208 / 260
黒竜討伐3
しおりを挟む
「これは酷いな」
ジャスティンは、思わず顔を顰めた。
黒の塔の魔術師であるジャスティンとライデッカーは、黒竜討伐作戦に参加するため、転移魔術で西ロムルとの国境沿いにある関所に飛んで来ていた。
すでに関所は負傷した王国騎士や領所属の騎士、魔術師で溢れ、治癒師が忙しなく働いていた。
「街の治癒院には、より重症な者が収容されてます。今回の討伐で、半数以上の王国騎士と領の騎士が動けなくなりました」
王国騎士のラルフ・ドレイクは、黒の塔の魔術師が現れると、すぐさま彼らの元に駆け付けた。
ドレイクは厳しい表情で、ジャスティンたちを見つめていた。
「……そうか。黒竜の特徴は?」
ライデッカーがドレイクに尋ねた。
「黒竜は岩竜のような硬い鎧鱗を持ち、風魔術を使用しました」
「ハーフか、変異種だな」
「翼の形から、岩竜とワイバーンとのハーフかと目されてます」
「正反対の魔力性質……一番制御が難しいタイプだな」
「……はぁ?」
ライデッカーがぼそりと呟くと、ドレイクは気の抜けた返事をした。
ジャスティンはライデッカーの隣で「鎧鱗か。何に使うか……だが、ハーフなら標本に取られてしまうか?」と、早くも研究に思いを馳せてぶつぶつと呟いていた。
「ジャスティン。一人で出るなよ」
「なぜだ。研究資材の傷を最小限にするには、少数で討伐する方がいいだろう?」
「正反対の魔力性質を持った竜は、特に荒れやすい。使用する魔術も複雑で、何をしてくるか分からない」
ライデッカーが釘を刺すと、ジャスティンは仕方がないなと、肩をすくめた。
「前線の人員が足りないな。冒険者で目ぼしい奴をスカウトするか」
「それでしたら、今、剣聖候補がこの街にいます」
「何?」
ライデッカーが、ドレイクの方を振り向いた。
「剣聖候補はどこに?」
「……おそらく、冒険者ギルドに……」
「案内してくれ」
「はっ!」
ライデッカーは、ジャスティンを関所に残して、ドレイクの後について行った。
***
「ルーファス、遅いね」
「ええ。リーダーは、持ち場の再編成で呼ばれてますからね」
「冒険者の方にも、結構、怪我人が出ちゃったからね……」
レイとレヴィは、冒険者ギルドのロビーの端に座り込んで休んでいた。
ロビーは、負傷した冒険者で溢れかえっていた。
魔物との戦闘で負傷した者もいれば、黒竜が撃った広範囲のかまいたちに巻き込まれた者もいる。
ギルド所属の治癒師や職員が、領から特別に配られたポーションや医療品を使って、彼らの手当にあたっていた。
その時、深紅の騎士服をまとった王国騎士と、真っ黒な魔術師の制服とケープをまとった男が、冒険者ギルドの扉を開けて堂々と入って来た。
王国騎士は誰かを探すようにキョロキョロとギルド内を見回した後、真っ直ぐにレヴィの元に向かって、ズンズンと歩いて来た。
「レヴィ様、こちらでしたか。少しよろしいでしょうか?」
「ドレイク様。ええ、大丈夫です」
ドレイクに連れられて、レイとレヴィはギルドの外に出た。
レイは頼りなさげにレヴィの袖を引っ張った。
『あの人、竜かな?』
レイは、ドレイクが連れて来た魔術師の方に、チラリと目線をやった。レヴィに念話で不安な気持ちを伝える。
『レイがそう感じるなら、そうかもしれませんね。竜でなくても、彼は強いです』
『やっぱり……ルーファス、呼ぼうか?』
『ええ。お願いします』
レイは今度はルーファスに念話を飛ばした。
『ルーファス! 王国騎士様と魔術師に話があるって言われて、連れてかれてるんですけど……』
『えっ!?』
『一緒にいる魔術師が、竜みたいなんです』
『……分かった、少し抜けられないか訊いてみる』
『うん、お願いします!』
レイがホッと一息つくと、背後から魔術師に声をかけられた。
「お嬢さん、念話は終わった? それ、近場でやられると耳がキーンってなるんだよね」
「えっ、あ、はい……」
レイがびっくりして振り返ると、ケープのフードで少し隠れたオレンジ色の瞳と目が合った。そのまま余裕たっぷりに、目が細められた。
(……ヤバい。結構ランクの高い竜かも……騎士様の話が終わるまでに、ルーファスが間に合えばいいけど……)
レイは祈るように胸元で手を握り締め、ルーファスの到着を待った。
冒険者ギルド前の広場で、ドレイクは人の少ない所を選んで立ち止まった。
彼が連れていた魔術師が、瞬時に防音結界を張った。
ドレイクの方から話があるのかと思えば、口を開いたのは魔術師の方だった。
「私はジーン・ライデッカーと申します。黒の塔で魔術師をしてます」
ライデッカーはケープのフードを脱いだ。見事な山吹色の髪が覗く。騎士と言っても通用しそうながっしりとした体格の美丈夫だ。
彼は、レヴィとレイの実力を検分するかのように、まじまじと見つめた。
「今朝の討伐で、かなりの騎士や魔術師が負傷しまして、人員不足なんです。それで、剣聖候補の君にも前線に出てもらいたい」
ライデッカーは単刀直入に、レヴィをスカウトした。
「レイ、どうしましょうか?」
レヴィがレイの方をチラリと見た。
「それから、そこのお嬢さんも是非、前線に」
ライデッカーはレイを真っ直ぐ見据えて伝えた。
「しかし、ライデッカー卿、彼女はまだ子供……」
その提案には、ドレイクがすぐさま反論を上げた。
「魔術師は幼くても強い者が多い。見た目に騙されてはダメですよ。お嬢さんの魔力量は、非常に多い。その指輪もケープも、魔力量を抑えるためのものだ」
ライデッカーは、目を細めてレイの指輪を見た。彼の眉間に、薄らと皺が寄る。
レイが今日羽織っているのは、リリスの形見分けでもらったネイビーの魔術師用のケープだ。このケープは、三大魔女でも中級魔術師に擬態できる優れものだ。
指輪も、フェリクスの魔石を使った魔力量を調整できるものだ。
(たぶん、ライデッカーさんは私が彼の本性を見抜いてることに気がついてる……高階位の者と交渉するなら気をつけろってニールに言われたばっかりだし、どうしよう……)
レイが考え込んでいると、冒険者ギルドの方からルーファスが駆けつけて来た。
「ごめんね、話し合いが長引いちゃって……」
「ルーファス!」
慌てて駆けて来るルーファスを見て、レイはパッと顔色を明るくした。
ライデッカーはルーファスを見た瞬間、一瞬顔が強張ったが、何事もなかったかのように表情を整えた。
「銀の不死鳥のリーダーのルーファスです。後方支援の冒険者が何人も負傷してしまって、再編成の会議に出てました」
ルーファスは愛想良く笑って挨拶しながら、さりげなくレイを自分の背中に庇った。
ライデッカーは目を見張って、その様子を眺めていた。
「それでしたら話が早い。銀の不死鳥のメンバーは、全員、前線に出てもらいたい」
「それは……」
「あなた様がいらっしゃるなら、そのお嬢さんがいても、特に問題ないでしょう?」
ライデッカーとルーファスは、たっぷり数十秒は互いにじっと見つめ合った。
二人の間に、緊迫した空気が流れる。
「今回の竜はかなり荒れているようですし、せめて彼女だけでも……」
「ですが、そのお嬢さんもかなりの実力者でしょう? 前線には、一人でも手練れの者が必要です。それに、これ以上長引かせるのはよろしくないでしょう?」
ライデッカーは、チラリと冒険者ギルドの方に視線をやった。
治療待ちの負傷者がギルド前にまで溢れていた。
次で黒竜をどうにかできなければ、もっと人手が足りなくなって、討伐もままならなくなるだろう。
ルーファスは肩を落として溜め息を吐いた。そのままレイの方を振り返って、ガシッと、その小さな両肩に手を置く。
「レイ、いざとなったら結界を張って自分の身を守れる?」
「そのぐらいなら大丈夫です」
こくりと、レイは小さく頷いた。
「決まりだな」
ライデッカーはにやりとほくそ笑んだ。
ジャスティンは、思わず顔を顰めた。
黒の塔の魔術師であるジャスティンとライデッカーは、黒竜討伐作戦に参加するため、転移魔術で西ロムルとの国境沿いにある関所に飛んで来ていた。
すでに関所は負傷した王国騎士や領所属の騎士、魔術師で溢れ、治癒師が忙しなく働いていた。
「街の治癒院には、より重症な者が収容されてます。今回の討伐で、半数以上の王国騎士と領の騎士が動けなくなりました」
王国騎士のラルフ・ドレイクは、黒の塔の魔術師が現れると、すぐさま彼らの元に駆け付けた。
ドレイクは厳しい表情で、ジャスティンたちを見つめていた。
「……そうか。黒竜の特徴は?」
ライデッカーがドレイクに尋ねた。
「黒竜は岩竜のような硬い鎧鱗を持ち、風魔術を使用しました」
「ハーフか、変異種だな」
「翼の形から、岩竜とワイバーンとのハーフかと目されてます」
「正反対の魔力性質……一番制御が難しいタイプだな」
「……はぁ?」
ライデッカーがぼそりと呟くと、ドレイクは気の抜けた返事をした。
ジャスティンはライデッカーの隣で「鎧鱗か。何に使うか……だが、ハーフなら標本に取られてしまうか?」と、早くも研究に思いを馳せてぶつぶつと呟いていた。
「ジャスティン。一人で出るなよ」
「なぜだ。研究資材の傷を最小限にするには、少数で討伐する方がいいだろう?」
「正反対の魔力性質を持った竜は、特に荒れやすい。使用する魔術も複雑で、何をしてくるか分からない」
ライデッカーが釘を刺すと、ジャスティンは仕方がないなと、肩をすくめた。
「前線の人員が足りないな。冒険者で目ぼしい奴をスカウトするか」
「それでしたら、今、剣聖候補がこの街にいます」
「何?」
ライデッカーが、ドレイクの方を振り向いた。
「剣聖候補はどこに?」
「……おそらく、冒険者ギルドに……」
「案内してくれ」
「はっ!」
ライデッカーは、ジャスティンを関所に残して、ドレイクの後について行った。
***
「ルーファス、遅いね」
「ええ。リーダーは、持ち場の再編成で呼ばれてますからね」
「冒険者の方にも、結構、怪我人が出ちゃったからね……」
レイとレヴィは、冒険者ギルドのロビーの端に座り込んで休んでいた。
ロビーは、負傷した冒険者で溢れかえっていた。
魔物との戦闘で負傷した者もいれば、黒竜が撃った広範囲のかまいたちに巻き込まれた者もいる。
ギルド所属の治癒師や職員が、領から特別に配られたポーションや医療品を使って、彼らの手当にあたっていた。
その時、深紅の騎士服をまとった王国騎士と、真っ黒な魔術師の制服とケープをまとった男が、冒険者ギルドの扉を開けて堂々と入って来た。
王国騎士は誰かを探すようにキョロキョロとギルド内を見回した後、真っ直ぐにレヴィの元に向かって、ズンズンと歩いて来た。
「レヴィ様、こちらでしたか。少しよろしいでしょうか?」
「ドレイク様。ええ、大丈夫です」
ドレイクに連れられて、レイとレヴィはギルドの外に出た。
レイは頼りなさげにレヴィの袖を引っ張った。
『あの人、竜かな?』
レイは、ドレイクが連れて来た魔術師の方に、チラリと目線をやった。レヴィに念話で不安な気持ちを伝える。
『レイがそう感じるなら、そうかもしれませんね。竜でなくても、彼は強いです』
『やっぱり……ルーファス、呼ぼうか?』
『ええ。お願いします』
レイは今度はルーファスに念話を飛ばした。
『ルーファス! 王国騎士様と魔術師に話があるって言われて、連れてかれてるんですけど……』
『えっ!?』
『一緒にいる魔術師が、竜みたいなんです』
『……分かった、少し抜けられないか訊いてみる』
『うん、お願いします!』
レイがホッと一息つくと、背後から魔術師に声をかけられた。
「お嬢さん、念話は終わった? それ、近場でやられると耳がキーンってなるんだよね」
「えっ、あ、はい……」
レイがびっくりして振り返ると、ケープのフードで少し隠れたオレンジ色の瞳と目が合った。そのまま余裕たっぷりに、目が細められた。
(……ヤバい。結構ランクの高い竜かも……騎士様の話が終わるまでに、ルーファスが間に合えばいいけど……)
レイは祈るように胸元で手を握り締め、ルーファスの到着を待った。
冒険者ギルド前の広場で、ドレイクは人の少ない所を選んで立ち止まった。
彼が連れていた魔術師が、瞬時に防音結界を張った。
ドレイクの方から話があるのかと思えば、口を開いたのは魔術師の方だった。
「私はジーン・ライデッカーと申します。黒の塔で魔術師をしてます」
ライデッカーはケープのフードを脱いだ。見事な山吹色の髪が覗く。騎士と言っても通用しそうながっしりとした体格の美丈夫だ。
彼は、レヴィとレイの実力を検分するかのように、まじまじと見つめた。
「今朝の討伐で、かなりの騎士や魔術師が負傷しまして、人員不足なんです。それで、剣聖候補の君にも前線に出てもらいたい」
ライデッカーは単刀直入に、レヴィをスカウトした。
「レイ、どうしましょうか?」
レヴィがレイの方をチラリと見た。
「それから、そこのお嬢さんも是非、前線に」
ライデッカーはレイを真っ直ぐ見据えて伝えた。
「しかし、ライデッカー卿、彼女はまだ子供……」
その提案には、ドレイクがすぐさま反論を上げた。
「魔術師は幼くても強い者が多い。見た目に騙されてはダメですよ。お嬢さんの魔力量は、非常に多い。その指輪もケープも、魔力量を抑えるためのものだ」
ライデッカーは、目を細めてレイの指輪を見た。彼の眉間に、薄らと皺が寄る。
レイが今日羽織っているのは、リリスの形見分けでもらったネイビーの魔術師用のケープだ。このケープは、三大魔女でも中級魔術師に擬態できる優れものだ。
指輪も、フェリクスの魔石を使った魔力量を調整できるものだ。
(たぶん、ライデッカーさんは私が彼の本性を見抜いてることに気がついてる……高階位の者と交渉するなら気をつけろってニールに言われたばっかりだし、どうしよう……)
レイが考え込んでいると、冒険者ギルドの方からルーファスが駆けつけて来た。
「ごめんね、話し合いが長引いちゃって……」
「ルーファス!」
慌てて駆けて来るルーファスを見て、レイはパッと顔色を明るくした。
ライデッカーはルーファスを見た瞬間、一瞬顔が強張ったが、何事もなかったかのように表情を整えた。
「銀の不死鳥のリーダーのルーファスです。後方支援の冒険者が何人も負傷してしまって、再編成の会議に出てました」
ルーファスは愛想良く笑って挨拶しながら、さりげなくレイを自分の背中に庇った。
ライデッカーは目を見張って、その様子を眺めていた。
「それでしたら話が早い。銀の不死鳥のメンバーは、全員、前線に出てもらいたい」
「それは……」
「あなた様がいらっしゃるなら、そのお嬢さんがいても、特に問題ないでしょう?」
ライデッカーとルーファスは、たっぷり数十秒は互いにじっと見つめ合った。
二人の間に、緊迫した空気が流れる。
「今回の竜はかなり荒れているようですし、せめて彼女だけでも……」
「ですが、そのお嬢さんもかなりの実力者でしょう? 前線には、一人でも手練れの者が必要です。それに、これ以上長引かせるのはよろしくないでしょう?」
ライデッカーは、チラリと冒険者ギルドの方に視線をやった。
治療待ちの負傷者がギルド前にまで溢れていた。
次で黒竜をどうにかできなければ、もっと人手が足りなくなって、討伐もままならなくなるだろう。
ルーファスは肩を落として溜め息を吐いた。そのままレイの方を振り返って、ガシッと、その小さな両肩に手を置く。
「レイ、いざとなったら結界を張って自分の身を守れる?」
「そのぐらいなら大丈夫です」
こくりと、レイは小さく頷いた。
「決まりだな」
ライデッカーはにやりとほくそ笑んだ。
14
お気に入りに追加
147
あなたにおすすめの小説
あなたのレベル買い取ります! 無能と罵られ最強ギルドを追放されたので、世界で唯一の店を出した ~俺だけの【レベル売買】スキルで稼ぎまくり~
桜井正宗
ファンタジー
異世界で暮らすただの商人・カイトは『レベル売買』という通常では絶対にありえない、世界で唯一のスキルを所持していた事に気付く。ゆえに最強ギルドに目をつけられ、直ぐにスカウトされ所属していた。
その万能スキルを使いギルドメンバーのレベルを底上げしていき、やがてギルドは世界最強に。しかし、そうなる一方でレベルの十分に上がったメンバーはカイトを必要としなくなった。もともと、カイトは戦闘には不向きなタイプ。やがてギルドマスターから『追放』を言い渡された。
途方に暮れたカイトは彷徨った。
そんな絶望的で理不尽な状況ではあったが、月光のように美しいメイド『ルナ』が救ってくれた。それから程なくし、共に世界で唯一の『レベル売買』店を展開。更に帝国の女騎士と魔法使いのエルフを迎える。
元から商売センスのあったカイトはその才能を遺憾なく発揮していく。すると驚くほど経営が上手くいき、一躍有名人となる。その風の噂を聞いた最強ギルドも「戻ってこい」と必死になるが、もう遅い。
見返すと心に決めたカイトは最強ギルドへの逆襲を開始する――。
【登場人物】(メインキャラ)
主人公 :カイト / 男 / 商人
ヒロイン:ルナ / 女 / メイド
ヒロイン:ソレイユ / 女 / 聖騎士
ヒロイン:ミーティア / 女 / ダークエルフ
***忙しい人向けの簡単な流れ***
◇ギルドを追放されますが、実は最強のスキル持ち
◇メイドと出会い、新しい仲間も増えます
◇自分たちだけのお店を開きます
◇みんな優しいです
◇大儲けしていきます
◇元ギルドへの反撃もしていきます
◇世界一の帝国へ移住します
◇もっと稼ぎまくります
拾ったメイドゴーレムによって、いつの間にか色々されていた ~何このメイド、ちょっと怖い~
志位斗 茂家波
ファンタジー
ある日、ひょんなことで死亡した僕、シアンは異世界にいつの間にか転生していた。
とは言え、赤子からではなくある程度成長した肉体だったので、のんびり過ごすために自給自足の生活をしていたのだが、そんな生活の最中で、あるメイドゴーレムを拾った。
…‥‥でもね、なんだろうこのメイド、チートすぎるというか、スペックがヤヴァイ。
「これもご主人様のためなのデス」「いや、やり過ぎだからね!?」
これは、そんな大変な毎日を送る羽目になってしまった後悔の話でもある‥‥‥いやまぁ、別に良いんだけどね(諦め)
小説家になろう様でも投稿しています。感想・ご指摘も受け付けますので、どうぞお楽しみに。
続・拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜
ぽん
ファンタジー
⭐︎書籍化決定⭐︎
『拾ってたものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』
第2巻:2024年5月20日(月)に各書店に発送されます。
書籍化される[106話]まで引き下げレンタル版と差し替えさせて頂きます。
第1巻:2023年12月〜
改稿を入れて読みやすくなっております。
是非♪
==================
1人ぼっちだった相沢庵は小さな子狼に気に入られ、共に異世界に送られた。
絶対神リュオンが求めたのは2人で自由に生きる事。
前作でダークエルフの脅威に触れた世界は各地で起こっている不可解な事に憂慮し始めた。
そんな中、異世界にて様々な出会いをし家族を得たイオリはリュオンの願い通り自由に生きていく。
まだ、読んでらっしゃらない方は先に『拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』をご覧下さい。
前作に続き、のんびりと投稿してまいります。
気長なお付き合いを願います。
よろしくお願いします。
※念の為R15にしています。
※誤字脱字が存在する可能性か高いです。
苦笑いで許して下さい。
忘れられた手紙
空道さくら
現代文学
この物語は、成長と挑戦の物語です。自分自身と向き合い、周囲の人々との関係を築き上げていく過程を描いています。初めての経験に戸惑い、失敗を重ねながらも、手紙に込められた過去の声に励まされ、次第に自信を持ち始める結衣。彼女の奮闘と成長の姿勢は、誰しもが感じる不安や挫折を乗り越える力を思い起こさせてくれます。
さようなら、家族の皆さま~不要だと捨てられた妻は、精霊王の愛し子でした~
みなと
ファンタジー
目が覚めた私は、ぼんやりする頭で考えた。
生まれた息子は乳母と義母、父親である夫には懐いている。私のことは、無関心。むしろ馬鹿にする対象でしかない。
夫は、私の実家の資産にしか興味は無い。
なら、私は何に興味を持てばいいのかしら。
きっと、私が生きているのが邪魔な人がいるんでしょうね。
お生憎様、死んでやるつもりなんてないの。
やっと、私は『私』をやり直せる。
死の淵から舞い戻った私は、遅ればせながら『自分』をやり直して楽しく生きていきましょう。
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎
って、何故こんなにハイテンションかと言うとただ今絶賛大パニック中だからです!
何故こうなった…
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
そして死亡する原因には不可解な点が…
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのかのんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
幸子ばあさんの異世界ご飯
雨夜りょう
ファンタジー
「幸子さん、異世界に行ってはくれませんか」
伏見幸子、享年88歳。家族に見守られ天寿を全うしたはずだったのに、目の前の男は突然異世界に行けというではないか。
食文化を発展させてほしいと懇願され、幸子は異世界に行くことを決意する。
子供って難解だ〜2児の母の笑える小話〜
珊瑚やよい(にん)
エッセイ・ノンフィクション
10秒で読める笑えるエッセイ集です。
2匹の怪獣さんの母です。11歳の娘と5歳の息子がいます。子供はネタの宝庫だと思います。クスッと笑えるエピソードをどうぞ。
毎日毎日ネタが絶えなくて更新しながら楽しんでいます(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる