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第2章 人狼さん、冒険者になる
16話 人狼さん、冒険者ギルドへ行く
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「おい、本当に来たぞ!」
「うわー、金目ってマジかよ! マジで人狼じゃんか! マジかっ!」
「え? 黒髪?! 黒髪って……いやいや、そんな馬鹿な」
「っていうか、何であんなに威圧感が凄いんだよ……!」
……うん。こうなるって、知ってた。
ミナちゃんとの爽やかな交流から一転、現実に戻ってきたって感じ。
むさ苦しい上に煩いとか、やってらんない。
うんざりしながらも扉を開けた手前、踵を返すわけにもいかず、仕方なく室内へと踏み込む。
それと同時に、一気に緊張感が高まる室内の人々。
そう。ここは私の目的地、冒険者ギルドだ。
魔物相手に日々命を懸けている猛者共の集まりのはずなのだが、今は見る影もない怯えた羊の群れと化している。
いや、何でそんなにビビってるの。
話の内容から、私が来るとわかってたんだよね?! どうせ、街の外で会った男の人達から私の事を聞いているんだろうし、何をそんなに騒いでいるのか。
ここはベテランの余裕を見せて、偉そうにテーブル越しからでも声をかけるべきじゃないの? 何で壁際で肩を寄せ合うように固まってるのかな!
そう内心で突っ込みつつも、私の表情筋はいつも通りだ。
つまり、無表情である。
こういう時は中々便利だよね。下手に絡まれたくないし、丁度いい。
その無表情のまま、周囲を確認する。……だから、何で目が合っただけでそんなに怯えるかな。
気を取り直し室内を見渡した結果、どうやら集団の中には目当ての黒髪はおらず、見知った相手は誰も居ないようだった。
時間帯が悪いのかタイミングが悪いのか。
取りあえず、何度か顔を出せばいつかは出会えるだろう。ヒナが冒険者をやっていることは分かっているんだし。
出だしの悪さに、軽くため息をつく。
しかし、この遠慮のない視線たちはどうにかならないだろうか。
人狼が珍しいのは分かるんだけどさ、四方八方から飛んでくる視線がウザいよ。登録しに来ただけなのに、見世物扱いとは解せぬ。
兎に角、ここまで来たことだし、さっさと登録しよう。ムサいおっさん達は無視無視。
そう思いつつ奥に視線を走らせると、一列に並んだカウンター越しに座っている人達と目が合う。と、同時に逸らされる視線。
「……」
えぇ、酷くないかな? プロとは思えない所業なんですけど。
多分、受付のお姉さん達だと思うんだけど、一応ギルドの職員だよね? 強面の冒険者を相手にしているぐらいだから、肝が据わってると思ったんだけと、違うのかな。
思わぬ対応に困惑しつつもカウンターに近づく。
いや、あからさまに顔を引きつらせなくても……傷つくわぁ。
そんな中、一人だけ目を逸らさない女性を見つけた。
カナリア色の髪と、薄紫の瞳が印象的な若い女性だ。白い肌が若干青ざめているような気もしないでもないが、それは私のせいじゃないと思いたい。
確認するように視線を合わせると、こちらへどうぞというように手招きされたので、内心ほっとしながら遠慮なく歩み寄る。
しかし、四方からの視線がウザい。
小声で何やら言い合っているのが聞こえるが、内容は私の外見についてばかりなので聞こえない振りをしておく。
みんな、人狼の聴覚を舐めてるよね。丸聞こえなんだけど。
目の前の椅子に腰かけ、カウンター越しに女性と対面する。
見たところ、二十歳超えたばかりぐらいの新人職員って感じかな?
