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第2章【交わる二人の歯車】
13罪 理性は瞬く間に② ❤︎
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「……ん……っ……ふ…………ぅ……ぁ……」
ぞくぞくと背筋を駆け上がってくる快感に、静は短く艶やかな声を上げた。両腕を胸の前に持っていくと、その大きな胸が挟まれて強調される。ゆっさゆっさと、ヴェルが腰を振る度に胸が揺れ動き、乳首が静の腕に当たりより一層快感が増していった。
「気持ち……ぃ、わ……んぅっ」
今までで一番甲高い声が静の口から洩れた。抑え気味だった静の声はどんどん大きくなり、隣の部屋にいる雪に聞こえるんじゃないかと思えるくらいだった。
「……っ」
血の気が引く感覚を覚え、ヴェルは慌てて静の口を塞ぐように手をそえた。くぐもった声が手のひらの隙間を通って漏れ出る。
「ふぁ……ん、んんっ」
その行為が余計に静を興奮させたのか、ヴェルのペニスを咥えこむ静の膣がきゅーっと締まった。その刺激にヴェルは小さく「ぅ……」と声を漏らすと、眉間にシワを寄せた。必死に快感を堪え、それでも静を悦ばせるために腰を振り続ける。
「んっ……くっ」
「ぁ……ん、く……」
苦しそうに表情を歪めるヴェル。そして、静も再びの絶頂まであと少しなのか、快感に溺れた表情を浮かべ、よがった声を上げていた。
静の口から洩れる声が先ほどよりも落ち着いてきたことを確認すると、ヴェルは彼女の口を塞いでいた手を退けた。その手を再び静の太ももへと添えると、その肉に指を食い込ませるように力を込めた。
「んっ……あっ……」
「…………っ」
膣内の壁をこするようにヴェルのペニスが中で動く度、静はか細く快感に浸った甘い声を上げた。鼻を抜けるような声を上げ、目を細め、快楽が腰から背中を走りあがっていく。
ぞくりとした快感に静の腰は浮き上がり、ヴェルのペニスが静のGスポットへと擦れた。その瞬間、膣内がきゅ――――っとペニスを締め上げる。その刺激にヴェルは静に歯を食いしばり、イク事を我慢した。
(まだ……静ちゃんは満足してない……俺だけイクわけには――)
そんな冷静な考えがヴェルがイク事を寸前で止めていた。けれど、そんなヴェルの思いをよそに、静はきゅっきゅっと何度も何度もペニスを締め付けてきた。
「ああっ……んっ……は、あっ……」
「……気持ち、いい?」
「きも、ちぃ……わ。んっ……ヴェルくん、も……きもちぃ……かしら?」
「……っ」
静に同じ質問を返され、ヴェルは答えられなかった。ただ、気持ちよさに表情を歪めるだけだった。もちろん、それだけで“気持ちいい”という答えになるとは思うのだが、静はその様子を見て、くすくすと笑うだけだった。
「雪ちゃんの事を……考えて、いるの?」
「――っ」
「体は正直ね」
“雪ちゃん”と名前を言われた瞬間、ヴェルのペニスがびくんと静の膣の中で蠢いた。
「私とセックスしているのに……別の女の事を考えるなんて、余裕……ねっ」
「んくっ」
静は意地悪そうな笑みを浮かべ、意図的にヴェルのペニスを締め付けた。そして、腰を動かし刺激を与えた。静が動き与えてきた刺激に、ヴェルはくぐもった声を上げると眉間にシワを寄せた。
ぞくぞくと背筋を駆け上がってくる快感に、静は短く艶やかな声を上げた。両腕を胸の前に持っていくと、その大きな胸が挟まれて強調される。ゆっさゆっさと、ヴェルが腰を振る度に胸が揺れ動き、乳首が静の腕に当たりより一層快感が増していった。
「気持ち……ぃ、わ……んぅっ」
今までで一番甲高い声が静の口から洩れた。抑え気味だった静の声はどんどん大きくなり、隣の部屋にいる雪に聞こえるんじゃないかと思えるくらいだった。
「……っ」
血の気が引く感覚を覚え、ヴェルは慌てて静の口を塞ぐように手をそえた。くぐもった声が手のひらの隙間を通って漏れ出る。
「ふぁ……ん、んんっ」
その行為が余計に静を興奮させたのか、ヴェルのペニスを咥えこむ静の膣がきゅーっと締まった。その刺激にヴェルは小さく「ぅ……」と声を漏らすと、眉間にシワを寄せた。必死に快感を堪え、それでも静を悦ばせるために腰を振り続ける。
「んっ……くっ」
「ぁ……ん、く……」
苦しそうに表情を歪めるヴェル。そして、静も再びの絶頂まであと少しなのか、快感に溺れた表情を浮かべ、よがった声を上げていた。
静の口から洩れる声が先ほどよりも落ち着いてきたことを確認すると、ヴェルは彼女の口を塞いでいた手を退けた。その手を再び静の太ももへと添えると、その肉に指を食い込ませるように力を込めた。
「んっ……あっ……」
「…………っ」
膣内の壁をこするようにヴェルのペニスが中で動く度、静はか細く快感に浸った甘い声を上げた。鼻を抜けるような声を上げ、目を細め、快楽が腰から背中を走りあがっていく。
ぞくりとした快感に静の腰は浮き上がり、ヴェルのペニスが静のGスポットへと擦れた。その瞬間、膣内がきゅ――――っとペニスを締め上げる。その刺激にヴェルは静に歯を食いしばり、イク事を我慢した。
(まだ……静ちゃんは満足してない……俺だけイクわけには――)
そんな冷静な考えがヴェルがイク事を寸前で止めていた。けれど、そんなヴェルの思いをよそに、静はきゅっきゅっと何度も何度もペニスを締め付けてきた。
「ああっ……んっ……は、あっ……」
「……気持ち、いい?」
「きも、ちぃ……わ。んっ……ヴェルくん、も……きもちぃ……かしら?」
「……っ」
静に同じ質問を返され、ヴェルは答えられなかった。ただ、気持ちよさに表情を歪めるだけだった。もちろん、それだけで“気持ちいい”という答えになるとは思うのだが、静はその様子を見て、くすくすと笑うだけだった。
「雪ちゃんの事を……考えて、いるの?」
「――っ」
「体は正直ね」
“雪ちゃん”と名前を言われた瞬間、ヴェルのペニスがびくんと静の膣の中で蠢いた。
「私とセックスしているのに……別の女の事を考えるなんて、余裕……ねっ」
「んくっ」
静は意地悪そうな笑みを浮かべ、意図的にヴェルのペニスを締め付けた。そして、腰を動かし刺激を与えた。静が動き与えてきた刺激に、ヴェルはくぐもった声を上げると眉間にシワを寄せた。
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