リピートライフ

花畑 空間

文字の大きさ
上 下
43 / 113
第5章

#42説明

しおりを挟む
「え~今からやるのは~、その名も~?」
「「だららららららら~っだんっ!!」」
で~す!」
「「ぱちぱちぱちぱち~」」
「ではルール説明…と、その前に、今から3つの部屋から1つを選んでもらうよ!さっき僕達が出てきた部屋が、その人の担当だよ~入る部屋によってちょっと違ったりするから、どれに入るかは自分次第~」
不安だからみんなと一緒がいいけど、人狼ならどうなんだろう、バラけてた方がいいのかな。
「説明もその部屋の担当からしてもらうことにしま~す、じゃ、今から部屋の上に数字を表示しておくね~その数字は定員人数を表してる、定員になったらその部屋は受け付け終了~」
早い者勝ちってことか。
「でもまだ部屋は準備中だから扉の前で座って待っててね~」
やっぱり準備中なんだな、とりあえずみんなを集めて会議しよう。

「みんなはどこ入る?」
僕はみんなを集めた。
「そうね、私は日向と同じとこって決めてるけど、みんなは「この人とは絶対!」みたいな人っているかしら?」
櫻さんは日向ちゃんとは離れないらしい。
「俺はどこでもいいぜぇ!正直よく分かんないしなぁ」
たしかに部屋によってどう変化するかとかの説明は一切無かった、集めた時にするのかな。
「まあ、人数制限あるみたいだし、何より人狼ならバラけてた方が生き残りやすいでしょ」
そうか、…これもきっと落ちるんだろうな。
「じゃあ、受け付け開始するね~」
あ、もう受け付けが始まる、どこ行こう…
早速櫻さん達はアカムラの扉へ、砕と僕は…うーん…いや、迷ってる時間は無い。

「あら、同じところにしたのね」
結局櫻さんと同じ、アカムラの扉へ。
「まあ安心するしなぁ」
砕が照れながら言った、僕もちょっとホッコリした。
「お、ジョー達はアオムラの扉にしたんだなぁ」
砕が反対側を指差した。
そこには京君、ジョーさん、あと日向ちゃんと戦った人、そして響子さんと南島さん。
「そっちは仲が良さそうだな!」
ジョーさんがそう言った、それに対して砕も。
「お前もなぁ!」
近いから叫ばないでいいのにわざわざ大きく叫ぶ。

「よーし、じゃあここで説明始めるね~」
ちょっとムラサキックより声の高めなアカムラサキック、ちなみにはアオムラサキックは少し低くて、少年って感じの声だ。
「ではルールを説明しま~す、まず普通の人狼みたいに役職が配られるよ~、役職は次は最後に!」
3つ役職があるんだな。

「基本的なルールは簡単~、みんなに最初に豆知識を1つ紙に書いて伏せてもらう、豆知識はなんでもいい、とりあえず正確ならね、その説が合ってるかも?みたいなのもまあOKとする~」
これが豆知識人狼の豆知識の部分か。

「次に陣営の説明、陣営は2つあって~、一般陣営と~、嘘つき陣営、一般陣営は絶対に嘘の豆知識を書いてはならない、逆に嘘つき陣営は絶対に嘘を書くこと~、1+1=3とか、なんでもいいから~」
豆知識が嘘か本当かが重要になってくるのか?

「このゲームでは敵陣営を全員落としたら勝ち、でも、全員落ちたと思った時にみんなでとある行動を取らないといけない、それは
落ちる…いや、落とすってなってる、落とす人を僕達が決めるのか…

「勝利宣言はみんなでこれ以外に敵はいないってなった時に隣の人と両手で肩を組む、そして「みんなの勝利」と言うんだ~」
もし全員落としたとしても気づかなかったら落とし合いが続くってことか。

「あ、うんうん、了解~、みんな~部屋に入ってよぉ~し!」
ムラサキックが右耳を軽く捻って無線で話していた、とりあえず部屋に入っていいらしい。
「じゃあ続きの話は部屋に入ってからするね~来てね~」
アカムラは部屋に入っていった、僕達も後から部屋に入った。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

三大ゾンビ 地上最大の決戦

島倉大大主
ホラー
某ブログ管理人との協議の上、618事件に関する記事の一部を 抜粋して掲載させていただきます。

トゴウ様

真霜ナオ
ホラー
MyTube(マイチューブ)配信者として伸び悩んでいたユージは、配信仲間と共に都市伝説を試すこととなる。 「トゴウ様」と呼ばれるそれは、とある条件をクリアすれば、どんな願いも叶えてくれるというのだ。 「動画をバズらせたい」という願いを叶えるため、配信仲間と共に廃校を訪れた。 霊的なものは信じないユージだが、そこで仲間の一人が不審死を遂げてしまう。 トゴウ様の呪いを恐れて儀式を中断しようとするも、ルールを破れば全員が呪い殺されてしまうと知る。 誰も予想していなかった、逃れられない恐怖の始まりだった。 「第5回ホラー・ミステリー小説大賞」奨励賞をいただきました! 他サイト様にも投稿しています。

最終死発電車

真霜ナオ
ホラー
バイト帰りの大学生・清瀬蒼真は、いつものように終電へと乗り込む。 直後、車体に大きな衝撃が走り、車内の様子は一変していた。 外に出ようとした乗客の一人は身体が溶け出し、おぞましい化け物まで現れる。 生き残るためには、先頭車両を目指すしかないと知る。 「第6回ホラー・ミステリー小説大賞」奨励賞をいただきました!

アララギ兄妹の現代心霊事件簿【奨励賞大感謝】

鳥谷綾斗(とやあやと)
ホラー
「令和のお化け退治って、そんな感じなの?」 2020年、春。世界中が感染症の危機に晒されていた。 日本の高校生の工藤(くどう)直歩(なほ)は、ある日、弟の歩望(あゆむ)と動画を見ていると怪異に取り憑かれてしまった。 『ぱぱぱぱぱぱ』と鳴き続ける怪異は、どうにかして直歩の家に入り込もうとする。 直歩は同級生、塔(あららぎ)桃吾(とうご)にビデオ通話で助けを求める。 彼は高校生でありながら、心霊現象を調査し、怪異と対峙・退治する〈拝み屋〉だった。 どうにか除霊をお願いするが、感染症のせいで外出できない。 そこで桃吾はなんと〈オンライン除霊〉なるものを提案するが――彼の妹、李夢(りゆ)が反対する。 もしかしてこの兄妹、仲が悪い? 黒髪眼鏡の真面目系男子の高校生兄と最強最恐な武士系ガールの小学生妹が 『現代』にアップグレードした怪異と戦う、テンション高めライトホラー!!! ‎✧ 表紙使用イラスト……シルエットメーカーさま、シルエットメーカー2さま

呪配

真霜ナオ
ホラー
ある晩。いつものように夕食のデリバリーを利用した比嘉慧斗は、初めての誤配を経験する。 デリバリー専用アプリは、続けてある通知を送り付けてきた。 『比嘉慧斗様、死をお届けに向かっています』 その日から不可解な出来事に見舞われ始める慧斗は、高野來という美しい青年と衝撃的な出会い方をする。 不思議な力を持った來と共に死の呪いを解く方法を探す慧斗だが、周囲では連続怪死事件も起こっていて……? 「第7回ホラー・ミステリー小説大賞」オカルト賞を受賞しました!

ぐちょべちょラ/惨酷の定義

握夢(グーム)
ホラー
意識が戻った時に記憶が無かった。動けない。目も見えない。 ただいえることは、おれは、……喰われていた!? なぜこんなことになったのか。―――そしておれは一体何者なんだ!? 15分で読める、ミステリーテイストの強い、怖さ&残酷描写が軽めのライトホラーです。

不動の焔

桜坂詠恋
ホラー
山中で発見された、内臓を食い破られた三体の遺体。 それが全ての始まりだった。 「警視庁刑事局捜査課特殊事件対策室」主任、高瀬が捜査に乗り出す中、東京の街にも伝説の鬼が現れ、その爪が、高瀬を執拗に追っていた女新聞記者・水野遠子へも向けられる。 しかし、それらは世界の破滅への序章に過ぎなかった。 今ある世界を打ち壊し、正義の名の下、新世界を作り上げようとする謎の男。 過去に過ちを犯し、死をもってそれを償う事も叶わず、赦しを請いながら生き続ける、闇の魂を持つ刑事・高瀬。 高瀬に命を救われ、彼を救いたいと願う光の魂を持つ高校生、大神千里。 千里は、男の企みを阻止する事が出来るのか。高瀬を、現世を救うことが出来るのか。   本当の敵は誰の心にもあり、そして、誰にも見えない ──手を伸ばせ。今度はオレが、その手を掴むから。

雪降る白狐塚の谷

K.shinob&斎藤薫
ホラー
極寒の『白狐塚の谷』に住む少女「お雪」と妖狐との暗黒の交流の物語。 この小説は過去に制作した作品を改稿したものです。 著作:斎藤薫 構成 第一章 狐の唄 第二章 死者の唄 第三章 赤色の瞳 第四章 桃色の花 第五章 氷の花 第六章 狐地蔵の坂 第七章 修羅の崖 第八章 獄門峡 第九章 赤狐門

処理中です...