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10章 秋休みは稼ぎ時
10-12 ラーメン大好き
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「ええ、ラーメンは大好きですが、このグレーデン大国の首都で美味しい店でも教えてくれるんですか?」
「白銀のっ、ラーメン好きなら、この店は行っておくべきだ」
ズィーさんに聞いたのに、女性職員の一人が目を輝かして俺にメモを握らせた。
白銀の辺境伯→白銀の。
さらに略されてわけわからなくなればいいのに。
今の俺の姿見た上で、白銀の、と言われても何のことだかわからんだろう。
「知る人ぞ知る名店ってヤツだ。本場のラーメン屋も目じゃねえぜ」
この世界の本場のラーメン屋ってどこにあるのだろう?
そこにも行ってみたい。
「ありがとうございます。是非行ってみます」
「怪しげな店をリアムに教えないでくださいねー」
やや呆れ気味のズィーさん。
情報収集もできたし、書類の保管状況も見れたし、倉庫見学は終了かな。
黒い箱に戻した書類を魔法で元の大きい黒い箱の中に戻す。
ふと。
母上の冒険者番号を思い出す。
思い出した途端、魔法を発動させてしまった。
大きい黒い箱が動き出す。
そこまで昔の書類ではない。
母上の最後の書類は十年前にすらなっていない。
五年前の書類からここに集められるのなら、新しい部類に入る。
大きい箱が一つ近くにやって来る。
そこから小さな箱がテーブルの上にのる。
「リアム?」
母上の冒険者登録の書類から、空間一面に並べる。
リーメル・メルクイーンとなる前からの。
ああ、母上の字だ。
俺は空中にある書類に手を伸ばす。
「、、、母上、小さい頃から文字は汚かったんだなあ」
いつも殴り書きな母上のサインはお世辞にも綺麗だとは言えなかった。
忙しい、面倒だからの殴り書きではなかったのか。
この世界の紙はそこまで高いものではないが、前世でのコピー用紙と比べてしまうと一枚が非常に高いと言わざる得ない。
書類は必要だからこそ紙で提出しなければならないが。
俺の知らない母上の記録もここにはあった。
愛おしい母上の直筆のサインだ。
これらを持ち帰りたい気持ちはあるが、それは無理だろう。
複写したものを持ち帰っても、俺にとってあまり意味のない行為だ。
「リアム」
優しく背中に手を置かれた。
ゾーイが横に立っていてくれる。
そっとハンカチを渡された。
ああ、泣いていたのか。
思い出す記憶は懐かしいものになってしまった。
「あのとき、手を伸ばせれば、」
まだまだ母上と一緒に思い出を作れていたのかもしれないのに。
俺があのとき強ければ、母上の横で戦えていたのならば。
地上に戻って、馬車に揺られる。
「おっひるごはーんっ」
俺の膝の上に飛び出てきたクロ一匹。
むぎゅううううっ。
潰しておいた。
「ズィーさん、これから冒険者ギルド総本部に戻るんですか?」
「ああ、うん、そうしようと思っていたんだけど、どこかで昼食を食べて、一か所寄ってから戻る」
「どこかってどこでー?」
クロが俺の手の下で騒ぐ。
いつも元気だな。
「ラーメン屋でいいのでは?」
ゴウさんが素晴らしい提案をしてくれた。
「首都には多くのラーメン屋があるんですね?」
「いや、さすがにそんなにはない。あの国のラーメンを形だけ真似たものも多いから、気をつけた方が良いよ」
「ラーメンはラーメンなのでは?」
一応。
それはそれで何らかの味の革命が起こるのでは?
「、、、あの国のラーメン屋はラーメンをこよなく愛した者たちによって作られているが、この国の者たちは金儲けのためにしている。似て非なるものだ。あの国のラーメンを愛しているのなら、あの国出身の者のラーメン屋にこの国でも行った方が良いよ」
、、、ズィーさんがそこまで言うのなら、ラーメンではないのだろう。うどんとか、そばとか、フォーとかも俺は好きだが。そういう物でもないのかな。似て非なる物、、、沖縄そばとか。違うか。別のメニューになっているという意味合いではないだろう。
そういや、俺はあの国のラーメンしか食べたことないな。出前もすべてあの国の店だから。
「ラーメンの話をしたら、余計にラーメンが食べたくなってしまった」
「リアムのラーメン病が発病してしまったっ。僕はオムライスの方が良いのにっ」
「たまにはクロもラーメン食べようよー。味噌か醤油なら俺の収納鞄にもあるよー」
「だったら、収納鞄にケチャップライスもあるじゃーん。オムレツ焼いてオムライスーっ」
クロもちっこい拳を上下に振って必死に主張している。
「クロ、お前のオムライス状態が、俺のラーメンだっ。俺はラーメンだったら三食でも良いくらいだ」
「やだやだーっ、一週間毎日昼食にラーメン出されても飽きるのに、三食なんて一日で飽きるよー。三食もリアムが作ってくれたら嬉しいけどー、そうじゃないーっ」
じゃあ、何でオムライスは毎日昼食に出しているのに飽きないんだよ?
