120 / 210
迷信
しおりを挟む
久々にユグドラでゆっくりしていたレイは、ミランダと連れ立って、朝食をとりにユグドラの樹の低層階にある食堂へ向かった。
ミランダは、豊かな金髪をヘアクリップで緩やかにひとまとめにしていて、紫色の瞳はまだ少し眠そうだ。
ゆるりとしたTシャツの上にフード付きの上着を羽織り、ゆったりしたリラックスパンツを履いている——完全に寝起きの部屋着である。
本日の朝食は、クロワッサンに、オムレツと具沢山の野菜スープ、デザートにりんごのコンポートとヨーグルトがついていた。
レイはオレンジジュースを、ミランダはホットコーヒーをカウンターで受け取ると、食堂の端の方の席に陣取った。
二人はたわいもない話をしながら朝食をとり始めた。
「また鞭が壊れちゃって……ここ最近、ユグドラ外の仕事で討伐も多かったし、そろそろ寿命かしら」
「ミランダは、メイン武器に鞭を使ってるんですね……ものすごく似合ってます」
「あら、そう?」
ミランダは、ボンキュッボンのスタイル抜群な迫力美女だ。鞭は彼女のためにあるような武器だろう。
「鞭は硬いだけじゃなくて、しなやかさも大事だから、使える魔物素材も限られてくるのよね。最上級の鞭を作ろうと思ったら、やっぱり蛇系魔物素材かしら」
「蛇系の魔物素材……そういえば、私の元の世界では、お財布に蛇の抜け殻を入れると、金運が上がるっていうのがありました」
「それ、魔術か何かなの?」
「う~ん、昔から言い伝えられてる開運行動、でしょうか……効果は分かってないです」
「効果は分からないのね」
「縁起がいい、ぐらいしか……」
「気持ちの問題ってことかしら」
「そうですね」
レイは困り顔で、サクッとクロワッサンにかぶりついた。甘いバターの香りがふわりと口の中に広がって、思わず頬が緩む。
ふと見れば、ミランダも同じように幸せそうな顔でクロワッサンを頬張っていて、ほっこりとした。
「それなら、僕の抜け殻を使う?」
「「へっ?」」
レイとミランダから思わず間抜けな声が出た。「僕の抜け殻」なるパワーワードに衝撃を受けたのだ。
珍しくアイザックが食堂に来ていた。トレイの上に水だけを置いていて、ちゃっかりレイの隣に座った。
魔力が豊富なユグドラでは、魔力を食べられる魔物にとって、食事は嗜好品——気分によって、摂ったり、摂らなかったりだ。
今朝のアイザックは、レイが久々にユグドラに帰って来ていたので、彼女に会いに食堂に顔を出したようだった。
出勤前なので、白シャツに黒い細身のパンツというラフな格好だ。
「レイ、久しぶり。少し大きくなった? いつぐらいまでこっちにいられるの?」
アイザックがサファイアブルーの瞳を緩めて、レイを覗き込んだ。
「剣聖の調査期間中は、ずっとこっちにいますよ。あと数日はいます」
「やった! まだしばらくユグドラにいるんだね。……そうそう、僕の抜け殻だね!」
アイザックは空間収納から、大人がひと抱えするほどの大きさの鱗を取り出した。
「さすがに、抜け殻全部は財布に入りきらないだろうから、鱗一枚ね」
鱗は、ちょっとした丸テーブルの天板一枚分ぐらいの大きさだ。純白の半透明の中に、光の加減で、新雪にキラキラと光が反射するような煌めきが見え隠れしている。蛇の抜け殻というには、あまりにも大きく、厚みもあり、丈夫で重量もあった。
「わぁっ! たった一枚なのにすごく大きいです! しかも、とっても綺麗です!」
「すごい! ここまで魔力が籠ったサーペントの抜け殻は初めて見たわ!」
レイとミランダは、初めて見るサーペントの抜け殻に、目を丸くした。
その時、ガタンッと食堂の奥の方から大きな物音がした。ドワーフ兄弟が同時に椅子から立ち上がったのだ。
「……そ、それは……」
「SSランクのサーペントの鱗……それ一枚で、最高級の盾が、鎧が、冑が、籠手が……」
ゾンビか亡霊かのように、物欲しげにメルヴィンとモーガンがぶつぶつと呟いている。二人の目線は、大きな鱗に釘付けだ。
