117 / 244
第5章 桜と君と青春と ~再会の友、再開の時~
65時間目 青春が消え散る前は
しおりを挟む
お前らの青春は終わらせていいから。
神谷さんは言わずともだが優しい。
だけど、その優しさのせいで責任を全て抱えてしまう。
誰かが苦にならないようにと自分自身を犠牲にする。
それは、今も昔もそうだ。
まぁ、思い出すのはまた後にすりゃいいか。
過去は基本振り返りたくねェしな。
敦志と小春が帰ってきた。
俺は彼らに手を振る。
「おう、おかえり。俺達にはキチィよ。ほとんど運動してないからなァ」
「コンビニのバイト結構体力使いませんか? 特にクレーマーとか」
「ア? アレはテキトーにすりゃいいンだよ。アホ。つーか、そんなに体力使わねェだろ」
「黒沢センパイ結構体力あるんですね……」
敦志はゲンナリと、小春は元々大きくて光がある目を更にキラキラとさせて俺を見る。
この子の目の光で俺消えるンか?
ニフ○ムなンか?
それくらい光があるのは、隣にいる彼氏のおかげなんだなァとシミジミと恋や愛の力ってスゲェと思う。
まぁ、恋なんてしたことねェし、きっとこの先することも無いだろうから俺には恋人がいるヤツの気持ちなんて分からねェけど。
だけど、こんな事を考えたからか脳裏を掠める幼少の記憶。
一度だけ、恋に似ているかもしれない感情が俺にはあった。
幼少の頃、青春が消え散る前の話だ。
「なぁ、敦志、小春。もし良かったらちょっと話を聞いてくれねェか?」
無意識に口に出してしまった事に気が付き、しまったと思ったと同時に背中から汗がドバドバと吹き出る。
「黒沢センパイ、急にどうしたんですか? 俺でよければその話、聞きますよ」
「私もです。その、私達を救ってくれた黒沢センパイが何か悩みを抱えているなら、話してもらってスッキリして貰いたいので」
「私も興味があるわ。黒沢君、君全然自分の事話さないもの。そんな君が後輩に向かってそんな事を言うくらいだから相当な事よ。もし話して楽になるって思うなら話して」
なんか大事になっているのが正直、困惑していたが、ここまで誰かの事を考えているヤツなんてそういない。
こんなに他人の事を気遣える先輩と後輩に心の中で感謝しながら、俺は記憶を少しずつ思い出す。
憎悪、嫌悪、苦しみ色々な負の感情を思い出す。
そして、口を開いた。
「……これは、ガキの頃の話だ……」
──
出会いは突然だった。
俺が親の名前も分からず、物心ついた頃にはそこは居場所となっていた。
俺が育った施設では、月に一度、でかける日がある。
でかける場所は、近所の公園だったり、遊園地だったりと色々な場所に連れていかれた。
基本的に俺はずっと退屈だった。
普通の5歳児は喜んで遊ぶというのに。
「すいれん! こっちにくるのー!」
その時行ったのは水族館だった。
市内では有名な所で、若年層の客もこの時は多かった。
菫の声につられ、桃花はアワアワしながら、ついていく。
俺はあくびをしながら、彼らに続いていた。
「睡蓮君は、皆と遊ばないの?」
俺に声をかけた若いお姉さんは昔の施設長。
垂れ下がった優しそうな目尻が特徴的だった。
「俺は、あんまり、群れるの好きじゃないから」
ムスッとした顔で言うと、
「でも、ここは暗いから皆と離れないようにしようか。さ、手繋ぐ?」
「いいよ」
マジでごめんだった。
それでも、俺はゲートを潜って薄暗い場所でサメやらイワシの群れやらクラゲやらを見た。
どれもこれももう記憶から薄れてしまっているが、プカプカと流れる水に抵抗する事なく泳ぐクラゲを見て、人生も勝手に流れてくれたらいいのになと思った。
「とうかちゃんは、何が一番可愛く思ったのー?」
「イワシ……かな? ひとりひとりじゃ、小さいけれど、皆でいれば大きくなるから。僕は体が小さくて弱いからそんな風になりたいとも思った……」
「私も思ったのー! イワシ可愛いのー!」
「すいれんは何が可愛かったのー?」
「クラゲ。プカプカ浮かんでて気持ち良さそうだったから……」
「そうなのー! 確かに気持ち良さそうだったのー!」
半分嘘で半分本音だけどな。
アナウンスがイルカショー開始直前を知らせた。
俺達はイルカショーのステージへと向かった。
イルカショーは何匹ものイルカが盛大に跳び跳ね、水しぶきを起こして、観客を興奮させた。
「おおー……! すごいのー!」
菫はテンションMAXになり、
「ふぇぇ……。水がすっごく飛んでくるよぉ……。怖いよぉ……」
桃花はビビり、
「…………」
俺は無言だったものの、水の中を踊るように泳ぐイルカに内心で興奮していた。
イルカショーのラストはイルカが一斉に跳んで終わった。
「楽しかったのー!」
「ぼく、このイルカのぬいぐるみ買いたい!」
「桃花ちゃん、しょうがないわね。特別よ。菫ちゃんも買わない? 睡蓮君もどうー?」
俺はそんな言葉を耳にいれてなかった。
俺が見ていたのは人がゾロゾロとイルカショーの会場から去っていく所をオロオロしながら必死に誰かを探している少女だった。
気がつけば、俺はその子の所に行っていた。
「お前、どうした?」
茶髪の少女は一度俯き、俺に言おうか迷っていた。
「まいご……。パパとママがどこかに行っちゃった……。私がイルカを見ている間に」
「そうか。お前、名前は? 俺は睡蓮。よろしく」
「あ、朝顔。すいれん、よろしくね……」
俺が初恋を抱いていたかもしれない少女の名前は朝顔。
でも、それが本名なのか分からない。
もしかしたら、彼女はパニックになっていて間違えて好きな花の名前を言ってしまった可能性はありえない事はない。
まだこの時の俺達は5歳だ。
それに
「朝顔、いい名前だな。とりあえず、俺についてきて。もしかしたら、分かるかも知れないから」
「う、ん……」
この時、朝顔はしっかりと俺の手を握ってくれていたと思う。
──
『迷子のお知らせです。エメラルドグリーンのワンピースをきた5歳の朝顔ちゃんのお父様、お母様、館内にいらっしゃいましたら、迷子センターまでお越しください』
館内に迷子の知らせが響き渡る。
もう3回目だ。
結論から言うと朝顔の両親は来なかった。
なのに、朝顔は何かを願うように両手をしっかりと握っていた。
俺はそんな朝顔の姿を見て、心が悲しくなった。
結局、何度アナウンスしても親が来ない事に痺れを切らした施設長が一時的に朝顔を預かることになり、朝顔は俺達と時を過ごすのだった。
もしかしたら、これが消え散る前の俺の青春だったのかもしれない。
神谷さんは言わずともだが優しい。
だけど、その優しさのせいで責任を全て抱えてしまう。
誰かが苦にならないようにと自分自身を犠牲にする。
それは、今も昔もそうだ。
まぁ、思い出すのはまた後にすりゃいいか。
過去は基本振り返りたくねェしな。
敦志と小春が帰ってきた。
俺は彼らに手を振る。
「おう、おかえり。俺達にはキチィよ。ほとんど運動してないからなァ」
「コンビニのバイト結構体力使いませんか? 特にクレーマーとか」
「ア? アレはテキトーにすりゃいいンだよ。アホ。つーか、そんなに体力使わねェだろ」
「黒沢センパイ結構体力あるんですね……」
敦志はゲンナリと、小春は元々大きくて光がある目を更にキラキラとさせて俺を見る。
この子の目の光で俺消えるンか?
ニフ○ムなンか?
それくらい光があるのは、隣にいる彼氏のおかげなんだなァとシミジミと恋や愛の力ってスゲェと思う。
まぁ、恋なんてしたことねェし、きっとこの先することも無いだろうから俺には恋人がいるヤツの気持ちなんて分からねェけど。
だけど、こんな事を考えたからか脳裏を掠める幼少の記憶。
一度だけ、恋に似ているかもしれない感情が俺にはあった。
幼少の頃、青春が消え散る前の話だ。
「なぁ、敦志、小春。もし良かったらちょっと話を聞いてくれねェか?」
無意識に口に出してしまった事に気が付き、しまったと思ったと同時に背中から汗がドバドバと吹き出る。
「黒沢センパイ、急にどうしたんですか? 俺でよければその話、聞きますよ」
「私もです。その、私達を救ってくれた黒沢センパイが何か悩みを抱えているなら、話してもらってスッキリして貰いたいので」
「私も興味があるわ。黒沢君、君全然自分の事話さないもの。そんな君が後輩に向かってそんな事を言うくらいだから相当な事よ。もし話して楽になるって思うなら話して」
なんか大事になっているのが正直、困惑していたが、ここまで誰かの事を考えているヤツなんてそういない。
こんなに他人の事を気遣える先輩と後輩に心の中で感謝しながら、俺は記憶を少しずつ思い出す。
憎悪、嫌悪、苦しみ色々な負の感情を思い出す。
そして、口を開いた。
「……これは、ガキの頃の話だ……」
──
出会いは突然だった。