「ラーメンはスープの味も変われば、具も変わる。麺だってスープに合わせたものを作り出す努力を店の人たちはしているんだ」
「お土産くん、リアムになんか言ってやって」
「リアムの作る食事なら、ラーメン三食でも嬉しい」
キラキラっ。
「そうだけど、ちっがーうっって言っているじゃないかーっ、操り人形くん、リアムに一言」
「えっ、私?野菜もきちんと食べないと大きくなれないぞー、とか?」
バージにまで無茶振りするなよ。可哀想に、いつものキレがないじゃないか。
「タンメン」
「え?」
「野菜たっぷりタンメンがラーメンにはあるっ」
「ううっ、どう言えば伝わるんだ」
「クロ様、とりあえずリアムをラーメン屋に連れて行きましょう。ラーメンを食べないと堂々巡りになりますよ」
「くすん、僕はオムライスが食べたい」
「ラーメン屋でオムライスを作るのは無理だろう。持ち込むのはどうなんだ?」
俺の従魔の食事ですと言ってオムライスが出てきたら、店の人は微妙に思うだろうけど。
「人気のラーメン屋じゃ今の時間難しいでしょうね」
「出前、フードコート、屋台、、、」
「ああ、屋台の集まっている広場ならせわしくても、持ち込み等を気にしなくても大丈夫でしょう。それぞれが食べたい物を食べられますし」
それがいい、それがいい。
お高いレストランに行っても、食材はうちの領地の方が勝るし、庶民的なものが一番だよね。お財布にも優しいし。
馬車がとある広場に着く。
「うわっ、混んでる、混んでる」
屋台が多いので、人は分散されているようだが、人気だと思われる屋台はかなりの人だかり。
広場には多数のテーブルが並ぶが、どれも人で埋め尽くされている。
「この辺りは庶民的な店も多く、大勢の人で賑わいます。スリや置き引き等も多いので、貴重品には気をつけてくださいね」
「おっ、あのテーブルが空いたな。場所を取っておくから、ズィー、俺の分も買ってきてくれ」
ゴウがバッと行って、席に座った。
超素早い。
コレならば、あの人ゴミの中でももう少し走れたのでは?
人が密集する屋台は広場の周囲にあり、この広場ではすでに席に座って食べている人が多いので、状況は違うか。
立ち上がった席をどれだけ早く見つけ座るかが勝負のようだ。
治安が悪いということなら、席に物を置いておくだけだと盗まれるということなのだろう。
「リアム、あの辺りがラーメン屋の屋台です。当たりは一つだけですよ」
ズィーさんが意地悪細目になりやがった。
にっこり笑って正解を教えようとはしない。つまり、あの国出身の店主がいるラーメン屋は一つと言いたいのだろう。
ズィーはさっさと自分の目当ての屋台に行ってしまった。
「ゾーイ、バージはどうする?」
「ラーメンも良いけど、他の屋台が並んでいるから目移りするな。クジョー王国では見たことのないものもあるから挑戦したい気持ちもある」
「俺はリアムと同じ屋台で買うよ」
「じゃー、お土産くんはリアムが指示するラーメンを二つ買ってきてー、その間にリアムは僕のオムライス作ってー」
「、、、ゾーイ」
クロの要求に、俺はゾーイを見た。
「確かにその方が効率がいいか。リアム、どのラーメンにする?」
ゾーイは効率も重視してくれるなあ。ただ一緒にいたいから同じ食事を選んだわけじゃないのか。
似たような屋台が並んでいる。上にラーメンの絵、値段、簡単な説明が書かれている。
さて、どれが正解か?
まあ、ラーメンに正解も何もないけど。
ズィーさんの言いたいことは、他の店は真似事でその店より美味しくない、ラーメンを極めようとしておらず、繁盛しているその店の客を流してもらおうという魂胆がある、ということだろう。
、、、ん?
「テッチャンさんに奥さん??」
何でこんなところにいるの?
「白銀のっ、ラーメン好きなら、この店は行っておくべきだ」
ズィーさんに聞いたのに、女性職員の一人が目を輝かして俺にメモを握らせた。
白銀の辺境伯→白銀の。
さらに略されてわけわからなくなればいいのに。
今の俺の姿見た上で、白銀の、と言われても何のことだかわからんだろう。
「知る人ぞ知る名店ってヤツだ。本場のラーメン屋も目じゃねえぜ」
この世界の本場のラーメン屋ってどこにあるのだろう?
そこにも行ってみたい。
「ありがとうございます。是非行ってみます」
「怪しげな店をリアムに教えないでくださいねー」
やや呆れ気味のズィーさん。
情報収集もできたし、書類の保管状況も見れたし、倉庫見学は終了かな。
黒い箱に戻した書類を魔法で元の大きい黒い箱の中に戻す。
ふと。
母上の冒険者番号を思い出す。
思い出した途端、魔法を発動させてしまった。
大きい黒い箱が動き出す。
そこまで昔の書類ではない。
母上の最後の書類は十年前にすらなっていない。
五年前の書類からここに集められるのなら、新しい部類に入る。
大きい箱が一つ近くにやって来る。
そこから小さな箱がテーブルの上にのる。
「リアム?」
母上の冒険者登録の書類から、空間一面に並べる。
リーメル・メルクイーンとなる前からの。
ああ、母上の字だ。
俺は空中にある書類に手を伸ばす。
「、、、母上、小さい頃から文字は汚かったんだなあ」
いつも殴り書きな母上のサインはお世辞にも綺麗だとは言えなかった。
忙しい、面倒だからの殴り書きではなかったのか。
この世界の紙はそこまで高いものではないが、前世でのコピー用紙と比べてしまうと一枚が非常に高いと言わざる得ない。
書類は必要だからこそ紙で提出しなければならないが。
俺の知らない母上の記録もここにはあった。
愛おしい母上の直筆のサインだ。
これらを持ち帰りたい気持ちはあるが、それは無理だろう。
複写したものを持ち帰っても、俺にとってあまり意味のない行為だ。
「リアム」
優しく背中に手を置かれた。
ゾーイが横に立っていてくれる。
そっとハンカチを渡された。
ああ、泣いていたのか。
思い出す記憶は懐かしいものになってしまった。
「あのとき、手を伸ばせれば、」
まだまだ母上と一緒に思い出を作れていたのかもしれないのに。
俺があのとき強ければ、母上の横で戦えていたのならば。
地上に戻って、馬車に揺られる。
「おっひるごはーんっ」
俺の膝の上に飛び出てきたクロ一匹。
むぎゅううううっ。
潰しておいた。
「ズィーさん、これから冒険者ギルド総本部に戻るんですか?」
「ああ、うん、そうしようと思っていたんだけど、どこかで昼食を食べて、一か所寄ってから戻る」
「どこかってどこでー?」
クロが俺の手の下で騒ぐ。
いつも元気だな。
「ラーメン屋でいいのでは?」
ゴウさんが素晴らしい提案をしてくれた。
「首都には多くのラーメン屋があるんですね?」
「いや、さすがにそんなにはない。あの国のラーメンを形だけ真似たものも多いから、気をつけた方が良いよ」
「ラーメンはラーメンなのでは?」
一応。
それはそれで何らかの味の革命が起こるのでは?
「、、、あの国のラーメン屋はラーメンをこよなく愛した者たちによって作られているが、この国の者たちは金儲けのためにしている。似て非なるものだ。あの国のラーメンを愛しているのなら、あの国出身の者のラーメン屋にこの国でも行った方が良いよ」
、、、ズィーさんがそこまで言うのなら、ラーメンではないのだろう。うどんとか、そばとか、フォーとかも俺は好きだが。そういう物でもないのかな。似て非なる物、、、沖縄そばとか。違うか。別のメニューになっているという意味合いではないだろう。
そういや、俺はあの国のラーメンしか食べたことないな。出前もすべてあの国の店だから。
「ラーメンの話をしたら、余計にラーメンが食べたくなってしまった」
「リアムのラーメン病が発病してしまったっ。僕はオムライスの方が良いのにっ」
「たまにはクロもラーメン食べようよー。味噌か醤油なら俺の収納鞄にもあるよー」
「だったら、収納鞄にケチャップライスもあるじゃーん。オムレツ焼いてオムライスーっ」
クロもちっこい拳を上下に振って必死に主張している。
「クロ、お前のオムライス状態が、俺のラーメンだっ。俺はラーメンだったら三食でも良いくらいだ」
「やだやだーっ、一週間毎日昼食にラーメン出されても飽きるのに、三食なんて一日で飽きるよー。三食もリアムが作ってくれたら嬉しいけどー、そうじゃないーっ」
じゃあ、何でオムライスは毎日昼食に出しているのに飽きないんだよ?