「でも、ここまで大きかったら、お財布に入らないです」
「じゃあ、財布に入る大きさにしようか」
アイザックが乱雑に鱗を割ろうとしたので、「わああ……!」とメルヴィンとモーガンが大慌てで駆け寄って来た。
「止めろ! 雑に割るな! せっかくの素材がぁあ!」
「これ一枚で、どれだけ上等な装備ができると思ってるんだ!!」
ドワーフ兄弟が渾身のタックルで、アイザックにしがみついた。
「うわっ! 僕の鱗を素材だなんて、気持ち悪いんだけど!!」
アイザックは心底嫌そうな顔をして、二人を振り払おうとした。しかし、高級素材と武器防具が絡んだドワーフは強かった——非戦闘員とは思えないほどの粘りとしがみつきを見せた。
「レイの財布用にこっちで綺麗に削り出すから、残りはくれないか?」
「滅多に手に入らないサーペントの鱗素材だ! 無駄にはできん!!」
「イヤだよ! そうやって、僕の鱗で高級防具を作って売りに出すんでしょ!? 知らない奴の防具になんてなりたくないよ!」
「防具がダメなら、鞭はどうだ!? お前さんの素材なら、最上級の鞭ができるぞ!!」
「そういうことを言ってるんじゃないよ!!」
アイザックとドワーフ兄弟の言い合いを、レイとミランダはポカンと口を開けて見つめていた。
アニータさん特製の野菜スープは、すっかり冷めてしまっている。
「あんたたち!! 煩くするなら外でやっとくれ! 他の人の迷惑だよ!!」
「「「ヒィッ!!!」」」
調理場の方から怒れるアニータさんが飛び出して来た。物凄い剣幕で、大きなフライパンを振りかざしている。
ユグドラのおかんのあまりの迫力に押され、結局、三人は食堂から追い出されてしまった。
アニータはぷんぷんと肩をいからせて調理場へ戻って行き、食堂には、また元の静けさが戻った。
***
レイとミランダが食事を終えて食堂から出てくると、アイザックとドワーフ兄弟が廊下で待っていた。
「あの後話し合ったんだけど、メルヴィンとモーガンは僕の鱗で武器防具を作りたい、僕はレイに何かあげたいってことで、折衷案でレイに何か作ることになったんだ」
「レイは何か欲しい物はないか? アイザックの鱗なら、いい防具が作れるぞ」
「いや、アイザックの鱗なら、最上級の鞭が作れるぞ」
「う~ん、私は鞭は使わないですし、魔術師なので防具もいまいちピンとこないです……」
レイは、眉を八の字に下げて考え込んだ。
(あまり自分で使えない物を貰ってもなあ……使わないのなら、却って勿体ないし……)
無駄に物を多く持ち過ぎても、結局管理が大変で、それはそれで苦手なのだ。
「それなら、レインブーツなんていいんじゃない? アイザックの鱗なら、絶対に水なんて染み込まないわよ。さっきの鱗なら、とっても綺麗なブーツができるんじゃないかしら?」
横からミランダがいい案を思いついたと、口を出した。
常々より、レイのおしゃれ小物の少なさを心配していたミランダは、これはちょうどいいと考えたのだ。
「レインブーツだと!? 武器どころか防具ですらないじゃないか!」
「うん。レイをかわいくしてくれるなら、僕はそっちの方がいいかな」
レイ第一主義のアイザックは、あっさりとレインブーツに乗り換えた。
「「なんだと!?」」
ドワーフ兄弟は揃ってアイザックに振り向いた。
ドワーフ兄弟が「話が違うじゃないか!」とギャーギャー文句を言っていると、
「レインブーツ! 素敵ですね! 雨の日とか、いっぱい履きたいです!」
レイが、ぱあっと顔を輝かせた。さっきのアイザックの鱗を見た限り、白くてとても綺麗なレインブーツが出来上がりそうだし、着回しできるアイテムが増えるのは大歓迎なのだ。
ドワーフ兄弟もそんなレイの様子を見て、これには勝てないと、がくりと項垂れた。
***
お財布用の鱗は、モーガンがコイン型に人数分、削り出してくれた。職人の性か、丁寧に、本物のコインかのように、模様まで掘り込まれていた。
「……これで金運が上がるの?」
「う~ん……たぶん?」
ミランダとレイは、半信半疑で財布にアイザックの鱗を入れた。
「よく分からんが、財布に入れておけばいいんだろ?」
「レイの元の世界では、不思議なことをやるな」
ドワーフ兄弟は、案外素直に、財布にポイポイッと鱗を入れた。適当であるとも言える。
「……僕の分は特にいらなかったんだけど……空間収納にまだいっぱい入っているし。自分の鱗入れるって、なんか変な感じ……」
一番複雑な表情で、アイザックは自身の鱗を財布に入れた。最終的には「レイと一緒だし、まあ、いっか」と納得していた。
残りの鱗素材については、ミランダがちゃっかり意見料として、アイザックの鱗の鞭を求めたので、「まぁ、ミランダだし、良い案貰えたからいいよ」とアイザックは軽く頷いていた。
メルヴィンはほくほく顔で、アイザックの鱗で鞭を作り始めた。
モーガンは「なぜレインブーツなんだ……」と呆然と呟きつつも、結局作り物は何でも大好きなので、レインブーツ作りにもハマってしまった。
その後、ユグドラではレインブーツが流行ることになるのだった。
ミランダは、豊かな金髪をヘアクリップで緩やかにひとまとめにしていて、紫色の瞳はまだ少し眠そうだ。
ゆるりとしたTシャツの上にフード付きの上着を羽織り、ゆったりしたリラックスパンツを履いている——完全に寝起きの部屋着である。
本日の朝食は、クロワッサンに、オムレツと具沢山の野菜スープ、デザートにりんごのコンポートとヨーグルトがついていた。
レイはオレンジジュースを、ミランダはホットコーヒーをカウンターで受け取ると、食堂の端の方の席に陣取った。
二人はたわいもない話をしながら朝食をとり始めた。
「また鞭が壊れちゃって……ここ最近、ユグドラ外の仕事で討伐も多かったし、そろそろ寿命かしら」
「ミランダは、メイン武器に鞭を使ってるんですね……ものすごく似合ってます」
「あら、そう?」
ミランダは、ボンキュッボンのスタイル抜群な迫力美女だ。鞭は彼女のためにあるような武器だろう。
「鞭は硬いだけじゃなくて、しなやかさも大事だから、使える魔物素材も限られてくるのよね。最上級の鞭を作ろうと思ったら、やっぱり蛇系魔物素材かしら」
「蛇系の魔物素材……そういえば、私の元の世界では、お財布に蛇の抜け殻を入れると、金運が上がるっていうのがありました」
「それ、魔術か何かなの?」
「う~ん、昔から言い伝えられてる開運行動、でしょうか……効果は分かってないです」
「効果は分からないのね」
「縁起がいい、ぐらいしか……」
「気持ちの問題ってことかしら」
「そうですね」
レイは困り顔で、サクッとクロワッサンにかぶりついた。甘いバターの香りがふわりと口の中に広がって、思わず頬が緩む。
ふと見れば、ミランダも同じように幸せそうな顔でクロワッサンを頬張っていて、ほっこりとした。
「それなら、僕の抜け殻を使う?」
「「へっ?」」
レイとミランダから思わず間抜けな声が出た。「僕の抜け殻」なるパワーワードに衝撃を受けたのだ。
珍しくアイザックが食堂に来ていた。トレイの上に水だけを置いていて、ちゃっかりレイの隣に座った。
魔力が豊富なユグドラでは、魔力を食べられる魔物にとって、食事は嗜好品——気分によって、摂ったり、摂らなかったりだ。
今朝のアイザックは、レイが久々にユグドラに帰って来ていたので、彼女に会いに食堂に顔を出したようだった。
出勤前なので、白シャツに黒い細身のパンツというラフな格好だ。
「レイ、久しぶり。少し大きくなった? いつぐらいまでこっちにいられるの?」
アイザックがサファイアブルーの瞳を緩めて、レイを覗き込んだ。
「剣聖の調査期間中は、ずっとこっちにいますよ。あと数日はいます」
「やった! まだしばらくユグドラにいるんだね。……そうそう、僕の抜け殻だね!」
アイザックは空間収納から、大人がひと抱えするほどの大きさの鱗を取り出した。
「さすがに、抜け殻全部は財布に入りきらないだろうから、鱗一枚ね」
鱗は、ちょっとした丸テーブルの天板一枚分ぐらいの大きさだ。純白の半透明の中に、光の加減で、新雪にキラキラと光が反射するような煌めきが見え隠れしている。蛇の抜け殻というには、あまりにも大きく、厚みもあり、丈夫で重量もあった。
「わぁっ! たった一枚なのにすごく大きいです! しかも、とっても綺麗です!」
「すごい! ここまで魔力が籠ったサーペントの抜け殻は初めて見たわ!」
レイとミランダは、初めて見るサーペントの抜け殻に、目を丸くした。
その時、ガタンッと食堂の奥の方から大きな物音がした。ドワーフ兄弟が同時に椅子から立ち上がったのだ。
「……そ、それは……」
「SSランクのサーペントの鱗……それ一枚で、最高級の盾が、鎧が、冑が、籠手が……」
ゾンビか亡霊かのように、物欲しげにメルヴィンとモーガンがぶつぶつと呟いている。二人の目線は、大きな鱗に釘付けだ。
「でも、ここまで大きかったら、お財布に入らないです」
「じゃあ、財布に入る大きさにしようか」
アイザックが乱雑に鱗を割ろうとしたので、「わああ……!」とメルヴィンとモーガンが大慌てで駆け寄って来た。
「止めろ! 雑に割るな! せっかくの素材がぁあ!」
「これ一枚で、どれだけ上等な装備ができると思ってるんだ!!」
ドワーフ兄弟が渾身のタックルで、アイザックにしがみついた。
「うわっ! 僕の鱗を素材だなんて、気持ち悪いんだけど!!」
アイザックは心底嫌そうな顔をして、二人を振り払おうとした。しかし、高級素材と武器防具が絡んだドワーフは強かった——非戦闘員とは思えないほどの粘りとしがみつきを見せた。
「レイの財布用にこっちで綺麗に削り出すから、残りはくれないか?」
「滅多に手に入らないサーペントの鱗素材だ! 無駄にはできん!!」
「イヤだよ! そうやって、僕の鱗で高級防具を作って売りに出すんでしょ!? 知らない奴の防具になんてなりたくないよ!」
「防具がダメなら、鞭はどうだ!? お前さんの素材なら、最上級の鞭ができるぞ!!」
「そういうことを言ってるんじゃないよ!!」
アイザックとドワーフ兄弟の言い合いを、レイとミランダはポカンと口を開けて見つめていた。
アニータさん特製の野菜スープは、すっかり冷めてしまっている。
「あんたたち!! 煩くするなら外でやっとくれ! 他の人の迷惑だよ!!」
「「「ヒィッ!!!」」」
調理場の方から怒れるアニータさんが飛び出して来た。物凄い剣幕で、大きなフライパンを振りかざしている。
ユグドラのおかんのあまりの迫力に押され、結局、三人は食堂から追い出されてしまった。
アニータはぷんぷんと肩をいからせて調理場へ戻って行き、食堂には、また元の静けさが戻った。
***
レイとミランダが食事を終えて食堂から出てくると、アイザックとドワーフ兄弟が廊下で待っていた。
「あの後話し合ったんだけど、メルヴィンとモーガンは僕の鱗で武器防具を作りたい、僕はレイに何かあげたいってことで、折衷案でレイに何か作ることになったんだ」
「レイは何か欲しい物はないか? アイザックの鱗なら、いい防具が作れるぞ」
「いや、アイザックの鱗なら、最上級の鞭が作れるぞ」
「う~ん、私は鞭は使わないですし、魔術師なので防具もいまいちピンとこないです……」
レイは、眉を八の字に下げて考え込んだ。
(あまり自分で使えない物を貰ってもなあ……使わないのなら、却って勿体ないし……)
無駄に物を多く持ち過ぎても、結局管理が大変で、それはそれで苦手なのだ。
「それなら、レインブーツなんていいんじゃない? アイザックの鱗なら、絶対に水なんて染み込まないわよ。さっきの鱗なら、とっても綺麗なブーツができるんじゃないかしら?」
横からミランダがいい案を思いついたと、口を出した。
常々より、レイのおしゃれ小物の少なさを心配していたミランダは、これはちょうどいいと考えたのだ。
「レインブーツだと!? 武器どころか防具ですらないじゃないか!」
「うん。レイをかわいくしてくれるなら、僕はそっちの方がいいかな」
レイ第一主義のアイザックは、あっさりとレインブーツに乗り換えた。
「「なんだと!?」」
ドワーフ兄弟は揃ってアイザックに振り向いた。
ドワーフ兄弟が「話が違うじゃないか!」とギャーギャー文句を言っていると、
「レインブーツ! 素敵ですね! 雨の日とか、いっぱい履きたいです!」
レイが、ぱあっと顔を輝かせた。さっきのアイザックの鱗を見た限り、白くてとても綺麗なレインブーツが出来上がりそうだし、着回しできるアイテムが増えるのは大歓迎なのだ。
ドワーフ兄弟もそんなレイの様子を見て、これには勝てないと、がくりと項垂れた。
***
お財布用の鱗は、モーガンがコイン型に人数分、削り出してくれた。職人の性か、丁寧に、本物のコインかのように、模様まで掘り込まれていた。
「……これで金運が上がるの?」
「う~ん……たぶん?」
ミランダとレイは、半信半疑で財布にアイザックの鱗を入れた。
「よく分からんが、財布に入れておけばいいんだろ?」
「レイの元の世界では、不思議なことをやるな」
ドワーフ兄弟は、案外素直に、財布にポイポイッと鱗を入れた。適当であるとも言える。
「……僕の分は特にいらなかったんだけど……空間収納にまだいっぱい入っているし。自分の鱗入れるって、なんか変な感じ……」
一番複雑な表情で、アイザックは自身の鱗を財布に入れた。最終的には「レイと一緒だし、まあ、いっか」と納得していた。
残りの鱗素材については、ミランダがちゃっかり意見料として、アイザックの鱗の鞭を求めたので、「まぁ、ミランダだし、良い案貰えたからいいよ」とアイザックは軽く頷いていた。
メルヴィンはほくほく顔で、アイザックの鱗で鞭を作り始めた。
モーガンは「なぜレインブーツなんだ……」と呆然と呟きつつも、結局作り物は何でも大好きなので、レインブーツ作りにもハマってしまった。
その後、ユグドラではレインブーツが流行ることになるのだった。
24
お気に入りに追加
143
あなたにおすすめの小説
妻がエロくて死にそうです
菅野鵜野
大衆娯楽
うだつの上がらないサラリーマンの士郎。だが、一つだけ自慢がある。
美しい妻、美佐子だ。同じ会社の上司にして、できる女で、日本人離れしたプロポーションを持つ。
こんな素敵な人が自分のようなフツーの男を選んだのには訳がある。
それは……
限度を知らない性欲モンスターを妻に持つ男の日常
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
転生したら最強チートの美少女(幼女-ロリ-)で創世神だった件。~異世界生活をして行くうちに、チートが更にチートになって行く私は好きですか?~
白咲焰夜
ファンタジー
【第2章完結】
皆様、誠にありがとうございます!!
〜あらすじ〜
プロゲーマーでクソ社畜な安枝凪 信長(あしな のぶなが)は、自分のパソコンから謎のメールが来ていて、そのメールを開くと……ゲームアバターの設定を作る場面に切り替わり……名前と年齢と性別を記入し、後のステータスや種族などは、運営に任せた結果……パソコンの中に入って転生してしまった?!
しかも、転生先は異世界だけど……
外見は、幼女!?
そして、種族は……創世神?!
マジかよ!?
とりあえず、元の世界に帰る方法は……
いくら探しても……無かった。
もういいや……もういっその事……
死んで転生したと思って
第2の人生を謳歌するか!
え? 何? 神の御加護で、
スライムとかフェンリルとかドラゴンとか魔王とか覇王とか勇者とかなどになれて、創造や全知全能を持つことが出来る!?
あれ、私……最強……なのか……?
チーレム(チートとハーレム)×スローライフ(?)&
チートステータスが売りのハイファンタジー小説!
