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第2章【交わる二人の歯車】
16罪 好きな人は大好きな友達の恋人でした⑨ ❤︎
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「――――――――ッ」
亀頭がナカの壁をこする度に、ぞくりとした快感に静は声にならない声を上げた。不安定な体勢に少なからず恐怖心を抱き、落ちないようにと静はヴェルの体に抱き着いた。
「あっ! あっ‼ んん――――っ‼」
静のお尻のあたりを両手で掴み、少し持ち上げてから一気に深く突き刺すように体を密着させると、静は歯を食いしばり快感に耐えるように声を絞り出した。強くペニスを締め付ける膣の動きに気付くと、ヴェルはすぐに律動を止めて静の上り詰めた快感が引くのを待った。
「満足させてって言ったのは、静ちゃんだよね」
無表情でそう言うと、ヴェルは大きく体を離してから勢いよく体を密着させた。
バチュン、バチュンと愛液と空気が混ざり合いながら肌と肌が勢いよくぶつかり合う音が響き合う中、ヴェルは快感によって漏れ出そうな声を必死に抑えながら何度も何度も静の膣内を刺激し続けた。
亀頭が膣内をこすり、先端が膣の最奥を叩く度にヴェルの肩を掴む静の手に力が籠る。
「あっあっあっあっ……駄目駄目駄目……イッ……ちゃう――――‼」
ぎゅーっと、膣内が力強くヴェルのペニスを締め付け、抱きかかえられた静の体は体を弓なりに反らされた。その刺激でヴェル自身も快感が頂点に達し。
「うっ」
小さく声を漏らすと、ペニスから放出された精液を奥へと押し出すように静の秘部にペニスを押し付けた。ゆらゆらと下半身を揺らして精液を出し切ると、ゆっくりとペニスを静の膣から引き抜いた。
「んっ」
引き抜く時の刺激で静の口から嬌声が漏れ、その体は小さくピクンと跳ねた。そして、引き抜かれた膣からドロリとした白濁液が溢れ出ると、静の太ももを伝い重力に従って下へ垂れていった。
「また、中でイっちゃったわね」
「……どうせ、何をしようとしても中で出させるつもりのくせに」
「さすがにもう理解してくれているようね」
くす、と笑う静にヴェルは視線を合わせずに大きくため息を吐くと、手のひらを静の方に向けて小さく聞き取れない言葉を詠唱した。ふわりと温かい空気に包まれた瞬間、汗や精液、愛液まみれになっていた体は綺麗に浄化されていた。
それはヴェルも同じだったようで、綺麗になったペニスを下着の中にしまい込むと、下げていたズボンを履きなおした。静も自身の体が綺麗になっていることを確認すると、ずらされた下着を綺麗に履きなおし、脱がされかけていたドレスをふたたび綺麗に着直した。
「……真を待たせてるし、早く戻ろう」
「つれない反応ね、ヴェルくん」
「俺はいつもこんな感じだけど?」
「そうだったかしら?」
そんな風に軽口を叩きあいながら、ヴェルと静は一人待ちぼうけているであろう真の居る宴会場に向かって歩みを速めた。
亀頭がナカの壁をこする度に、ぞくりとした快感に静は声にならない声を上げた。不安定な体勢に少なからず恐怖心を抱き、落ちないようにと静はヴェルの体に抱き着いた。
「あっ! あっ‼ んん――――っ‼」
静のお尻のあたりを両手で掴み、少し持ち上げてから一気に深く突き刺すように体を密着させると、静は歯を食いしばり快感に耐えるように声を絞り出した。強くペニスを締め付ける膣の動きに気付くと、ヴェルはすぐに律動を止めて静の上り詰めた快感が引くのを待った。
「満足させてって言ったのは、静ちゃんだよね」
無表情でそう言うと、ヴェルは大きく体を離してから勢いよく体を密着させた。
バチュン、バチュンと愛液と空気が混ざり合いながら肌と肌が勢いよくぶつかり合う音が響き合う中、ヴェルは快感によって漏れ出そうな声を必死に抑えながら何度も何度も静の膣内を刺激し続けた。
亀頭が膣内をこすり、先端が膣の最奥を叩く度にヴェルの肩を掴む静の手に力が籠る。
「あっあっあっあっ……駄目駄目駄目……イッ……ちゃう――――‼」
ぎゅーっと、膣内が力強くヴェルのペニスを締め付け、抱きかかえられた静の体は体を弓なりに反らされた。その刺激でヴェル自身も快感が頂点に達し。
「うっ」
小さく声を漏らすと、ペニスから放出された精液を奥へと押し出すように静の秘部にペニスを押し付けた。ゆらゆらと下半身を揺らして精液を出し切ると、ゆっくりとペニスを静の膣から引き抜いた。
「んっ」
引き抜く時の刺激で静の口から嬌声が漏れ、その体は小さくピクンと跳ねた。そして、引き抜かれた膣からドロリとした白濁液が溢れ出ると、静の太ももを伝い重力に従って下へ垂れていった。
「また、中でイっちゃったわね」
「……どうせ、何をしようとしても中で出させるつもりのくせに」
「さすがにもう理解してくれているようね」
くす、と笑う静にヴェルは視線を合わせずに大きくため息を吐くと、手のひらを静の方に向けて小さく聞き取れない言葉を詠唱した。ふわりと温かい空気に包まれた瞬間、汗や精液、愛液まみれになっていた体は綺麗に浄化されていた。
それはヴェルも同じだったようで、綺麗になったペニスを下着の中にしまい込むと、下げていたズボンを履きなおした。静も自身の体が綺麗になっていることを確認すると、ずらされた下着を綺麗に履きなおし、脱がされかけていたドレスをふたたび綺麗に着直した。
「……真を待たせてるし、早く戻ろう」
「つれない反応ね、ヴェルくん」
「俺はいつもこんな感じだけど?」
「そうだったかしら?」
そんな風に軽口を叩きあいながら、ヴェルと静は一人待ちぼうけているであろう真の居る宴会場に向かって歩みを速めた。
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