俺が親の名前も分からず、物心ついた頃にはそこは居場所となっていた。
俺が育った施設では、月に一度、でかける日がある。
でかける場所は、近所の公園だったり、遊園地だったりと色々な場所に連れていかれた。
基本的に俺はずっと退屈だった。
普通の5歳児は喜んで遊ぶというのに。
「すいれん! こっちにくるのー!」
その時行ったのは水族館だった。
市内では有名な所で、若年層の客もこの時は多かった。
菫の声につられ、桃花はアワアワしながら、ついていく。
俺はあくびをしながら、彼らに続いていた。
「睡蓮君は、皆と遊ばないの?」
俺に声をかけた若いお姉さんは昔の施設長。
垂れ下がった優しそうな目尻が特徴的だった。
「俺は、あんまり、群れるの好きじゃないから」
ムスッとした顔で言うと、
「でも、ここは暗いから皆と離れないようにしようか。さ、手繋ぐ?」
「いいよ」
マジでごめんだった。
それでも、俺はゲートを潜って薄暗い場所でサメやらイワシの群れやらクラゲやらを見た。
どれもこれももう記憶から薄れてしまっているが、プカプカと流れる水に抵抗する事なく泳ぐクラゲを見て、人生も勝手に流れてくれたらいいのになと思った。
「とうかちゃんは、何が一番可愛く思ったのー?」
「イワシ……かな? ひとりひとりじゃ、小さいけれど、皆でいれば大きくなるから。僕は体が小さくて弱いからそんな風になりたいとも思った……」
「私も思ったのー! イワシ可愛いのー!」
「すいれんは何が可愛かったのー?」
「クラゲ。プカプカ浮かんでて気持ち良さそうだったから……」
「そうなのー! 確かに気持ち良さそうだったのー!」
半分嘘で半分本音だけどな。
アナウンスがイルカショー開始直前を知らせた。
俺達はイルカショーのステージへと向かった。
イルカショーは何匹ものイルカが盛大に跳び跳ね、水しぶきを起こして、観客を興奮させた。
「おおー……! すごいのー!」
菫はテンションMAXになり、
「ふぇぇ……。水がすっごく飛んでくるよぉ……。怖いよぉ……」
桃花はビビり、
「…………」
俺は無言だったものの、水の中を踊るように泳ぐイルカに内心で興奮していた。
イルカショーのラストはイルカが一斉に跳んで終わった。
「楽しかったのー!」
「ぼく、このイルカのぬいぐるみ買いたい!」
「桃花ちゃん、しょうがないわね。特別よ。菫ちゃんも買わない? 睡蓮君もどうー?」
俺はそんな言葉を耳にいれてなかった。
俺が見ていたのは人がゾロゾロとイルカショーの会場から去っていく所をオロオロしながら必死に誰かを探している少女だった。
気がつけば、俺はその子の所に行っていた。
「お前、どうした?」
茶髪の少女は一度俯き、俺に言おうか迷っていた。
「まいご……。パパとママがどこかに行っちゃった……。私がイルカを見ている間に」
「そうか。お前、名前は? 俺は睡蓮。よろしく」
「あ、朝顔。すいれん、よろしくね……」
俺が初恋を抱いていたかもしれない少女の名前は朝顔。
でも、それが本名なのか分からない。
もしかしたら、彼女はパニックになっていて間違えて好きな花の名前を言ってしまった可能性はありえない事はない。
まだこの時の俺達は5歳だ。
それに
「朝顔、いい名前だな。とりあえず、俺についてきて。もしかしたら、分かるかも知れないから」
「う、ん……」
この時、朝顔はしっかりと俺の手を握ってくれていたと思う。
──
『迷子のお知らせです。エメラルドグリーンのワンピースをきた5歳の朝顔ちゃんのお父様、お母様、館内にいらっしゃいましたら、迷子センターまでお越しください』
館内に迷子の知らせが響き渡る。
もう3回目だ。
結論から言うと朝顔の両親は来なかった。
なのに、朝顔は何かを願うように両手をしっかりと握っていた。
俺はそんな朝顔の姿を見て、心が悲しくなった。
結局、何度アナウンスしても親が来ない事に痺れを切らした施設長が一時的に朝顔を預かることになり、朝顔は俺達と時を過ごすのだった。
もしかしたら、これが消え散る前の俺の青春だったのかもしれない。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
クラスでバカにされてるオタクなぼくが、気づいたら不良たちから崇拝されててガクブル
諏訪錦
青春
アルファポリスから書籍版が発売中です。皆様よろしくお願いいたします!
