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しおりを挟む3人が丁度全員バラバラに呼び出された時。おかしいと思わなきゃいけなかったんだ。
ガバッ
「んぐぅッ!?」
いきなり背後から口を塞がれた。
みんなから散々「気を付けろ!」って言われてたからね。流石に僕もまずいと思って.........でも焦りで対応が遅れた結果、先に敵に睡眠の魔法を唱えられていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
パチッ
次に起きた時は知らないベッドの上でした。結構豪華よ。僕の家の客室とか、そんな感じ。そして僕の身体には手枷、足枷、口枷バッチリです☆(嬉しくない) あと、なんか首に嵌ってる。
口枷が無ければ「知らない天井だ......」ってお決まりのセリフを呟いてたのになぁ.........。(現実逃避)
................ってかここどこよ。普通攫われたら地下牢とかじゃないの。え、違うの?なにゆえベッド.......?僕が沢山のハテナに囲まれていると
「起きたか。」
同世代くらいだろう。知らない青年が入ってきた。誰だッッ!って言いたいところなんだけど口枷があって言えない!
「ムーーーーッッ!!!!」
「あぁ.......。話せないな。」
そういうとその青年は僕につけられた口枷のみを外した。
「ぷ、はぁ.......ッ 誰だ!!!」
「誰だ.......とは、寂しいなあ。ずっと見てたのに。」
べろぉ........ッと僕が付けてた口枷(つまり僕の唾液)を舐める青年。
き、きききききききキモイ!!!!!
「ここここここここ答えになってない!!!!!!!」
「.............隣のクラスの百里川 黒。」
やべぇ聞いたことすらない!!!!!
「ふふ........。知らないって顔だね。わかりやすい君も大好き。大丈夫。俺のこと今は知らなくても、これから沢山知ってくれればいいから.........。」
無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理
バリア!!!!!!
パチンッ
「!?」
「あぁ........。魔法は君の首に付けたものがレジストしちゃうんだ。ごめんね?痛くしないから大人しく俺のものになってね......?」
そう言ってその百里川という青年は僕の身体をまさぐってくる。
ひぃぃいいぃぃぃいいぃぃいい無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理輪姦じゃないだけでブラックアウト間違いなしだし生理的に受け付けない無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理首のやつこれ何で出来てるの!?魔法!!?闇魔法じゃない!?スキルーーーーー!!!!!!!!!
『スキル:ブレイカー。発動します。』
パキンッ!
き、キターーーーーーーー!!!!!!
「なッ!?」
「障壁!影歩き!」
僕の行動はめちゃくちゃ早かった。(と思う)
まず自分の身体をバリアで守る(触るな変態!!!)。そして影歩き。設定してた影の所に移動出来る超便利な魔法!!だけど設定してた影の持ち主が全員暗いとこにいたら詰む。
頼む!!!
ピンッ!
よし!繋がった!いける!!!
トプンッ!
あばよ変態!!!マジで無理。本当に無理。絶対無理。間接キス思い出すだけで吐きそう。おぇ。
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