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4章 闇夜を彷徨う
4-22 弄ばれた者たち ◆ビッシュ視点◆
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◆ビッシュ視点◆
優しく耳元で囁かれる。
「お前のカラダは最高だ、他の四人よりも。だから俺のためにもっと激しく腰を振ってくれ」
甘い言葉も愛撫も、彼らのカラダを満足させるために紡がれるものだとしても、彼らに従う。
他の四人も俺と同じような考えで、この場で抱かれているのだろう。
自分が愚かなことをしているのは自覚している。
一週間前に、B級冒険者であるルー、レイ、ロウ、ラア、リズの五人組が砦にやって来た。
砦には今までいなかったタイプだ。砦にもイケメンは少なからずいるが、挨拶のように他人を口説く人間はいない。
俺の元にもルーが来た。
「綺麗な目をしているな。一緒に冒険がしてみたいよ」
それは俺にとって甘い囁きだった。
B級冒険者の仲間になることができれば、討伐ポイントは嫌でもたまる。C級冒険者として終わる可能性が高かった俺でも機会が回ってきたのかと。
「じょ、冗談だろ」
「可愛いな。俺のことはルーと呼んでくれ」
ルーは俺の髪の毛の一筋を手に取り、口づけをした。そして、ルーは俺の首に下がっている冒険者プレートを見る。
「キミはC級冒険者だね。ビッシュ、素敵な名だ。キミは俺の仲間になりたい?」
俺はルーの言葉に頷いてしまった。
ルーに甘く微笑まれる。
小さく、耳元で囁かれる。
「俺は恋愛でも肉体関係がないと成り立たないと思っている。カラダの関係を許してくれるのなら、今夜、俺の部屋を訪ねてくれないか?」
出会ってすぐに肉体関係を迫られる。
つまりはカラダ目当てだ。
けれど、カラダを差し出せば、B級冒険者の仲間になれるのなら。
そんな考えを持った者が俺の他に四人もいた。
俺たちはルーの仲間たちに快楽を与えられた。
ほんの少しだけ正気に戻ると、他の四人も快楽に溺れているのを見た。
大きく股を開き、口を開き、彼らを淫らに受け入れている。
この部屋にいる十人が全員全裸でベッドでも床でもソファでもテーブルでも繰り広げている。
爛れた関係とも言えるが、五人が五人とも仲間になれるのなら何の問題もなかった。
いや、五人の中で誰かが仲間になれるのなら、まだ良かった。
甘い夢から覚めたのはすぐだった。
ルーたちが一か月の遠征に連れていくと言ったC級冒険者はベイだった。ベイはネームプレート板のC級冒険者の中でトップに並んでいる。
カラダを差し出した俺たち五人の中にはいなかった人物だ。
「何で、俺たちは」
「最初に言っていただろ。俺たち五人全員を満足させられる奴を連れていくと。五人で話し合っても、お前ら今一つだったんだよな。もう少しそっちの腕も磨けよ」
ルーは俺たちに言い放った。
普通に実力で連れていく仲間を決めたのなら、俺たちは何だったんだ。
甘い餌をちらつかされて、寄って行った馬鹿みたいだ。いや、本当の馬鹿だ。
「砦の管理者のリアムがC級冒険者だったならなー」
「まだ言っているのか、ルー」
「だって、あの冷たい目、良いよなー。屈服させたくなるじゃねえか」
「変態め」
「お前が言うかー、レイ」
コイツらは何を言っているんだ。
リアムにまで手を伸ばそうとしているのか?