6月中旬予定で、『クラスでバカにされてるオタクなぼくが、気づいたら不良たちから崇拝されててガクブル』のタイトルで文庫化いたします。よろしくお願いいたします!
間久辺比佐志(まくべひさし)。自他共に認めるオタク。ひょんなことから不良たちに目をつけられた主人公は、オタクが高じて身に付いた絵のスキルを用いて、グラフィティライターとして不良界に関わりを持つようになる。
グラフィティとは、街中にスプレーインクなどで描かれた落書きのことを指し、不良文化の一つとしての認識が強いグラフィティに最初は戸惑いながらも、主人公はその魅力にとりつかれていく。
グラフィティを通じてアンダーグラウンドな世界に身を投じることになる主人公は、やがて夜の街の代名詞とまで言われる存在になっていく。主人公の身に、果たしてこの先なにが待ち構えているのだろうか。
書籍化に伴い設定をいくつか変更しております。
一例 チーム『スペクター』
↓
チーム『マサムネ』
※イラスト頂きました。夕凪様より。
http://15452.mitemin.net/i192768/
時き継幻想フララジカ
日奈 うさぎ
ファンタジー
少年はひたすら逃げた。突如変わり果てた街で、死を振り撒く異形から。そして逃げた先に待っていたのは絶望では無く、一振りの希望――魔剣――だった。 逃げた先で出会った大男からその希望を託された時、特別ではなかった少年の運命は世界の命運を懸ける程に大きくなっていく。
なれば〝ヒト〟よ知れ、少年の掴む世界の運命を。
銘無き少年は今より、現想神話を紡ぐ英雄とならん。
時き継幻想(ときつげんそう)フララジカ―――世界は緩やかに混ざり合う。
【概要】
主人公・藤咲勇が少女・田中茶奈と出会い、更に多くの人々とも心を交わして成長し、世界を救うまでに至る現代ファンタジー群像劇です。
現代を舞台にしながらも出てくる新しい現象や文化を彼等の目を通してご覧ください。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
人生負け組のスローライフ
雪那 由多
青春
バアちゃんが体調を悪くした!
俺は長男だからバアちゃんの面倒みなくては!!
ある日オヤジの叫びと共に突如引越しが決まって隣の家まで車で十分以上、ライフラインはあれどメインは湧水、ぼっとん便所に鍵のない家。
じゃあバアちゃんを頼むなと言って一人単身赴任で東京に帰るオヤジと新しいパート見つけたから実家から通うけど高校受験をすててまで来た俺に高校生なら一人でも大丈夫よね?と言って育児拒否をするオフクロ。
ほぼ病院生活となったバアちゃんが他界してから築百年以上の古民家で一人引きこもる俺の日常。
――――――――――――――――――――――
第12回ドリーム小説大賞 読者賞を頂きました!
皆様の応援ありがとうございます!
――――――――――――――――――――――
【完結】ツインクロス
龍野ゆうき
青春
冬樹と夏樹はそっくりな双子の兄妹。入れ替わって遊ぶのも日常茶飯事。だが、ある日…入れ替わったまま両親と兄が事故に遭い行方不明に。夏樹は兄に代わり男として生きていくことになってしまう。家族を失い傷付き、己を責める日々の中、心を閉ざしていた『少年』の周囲が高校入学を機に動き出す。幼馴染みとの再会に友情と恋愛の狭間で揺れ動く心。そして陰ではある陰謀が渦を巻いていて?友情、恋愛、サスペンスありのお話。
夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします
希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。
国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。
隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。
「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」
アルファポリスであなたの良作を1000人に読んでもらうための10の技
MJ
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスは書いた小説を簡単に投稿でき、世間に公開できる素晴らしいサイトです。しかしながら、アルファポリスに小説を公開すれば必ずしも沢山の人に読んでいただけるとは限りません。
私はアルファポリスで公開されている小説を読んでいて気づいたのが、面白いのに埋もれている小説が沢山あるということです。
すごく丁寧に真面目にいい文章で、面白い作品を書かれているのに評価が低くて心折れてしまっている方が沢山いらっしゃいます。
そんな方に言いたいです。
アルファポリスで評価低いからと言って心折れちゃいけません。
あなたが良い作品をちゃんと書き続けていればきっとこの世界を潤す良いものが出来上がるでしょう。
アルファポリスは本とは違う媒体ですから、みんなに読んでもらうためには普通の本とは違った戦略があります。
書いたまま放ったらかしではいけません。
自分が良いものを書いている自信のある方はぜひここに書いてあることを試してみてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる