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第2章【交わる二人の歯車】
12罪 一番じゃないと④ ❤︎
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「ん……」
胸を揉みしだいていた右手をゆっくりと肌を撫でるような手付きで脇腹から腰に向けて滑り降りていく。その動きに静は期待した視線をヴェルに向けた。
腰を撫で、静の太ももをゆっくりと撫でながらヴェルの指先は静の大切な場所に向かって上り詰めていった。
ヴェルの指先が下着の脇から忍び込み、割れ目に触れた瞬間――くちゅ……―卑猥な音が立った。胸への愛撫で濡れそぼったソコは、ぬるぬるとぬめり気を帯びていた。
「あっ……んっ‼」
割れ目の先にあるクリトリスを指の腹でこする様に動かすと、静はより一層甘い嬌声を上げて目をギュッと閉じた。割れ目を何往復かして膣から溢れ出てきた蜜を指に塗りたくると、今度はコリコリになったクリトリスを濡れた指先で転がして刺激を与えた。
びくびくと静の体が震え、そのたびに割れ目から蜜が溢れ出してくる。際限なく溢れ続ける蜜を掬ってはクリトリスを刺激していくと、静はパクパクと酸素を欲する魚のように口を開閉させた。物欲しそうな視線をヴェルに向けながら、口から漏れ出るのは言葉にならない嬌声ばかり。
「そ、こばかり……いじわる、しちゃ駄目……ッ」
「でも、静はこれが好きなんでしょ?」
「私は……中のほ……が、好き……よっ」
ヴェルの言葉に、静は中を触ってほしいとねだった。その言葉に、ヴェルは返事を返すことなく――ぐちゅっ。
「ひあっ」
蜜でべとべとになったヴェルの中指が、静の割れ目から中へねじ込まれた。熱くてまとわりつくようにうねる静の中。ヴェルは、そんな静の膣の中で中指を激しく出し入れし始めた。
先ほどまでとは違った中への激しい刺激に、静はヴェルの肩をぎゅっと掴んだ。快感に腰が浮き上がり、気持ちいい場所を求めて体が勝手に動く。
「あっ……んんっ……」
早く済ませたい思いで指の動きを速めていくヴェルは、耳に届く静の喘ぎ声に意識をシャットアウトしたい気持ちでいっぱいだった。聞きたい声は静のものではない。
出し入れをしていた指を静の最奥めがけてグッと押し込み、中指の先をくいっと曲げた。すると、今まで触れていなかった静のイイトコロにヴェルの指先が触れ、静の体は大きくビクンと震えた。
「んんっ」
「ここがいいんだ?」
ようやく静をより一層高みへ連れていく事のできる場所を見つけたと、ヴェルは嬉しそうにほんの少し口角を歪めた。イかせることができれば、おそらく“今日は”この行為から解放されるかもしれない。
そんな淡い期待を抱きながら、ヴェルは静の膣内の壁をこする様に指先を動かした。
ぐちゅぐちゅと卑猥な音が室内に響き渡り、そのたびに静の口から甘く耳に響く喜悦の声が零れ落ちる。ビクンビクンと体を震わせ、腰をくねらせ下半身が布団から浮いた。ぎゅっと掴んだ枕がその力強さに形を変え、静の手はその中へと死んでいくのが見えた。
「あっ……あっ……んぅっ」
「イきそう?」
「イイ……んだけど、ま、だ……イけそうに、ない…………わ」
ぎゅうぎゅうと締め付けてくる静の膣内。けれど、まだ絶頂に上り詰めるには足りないらしく、辛そうに表情を歪めていた。ヴェルもまた、終わらない愛撫に眉を潜めた。
胸を揉みしだいていた右手をゆっくりと肌を撫でるような手付きで脇腹から腰に向けて滑り降りていく。その動きに静は期待した視線をヴェルに向けた。
腰を撫で、静の太ももをゆっくりと撫でながらヴェルの指先は静の大切な場所に向かって上り詰めていった。
ヴェルの指先が下着の脇から忍び込み、割れ目に触れた瞬間――くちゅ……―卑猥な音が立った。胸への愛撫で濡れそぼったソコは、ぬるぬるとぬめり気を帯びていた。
「あっ……んっ‼」
割れ目の先にあるクリトリスを指の腹でこする様に動かすと、静はより一層甘い嬌声を上げて目をギュッと閉じた。割れ目を何往復かして膣から溢れ出てきた蜜を指に塗りたくると、今度はコリコリになったクリトリスを濡れた指先で転がして刺激を与えた。
びくびくと静の体が震え、そのたびに割れ目から蜜が溢れ出してくる。際限なく溢れ続ける蜜を掬ってはクリトリスを刺激していくと、静はパクパクと酸素を欲する魚のように口を開閉させた。物欲しそうな視線をヴェルに向けながら、口から漏れ出るのは言葉にならない嬌声ばかり。
「そ、こばかり……いじわる、しちゃ駄目……ッ」
「でも、静はこれが好きなんでしょ?」
「私は……中のほ……が、好き……よっ」
ヴェルの言葉に、静は中を触ってほしいとねだった。その言葉に、ヴェルは返事を返すことなく――ぐちゅっ。
「ひあっ」
蜜でべとべとになったヴェルの中指が、静の割れ目から中へねじ込まれた。熱くてまとわりつくようにうねる静の中。ヴェルは、そんな静の膣の中で中指を激しく出し入れし始めた。
先ほどまでとは違った中への激しい刺激に、静はヴェルの肩をぎゅっと掴んだ。快感に腰が浮き上がり、気持ちいい場所を求めて体が勝手に動く。
「あっ……んんっ……」
早く済ませたい思いで指の動きを速めていくヴェルは、耳に届く静の喘ぎ声に意識をシャットアウトしたい気持ちでいっぱいだった。聞きたい声は静のものではない。
出し入れをしていた指を静の最奥めがけてグッと押し込み、中指の先をくいっと曲げた。すると、今まで触れていなかった静のイイトコロにヴェルの指先が触れ、静の体は大きくビクンと震えた。
「んんっ」
「ここがいいんだ?」
ようやく静をより一層高みへ連れていく事のできる場所を見つけたと、ヴェルは嬉しそうにほんの少し口角を歪めた。イかせることができれば、おそらく“今日は”この行為から解放されるかもしれない。
そんな淡い期待を抱きながら、ヴェルは静の膣内の壁をこする様に指先を動かした。
ぐちゅぐちゅと卑猥な音が室内に響き渡り、そのたびに静の口から甘く耳に響く喜悦の声が零れ落ちる。ビクンビクンと体を震わせ、腰をくねらせ下半身が布団から浮いた。ぎゅっと掴んだ枕がその力強さに形を変え、静の手はその中へと死んでいくのが見えた。
「あっ……あっ……んぅっ」
「イきそう?」
「イイ……んだけど、ま、だ……イけそうに、ない…………わ」
ぎゅうぎゅうと締め付けてくる静の膣内。けれど、まだ絶頂に上り詰めるには足りないらしく、辛そうに表情を歪めていた。ヴェルもまた、終わらない愛撫に眉を潜めた。
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