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第5話
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家に静香先生がやって来た。
「先生のフレアスカート、エレガントですね?」
「やはり女はフレアスカートよ。知性のある男はね、清楚な女が好きなものよ。
パンティだって黒や赤のTバックじゃなくて、かわいいレースの付いたお尻がちゃんと隠れるパステルカラーが好みなの。でも今日の気分は紫のTバックだけどね? あはっ
パンツが見えるようなミニが好きな男はアキバの萌えカフェで曇った銀縁眼鏡を掛けた、小太りのリック童貞たちだけよ。よく覚えておきなさい」
「なるほど」
「素敵なお家ね? 都内で1軒家だなんて、流石はドクターね?
あの狭小住宅の『クローズド・ハウス』とは大違いだわ」
「このお家は亡くなった母と父が建てたんです」
「そうだったの?」
私は玄関ドアを開け、静香先生を家に招き入れた。
「おじゃましまーす。キレイに片付いているのね?」
「父が綺麗好きなんです」
「でしょうね?」
(嫌な女)
パパが出て来た。
「静香先生、奈々の勉強を特別に見ていただけるそうで、ありがとうございます」
「気になさらないで下さい、教師ですからカワイイ教え子に協力するのは「当たり前田のクラッカー」ですから」
「あはははは よろしくお願いします」
「ではお勉強の前にご飯にしましょう。
「腹が減っては受験勉強は出来ない」と言いますからね?」
すると静香先生は鞄からエプロンを取り出し、それを身に着けると、大きなキャリアケースを持ってキッチンに立った。
「あまり凝った物は出来ません、簡単な物ですみません。
家で下ごしらえはして来ましたから温めるだけにしてあります。
牛の頬肉の赤ワイン煮込みとロースト・ビーフのオニオン・ゴルゴンゾーラ・サラダ、それからロールキャベツにムール貝のアヒージョ、ついでにスパークリングワインとデザートにハリケーン・ゲッツのラムレーズン・アイスもあります。 (全部、大角デパートの地下で買った物だけど。うふっ)」
「先生すごーい! 『シェフ』の天海祐希みたい!」
「そんなことないわよ緑川さん、こんなのいつでもママ、じゃなかった先生が作ってあげるわよ。清彦先生のお口に合うかどうか?
先生のモノは私のお口に入り切るかどうかはわかりませんけど? うふっ
それからこれは明日の朝食です。サワラの西京焼きに出汁巻き卵、それから私が毎日かき混ぜている糠漬けも持って来ました。大角のデパ地下、じゃなくて全部私が作った物よ。
明日は先生がお弁当も作ってあげますからね? 奈々ちゃんと清彦先生の分も」
「えっ、先生ウチに泊まっていくつもりですか?」
「当たり前でしょう! 医学部受験なんてそう甘いもんじゃないのよ。
これからは受験当日まで先生がここに「棲み着いて」ビシビシお勉強を教えてあげますからね?」
「大丈夫ですよ、そこまでしなくても私、賢いから」
「チッ いいからあなたはママ、まだ早いか? 先生の言う通りになさい! いいわね!」
「はーい」
長~い食事、いや飲み会も終わり、やっと勉強することになった。
「それじゃあそろそろお勉強にしましょうか?」
「はい、よろしくお願いします」
私と先生は2階の私の部屋で勉強を始めることにした。
先生はスパークリングワインを殆どひとりで飲んでいたのでかなりご機嫌だった。
「アンタはさあ、勉強は学校で1番だから何も教えることはないわよね?」
「まあそうですね?」
「それじゃあ後は自習してて、先生、お風呂に入って来るから」
「わかりました」
すると静香先生は下に降りて行った。
「清彦さん、お風呂いただいてもよろしいかしら?」
「ええどうぞ、廊下の右側に洗面脱衣場がありますから」
「ではお借りします」
「娘のこと、よろしくお願いします。僕は明日早いので今日はこれで失礼します」
「わかりました。おやすみなさい、清彦さん」
そう言って静香は風呂場へと消えた。
だが静香はすぐにアソコだけを洗い、あそこのお毛々をトリートメントして5分で風呂から出て来た。
そしてシルクのピンクのベビードールに着替えると、ちゃっかり清彦の布団に潜り込んだ。
「うふっ 相当疲れているのね? もう寝ちゃっているわ。かわいい寝顔。
では、いただきます」
静香は清彦のパジャマをトランクスごと下ろし、清彦のソレに手を合わせた。
「先生、何をしているんですかあ! いくら待っても来ないから来てみたらそんなことして!」」
「何って、眠くなったから寝ようと思ってね?」
「どうしてパパの隣で寝ているんですか! しかもパパのをそんなふうにして!」
「だってお布団が敷いてあったからつい」
「そこは私の寝るところなんです! 寝るなら先生は私のベッドで寝て下さい!」
「イヤよ、あんな小娘のオシッコ臭いベッドで寝るなんて」
「それなら三人で寝ましょう」
「3P? 流石に今のJKは過激ね? 私の大人のテクについて来れるのかしら?」
私はジャージのまま、静香先生とパパの間に割って入った。
「ちょっとあなたは私と清彦の外れでしょう?」
「これでいいんです。先生、私と一緒に手を繋いで下さい」
「こうかしら?」
「そうです」
私はパパと先生と手を繋いだ。
涙が出て来た。
「泣いているの? 緑川さん」
「何だかママとパパと一緒にいるみたいで」
「緑川さん・・・」
すると静香先生はBカップの胸で私をやさしく抱き締めてくれた。
「今夜はあなたのママになってあげる。安心して眠りなさい」
「ありがとう、静香先生」
「先生じゃないでしょ? ママって呼びなさい」
「ママ・・・」
「なあに、奈々?」
そうして3人はスヤスヤと朝まで眠ってしまった。
「先生のフレアスカート、エレガントですね?」
「やはり女はフレアスカートよ。知性のある男はね、清楚な女が好きなものよ。
パンティだって黒や赤のTバックじゃなくて、かわいいレースの付いたお尻がちゃんと隠れるパステルカラーが好みなの。でも今日の気分は紫のTバックだけどね? あはっ
パンツが見えるようなミニが好きな男はアキバの萌えカフェで曇った銀縁眼鏡を掛けた、小太りのリック童貞たちだけよ。よく覚えておきなさい」
「なるほど」
「素敵なお家ね? 都内で1軒家だなんて、流石はドクターね?
あの狭小住宅の『クローズド・ハウス』とは大違いだわ」
「このお家は亡くなった母と父が建てたんです」
「そうだったの?」
私は玄関ドアを開け、静香先生を家に招き入れた。
「おじゃましまーす。キレイに片付いているのね?」
「父が綺麗好きなんです」
「でしょうね?」
(嫌な女)
パパが出て来た。
「静香先生、奈々の勉強を特別に見ていただけるそうで、ありがとうございます」
「気になさらないで下さい、教師ですからカワイイ教え子に協力するのは「当たり前田のクラッカー」ですから」
「あはははは よろしくお願いします」
「ではお勉強の前にご飯にしましょう。
「腹が減っては受験勉強は出来ない」と言いますからね?」
すると静香先生は鞄からエプロンを取り出し、それを身に着けると、大きなキャリアケースを持ってキッチンに立った。
「あまり凝った物は出来ません、簡単な物ですみません。
家で下ごしらえはして来ましたから温めるだけにしてあります。
牛の頬肉の赤ワイン煮込みとロースト・ビーフのオニオン・ゴルゴンゾーラ・サラダ、それからロールキャベツにムール貝のアヒージョ、ついでにスパークリングワインとデザートにハリケーン・ゲッツのラムレーズン・アイスもあります。 (全部、大角デパートの地下で買った物だけど。うふっ)」
「先生すごーい! 『シェフ』の天海祐希みたい!」
「そんなことないわよ緑川さん、こんなのいつでもママ、じゃなかった先生が作ってあげるわよ。清彦先生のお口に合うかどうか?
先生のモノは私のお口に入り切るかどうかはわかりませんけど? うふっ
それからこれは明日の朝食です。サワラの西京焼きに出汁巻き卵、それから私が毎日かき混ぜている糠漬けも持って来ました。大角のデパ地下、じゃなくて全部私が作った物よ。
明日は先生がお弁当も作ってあげますからね? 奈々ちゃんと清彦先生の分も」
「えっ、先生ウチに泊まっていくつもりですか?」
「当たり前でしょう! 医学部受験なんてそう甘いもんじゃないのよ。
これからは受験当日まで先生がここに「棲み着いて」ビシビシお勉強を教えてあげますからね?」
「大丈夫ですよ、そこまでしなくても私、賢いから」
「チッ いいからあなたはママ、まだ早いか? 先生の言う通りになさい! いいわね!」
「はーい」
長~い食事、いや飲み会も終わり、やっと勉強することになった。
「それじゃあそろそろお勉強にしましょうか?」
「はい、よろしくお願いします」
私と先生は2階の私の部屋で勉強を始めることにした。
先生はスパークリングワインを殆どひとりで飲んでいたのでかなりご機嫌だった。
「アンタはさあ、勉強は学校で1番だから何も教えることはないわよね?」
「まあそうですね?」
「それじゃあ後は自習してて、先生、お風呂に入って来るから」
「わかりました」
すると静香先生は下に降りて行った。
「清彦さん、お風呂いただいてもよろしいかしら?」
「ええどうぞ、廊下の右側に洗面脱衣場がありますから」
「ではお借りします」
「娘のこと、よろしくお願いします。僕は明日早いので今日はこれで失礼します」
「わかりました。おやすみなさい、清彦さん」
そう言って静香は風呂場へと消えた。
だが静香はすぐにアソコだけを洗い、あそこのお毛々をトリートメントして5分で風呂から出て来た。
そしてシルクのピンクのベビードールに着替えると、ちゃっかり清彦の布団に潜り込んだ。
「うふっ 相当疲れているのね? もう寝ちゃっているわ。かわいい寝顔。
では、いただきます」
静香は清彦のパジャマをトランクスごと下ろし、清彦のソレに手を合わせた。
「先生、何をしているんですかあ! いくら待っても来ないから来てみたらそんなことして!」」
「何って、眠くなったから寝ようと思ってね?」
「どうしてパパの隣で寝ているんですか! しかもパパのをそんなふうにして!」
「だってお布団が敷いてあったからつい」
「そこは私の寝るところなんです! 寝るなら先生は私のベッドで寝て下さい!」
「イヤよ、あんな小娘のオシッコ臭いベッドで寝るなんて」
「それなら三人で寝ましょう」
「3P? 流石に今のJKは過激ね? 私の大人のテクについて来れるのかしら?」
私はジャージのまま、静香先生とパパの間に割って入った。
「ちょっとあなたは私と清彦の外れでしょう?」
「これでいいんです。先生、私と一緒に手を繋いで下さい」
「こうかしら?」
「そうです」
私はパパと先生と手を繋いだ。
涙が出て来た。
「泣いているの? 緑川さん」
「何だかママとパパと一緒にいるみたいで」
「緑川さん・・・」
すると静香先生はBカップの胸で私をやさしく抱き締めてくれた。
「今夜はあなたのママになってあげる。安心して眠りなさい」
「ありがとう、静香先生」
「先生じゃないでしょ? ママって呼びなさい」
「ママ・・・」
「なあに、奈々?」
そうして3人はスヤスヤと朝まで眠ってしまった。
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