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第3章
#14事件発生
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僕達は風呂を上がり、制服に着替えた、京君は少しブカブカぐらい、北条さんと砕はやっぱりピチピチだ、僕はというと、ピッタリフィットしている。
僕達は銭湯ののれんを潜り、外に出た。
…ん?何かやけに騒がしいぞ?
「勝利側で2人行方不明なんだってな」
行方不明?何が起こってるんだ。
「え~と、みんな落ち着いて~」
キイックが焦るようにみんなに語りかけた。
「まず整理しようか~、この2人とチームの男2人が今日起きたらいなくなっていたってことで合ってるね~?」
「そうです…」
キイックの横にいた女の子が言った、まだ赤ちゃんの服だからきっと風呂に入るどころじゃなかったんだろう。
「僕も行方不明だけは避けたいから、一生懸命探すよ~、とりあえず君たちはお風呂入ってきな~」
この言い方だとキイックが落とした訳でも無さそうだ、ほんとにどこかへ消えたのだろう。
「ちなみに心当たりある人とかっている~?」
僕は昨日の夜に見たことを思い出した。
「僕昨日の夜男の2人を見ました」
「ほぉ~、それはどんな特徴とか覚えてる~?」
「ちゃんとは覚えてないけど、たしか片方はセンター分けで…」
僕は、周りに洋一さんが居ないことに気づいた…。
「えっ…と、それだけ…です…」
「そうか~あとで今お風呂に入りに行った子達に聞いてみるね~」
洋一さんが行方不明なのか?それともまだお風呂?にしては見かけてないし。
「じゃ、全員集まったら勝利側の部屋に戻ってきてね~、ちょっと僕はご飯の用意で先に行ってるから~」
キイックは勝利側の部屋に戻った。
僕はお風呂から上がってきた行方不明のチームの女の子に話しかけた。
「もしかして、その行方不明の人って洋一って名前?」
「え、なんで知ってるの…」
やっぱりそうだったんだ…
「同じ道具班でね、早く見つかるといいね」
「はい…あの人はリーダーで、結構調子に乗ったりするタイプだと思うから大丈夫かな…」
女の子は不安そうな表情だった。
「みんな集まったわね、キイックのところへ行きましょうか」
櫻さんが先頭になりみんなで勝利側の部屋へ戻った。
「またね京君と北条さん」
敗者側の京君と北条さんとはここでまた離れた。
ガチャ…
扉を開けるともう既にワゴンがあり、朝食が乗せてあった。
「えーっと、朝食だよ~」
朝食は目玉焼きにベーコン、白米にお漬物が昨日と同じプレートに乗っかっている。
僕達は昨日と同じ位置に座った。
「じゃあ配るね~」
キイックは少し引きつった表情で配り始めた。
「何かあったの?キイック」
櫻さんが聞くと、
「あのー、目玉焼きが半熟が好きか聞いておけばよかったな~って、はは~」
お母さんかっ!って思った。
「あ、調味料色々あるから取ってくるね~塩コショウ派とか~醤油派とか~ソース派とかあるよね~」
ちなみに僕は醤油派だ。
キイックは調味料を抱え、みんなの前に置いていった。
僕は醤油を掛けて食べた、目玉焼きは綺麗に半熟になっていて美味しい。
「キイック、おかわりってあるかぁ?」
また砕はおかわりを求めた、足りないんだな。
「またふりかけだけになるよ~?」
「おうぅ」
また他の人におかずを強請るのは見てられないから僕がベーコンを分けてあげた。
「いいのかぁ?ありがとな稗田っちぃ!」
「また他の人に貰いに行こうとしてたんでしょ?だからもう僕があげようって思ってね」
「別に今回はふりかけだけでいいやって思ってたけどな、ありがとよぉ!」
僕のベーコン返せぇぇぇ!!!
僕達は銭湯ののれんを潜り、外に出た。
…ん?何かやけに騒がしいぞ?
「勝利側で2人行方不明なんだってな」
行方不明?何が起こってるんだ。
「え~と、みんな落ち着いて~」
キイックが焦るようにみんなに語りかけた。
「まず整理しようか~、この2人とチームの男2人が今日起きたらいなくなっていたってことで合ってるね~?」
「そうです…」
キイックの横にいた女の子が言った、まだ赤ちゃんの服だからきっと風呂に入るどころじゃなかったんだろう。
「僕も行方不明だけは避けたいから、一生懸命探すよ~、とりあえず君たちはお風呂入ってきな~」
この言い方だとキイックが落とした訳でも無さそうだ、ほんとにどこかへ消えたのだろう。
「ちなみに心当たりある人とかっている~?」
僕は昨日の夜に見たことを思い出した。
「僕昨日の夜男の2人を見ました」
「ほぉ~、それはどんな特徴とか覚えてる~?」
「ちゃんとは覚えてないけど、たしか片方はセンター分けで…」
僕は、周りに洋一さんが居ないことに気づいた…。
「えっ…と、それだけ…です…」
「そうか~あとで今お風呂に入りに行った子達に聞いてみるね~」
洋一さんが行方不明なのか?それともまだお風呂?にしては見かけてないし。
「じゃ、全員集まったら勝利側の部屋に戻ってきてね~、ちょっと僕はご飯の用意で先に行ってるから~」
キイックは勝利側の部屋に戻った。
僕はお風呂から上がってきた行方不明のチームの女の子に話しかけた。
「もしかして、その行方不明の人って洋一って名前?」
「え、なんで知ってるの…」
やっぱりそうだったんだ…
「同じ道具班でね、早く見つかるといいね」
「はい…あの人はリーダーで、結構調子に乗ったりするタイプだと思うから大丈夫かな…」
女の子は不安そうな表情だった。
「みんな集まったわね、キイックのところへ行きましょうか」
櫻さんが先頭になりみんなで勝利側の部屋へ戻った。
「またね京君と北条さん」
敗者側の京君と北条さんとはここでまた離れた。
ガチャ…
扉を開けるともう既にワゴンがあり、朝食が乗せてあった。
「えーっと、朝食だよ~」
朝食は目玉焼きにベーコン、白米にお漬物が昨日と同じプレートに乗っかっている。
僕達は昨日と同じ位置に座った。
「じゃあ配るね~」
キイックは少し引きつった表情で配り始めた。
「何かあったの?キイック」
櫻さんが聞くと、
「あのー、目玉焼きが半熟が好きか聞いておけばよかったな~って、はは~」
お母さんかっ!って思った。
「あ、調味料色々あるから取ってくるね~塩コショウ派とか~醤油派とか~ソース派とかあるよね~」
ちなみに僕は醤油派だ。
キイックは調味料を抱え、みんなの前に置いていった。
僕は醤油を掛けて食べた、目玉焼きは綺麗に半熟になっていて美味しい。
「キイック、おかわりってあるかぁ?」
また砕はおかわりを求めた、足りないんだな。
「またふりかけだけになるよ~?」
「おうぅ」
また他の人におかずを強請るのは見てられないから僕がベーコンを分けてあげた。
「いいのかぁ?ありがとな稗田っちぃ!」
「また他の人に貰いに行こうとしてたんでしょ?だからもう僕があげようって思ってね」
「別に今回はふりかけだけでいいやって思ってたけどな、ありがとよぉ!」
僕のベーコン返せぇぇぇ!!!
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