「リアムなら一人で五人全員満足させてくれそうな気がしねえ?」
「、、、まあ、実際、一人で五人満足させてくれる人間がいるのが一番良いんだけどな。魔の大平原では見張りも睡眠も必要だから、ヤれるのは結局一人ずつだろうし」
「お待たせしましたー。あれ?この五人もついていくんですか?」
元気な声が響いた。
C級冒険者のベイが走って魔の大平原への出入口にやって来た。
「いや、俺たちの見送りに来てくれただけだ」
「ああ、そうなんですね。一週間でそれほどの人望を集めるなんて凄いですね」
ベイは何も知らない。
俺たちがどんなことをされてきたのかを。
そして、俺たちは戻れない。
強い快楽を与えられたカラダは疼くことしかしない。
俺たちは五人で食堂にいた。
すでに朝食の時間は終わっている。
誰も何も話さないが、話し合った方が良いのだけはわかる。
料理長が温かいお茶を出してくれた。それだけで、すぐに厨房に引っ込む。
それだけが、ありがたい。
「なあ、ビッシュ。このことを上に話した方が良いんじゃねえか」
「、、、そうだな。彼らの仲間にはなれなかったんだから、もう信頼関係とかいう話じゃないな」
「けど、確かにアイツらは俺たちに条件を言っていた。それを俺たちができなかったというだけで、、、」
「報告するだけ報告しておこう。上がどうするかは、上の判断に任せるということでいいんじゃないか。俺たちがB級冒険者に何か言ってもどうにもならない」
「、、、なあ、上の誰に言うんだ?」
「、、、」
皆、黙ってしまった。
砦の上というと、ナーヴァル砦長、リージェン副砦長、補佐三人、砦の管理者リアムの六人である。
冒険者の管理という点では、本当ならリアムは除かれるのだが、実質、冒険者の管理もリアムがしているのは、砦にいる冒険者は知っている。あのネームプレート板を見るだけでも、彼が冒険者を観察しているのは嫌というほどわかるのだ。
俺はリアムがあのネームプレート板をサクサクと並び替えているのを見たことがある。
砦にいる大量の冒険者全員の実力を、彼は頭に入っているのだ。
その基準は彼の、母上にとって利益がある順番じゃねえの?という裏の噂が存在するが。。。実際、ただの実力だけならちょっと疑問符が浮かぶ順番もある。総合的に考えるとそれもアリなのかなと考えることもできるので、誰もリアムに尋ねたりすることはないが。尋ねたら最後、コマゴマと長時間にわたり説明されることになるので、本人も聞きたくないようだ。
説明できる分だけ、彼はすべての冒険者を見ているのだ。
リアムの母親はすでに亡くなっている。砦を守れという最後の言葉をリアムが守っているというのは砦内では有名な話だ。
新しく砦に入った者以外、誰もがわかっている。
D級冒険者なのに、討伐ポイントも少ない壁際に来る小さい魔物を一人でプチプチと倒していることを。
外壁の修繕を魔法でやっていたり、砦のいろいろな修理も勝手にやっている。
誰かがやらなければならないことを誰にも言わずにコッソリやっている。
本来ならば、砦の管理者、つまりはメルクイーン男爵家の人間がやることではない。
リアムは指示することは指示しているが、自分ができることはさっさと自分でしてしまう。
すべて指示すれば良いだけの人間が。
愚かな者以外、皆が感謝している。
この砦で冒険者として生きていくことが、どれほど大変なことなのか。
魔の大平原の魔物はどこのダンジョンよりも強い。
昔の冒険者の死者数を見ていればわかる。
彼が砦の改革を始めて、どれほどの数が減ったのか。
アーミーのときの泣き叫ぶ冒険者がいるのを皆が覚えている。
それが今、この砦では当たり前のようになっている。
当時、誰も死んでいった冒険者のことなんか覚えていないくらい感覚が麻痺していた。
俺は十歳頃にこの砦に来たが、彼が改革を始める前は当然のように冒険者が亡くなっていた。
冒険者は死ぬのが当たり前だと思うくらいには。
死者がいない日の方が少ないくらいだった。
砦が決定的に変わったのは、砦長と副砦長が誕生してからだ。
目に見えて死亡者が激減した。
冒険者の環境も良くなった。
母上ー、母上ーとリーメルさんを笑顔で追いかけるリアムが、その母上のために動いていたことで、どれだけ冒険者が救われ出したことか。
最初は極度のマザコンだと皆が嘲笑していた。
笑顔が失われて、はじめてあの子は本当に母親だけのために生きていたのだと、皆が知った。
そして、今も母親のためだけに生きている。
「、、、リアムが成人していれば、リアムなんだろうけど」
あの六人の中でこのことを相談しやすいのは誰かというと、そうなるのだが。
「、、、そうだな」
「コレがせめて三年後だったら良かったな」
「、、、今、このことを詳細にリアムに説明したら、砦長から殺される気がする」
全員が頷いた。
優しく耳元で囁かれる。
「お前のカラダは最高だ、他の四人よりも。だから俺のためにもっと激しく腰を振ってくれ」
甘い言葉も愛撫も、彼らのカラダを満足させるために紡がれるものだとしても、彼らに従う。
他の四人も俺と同じような考えで、この場で抱かれているのだろう。
自分が愚かなことをしているのは自覚している。
一週間前に、B級冒険者であるルー、レイ、ロウ、ラア、リズの五人組が砦にやって来た。
砦には今までいなかったタイプだ。砦にもイケメンは少なからずいるが、挨拶のように他人を口説く人間はいない。
俺の元にもルーが来た。
「綺麗な目をしているな。一緒に冒険がしてみたいよ」
それは俺にとって甘い囁きだった。
B級冒険者の仲間になることができれば、討伐ポイントは嫌でもたまる。C級冒険者として終わる可能性が高かった俺でも機会が回ってきたのかと。
「じょ、冗談だろ」
「可愛いな。俺のことはルーと呼んでくれ」
ルーは俺の髪の毛の一筋を手に取り、口づけをした。そして、ルーは俺の首に下がっている冒険者プレートを見る。
「キミはC級冒険者だね。ビッシュ、素敵な名だ。キミは俺の仲間になりたい?」
俺はルーの言葉に頷いてしまった。
ルーに甘く微笑まれる。
小さく、耳元で囁かれる。
「俺は恋愛でも肉体関係がないと成り立たないと思っている。カラダの関係を許してくれるのなら、今夜、俺の部屋を訪ねてくれないか?」
出会ってすぐに肉体関係を迫られる。
つまりはカラダ目当てだ。
けれど、カラダを差し出せば、B級冒険者の仲間になれるのなら。
そんな考えを持った者が俺の他に四人もいた。
俺たちはルーの仲間たちに快楽を与えられた。
ほんの少しだけ正気に戻ると、他の四人も快楽に溺れているのを見た。
大きく股を開き、口を開き、彼らを淫らに受け入れている。
この部屋にいる十人が全員全裸でベッドでも床でもソファでもテーブルでも繰り広げている。
爛れた関係とも言えるが、五人が五人とも仲間になれるのなら何の問題もなかった。
いや、五人の中で誰かが仲間になれるのなら、まだ良かった。
甘い夢から覚めたのはすぐだった。
ルーたちが一か月の遠征に連れていくと言ったC級冒険者はベイだった。ベイはネームプレート板のC級冒険者の中でトップに並んでいる。
カラダを差し出した俺たち五人の中にはいなかった人物だ。
「何で、俺たちは」
「最初に言っていただろ。俺たち五人全員を満足させられる奴を連れていくと。五人で話し合っても、お前ら今一つだったんだよな。もう少しそっちの腕も磨けよ」
ルーは俺たちに言い放った。
普通に実力で連れていく仲間を決めたのなら、俺たちは何だったんだ。
甘い餌をちらつかされて、寄って行った馬鹿みたいだ。いや、本当の馬鹿だ。
「砦の管理者のリアムがC級冒険者だったならなー」
「まだ言っているのか、ルー」
「だって、あの冷たい目、良いよなー。屈服させたくなるじゃねえか」
「変態め」
「お前が言うかー、レイ」
コイツらは何を言っているんだ。
リアムにまで手を伸ばそうとしているのか?
「リアムなら一人で五人全員満足させてくれそうな気がしねえ?」
「、、、まあ、実際、一人で五人満足させてくれる人間がいるのが一番良いんだけどな。魔の大平原では見張りも睡眠も必要だから、ヤれるのは結局一人ずつだろうし」
「お待たせしましたー。あれ?この五人もついていくんですか?」
元気な声が響いた。
C級冒険者のベイが走って魔の大平原への出入口にやって来た。
「いや、俺たちの見送りに来てくれただけだ」
「ああ、そうなんですね。一週間でそれほどの人望を集めるなんて凄いですね」
ベイは何も知らない。
俺たちがどんなことをされてきたのかを。
そして、俺たちは戻れない。
強い快楽を与えられたカラダは疼くことしかしない。
俺たちは五人で食堂にいた。
すでに朝食の時間は終わっている。
誰も何も話さないが、話し合った方が良いのだけはわかる。
料理長が温かいお茶を出してくれた。それだけで、すぐに厨房に引っ込む。
それだけが、ありがたい。
「なあ、ビッシュ。このことを上に話した方が良いんじゃねえか」
「、、、そうだな。彼らの仲間にはなれなかったんだから、もう信頼関係とかいう話じゃないな」
「けど、確かにアイツらは俺たちに条件を言っていた。それを俺たちができなかったというだけで、、、」
「報告するだけ報告しておこう。上がどうするかは、上の判断に任せるということでいいんじゃないか。俺たちがB級冒険者に何か言ってもどうにもならない」
「、、、なあ、上の誰に言うんだ?」
「、、、」
皆、黙ってしまった。
砦の上というと、ナーヴァル砦長、リージェン副砦長、補佐三人、砦の管理者リアムの六人である。
冒険者の管理という点では、本当ならリアムは除かれるのだが、実質、冒険者の管理もリアムがしているのは、砦にいる冒険者は知っている。あのネームプレート板を見るだけでも、彼が冒険者を観察しているのは嫌というほどわかるのだ。
俺はリアムがあのネームプレート板をサクサクと並び替えているのを見たことがある。
砦にいる大量の冒険者全員の実力を、彼は頭に入っているのだ。
その基準は彼の、母上にとって利益がある順番じゃねえの?という裏の噂が存在するが。。。実際、ただの実力だけならちょっと疑問符が浮かぶ順番もある。総合的に考えるとそれもアリなのかなと考えることもできるので、誰もリアムに尋ねたりすることはないが。尋ねたら最後、コマゴマと長時間にわたり説明されることになるので、本人も聞きたくないようだ。
説明できる分だけ、彼はすべての冒険者を見ているのだ。
リアムの母親はすでに亡くなっている。砦を守れという最後の言葉をリアムが守っているというのは砦内では有名な話だ。
新しく砦に入った者以外、誰もがわかっている。
D級冒険者なのに、討伐ポイントも少ない壁際に来る小さい魔物を一人でプチプチと倒していることを。
外壁の修繕を魔法でやっていたり、砦のいろいろな修理も勝手にやっている。
誰かがやらなければならないことを誰にも言わずにコッソリやっている。
本来ならば、砦の管理者、つまりはメルクイーン男爵家の人間がやることではない。
リアムは指示することは指示しているが、自分ができることはさっさと自分でしてしまう。
すべて指示すれば良いだけの人間が。
愚かな者以外、皆が感謝している。
この砦で冒険者として生きていくことが、どれほど大変なことなのか。
魔の大平原の魔物はどこのダンジョンよりも強い。
昔の冒険者の死者数を見ていればわかる。
彼が砦の改革を始めて、どれほどの数が減ったのか。
アーミーのときの泣き叫ぶ冒険者がいるのを皆が覚えている。
それが今、この砦では当たり前のようになっている。
当時、誰も死んでいった冒険者のことなんか覚えていないくらい感覚が麻痺していた。
俺は十歳頃にこの砦に来たが、彼が改革を始める前は当然のように冒険者が亡くなっていた。
冒険者は死ぬのが当たり前だと思うくらいには。
死者がいない日の方が少ないくらいだった。
砦が決定的に変わったのは、砦長と副砦長が誕生してからだ。
目に見えて死亡者が激減した。
冒険者の環境も良くなった。
母上ー、母上ーとリーメルさんを笑顔で追いかけるリアムが、その母上のために動いていたことで、どれだけ冒険者が救われ出したことか。
最初は極度のマザコンだと皆が嘲笑していた。
笑顔が失われて、はじめてあの子は本当に母親だけのために生きていたのだと、皆が知った。
そして、今も母親のためだけに生きている。
「、、、リアムが成人していれば、リアムなんだろうけど」
あの六人の中でこのことを相談しやすいのは誰かというと、そうなるのだが。
「、、、そうだな」
「コレがせめて三年後だったら良かったな」
「、、、今、このことを詳細にリアムに説明したら、砦長から殺される気がする」
全員が頷いた。
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