若くて頼りなさそうだけど、私と対峙できるぐらいだし、ここに居る他の誰よりも肝が据わってるんだよね。流石冒険者ギルドの職員なだけあるかな。他は駄目だけど。
そんな彼女をさりげなく観察すると、プロらしく笑みを浮かべてはいるが、その口元が引きつっているのが見て取れる。
うん、わかってる。威圧感がすごいもんね、私の外見。
人狼達は気にしていなかったけど、街の人間はその人狼自体に慣れていないし、しょうがないのは私も分かってるんだ。
ただ、出来ればミナちゃんのように流してもらいたかった。だけど、彼女が特殊なだけなんだろうね……。
「冒険者の登録をしたいのだが」
怖がらせないようにと意識しながら、静かに口にしてみる。
「……は、はい、ギルド登録ですね」
そのお陰か、女性の強張った空気が少し和らいだ。
どうやら、会話可能と理解してもらえたようだ。そのことにホッとしつつ、彼女の言葉に頷いてみせる。
この体、元の私よりも少しばかり年上っぽいんだけど、歳の割に古めかしいというか、肩ぐるしい口調なんだよね。
この世界では普通なのかと思っていたけど、ノアを筆頭に誰もそんな話し方はしないんだよ。所作もどことなく気取っているというか、品があるというか。
今も当たり前のように、背筋を伸ばして優雅に足組んでるし。
単に育ちが良いのかとも思ったけど、それにしては戦い慣れしすぎてる様な気がするんだけど……。
多分時代の違いかな? 日本人でも、明治や大正の人と平成生まれじゃ言葉遣いも仕草も全然違うもんね。
という事は、この体は結構昔の人の復元体なのかもしれないね。
「こちらのギルドで登録しますと、活動拠点が暫くの間この街限定となりますが、宜しいでしょうか?」
どういうことかと首を傾げると、ギルドのマニュアルなのだろう、流れるように説明してくれる。
彼女の話によると、登録後は特定のランクに上がるまで、登録した場所で新人として様子見扱いされるらしい。
無事にやっていけそうだと判断されたら、他の街でも依頼が受けられるシステムなんだそう。そこまできて、漸く一人前の冒険者となるようだ。
ふむ。成程。
それは私からすると、願ったり叶ったりだ。
冒険者として、堂々とこの街に居着いていいってことでしょ?
ゆっくりヒナを探せるし、なにより、人狼の私が暮らしていても問題ないってことだもんね。私からすると、良いことしかないよね。
営業スマイルの女性に頷き、問題ないと答える。
「わかりました。では、こちらの登録用紙に書き込んで貰っても宜しいでしょうか? 読み書きが無理でしたら、こちらで説明して書く事も出来ますが」
「いや、大丈夫だ。ありがとう」
読み書きは問題無いので、渡された用紙に羽ペンで書き込んでいく。
紙の質が悪いのでインクで書くのには一苦労するが、慣れればそれほどでもない。
名前はクロウ、性別は男、っと。
年齢……は外見的に二十歳ぐらい? うーん、それだと中身の私と離れすぎてるから十八にしとこ。あと半年経てば十八歳の誕生日だったし、問題無いよね。
それに出身地……は人狼の里で良いかな。
後は種族、か。
種族。これは人族の中で、どこに所属しているのかということだと思われる。
私の場合、書き込むのは人狼だけでいいのかな。人狼って、その中でも更に黒狼やら銀狼やらに枝分かれするんだけど。うーん。
この世界って、エルフなんかも、ハイ・エルフやシルヴァン・エルフなんかで枝分かれしていて、結構複雑なんだよね。
シルヴァン・エルフこと、森のエルフはそれなりに友好的なんだけど、ハイ・エルフはお高くとまっていていい印象の無い奴らだし、結構性格が違うんだよ。
人狼も毛色でかなり性格が違うし、書いといた方がいいかな。
よくわからないから、カッコつきで黒狼も入れとこうか。
そう思い書き込んでいくと、突然引きつった呼吸音が聞こえた。
何事かと目線を上げ、音を発した主である受付の女性を見るが、彼女の視線は一点から動かない。
真っ青な顔色で私の書いた文字を見つめたまま、震えた声で呟かれる。
「黒狼……」
え? そうだけど。何か問題でもあった?
「うわー、金目ってマジかよ! マジで人狼じゃんか! マジかっ!」
「え? 黒髪?! 黒髪って……いやいや、そんな馬鹿な」
「っていうか、何であんなに威圧感が凄いんだよ……!」
……うん。こうなるって、知ってた。
ミナちゃんとの爽やかな交流から一転、現実に戻ってきたって感じ。
むさ苦しい上に煩いとか、やってらんない。
うんざりしながらも扉を開けた手前、踵を返すわけにもいかず、仕方なく室内へと踏み込む。
それと同時に、一気に緊張感が高まる室内の人々。
そう。ここは私の目的地、冒険者ギルドだ。
魔物相手に日々命を懸けている猛者共の集まりのはずなのだが、今は見る影もない怯えた羊の群れと化している。
いや、何でそんなにビビってるの。
話の内容から、私が来るとわかってたんだよね?! どうせ、街の外で会った男の人達から私の事を聞いているんだろうし、何をそんなに騒いでいるのか。
ここはベテランの余裕を見せて、偉そうにテーブル越しからでも声をかけるべきじゃないの? 何で壁際で肩を寄せ合うように固まってるのかな!
そう内心で突っ込みつつも、私の表情筋はいつも通りだ。
つまり、無表情である。
こういう時は中々便利だよね。下手に絡まれたくないし、丁度いい。
その無表情のまま、周囲を確認する。……だから、何で目が合っただけでそんなに怯えるかな。
気を取り直し室内を見渡した結果、どうやら集団の中には目当ての黒髪はおらず、見知った相手は誰も居ないようだった。
時間帯が悪いのかタイミングが悪いのか。
取りあえず、何度か顔を出せばいつかは出会えるだろう。ヒナが冒険者をやっていることは分かっているんだし。
出だしの悪さに、軽くため息をつく。
しかし、この遠慮のない視線たちはどうにかならないだろうか。
人狼が珍しいのは分かるんだけどさ、四方八方から飛んでくる視線がウザいよ。登録しに来ただけなのに、見世物扱いとは解せぬ。
兎に角、ここまで来たことだし、さっさと登録しよう。ムサいおっさん達は無視無視。
そう思いつつ奥に視線を走らせると、一列に並んだカウンター越しに座っている人達と目が合う。と、同時に逸らされる視線。
「……」
えぇ、酷くないかな? プロとは思えない所業なんですけど。
多分、受付のお姉さん達だと思うんだけど、一応ギルドの職員だよね? 強面の冒険者を相手にしているぐらいだから、肝が据わってると思ったんだけと、違うのかな。
思わぬ対応に困惑しつつもカウンターに近づく。
いや、あからさまに顔を引きつらせなくても……傷つくわぁ。
そんな中、一人だけ目を逸らさない女性を見つけた。
カナリア色の髪と、薄紫の瞳が印象的な若い女性だ。白い肌が若干青ざめているような気もしないでもないが、それは私のせいじゃないと思いたい。
確認するように視線を合わせると、こちらへどうぞというように手招きされたので、内心ほっとしながら遠慮なく歩み寄る。
しかし、四方からの視線がウザい。
小声で何やら言い合っているのが聞こえるが、内容は私の外見についてばかりなので聞こえない振りをしておく。
みんな、人狼の聴覚を舐めてるよね。丸聞こえなんだけど。
目の前の椅子に腰かけ、カウンター越しに女性と対面する。
見たところ、二十歳超えたばかりぐらいの新人職員って感じかな?
若くて頼りなさそうだけど、私と対峙できるぐらいだし、ここに居る他の誰よりも肝が据わってるんだよね。流石冒険者ギルドの職員なだけあるかな。他は駄目だけど。
そんな彼女をさりげなく観察すると、プロらしく笑みを浮かべてはいるが、その口元が引きつっているのが見て取れる。
うん、わかってる。威圧感がすごいもんね、私の外見。
人狼達は気にしていなかったけど、街の人間はその人狼自体に慣れていないし、しょうがないのは私も分かってるんだ。
ただ、出来ればミナちゃんのように流してもらいたかった。だけど、彼女が特殊なだけなんだろうね……。
「冒険者の登録をしたいのだが」
怖がらせないようにと意識しながら、静かに口にしてみる。
「……は、はい、ギルド登録ですね」
そのお陰か、女性の強張った空気が少し和らいだ。
どうやら、会話可能と理解してもらえたようだ。そのことにホッとしつつ、彼女の言葉に頷いてみせる。
この体、元の私よりも少しばかり年上っぽいんだけど、歳の割に古めかしいというか、肩ぐるしい口調なんだよね。
この世界では普通なのかと思っていたけど、ノアを筆頭に誰もそんな話し方はしないんだよ。所作もどことなく気取っているというか、品があるというか。
今も当たり前のように、背筋を伸ばして優雅に足組んでるし。
単に育ちが良いのかとも思ったけど、それにしては戦い慣れしすぎてる様な気がするんだけど……。
多分時代の違いかな? 日本人でも、明治や大正の人と平成生まれじゃ言葉遣いも仕草も全然違うもんね。
という事は、この体は結構昔の人の復元体なのかもしれないね。
「こちらのギルドで登録しますと、活動拠点が暫くの間この街限定となりますが、宜しいでしょうか?」
どういうことかと首を傾げると、ギルドのマニュアルなのだろう、流れるように説明してくれる。
彼女の話によると、登録後は特定のランクに上がるまで、登録した場所で新人として様子見扱いされるらしい。
無事にやっていけそうだと判断されたら、他の街でも依頼が受けられるシステムなんだそう。そこまできて、漸く一人前の冒険者となるようだ。
ふむ。成程。
それは私からすると、願ったり叶ったりだ。
冒険者として、堂々とこの街に居着いていいってことでしょ?
ゆっくりヒナを探せるし、なにより、人狼の私が暮らしていても問題ないってことだもんね。私からすると、良いことしかないよね。
営業スマイルの女性に頷き、問題ないと答える。
「わかりました。では、こちらの登録用紙に書き込んで貰っても宜しいでしょうか? 読み書きが無理でしたら、こちらで説明して書く事も出来ますが」
「いや、大丈夫だ。ありがとう」
読み書きは問題無いので、渡された用紙に羽ペンで書き込んでいく。
紙の質が悪いのでインクで書くのには一苦労するが、慣れればそれほどでもない。
名前はクロウ、性別は男、っと。
年齢……は外見的に二十歳ぐらい? うーん、それだと中身の私と離れすぎてるから十八にしとこ。あと半年経てば十八歳の誕生日だったし、問題無いよね。
それに出身地……は人狼の里で良いかな。
後は種族、か。
種族。これは人族の中で、どこに所属しているのかということだと思われる。
私の場合、書き込むのは人狼だけでいいのかな。人狼って、その中でも更に黒狼やら銀狼やらに枝分かれするんだけど。うーん。
この世界って、エルフなんかも、ハイ・エルフやシルヴァン・エルフなんかで枝分かれしていて、結構複雑なんだよね。
シルヴァン・エルフこと、森のエルフはそれなりに友好的なんだけど、ハイ・エルフはお高くとまっていていい印象の無い奴らだし、結構性格が違うんだよ。
人狼も毛色でかなり性格が違うし、書いといた方がいいかな。
よくわからないから、カッコつきで黒狼も入れとこうか。
そう思い書き込んでいくと、突然引きつった呼吸音が聞こえた。
何事かと目線を上げ、音を発した主である受付の女性を見るが、彼女の視線は一点から動かない。
真っ青な顔色で私の書いた文字を見つめたまま、震えた声で呟かれる。
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え? そうだけど。何か問題でもあった?
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