「ラーメンはスープの味も変われば、具も変わる。麺だってスープに合わせたものを作り出す努力を店の人たちはしているんだ」
「お土産くん、リアムになんか言ってやって」
「リアムの作る食事なら、ラーメン三食でも嬉しい」
キラキラっ。
「そうだけど、ちっがーうっって言っているじゃないかーっ、操り人形くん、リアムに一言」
「えっ、私?野菜もきちんと食べないと大きくなれないぞー、とか?」
バージにまで無茶振りするなよ。可哀想に、いつものキレがないじゃないか。
「タンメン」
「え?」
「野菜たっぷりタンメンがラーメンにはあるっ」
「ううっ、どう言えば伝わるんだ」
「クロ様、とりあえずリアムをラーメン屋に連れて行きましょう。ラーメンを食べないと堂々巡りになりますよ」
「くすん、僕はオムライスが食べたい」
「ラーメン屋でオムライスを作るのは無理だろう。持ち込むのはどうなんだ?」
俺の従魔の食事ですと言ってオムライスが出てきたら、店の人は微妙に思うだろうけど。
「人気のラーメン屋じゃ今の時間難しいでしょうね」
「出前、フードコート、屋台、、、」
「ああ、屋台の集まっている広場ならせわしくても、持ち込み等を気にしなくても大丈夫でしょう。それぞれが食べたい物を食べられますし」
それがいい、それがいい。
お高いレストランに行っても、食材はうちの領地の方が勝るし、庶民的なものが一番だよね。お財布にも優しいし。
馬車がとある広場に着く。
「うわっ、混んでる、混んでる」
屋台が多いので、人は分散されているようだが、人気だと思われる屋台はかなりの人だかり。
広場には多数のテーブルが並ぶが、どれも人で埋め尽くされている。
「この辺りは庶民的な店も多く、大勢の人で賑わいます。スリや置き引き等も多いので、貴重品には気をつけてくださいね」
「おっ、あのテーブルが空いたな。場所を取っておくから、ズィー、俺の分も買ってきてくれ」
ゴウがバッと行って、席に座った。
超素早い。
コレならば、あの人ゴミの中でももう少し走れたのでは?
人が密集する屋台は広場の周囲にあり、この広場ではすでに席に座って食べている人が多いので、状況は違うか。
立ち上がった席をどれだけ早く見つけ座るかが勝負のようだ。
治安が悪いということなら、席に物を置いておくだけだと盗まれるということなのだろう。
「リアム、あの辺りがラーメン屋の屋台です。当たりは一つだけですよ」
ズィーさんが意地悪細目になりやがった。
にっこり笑って正解を教えようとはしない。つまり、あの国出身の店主がいるラーメン屋は一つと言いたいのだろう。
ズィーはさっさと自分の目当ての屋台に行ってしまった。
「ゾーイ、バージはどうする?」
「ラーメンも良いけど、他の屋台が並んでいるから目移りするな。クジョー王国では見たことのないものもあるから挑戦したい気持ちもある」
「俺はリアムと同じ屋台で買うよ」
「じゃー、お土産くんはリアムが指示するラーメンを二つ買ってきてー、その間にリアムは僕のオムライス作ってー」
「、、、ゾーイ」
クロの要求に、俺はゾーイを見た。
「確かにその方が効率がいいか。リアム、どのラーメンにする?」
ゾーイは効率も重視してくれるなあ。ただ一緒にいたいから同じ食事を選んだわけじゃないのか。
似たような屋台が並んでいる。上にラーメンの絵、値段、簡単な説明が書かれている。
さて、どれが正解か?
まあ、ラーメンに正解も何もないけど。
ズィーさんの言いたいことは、他の店は真似事でその店より美味しくない、ラーメンを極めようとしておらず、繁盛しているその店の客を流してもらおうという魂胆がある、ということだろう。
、、、ん?
「テッチャンさんに奥さん??」
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