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第1章 突然の
1-14 溺れる行為
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「あっ、はあ、ああっ」
激しく扱われるのが気持ちいい。
ティフィの肉体が喜んでいるのがわかる。
もっと欲しいと腰が勝手に動きそうになるが、ノルルの両手が力強く押さえつけている。
カウンターに置いた手が震える。
よりせがもうとするカラダを感じ、ノルルがより力を入れて激しく動かす。
「、、、あ、ああっ」
気持ち良すぎる。
レインとの行為ももちろん気持ちいいが、下半身だけを激しく突かれるのもコレだけ気持ちのいいことなのか。
奥だけ集中して感じる。
もっと深く感じたい。
「ん、、、はあっ」
簡単に頂点に達する。
後は激しい呼吸を整える。
緩やかにおさまると、首筋にノルルの唇が触れている。
あれだけ激しい行為だったのに、ティフィの肉体を優しく腕に抱いている。
「ティフィ、今日みたいにいつも喘ぎ声を我慢しなければ、可愛いのに」
んんっ?
ティフィは喘ぎ声を我慢できるのかっ。
あんなに気持ちいいのにっ。
絶対に口から漏れちゃうだろっ。
どんなに押さえていてもっ。
「感じているのは、こっちにも伝わるのだから」
ノルルが口の端で笑った。
俺が魔法を使う暇もなく、いつのまにか俺の出した体液も綺麗にされている。
手慣れている。
仕方ない。
俺は男性関係初心者なのだから。
ま、女性に対してここまで対応できていたかというと少々反省してしまうところもあるが。
抱かれるって気持ちいいことだったんだね。
知らなかったよ。
知らずに生きていくところだったよ。
世のなか知らなければ幸せだったということも多いけど。
そして、またいつのまにか服も下着も元通りになっていた。
さすがだ、イケメンバーテンダー。
笑顔でなくてもモテるだろうが、さらに笑顔を浮かべられたら、世の女性はそのギャップに惚れるだろう。
影のある男って超モテるよね。
僻むぞ。
この後、四店舗ほど薬品の配達をしたが、すべてにおいてもれなく激しい行為がついていた。
ティフィって枕営業しているのか?
そこまでしないと薬は売れないのか?
というか、相手が全員イケメンでしたけど?
ティフィが懇意にしているマスターも店主も店長も店員も、年齢は初老から青年までだが、、、ティフィ、お前、面食いだろ。顔を一番重要視しているだろ。
後ろからも前からも攻められ、中も外もものすごくドロドロにされた。
それぞれまだ客がいない店内で、休憩室で、廊下で、倉庫で、服を着たままとか、ズボン下着は脱がされてとか、全部脱がされてとか、趣向は様々だ。
短時間で手早く終了したが。
本当にヤバすぎる。
俺、俺のカラダに戻ったとき、どうしよう。絶対にティフィの肉体になってヤられたいと願う。ここ、重要だよっ。俺のカラダじゃ体力持たないから無理。
行為が終わったら綺麗さっぱり元通りにして帰してくれるところがさすがだな。
客商売だな。
ティフィって客ではないと思うが。
ティフィは魔法が使えないから、みーんな後始末はやってくれる。皆、どれだけ慣れているんだよ。
完全に数回だけヤっているような浅い付き合いではない。
一つ言えることは、ティフィは確かに女王様だ。
まわりが至れり尽くせりしてくれる。
適当にそこら辺にある店で買い物して、薬屋に戻る。
ティフィのカラダでも一人で普通に帰れた。
方向音痴はこのカラダ自体に問題があるわけではなさそうだ。
