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魔王討伐
十二使徒
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「やっぱりね。フォースの見立ては間違ってなかったわけだ。」
サードさんは机に右肘を付き、右掌で右頬を支えている。
それから左人差し指をクルクルと回し始めた。
「へっ。勘違いするなよガキ。ここからが勝負だ。お前はまだスタートラインに立ったにすぎない。」
「フィフスさん。」
「なっ…なんだよ。」
「レントたちに気を使って下さった見たいですねありがとうございます。」
「ふんっ。俺はガキが嫌いでな。うるせえから。こっちの事情もあったのよ。」
テンスさんが膨れているフィフスさんの頬をつつく。
「そんなこと言って。この前、買い物の帰りに、南国フルーツを買って来たじゃないの。それで、渡すのが恥ずかし_____ 」
「あーもうっせえな。向こうへ行ってろアバズレ。」
シクスさんが、メガネを上げて、レンズを光らせると口を開いた。
「時空間魔術は、魔法の一歩手前の大禁呪だ。身体の調子は悪くないか? 」
「はい、意識が遠のいたり、不思議と魔力切れを起こすことも有りません。」
「そもそも、この魔法を使い続けていた僕は、魔法を使うたびに、その耐性が付いて来ていたのかも知れません。伝説の勇者もそう言っていました。」
「伝説の勇者? まざか。やはり次元の狭間に。」
しまった。調子に乗って話しすぎたかも知れない。
[良いよ。僕のことを話して。その代わり。僕と同じ末路を辿ろうとしている人間が現れたら、君が止めろよな。君が蒔いた種なんだから。]
「はい、勇者は死んでいませんでした。今も、異空間の中で、 लुमाの管理をしてくれています。
「やはり、兜のみが勇者に封印されたというのは。」
「そこで、彼が代償を払い終えたからです。全ての武具を लुमाに飛ばすつもりだと言っていました。」
「真実とは、歴史よりも小説よりも残酷なものだな。」
「って。」
額に弾かれたような衝撃を受けて、僕は額を抑えながら、僕にデコピンをした主の顔を見上げた。
「アンタがそうならないっていう保証はないんだ。一度、魔法の代償で暴走しかけただろう? くれぐれも気をつけるんだな。」
エイトスさんは、そう言うと、キッチンへと歩いていった。
「あーあ、エイトス姉さん。私ウォッカ~。」
「っちめんどくせぇな。オメエ酒癖悪いから相手すんのが面倒なんだよ。サイダーでも飲んでな。」
イレブンスさんたちが見当たらない。
「アイツら三人なら、二階のベランダで、お茶会をしているよ。」
「ご迷惑でしょうか? 」
「知るか。俺に聞くな。女はよく分からん。」
「僕は、ちゃんと挨拶しといた方が良いと思うケドな。ナインスとトゥエルブスは怒らせると怖いよ~。」
「ありがとうございます。サードさん。」
僕はダイニングの奥の木造の階段を登った。
階段を一段一段上がるたびに、彼女たちの談笑が大きくなるのを肌身で感じた。
「あのっ!! 」
三人の談笑が急にやむ。
この三人には特に恩義がある。
十二使徒がウェストランドに指名手配された時、リワン姉さんたちを手引きしてくれたのは、この三人だったらしい。
「ありがとうございました。僕の家族を助けて下さって。」
ナインスさんは、細い目を垂れさせると、口角を上げて口をωの形にすると、僕に質問した。
「『家族』ってどの家族? 僕は一瞬なんのことを言っているか分からなかったけど、それが父さんと母さんのことであったことに気づき、目から水魔法が、ジワジワと溢れてくる。」
「泣かないでアスィール。君はみんなにとって当たり前のことが当たり前じゃなかった。」
「それを当たり前にしてあげるのが、私たち神の使いの役目。」
「なんとお礼をすれば良いか……もう…… 」
「フッフーン? 聖職者だから本来見返りを求めちゃいけないんだけど。」
「よく考えたら、私たち、もう聖職者じゃなかったよ。」
「破門にされましたからね。」
「イレブンスお姉ちゃんたちありがとう。」
心にも無い失礼なことを言ってしまい、思わず口を塞ぐ。
「「「かっ、可愛い。」」」
遅れて、それがイレブンスさんの読唇術だということを確信して顔を赤くした。
「さっさ、勇者くん。両親も君の安否を心配している。早く行ってあげて、彼らが仕事に集中できるようにしてあげて。」
_____僕は再び時空間魔術を行使した。
目の前に、何か考え事をしている屈強な男が映っている。
父さんは急に現れた僕を見て、腰を抜かした。
「俺の息子はジャンパーになっちまったのか? 」
「あらお父さん。空間移動かも座標移動かも知れませんよ。」
「いや、忍者になったのかも知れない。となると避雷針の術か、神居か、天手力か。」
「母さん。俺の背中にマーキングがないか調べてくれ。アスィールは私の前に飛んできたんだ。」
「と、父さん? 母さん? 」
父さんは僕と母さんを同時に抱きしめた。
「良かった。みんな無事で。そうだ。コレで良かったんだ。」
「父さん、離して。苦しいよ。」
そういうと、父さんは僕を離した。
「アスィール。話があるの。」
父さんがそれを遮った。
「アスィール。母さん。神父さん達から聞いただろう。アスィールはやらなきゃいけないことがある。」
「でも…… 」
「積もる話もある。俺もアスィールが心配じゃないわけじゃない。」
「だけど…… 」
「全部終わったら、ここに帰って来なさい。そしたらゆっくり話そう。お前の帰る場所を守る。それが私たちの仕事だ。」
「父さん!! 」
「いけぇっ!! 我が子アスィールよ。お前には使命がある。魔王を倒すという崇高な使命が。仲間達が待っている。」
父の大きな手に背中を押されて、一歩踏み出す。
ちょうど太陽が、水平線に消えかけていた。
「長い長い夜。真っ暗な世界に光を灯すのはアスィールお前だ。」
「いつしか見せてくれた雷の魔術。それで俺たちを明るく照らしてくれ。」
サードさんは机に右肘を付き、右掌で右頬を支えている。
それから左人差し指をクルクルと回し始めた。
「へっ。勘違いするなよガキ。ここからが勝負だ。お前はまだスタートラインに立ったにすぎない。」
「フィフスさん。」
「なっ…なんだよ。」
「レントたちに気を使って下さった見たいですねありがとうございます。」
「ふんっ。俺はガキが嫌いでな。うるせえから。こっちの事情もあったのよ。」
テンスさんが膨れているフィフスさんの頬をつつく。
「そんなこと言って。この前、買い物の帰りに、南国フルーツを買って来たじゃないの。それで、渡すのが恥ずかし_____ 」
「あーもうっせえな。向こうへ行ってろアバズレ。」
シクスさんが、メガネを上げて、レンズを光らせると口を開いた。
「時空間魔術は、魔法の一歩手前の大禁呪だ。身体の調子は悪くないか? 」
「はい、意識が遠のいたり、不思議と魔力切れを起こすことも有りません。」
「そもそも、この魔法を使い続けていた僕は、魔法を使うたびに、その耐性が付いて来ていたのかも知れません。伝説の勇者もそう言っていました。」
「伝説の勇者? まざか。やはり次元の狭間に。」
しまった。調子に乗って話しすぎたかも知れない。
[良いよ。僕のことを話して。その代わり。僕と同じ末路を辿ろうとしている人間が現れたら、君が止めろよな。君が蒔いた種なんだから。]
「はい、勇者は死んでいませんでした。今も、異空間の中で、 लुमाの管理をしてくれています。
「やはり、兜のみが勇者に封印されたというのは。」
「そこで、彼が代償を払い終えたからです。全ての武具を लुमाに飛ばすつもりだと言っていました。」
「真実とは、歴史よりも小説よりも残酷なものだな。」
「って。」
額に弾かれたような衝撃を受けて、僕は額を抑えながら、僕にデコピンをした主の顔を見上げた。
「アンタがそうならないっていう保証はないんだ。一度、魔法の代償で暴走しかけただろう? くれぐれも気をつけるんだな。」
エイトスさんは、そう言うと、キッチンへと歩いていった。
「あーあ、エイトス姉さん。私ウォッカ~。」
「っちめんどくせぇな。オメエ酒癖悪いから相手すんのが面倒なんだよ。サイダーでも飲んでな。」
イレブンスさんたちが見当たらない。
「アイツら三人なら、二階のベランダで、お茶会をしているよ。」
「ご迷惑でしょうか? 」
「知るか。俺に聞くな。女はよく分からん。」
「僕は、ちゃんと挨拶しといた方が良いと思うケドな。ナインスとトゥエルブスは怒らせると怖いよ~。」
「ありがとうございます。サードさん。」
僕はダイニングの奥の木造の階段を登った。
階段を一段一段上がるたびに、彼女たちの談笑が大きくなるのを肌身で感じた。
「あのっ!! 」
三人の談笑が急にやむ。
この三人には特に恩義がある。
十二使徒がウェストランドに指名手配された時、リワン姉さんたちを手引きしてくれたのは、この三人だったらしい。
「ありがとうございました。僕の家族を助けて下さって。」
ナインスさんは、細い目を垂れさせると、口角を上げて口をωの形にすると、僕に質問した。
「『家族』ってどの家族? 僕は一瞬なんのことを言っているか分からなかったけど、それが父さんと母さんのことであったことに気づき、目から水魔法が、ジワジワと溢れてくる。」
「泣かないでアスィール。君はみんなにとって当たり前のことが当たり前じゃなかった。」
「それを当たり前にしてあげるのが、私たち神の使いの役目。」
「なんとお礼をすれば良いか……もう…… 」
「フッフーン? 聖職者だから本来見返りを求めちゃいけないんだけど。」
「よく考えたら、私たち、もう聖職者じゃなかったよ。」
「破門にされましたからね。」
「イレブンスお姉ちゃんたちありがとう。」
心にも無い失礼なことを言ってしまい、思わず口を塞ぐ。
「「「かっ、可愛い。」」」
遅れて、それがイレブンスさんの読唇術だということを確信して顔を赤くした。
「さっさ、勇者くん。両親も君の安否を心配している。早く行ってあげて、彼らが仕事に集中できるようにしてあげて。」
_____僕は再び時空間魔術を行使した。
目の前に、何か考え事をしている屈強な男が映っている。
父さんは急に現れた僕を見て、腰を抜かした。
「俺の息子はジャンパーになっちまったのか? 」
「あらお父さん。空間移動かも座標移動かも知れませんよ。」
「いや、忍者になったのかも知れない。となると避雷針の術か、神居か、天手力か。」
「母さん。俺の背中にマーキングがないか調べてくれ。アスィールは私の前に飛んできたんだ。」
「と、父さん? 母さん? 」
父さんは僕と母さんを同時に抱きしめた。
「良かった。みんな無事で。そうだ。コレで良かったんだ。」
「父さん、離して。苦しいよ。」
そういうと、父さんは僕を離した。
「アスィール。話があるの。」
父さんがそれを遮った。
「アスィール。母さん。神父さん達から聞いただろう。アスィールはやらなきゃいけないことがある。」
「でも…… 」
「積もる話もある。俺もアスィールが心配じゃないわけじゃない。」
「だけど…… 」
「全部終わったら、ここに帰って来なさい。そしたらゆっくり話そう。お前の帰る場所を守る。それが私たちの仕事だ。」
「父さん!! 」
「いけぇっ!! 我が子アスィールよ。お前には使命がある。魔王を倒すという崇高な使命が。仲間達が待っている。」
父の大きな手に背中を押されて、一歩踏み出す。
ちょうど太陽が、水平線に消えかけていた。
「長い長い夜。真っ暗な世界に光を灯すのはアスィールお前だ。」
「いつしか見せてくれた雷の魔術。それで俺たちを明るく照らしてくれ。」
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