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第10話
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放課後、母の好きだったフリージアの花と、苺大福をお供えするためにお墓にやって来ると、お墓にはすでに新しい黄色のフリージアの花が供えられ、御線香が焚かれた跡が残っていた。
「ママ、有村さんが来てくれたのね?
昔、捨てた女のところによく来るよね? 納骨の時にはいい歳して泣いているし、本当にヘンなオジサン。
私もママの好きだったフリージアのお花と苺大福、買って来たから一緒に食べようね?」
私はフリージアと苺大福を1つ供えて御線香を焚き、手を合わせた。
「有村さん、ずっとママのことが好きだったんだね?
だったら浮気なんかしなければよかったの。
でもそうなると私は産まれてはいないのかあ」
私はそう言って自嘲した。
それから三日後、お墓の前で手を合わせている有村さんを見掛けた。
晩秋の午後、お日様は早くも傾き始めていた。
私はこんなに哀しそうな男の人の横顔を見たことがなかった。
有村さんが墓参りを終え、立ち上がると私に気付いた。
有村さんが私に軽く会釈をして通り過ぎようとした時、私は思わず声を掛けた。
「いつも母のお墓参りをしていただいて、ありがとうございます。
先日のフリージアのお花も有村さんですよね?」
「お母さんの好きだった花ですから」
「少し待っていて下さい、送って行きますから」
「よろしいんですか? ありがとうございます」
クルマを運転しながら、私は有村さんに尋ねた。
「どうして毎日、母のお墓参りをして下さるんですか?」
「お母さんの死が、まだ私には受け入れることが出来ないからです」
「母のこと、本当に好きだったんですね?」
「でも、あなたのお母さんを裏切ってしまいました。
私とお母さんは結婚するつもりでした」
「母は祖母には有村さんのことを懐かしそうに話していたようですが、私にはあなたを驚かせようと、連絡もせずに横浜の有村さんのマンションに行ったら、他の女性と一緒だったとしか話してはくれませんでした。
でもそれは私が父の子供だったから、別れた恋人を良く言うのは私に気兼ねしたからなのかもしれません」
「・・・」
「有村さん、少しお茶して行きませんか?
母の若い頃のお話を聞かせて下さい」
「わかりました」
私は以前、母がよく連れて来てくれた、『ピカソ』という喫茶店に有村さんを誘った。
「ここなんですけど、素敵なお店でしょう?
すごく珈琲の美味しいお店なんですよ」
その店を見て、有村さんの足が止まった。
「ここが、『ピカソ』がまだ残っていたんですね?」
「有村さんも知っているんですか? 『ピカソ』を?
このお店、ずっと母のお気に入りだったんです。
珈琲を飲む時はいつもここでした」
「富山に住んでいた時、お母さんとここでよくお茶をしました。
良かった、まだ残っていてくれて」
「寒いから中に入りましょうか?」
「そうですね」
懐かしそうに店内を見渡す有村さん。
「何にします?」
私が有村さんにメニューを渡そうとすると、
「ウインナーコーヒーはありますか?」
その時私は有村さんの目が不自由だったことを思い出し、慌ててメニューを引き戻した。
「ごめんなさい、有村さんは目が悪いんでしたよね?
ウインナーコーヒーはたぶんあると思います。
ここに来るといつも母はそれを頼んでいましたから」
「そうですか? ではトマトジュースは?」
「それもあるようです」
「それじゃあそれを両方お願いします、ウインナーコーヒーはお母さんのために」
「今日は寒いから私はミルクココアにしようかな?
まだここでは飲んだことがないので」
「珈琲の美味しい店はココアもおいしいはずですからね?」
飲み物が運ばれて来た時、私は有村さんの隣にウインナーコーヒーをそっと置いた。
母と有村さんを並んで座らせてあげたかったからだ。
「ホイップクリームが乗っているんですよね?」
「お母さんはそれを崩さないようにと慎重に召し上がっていました」
「有村さんは珈琲はお嫌いなんですか?」
「今は好きですが、あの頃はどうも苦手で。いつも私はトマトジュースでした。
今日は昔と同じ物にしてみました。
連れて来ていただいて、本当にありがとうございました」
「有村さんは母とどこで知り合ったのですか?」
「同じ大学の映画サークルです。
お付き合いさせてもらったのは大学2年の時でした」
「じゃあ、花音のママとも一緒だったんですか?」
「そうです」
「三角関係だったりして?」
私は少し意地悪な質問をしたが、有村さんは静かに笑って、
「いいえ、花音さんのお母さんには当時、付き合っていた彼氏さんがいましたから。
よくダブルデートをしたものです」
「先日有村さんとおばさんがウチに来た時、私、気付きました。
たぶん、花音ママは有村さんのことが好きなんだと」
「私はもう爺さんで、しかも体が不自由です。
梢さんの恋愛対象にはなれませんよ。ははははは」
「有村さんは梢さんのこと、どう思っているんですか?」
「お母さんの親友だと思っています」
「それだけですか?」
「居候させていただいていますから、大家さんでもありますね?」
「最近の花音、とてもウキウキしているんです。「家族ごっこしてるんだよ」って喜んでいました」
「家族というより、私は梢さんの兄、つまり叔父さんのようなものでしょうけどね?
でもあの親子にはとても良くしていただいています」
有村さんは話題を変えようと、トマトジュースを飲んだ。
「ストローは使わないんですか?」
「ストローは女性のためにあるものだと思っているんです。
口紅がグラスにつかないようにと。
飲み物はそのまま飲んだ方がおいしく感じませんか?」
母がなんでこの人を好きになったのか、わかるような気がした。
「私の父のことは訊かないんですか?」
「聞けば嫉妬してしまいますからね?」
「浮気した有村さんもどうかとは思いますが、私の父よりはまだマシです。
お葬式にも来なかった、サイテーの人ですから」
「それでもお母さんが愛した人ですからね?
そうしなければならない事情があったのかもしれません」
「そんなの何もないですよ、人間としてのやさしさがないんです、あの人には」
私は母が好きだったウインナーコーヒーを飲んでみた。
母はここに来ると、なぜいつも決まってウインナーコーヒーを頼んでいたのか?
それは有村さんとの思い出の珈琲だったからだと私は知った。
上唇に少しクリームが付いたようで、私は紙ナプキンでそれを拭き取った。
「これ、美味しいですよね? 初めて飲みました」
その時突然、有村さんが天井を見上げた。
それは涙を零さないようにと咄嗟に取った行動だった。
「どうかしましたか?」
「すみません、あまりにも昔の麻里子、失礼、お母さんにあなたが似ていたもので・・・」
「私たち、よく姉妹に間違えられるんですよ」
「そうでしょうね?
純子さんは大学は文学部だそうですね?」
有村さんはハンカチで目頭を押さえながら話題を変えようとした。
「編集者になるのが夢なんです、純文学の」
「それは素晴らしいことですね? 純文学は今、化石のような扱いをされていますから。
ミステリーや異世界物、ラノベが主体になってしまいました」
「そうなんですよ、純文学にはあまり人気はありませんからね?
有村さんはどんな小説を書いているんですか?」
「実は私も純文学を書いています。昭和のムード歌謡のような小説ですが。
だから読者も限られています。
限られてはいますが、私の読者さんは心のやさしい方ばかりです、それが励みにもなっています。
あまり売れませんけどね?
もう歳ですし目も悪いので、よく時制を間違えたり、登場人物の名前が間違っていたり、言い回しの表現がおかしかったりもして、いつも編集さんや校閲の人たちにご迷惑をかけています。
それでも売れないということは、自分の書く作品が社会から必要とされていないからなのかもしれません。売れなければ書く意味はありません、紙の無駄使いです。
自然破壊ですよね? あはははは」
「今度、読ませて下さい。
ペンネームは何ですか?」
「もう忘れました、歳なので」
「ケチ」
私は笑った。
そして有村さんも笑った。
「有村さん、母の好きだったウインナーコーヒー珈琲、飲んでみませんか?」
「いいんですか?」
「もちろんです」
クリームがすっかり溶けてしまったウインナーコーヒーを、有村さんは大事そうに飲んだ。
「あの頃と同じ味ですか?」
「ちょっと違うような気がします。
35年の時が珈琲の味を変えてしまったのか、それとも自分の味覚が変わったのかもしれません」
「おそらくその両方ですよ、たぶん」
私は有村さんからそのカップを受け取り、すっかり温くなってしまったそれを飲んだ。
それは母に代わっての意図的な間接キスだった。
「温くなっちゃいましたね?
私と母、そして有村さん。私たちも家族みたいですね? お父さん?」
有村さんが嬉しそうに微笑み、また泣いた。
この人はいつも泣いてばかりいる。
この人はずっとママを本当に愛していたんだと、私も胸が熱くなった。
(ママ、良かったね? 愛したひとがこの「泣き虫オジサン」さんで)
有村さんの隣で母が笑っている気がした。
「純子、いい人でしょう? 有村君って?」
(そうだね? ママがずっと愛した人だから)
いつの間にか外はすっかり暗くなっていた。
「ママ、有村さんが来てくれたのね?
昔、捨てた女のところによく来るよね? 納骨の時にはいい歳して泣いているし、本当にヘンなオジサン。
私もママの好きだったフリージアのお花と苺大福、買って来たから一緒に食べようね?」
私はフリージアと苺大福を1つ供えて御線香を焚き、手を合わせた。
「有村さん、ずっとママのことが好きだったんだね?
だったら浮気なんかしなければよかったの。
でもそうなると私は産まれてはいないのかあ」
私はそう言って自嘲した。
それから三日後、お墓の前で手を合わせている有村さんを見掛けた。
晩秋の午後、お日様は早くも傾き始めていた。
私はこんなに哀しそうな男の人の横顔を見たことがなかった。
有村さんが墓参りを終え、立ち上がると私に気付いた。
有村さんが私に軽く会釈をして通り過ぎようとした時、私は思わず声を掛けた。
「いつも母のお墓参りをしていただいて、ありがとうございます。
先日のフリージアのお花も有村さんですよね?」
「お母さんの好きだった花ですから」
「少し待っていて下さい、送って行きますから」
「よろしいんですか? ありがとうございます」
クルマを運転しながら、私は有村さんに尋ねた。
「どうして毎日、母のお墓参りをして下さるんですか?」
「お母さんの死が、まだ私には受け入れることが出来ないからです」
「母のこと、本当に好きだったんですね?」
「でも、あなたのお母さんを裏切ってしまいました。
私とお母さんは結婚するつもりでした」
「母は祖母には有村さんのことを懐かしそうに話していたようですが、私にはあなたを驚かせようと、連絡もせずに横浜の有村さんのマンションに行ったら、他の女性と一緒だったとしか話してはくれませんでした。
でもそれは私が父の子供だったから、別れた恋人を良く言うのは私に気兼ねしたからなのかもしれません」
「・・・」
「有村さん、少しお茶して行きませんか?
母の若い頃のお話を聞かせて下さい」
「わかりました」
私は以前、母がよく連れて来てくれた、『ピカソ』という喫茶店に有村さんを誘った。
「ここなんですけど、素敵なお店でしょう?
すごく珈琲の美味しいお店なんですよ」
その店を見て、有村さんの足が止まった。
「ここが、『ピカソ』がまだ残っていたんですね?」
「有村さんも知っているんですか? 『ピカソ』を?
このお店、ずっと母のお気に入りだったんです。
珈琲を飲む時はいつもここでした」
「富山に住んでいた時、お母さんとここでよくお茶をしました。
良かった、まだ残っていてくれて」
「寒いから中に入りましょうか?」
「そうですね」
懐かしそうに店内を見渡す有村さん。
「何にします?」
私が有村さんにメニューを渡そうとすると、
「ウインナーコーヒーはありますか?」
その時私は有村さんの目が不自由だったことを思い出し、慌ててメニューを引き戻した。
「ごめんなさい、有村さんは目が悪いんでしたよね?
ウインナーコーヒーはたぶんあると思います。
ここに来るといつも母はそれを頼んでいましたから」
「そうですか? ではトマトジュースは?」
「それもあるようです」
「それじゃあそれを両方お願いします、ウインナーコーヒーはお母さんのために」
「今日は寒いから私はミルクココアにしようかな?
まだここでは飲んだことがないので」
「珈琲の美味しい店はココアもおいしいはずですからね?」
飲み物が運ばれて来た時、私は有村さんの隣にウインナーコーヒーをそっと置いた。
母と有村さんを並んで座らせてあげたかったからだ。
「ホイップクリームが乗っているんですよね?」
「お母さんはそれを崩さないようにと慎重に召し上がっていました」
「有村さんは珈琲はお嫌いなんですか?」
「今は好きですが、あの頃はどうも苦手で。いつも私はトマトジュースでした。
今日は昔と同じ物にしてみました。
連れて来ていただいて、本当にありがとうございました」
「有村さんは母とどこで知り合ったのですか?」
「同じ大学の映画サークルです。
お付き合いさせてもらったのは大学2年の時でした」
「じゃあ、花音のママとも一緒だったんですか?」
「そうです」
「三角関係だったりして?」
私は少し意地悪な質問をしたが、有村さんは静かに笑って、
「いいえ、花音さんのお母さんには当時、付き合っていた彼氏さんがいましたから。
よくダブルデートをしたものです」
「先日有村さんとおばさんがウチに来た時、私、気付きました。
たぶん、花音ママは有村さんのことが好きなんだと」
「私はもう爺さんで、しかも体が不自由です。
梢さんの恋愛対象にはなれませんよ。ははははは」
「有村さんは梢さんのこと、どう思っているんですか?」
「お母さんの親友だと思っています」
「それだけですか?」
「居候させていただいていますから、大家さんでもありますね?」
「最近の花音、とてもウキウキしているんです。「家族ごっこしてるんだよ」って喜んでいました」
「家族というより、私は梢さんの兄、つまり叔父さんのようなものでしょうけどね?
でもあの親子にはとても良くしていただいています」
有村さんは話題を変えようと、トマトジュースを飲んだ。
「ストローは使わないんですか?」
「ストローは女性のためにあるものだと思っているんです。
口紅がグラスにつかないようにと。
飲み物はそのまま飲んだ方がおいしく感じませんか?」
母がなんでこの人を好きになったのか、わかるような気がした。
「私の父のことは訊かないんですか?」
「聞けば嫉妬してしまいますからね?」
「浮気した有村さんもどうかとは思いますが、私の父よりはまだマシです。
お葬式にも来なかった、サイテーの人ですから」
「それでもお母さんが愛した人ですからね?
そうしなければならない事情があったのかもしれません」
「そんなの何もないですよ、人間としてのやさしさがないんです、あの人には」
私は母が好きだったウインナーコーヒーを飲んでみた。
母はここに来ると、なぜいつも決まってウインナーコーヒーを頼んでいたのか?
それは有村さんとの思い出の珈琲だったからだと私は知った。
上唇に少しクリームが付いたようで、私は紙ナプキンでそれを拭き取った。
「これ、美味しいですよね? 初めて飲みました」
その時突然、有村さんが天井を見上げた。
それは涙を零さないようにと咄嗟に取った行動だった。
「どうかしましたか?」
「すみません、あまりにも昔の麻里子、失礼、お母さんにあなたが似ていたもので・・・」
「私たち、よく姉妹に間違えられるんですよ」
「そうでしょうね?
純子さんは大学は文学部だそうですね?」
有村さんはハンカチで目頭を押さえながら話題を変えようとした。
「編集者になるのが夢なんです、純文学の」
「それは素晴らしいことですね? 純文学は今、化石のような扱いをされていますから。
ミステリーや異世界物、ラノベが主体になってしまいました」
「そうなんですよ、純文学にはあまり人気はありませんからね?
有村さんはどんな小説を書いているんですか?」
「実は私も純文学を書いています。昭和のムード歌謡のような小説ですが。
だから読者も限られています。
限られてはいますが、私の読者さんは心のやさしい方ばかりです、それが励みにもなっています。
あまり売れませんけどね?
もう歳ですし目も悪いので、よく時制を間違えたり、登場人物の名前が間違っていたり、言い回しの表現がおかしかったりもして、いつも編集さんや校閲の人たちにご迷惑をかけています。
それでも売れないということは、自分の書く作品が社会から必要とされていないからなのかもしれません。売れなければ書く意味はありません、紙の無駄使いです。
自然破壊ですよね? あはははは」
「今度、読ませて下さい。
ペンネームは何ですか?」
「もう忘れました、歳なので」
「ケチ」
私は笑った。
そして有村さんも笑った。
「有村さん、母の好きだったウインナーコーヒー珈琲、飲んでみませんか?」
「いいんですか?」
「もちろんです」
クリームがすっかり溶けてしまったウインナーコーヒーを、有村さんは大事そうに飲んだ。
「あの頃と同じ味ですか?」
「ちょっと違うような気がします。
35年の時が珈琲の味を変えてしまったのか、それとも自分の味覚が変わったのかもしれません」
「おそらくその両方ですよ、たぶん」
私は有村さんからそのカップを受け取り、すっかり温くなってしまったそれを飲んだ。
それは母に代わっての意図的な間接キスだった。
「温くなっちゃいましたね?
私と母、そして有村さん。私たちも家族みたいですね? お父さん?」
有村さんが嬉しそうに微笑み、また泣いた。
この人はいつも泣いてばかりいる。
この人はずっとママを本当に愛していたんだと、私も胸が熱くなった。
(ママ、良かったね? 愛したひとがこの「泣き虫オジサン」さんで)
有村さんの隣で母が笑っている気がした。
「純子、いい人でしょう? 有村君って?」
(そうだね? ママがずっと愛した人だから)
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