実は、方向音痴の呪いやら一人では自宅に帰れない呪いやらでも受けていたらどうしようかと思ったが、そういうわけでもなかったらしい。
「昼、何にしようか」
一人しかいないと簡単にすませてしまおうと考える俺がいる。
外に食べに行くのも良いが、この近くの飲食店というのは俺がドロドロにされたあれらの店である。
バーは夜営業しかしていないが、飲食店は普通に昼も営業する。
あの者たちは平然と笑顔で客を迎えるのだ。
俺もさらに遠くに足を運ぶのは面倒だ。
「パンにハムとチーズでも挟んで」
「おかえりーっ」
薬屋の扉を開けると、元気のいい声が。
ええっと、確か。
「ミア、」
少年の名前を呼ぶと、カウンターから笑顔が帰ってきた。
おお、癒される。
「ただいま」
「おおうっ」
何だ、その驚いた顔は。
「いや、ティフィに記憶がないと対応が困るなーと思って。出迎えても、笑顔でただいまなんて言ってくれたことなかったのに」
そして、ミア少年は照れる。
おい、ティフィ。
常識や礼儀はどこに行っているんだ、お前。
せめて出迎えた子供に、ただいまぐらい言ってやれ。
「ええっと、学校は」
「いつもは午前中あるけど、今日は教師が用事あるって言って早めに終わった」
「へえ、そうなんだ」
平民向けの学校はどこの国でも読み書き計算ができれば充分だとされている。
ゆえに午前中最小限の授業で、その上さっさと卒業させるというところが多い。
それ以上学ばせたければ、親が金を出して家庭教師などを雇って学ばせなければならない。
「記憶ないと、綺麗好きになるんだな。店の掃除とか、俺がやっていたのに」
ミアが棚とか埃がないかチェックしている。
魔法で掃除したから、塵一つ落ちてないぜ、窓すらピカピカさ、、、って誇ることではない。
あれ、もしかしてミアはこの店で小遣い稼ぎしていた?
配達とかも手伝っていたって言ってたな、そういえば。
子供にとっては、小さい仕事でも生活に潤いを持たせるために必要だ。
この時代、親から小遣いを何もせずにもらえる子供なんて上流階級ぐらいだ。中流階級でも厳しい。
けれど、何もしていないのに俺がいくかばのお金を渡すのはこの子のためにならない。
「ああ、そうだ。これから昼食作るんだけど、食べていかないか」
「いいのっ?」
嬉しそうな顔だ。
パンにハムとチーズ挟むだけサンドウィッチはやめよう。
「俺も貴方の手料理を食べたい」
カランカランと音がして、薬屋の扉が開いた。
巡回か。
時間とともに温度が上がっているのに、長袖の騎士の制服を脱ごうとしない。
さすがに他の騎士はさわやかな軽装になっていたぞ。街でしっかり見かけたぞ。
今の俺のティフィ姿だって半袖のTシャツだぞ。
外見じゃ薬屋ってこと全然わからない服装だ。
、、、確かに魔法を使えば、厚手のマントを羽織ることだってできるけど、ティフィは魔法使えないからなあ。あんまり暑過ぎたら、半袖でも俺は冷風の魔法でもこっそり使うしかないけどねえ。
この国の夏はまだまだこれからが本番だ。
「レイン、」
あれ?
そういえば、レインも俺の手料理食べたことないんだっけ。
そうそう、なぜか朝夕レインが食事作ってくれていたな。
レインは俺が食事でも作ろうかとベッドから起き上がろうとすると邪魔をする。
ひたすら喘がされた後、いつのまにか食事ができている。
日々、その繰り返し。
もう少しで一週間ぐらい過ぎるのに。
「そういやこの薬屋って定休日あるのか?」
「週一日休んでいたけど、緊急のときは薬を調合していたよ」
仕事に関してはしっかりやるんだよな、ティフィって。
プライベートの方、どうにかできなかったのかな。
俺が言えた義理じゃないが。
、、、カラダが求めてしまってどうしようもないのかな?
複数人にヤられないと満足しないカラダってどうなんだ。
ある意味、持て余す。
六か月限定だから、ありがたく体験させていただくが。
相手は一人で良いと思うぞ、俺は。
俺自身の肉体は、おそらく一人の相手でも息が切れると思う。。。
体力も魔法で何とかする年齢だからなあ。
「じゃあ、緊急が入らなければ、休みは休もう。で、二人とも、何か食べたいものはあるか」
「肉ーっ」
まあ、子供だからな。
「貴方が食べたい」
「、、、仕事が終わったらね」
レイン、子供がいる前で正直だな。
甘い笑顔で何てこと言いやがる。二人きりじゃないんだぞ。
ミアの方が顔を真っ赤にしているじゃないか。完全に意味わかってるな、この子。
激しく扱われるのが気持ちいい。
ティフィの肉体が喜んでいるのがわかる。
もっと欲しいと腰が勝手に動きそうになるが、ノルルの両手が力強く押さえつけている。
カウンターに置いた手が震える。
よりせがもうとするカラダを感じ、ノルルがより力を入れて激しく動かす。
「、、、あ、ああっ」
気持ち良すぎる。
レインとの行為ももちろん気持ちいいが、下半身だけを激しく突かれるのもコレだけ気持ちのいいことなのか。
奥だけ集中して感じる。
もっと深く感じたい。
「ん、、、はあっ」
簡単に頂点に達する。
後は激しい呼吸を整える。
緩やかにおさまると、首筋にノルルの唇が触れている。
あれだけ激しい行為だったのに、ティフィの肉体を優しく腕に抱いている。
「ティフィ、今日みたいにいつも喘ぎ声を我慢しなければ、可愛いのに」
んんっ?
ティフィは喘ぎ声を我慢できるのかっ。
あんなに気持ちいいのにっ。
絶対に口から漏れちゃうだろっ。
どんなに押さえていてもっ。
「感じているのは、こっちにも伝わるのだから」
ノルルが口の端で笑った。
俺が魔法を使う暇もなく、いつのまにか俺の出した体液も綺麗にされている。
手慣れている。
仕方ない。
俺は男性関係初心者なのだから。
ま、女性に対してここまで対応できていたかというと少々反省してしまうところもあるが。
抱かれるって気持ちいいことだったんだね。
知らなかったよ。
知らずに生きていくところだったよ。
世のなか知らなければ幸せだったということも多いけど。
そして、またいつのまにか服も下着も元通りになっていた。
さすがだ、イケメンバーテンダー。
笑顔でなくてもモテるだろうが、さらに笑顔を浮かべられたら、世の女性はそのギャップに惚れるだろう。
影のある男って超モテるよね。
僻むぞ。
この後、四店舗ほど薬品の配達をしたが、すべてにおいてもれなく激しい行為がついていた。
ティフィって枕営業しているのか?
そこまでしないと薬は売れないのか?
というか、相手が全員イケメンでしたけど?
ティフィが懇意にしているマスターも店主も店長も店員も、年齢は初老から青年までだが、、、ティフィ、お前、面食いだろ。顔を一番重要視しているだろ。
後ろからも前からも攻められ、中も外もものすごくドロドロにされた。
それぞれまだ客がいない店内で、休憩室で、廊下で、倉庫で、服を着たままとか、ズボン下着は脱がされてとか、全部脱がされてとか、趣向は様々だ。
短時間で手早く終了したが。
本当にヤバすぎる。
俺、俺のカラダに戻ったとき、どうしよう。絶対にティフィの肉体になってヤられたいと願う。ここ、重要だよっ。俺のカラダじゃ体力持たないから無理。
行為が終わったら綺麗さっぱり元通りにして帰してくれるところがさすがだな。
客商売だな。
ティフィって客ではないと思うが。
ティフィは魔法が使えないから、みーんな後始末はやってくれる。皆、どれだけ慣れているんだよ。
完全に数回だけヤっているような浅い付き合いではない。
一つ言えることは、ティフィは確かに女王様だ。
まわりが至れり尽くせりしてくれる。
適当にそこら辺にある店で買い物して、薬屋に戻る。
ティフィのカラダでも一人で普通に帰れた。
方向音痴はこのカラダ自体に問題があるわけではなさそうだ。
実は、方向音痴の呪いやら一人では自宅に帰れない呪いやらでも受けていたらどうしようかと思ったが、そういうわけでもなかったらしい。
「昼、何にしようか」
一人しかいないと簡単にすませてしまおうと考える俺がいる。
外に食べに行くのも良いが、この近くの飲食店というのは俺がドロドロにされたあれらの店である。
バーは夜営業しかしていないが、飲食店は普通に昼も営業する。
あの者たちは平然と笑顔で客を迎えるのだ。
俺もさらに遠くに足を運ぶのは面倒だ。
「パンにハムとチーズでも挟んで」
「おかえりーっ」
薬屋の扉を開けると、元気のいい声が。
ええっと、確か。
「ミア、」
少年の名前を呼ぶと、カウンターから笑顔が帰ってきた。
おお、癒される。
「ただいま」
「おおうっ」
何だ、その驚いた顔は。
「いや、ティフィに記憶がないと対応が困るなーと思って。出迎えても、笑顔でただいまなんて言ってくれたことなかったのに」
そして、ミア少年は照れる。
おい、ティフィ。
常識や礼儀はどこに行っているんだ、お前。
せめて出迎えた子供に、ただいまぐらい言ってやれ。
「ええっと、学校は」
「いつもは午前中あるけど、今日は教師が用事あるって言って早めに終わった」
「へえ、そうなんだ」
平民向けの学校はどこの国でも読み書き計算ができれば充分だとされている。
ゆえに午前中最小限の授業で、その上さっさと卒業させるというところが多い。
それ以上学ばせたければ、親が金を出して家庭教師などを雇って学ばせなければならない。
「記憶ないと、綺麗好きになるんだな。店の掃除とか、俺がやっていたのに」
ミアが棚とか埃がないかチェックしている。
魔法で掃除したから、塵一つ落ちてないぜ、窓すらピカピカさ、、、って誇ることではない。
あれ、もしかしてミアはこの店で小遣い稼ぎしていた?
配達とかも手伝っていたって言ってたな、そういえば。
子供にとっては、小さい仕事でも生活に潤いを持たせるために必要だ。
この時代、親から小遣いを何もせずにもらえる子供なんて上流階級ぐらいだ。中流階級でも厳しい。
けれど、何もしていないのに俺がいくかばのお金を渡すのはこの子のためにならない。
「ああ、そうだ。これから昼食作るんだけど、食べていかないか」
「いいのっ?」
嬉しそうな顔だ。
パンにハムとチーズ挟むだけサンドウィッチはやめよう。
「俺も貴方の手料理を食べたい」
カランカランと音がして、薬屋の扉が開いた。
巡回か。
時間とともに温度が上がっているのに、長袖の騎士の制服を脱ごうとしない。
さすがに他の騎士はさわやかな軽装になっていたぞ。街でしっかり見かけたぞ。
今の俺のティフィ姿だって半袖のTシャツだぞ。
外見じゃ薬屋ってこと全然わからない服装だ。
、、、確かに魔法を使えば、厚手のマントを羽織ることだってできるけど、ティフィは魔法使えないからなあ。あんまり暑過ぎたら、半袖でも俺は冷風の魔法でもこっそり使うしかないけどねえ。
この国の夏はまだまだこれからが本番だ。
「レイン、」
あれ?
そういえば、レインも俺の手料理食べたことないんだっけ。
そうそう、なぜか朝夕レインが食事作ってくれていたな。
レインは俺が食事でも作ろうかとベッドから起き上がろうとすると邪魔をする。
ひたすら喘がされた後、いつのまにか食事ができている。
日々、その繰り返し。
もう少しで一週間ぐらい過ぎるのに。
「そういやこの薬屋って定休日あるのか?」
「週一日休んでいたけど、緊急のときは薬を調合していたよ」
仕事に関してはしっかりやるんだよな、ティフィって。
プライベートの方、どうにかできなかったのかな。
俺が言えた義理じゃないが。
、、、カラダが求めてしまってどうしようもないのかな?
複数人にヤられないと満足しないカラダってどうなんだ。
ある意味、持て余す。
六か月限定だから、ありがたく体験させていただくが。
相手は一人で良いと思うぞ、俺は。
俺自身の肉体は、おそらく一人の相手でも息が切れると思う。。。
体力も魔法で何とかする年齢だからなあ。
「じゃあ、緊急が入らなければ、休みは休もう。で、二人とも、何か食べたいものはあるか」
「肉ーっ」
まあ、子供だからな。
「貴方が食べたい」
「、、、仕事が終わったらね」
レイン、子供がいる前で正直だな。
甘い笑顔で何てこと言いやがる。二人きりじゃないんだぞ。
ミアの方が顔を真っ赤にしているじゃないか。完全に意味わかってるな、この子。
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