい。」
会う度に何度も何度も繰り返し言われる言葉。
それも家族や友人の前でさえも...
家族からは申し訳なさそうに憐れまれ、友人からは自分の婚約者の方がマシだと同情された。
「何故私の婚約者は君なのだろう。君のお母様だったらどれ程良かっただろうか!」
吐き捨てるように言われた言葉。
そして平気な振りをして我慢していた私の心が崩壊した。
そこまで言うのなら婚約止めてあげるわよ。
そんなにお母様が良かったらお母様を口説いて婚姻でもなんでも好きにしたら!
【完結済】自由に生きたいあなたの愛を期待するのはもうやめました
鳴宮野々花@初書籍発売中【二度婚約破棄】
恋愛
伯爵令嬢クラウディア・マクラウドは長年の婚約者であるダミアン・ウィルコックス伯爵令息のことを大切に想っていた。結婚したら彼と二人で愛のある家庭を築きたいと夢見ていた。
ところが新婚初夜、ダミアンは言った。
「俺たちはまるっきり愛のない政略結婚をしたわけだ。まぁ仕方ない。あとは割り切って互いに自由に生きようじゃないか。」
そう言って愛人らとともに自由に過ごしはじめたダミアン。激しくショックを受けるクラウディアだったが、それでもひたむきにダミアンに尽くし、少しずつでも自分に振り向いて欲しいと願っていた。
しかしそんなクラウディアの思いをことごとく裏切り、鼻で笑うダミアン。
心が折れそうなクラウディアはそんな時、王国騎士団の騎士となった友人アーネスト・グレアム侯爵令息と再会する。
初恋の相手であるクラウディアの不幸せそうな様子を見て、どうにかダミアンから奪ってでも自分の手で幸せにしたいと考えるアーネスト。
そんなアーネストと次第に親密になり自分から心が離れていくクラウディアの様子を見て、急に焦り始めたダミアンは─────
(※※夫が酷い男なので序盤の数話は暗い話ですが、アーネストが出てきてからはわりとラブコメ風です。)(※※この物語の世界は作者独自の設定です。)
【完結】婚約者の義妹と恋に落ちたので婚約破棄した処、「妃教育の修了」を条件に結婚が許されたが結果が芳しくない。何故だ?同じ高位貴族だろう?
つくも茄子
恋愛
国王唯一の王子エドワード。
彼は婚約者の公爵令嬢であるキャサリンを公の場所で婚約破棄を宣言した。
次の婚約者は恋人であるアリス。
アリスはキャサリンの義妹。
愛するアリスと結婚するには「妃教育を修了させること」だった。
同じ高位貴族。
少し頑張ればアリスは直ぐに妃教育を終了させると踏んでいたが散々な結果で終わる。
八番目の教育係も辞めていく。
王妃腹でないエドワードは立太子が遠のく事に困ってしまう。
だが、エドワードは知らなかった事がある。
彼が事実を知るのは何時になるのか……それは誰も知らない。
他サイトにも公開中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
王弟殿下最高と言って頂けて嬉しいです✨ありがとうございます!
やっとフィファナが自由の身になりそうです…!
結婚した事実すら無くなるので、王族に嫁ぐ時も良さそうですね(灬´ิω´ิ灬)
そうなんですよ、他人から見た自分達の状況をちゃんと判断出来ていないんですよね…( ˙-˙ )
当主としてそれはやばいよ、ヨード…🥺
王道大好きなのです✨(笑)
気になって頂きありがとうございますっ!
ばれてましたね!( ◜ω◝ )
我慢出来ずに乱入しました!
リナリーの両親を嵌めたのはヨードの両親だった事が分かって、ヨードはきっとその後ろめたさからリナリーを甘やかしてしまったんですね…🤔
甘やかしまくって成長しちゃったので、常識外れのトンデモリナリーが爆誕しちゃいました…( ˙-˙ )
ヨードもヨードならリナリーもリナリーですね…
そうなんですよね🤔
さっさと縁切らないとフィファナ自身と実家も危ない目に合うかもしれなかったので、やっとこさ縁を切れそうな段階になりました!
楽しみにして頂いて嬉しいです!
ありがとうございます!
わああ!パパかっこいいと言って頂けて嬉しいです!(灬´ิω´ิ灬)
さらっと相手の嫌がる事を告げるぱぱ、観察眼凄そうです💪
すぐカッとする男ですよね、ヨード…(ㅎ.ㅎ )
フィファナに関わるとすぐに感情荒ぶる…荒ぶってしまう程フィファナに何かを感じているのかもしれませんね…
リナリーはもう最後までザ・リナリー!でしたね( ◜ω◝ )
自分を貴族と信じ込み、ヨードに依存してヨードも自分の味方だと思ったまま拘留されましたね…
あれはもう誰が何を言っても駄目っぽいですね!( ˙-˙ )
リナリー最後まで本当にヤバい人間でしたね…(ㅎ.ㅎ )
ヨードはもうなんと言うか…自分だけでも味方でいてあげなきゃ!と言う何ですかね…変な感情に酔っていたんだと思います…
共依存とは違うけどそれに似たような…
真相がほぼ明らかになりました、ヨードのお家がやらかしてたんですね😢だからこそヨードは自分が助けてあげなきゃ!と言う変な正義感?に酔いしれて…
でも愚かな末路を辿ってしまいましたね
本当ですよね!
罪は重い!ヨードには地獄を見てもらわねば!です💪
使用人達ですよね(´・ω・`)
当主に従うしかなかった可哀想な使用人達をどうにか…🥺
従者の人はきっとアレクに報告してくれていると思います…!
報告を聞いたアレクはだからこそぐいぐいフィファナの力になるように動いているのかもしれませんね…!🤔
何とかヨードとフィファナの一件は落ち着きました…!💪
本当にそれ!ですね(*´ω`*)
フィファナにはちゃんとまともな人が居ますので、安心して欲しいです(笑)
仰る通りで、本当にリナリーはまともな教育受けてませんでしたね…!
大好きなヨードを盗られたく無いとばかりに児戯のような行いばかりをしてしまいました、リナリー…(ㅎ.ㅎ )
そうなんですよ😭💦
そこら辺をしっかり教えなかったヨードも、ヨード両親も駄目ですね…
臭い物に蓋をしてしまった結果ですよね…
お茶会に王弟参戦しましたね!
ヨードの伯爵家は何だか色々な事をしていそうですね…🤔
全貌は如何に?と言う状況ですが、最後まで楽しんで頂けるように頑張りますー!💪
彼の絶望まで、もうちょっとだけお時間頂く予定です😭💦💦
暫しお待ち下さい🙏
任せて下さい(笑)
アレクがきっとヨードに罰を与えてくれますので!💪
うがい薬!(笑)
感想拝見して笑ってしまいました!(*´ω`*)
もう、本当そうなんですよ…
ヨードはどこをどう勘違いしてフィファナに好かれていると思っているのか…
そんな態度微塵もしていないのに…(ㅎ.ㅎ )
ありがとうございます!
元サヤにはなりませんのでご安心下さい!💪
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。