この先を紡ぐ物語を……ゆっくりとお楽しみくださいませ~♪
元の小説のタイトル……
転生したら、スライム・ドラゴン・剣の両立チートスキルを獲得した!?
……です!
どうか、ご愛読の方を……よろしくお願いします!
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
深刻な女神パワー不足によりチートスキルを貰えず転移した俺だが、そのおかげで敵からマークされなかった
ぐうのすけ
ファンタジー
日本の社会人として暮らす|大倉潤《おおくらじゅん》は女神に英雄【ジュン】として18才に若返り異世界に召喚される。
ジュンがチートスキルを持たず、他の転移者はチートスキルを保持している為、転移してすぐにジュンはパーティーを追放された。
ジュンは最弱ジョブの投資家でロクなスキルが無いと絶望するが【経験値投資】スキルは規格外の力を持っていた。
この力でレベルを上げつつ助けたみんなに感謝され、更に超絶美少女が俺の眷属になっていく。
一方俺を追放した勇者パーティーは横暴な態度で味方に嫌われ、素行の悪さから幸運値が下がり、敵にマークされる事で衰退していく。
女神から英雄の役目は世界を救う事で、どんな手を使っても構わないし人格は問わないと聞くが、ジュンは気づく。
あのゆるふわ女神の世界管理に問題があるんじゃね?
あの女神の完璧な美貌と笑顔に騙されていたが、あいつの性格はゆるふわJKだ!
あいつの管理を変えないと世界が滅びる!
ゲームのように普通の動きをしたら駄目だ!
ジュンは世界を救う為【深刻な女神力不足】の改善を進める。
念のためR15にしてます。
カクヨムにも先行投稿中
「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。
亜綺羅もも
ファンタジー
旧題:「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。今更戻って来いと言われても旦那が許してくれません!
いきなり異世界に召喚された江藤里奈(18)。
突然のことに戸惑っていたが、彼女と一緒に召喚された結城姫奈の顔を見て愕然とする。
里奈は姫奈にイジメられて引きこもりをしていたのだ。
そんな二人と同じく召喚された下柳勝也。
三人はメロディア国王から魔族王を倒してほしいと相談される。
だがその話し合いの最中、里奈のことをとことんまでバカにする姫奈。
とうとう周囲の人間も里奈のことをバカにし始め、極めつけには彼女のスキルが【マイホーム】という名前だったことで完全に見下されるのであった。
いたたまれなくなった里奈はその場を飛び出し、目的もなく町の外を歩く。
町の住人が近寄ってはいけないという崖があり、里奈はそこに行きついた時、不意に落下してしまう。
落下した先には邪龍ヴォイドドラゴンがおり、彼は里奈のことを助けてくれる。
そこからどうするか迷っていた里奈は、スキルである【マイホーム】を使用してみることにした。
すると【マイホーム】にはとんでもない能力が秘められていることが判明し、彼女の人生が大きく変化していくのであった。
ヴォイドドラゴンは里奈からイドというあだ名をつけられ彼女と一緒に生活をし、そして里奈の旦那となる。
姫奈は冒険に出るも、自身の力を過信しすぎて大ピンチに陥っていた。
そんなある日、現在の里奈の話を聞いた姫奈は、彼女のもとに押しかけるのであった……
これは里奈がイドとのんびり幸せに暮らしていく、そんな物語。
※ざまぁまで時間かかります。
ファンタジー部門ランキング一位
HOTランキング 一位
総合ランキング一位
ありがとうございます!
私の家族はハイスペックです! 落ちこぼれ転生末姫ですが溺愛されつつ世界救っちゃいます!
りーさん
ファンタジー
ある日、突然生まれ変わっていた。理由はわからないけど、私は末っ子のお姫さまになったらしい。
でも、このお姫さま、なんか放置気味!?と思っていたら、お兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんのスペックが高すぎるのが原因みたい。
こうなったら、こうなったでがんばる!放置されてるんなら、なにしてもいいよね!
のんびりマイペースをモットーに、私は好きに生きようと思ったんだけど、実は私は、重要な使命で転生していて、それを遂行するために神器までもらってしまいました!でも、私は私で楽しく暮らしたいと思います!
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる