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変わっていく生き方
闇魔法を習得しましょう!【初級編】
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わたくしはヘトヘトになりながら夕食に向かいます。エリナがとても心配しているのがわかります。
(お嬢様は庭園にお散歩をしに行っただけでさないのでしょうか?時間が妙に長かったのですが…無理をしていないといいですね。)
夕食にはパパがきていました!嬉しいですね。
「!久しぶりだな。」
「たしかに数日ぶりですね。」
とても楽しくお話をしました。パパと食べた夕食はいつも美味しいですが、より一層美味しく感じました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あれから一週間が立ちました。早いって思ってませんか?時間がすぎるのは早いですね。
今日は魔力をボールの形にすることから、新しいことに変えるらしいです。ボールの形にするやつは、もうスムーズにできるようになりましたよ!
感覚を掴みました!
『今日はね、そのボールに闇魔法をイメージして…
今までやってもらった練習は、魔力の制御のため。だからそれができたらあとは、イメージをしながら魔力をまた練ればいい、だけ…僕が一回見せるから、真似てみて。どんなふうにするかはイメージだよ?あ、あとボールの魔力の塊を練ることも忘れないでね。』
『その練るやつが一番大事だと思うのじゃが…』
『……やるよ。見ててね。』
【ブラックホール】
ガレナが、私が作った魔力の塊のボールにそっくりのボールを作り出し、それを魔法に変えてしまいました。
ええと、少し表現が変ですが、上手に説明することができないんですよね。すごすぎて。
ボールが、ぶわわぁって広がって底の見えない真っ暗な空間の入り口を作り出しています。きっとここに入ったら、二度と出て来られないでしょう。そう思うほどに真っ暗です。この力に恐怖すると同時にとても憧れます。
『……凄いです!』『ありがとう…』
しかし、イメージですか。前世の記憶も、おぼろげながらたくさんありますから、とにかく頑張りましょう。
わたくしはボールを作り出して、そのボールが、真っ黒になって全てを飲み込む、みたいな感じをイメージします。
真っ黒底の見えない黒、黒…
イメージをしながら練る。
ボールの魔力を練り直すのですね。
イメージしながら…もう一度練り直す。
イメージに集中しなければならないのに、練り直すことに集中してしまって上手くいきません。
わたくしがやっとの思いでつくさり終わったと思いボールを見ると…
端の少しだけが黒くなっていました。(泣)
『これは慣れればできるようになる…他の魔法も、ここまで同じだから、頑張って…』
「が、頑張ります。」
天啓の日までに、なんとか自分を守るこの魔法だけはマスターしなくては…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
三週間後。
「やっとマスターできました!ガレナ、見てください!」
『よかったね。これは初級魔法のダークボール…』
『ダークボールは攻撃魔法だね。直撃したところを飲み込むところが特徴。この魔法がもろに当たった耐性のないものは、直撃したところをなくすだろうね。この世にはないんだから…』
魔力の制御のためのボールのときとは大違いでした。なかなか成功しなくて……
しかもこの効果の説明からしてすごい怖い魔法ですね。あたったら直撃した部分が飲み込まれてこの世から消えるなんて…
『それじゃあ次はね、その魔力の塊のボールを作らずに、それを発動してみて…
こんな感じ。』【ダークボール】
そうガレナは言うと、ボールを作らずに、私の作ったやつのおんなじものを作って見せてくれました。
『最初はその技名を言うといいよ…ボールは、魔力が集まって凝縮されているから、練りやすいんだ。いわば補助だった…
でも、それだと時間がかかるし、魔力も消費するから…』
『いきなり難しいのにとんだの。』
『ユリア様ならできる気がするんだ…』
『ほう。』
「わかりました。」
直接魔力を練って魔法を発動する…
ボールのときと同じように凝縮しながら、イメージ共に練る…
【ダークボール】
「……!できましたよ!一発です!」
わたくしの手のひらには真っ黒な、ボールが浮いています。
『凄いね…じゃあ、それを気に投げてみて。これもイメージで勝手に飛ぶよ。』
では、あの木にまっすぐ飛ぶことをイメージして…
ヒュンっ ドカーン パラパラパラ
『最初でこの威力を投げられるって…』
魔法って怖いですね…
わたくし、この三週間で、先生との授業ももちろん受けていましたから、少しのことでは動じないようになりましたよ。顔に出なくなりました!(祝)
これは少しのこととは言い難いですが…
木は木っ端微塵、もう原型をとどめていません。さらに、魔法が直撃したあたりの木のクズがないように見えました。ダークボールが飲み込んだんですね。この魔法で、初級ですか…
『次は本題の防御に入ろう…魔力は同じように練るんだけど、練った魔力を体に張っていくんだよ。イメージは自分の害になるものから守る。害にならないものには反応しないから安心してね…もし余裕があるなら、害あるものを飲み込むくらいでもいいかも…ちゃんと見えないようにイメージするんだよ。色がついてたら不自然だからね。』
いよいよ本題ですね!
『その前に今日は休むのじゃ。終わりじゃ。もう日が暮れるのじゃ。』
『そうだよ!最近僕たちのことほったらかしにして…!』
『悲しいです。』
「ご、ごめんなさい。つい…」
『いいのじゃ。お主にとって大切なことなのじゃろう?』
『それにいずれ僕たちも教えるときが来るからね!』
『楽しみです。』
そうですね。楽しみにしています。
では、屋敷に戻りましょう。最近パパとの訓練のかいあって階段で少し急いでも息が切れなくなりました。
急ぎましょう。一応エリナには庭園を見ていることにしていますから、日が暮れたら不自然がられます。
明日が楽しみです!
(お嬢様は庭園にお散歩をしに行っただけでさないのでしょうか?時間が妙に長かったのですが…無理をしていないといいですね。)
夕食にはパパがきていました!嬉しいですね。
「!久しぶりだな。」
「たしかに数日ぶりですね。」
とても楽しくお話をしました。パパと食べた夕食はいつも美味しいですが、より一層美味しく感じました。
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あれから一週間が立ちました。早いって思ってませんか?時間がすぎるのは早いですね。
今日は魔力をボールの形にすることから、新しいことに変えるらしいです。ボールの形にするやつは、もうスムーズにできるようになりましたよ!
感覚を掴みました!
『今日はね、そのボールに闇魔法をイメージして…
今までやってもらった練習は、魔力の制御のため。だからそれができたらあとは、イメージをしながら魔力をまた練ればいい、だけ…僕が一回見せるから、真似てみて。どんなふうにするかはイメージだよ?あ、あとボールの魔力の塊を練ることも忘れないでね。』
『その練るやつが一番大事だと思うのじゃが…』
『……やるよ。見ててね。』
【ブラックホール】
ガレナが、私が作った魔力の塊のボールにそっくりのボールを作り出し、それを魔法に変えてしまいました。
ええと、少し表現が変ですが、上手に説明することができないんですよね。すごすぎて。
ボールが、ぶわわぁって広がって底の見えない真っ暗な空間の入り口を作り出しています。きっとここに入ったら、二度と出て来られないでしょう。そう思うほどに真っ暗です。この力に恐怖すると同時にとても憧れます。
『……凄いです!』『ありがとう…』
しかし、イメージですか。前世の記憶も、おぼろげながらたくさんありますから、とにかく頑張りましょう。
わたくしはボールを作り出して、そのボールが、真っ黒になって全てを飲み込む、みたいな感じをイメージします。
真っ黒底の見えない黒、黒…
イメージをしながら練る。
ボールの魔力を練り直すのですね。
イメージしながら…もう一度練り直す。
イメージに集中しなければならないのに、練り直すことに集中してしまって上手くいきません。
わたくしがやっとの思いでつくさり終わったと思いボールを見ると…
端の少しだけが黒くなっていました。(泣)
『これは慣れればできるようになる…他の魔法も、ここまで同じだから、頑張って…』
「が、頑張ります。」
天啓の日までに、なんとか自分を守るこの魔法だけはマスターしなくては…
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三週間後。
「やっとマスターできました!ガレナ、見てください!」
『よかったね。これは初級魔法のダークボール…』
『ダークボールは攻撃魔法だね。直撃したところを飲み込むところが特徴。この魔法がもろに当たった耐性のないものは、直撃したところをなくすだろうね。この世にはないんだから…』
魔力の制御のためのボールのときとは大違いでした。なかなか成功しなくて……
しかもこの効果の説明からしてすごい怖い魔法ですね。あたったら直撃した部分が飲み込まれてこの世から消えるなんて…
『それじゃあ次はね、その魔力の塊のボールを作らずに、それを発動してみて…
こんな感じ。』【ダークボール】
そうガレナは言うと、ボールを作らずに、私の作ったやつのおんなじものを作って見せてくれました。
『最初はその技名を言うといいよ…ボールは、魔力が集まって凝縮されているから、練りやすいんだ。いわば補助だった…
でも、それだと時間がかかるし、魔力も消費するから…』
『いきなり難しいのにとんだの。』
『ユリア様ならできる気がするんだ…』
『ほう。』
「わかりました。」
直接魔力を練って魔法を発動する…
ボールのときと同じように凝縮しながら、イメージ共に練る…
【ダークボール】
「……!できましたよ!一発です!」
わたくしの手のひらには真っ黒な、ボールが浮いています。
『凄いね…じゃあ、それを気に投げてみて。これもイメージで勝手に飛ぶよ。』
では、あの木にまっすぐ飛ぶことをイメージして…
ヒュンっ ドカーン パラパラパラ
『最初でこの威力を投げられるって…』
魔法って怖いですね…
わたくし、この三週間で、先生との授業ももちろん受けていましたから、少しのことでは動じないようになりましたよ。顔に出なくなりました!(祝)
これは少しのこととは言い難いですが…
木は木っ端微塵、もう原型をとどめていません。さらに、魔法が直撃したあたりの木のクズがないように見えました。ダークボールが飲み込んだんですね。この魔法で、初級ですか…
『次は本題の防御に入ろう…魔力は同じように練るんだけど、練った魔力を体に張っていくんだよ。イメージは自分の害になるものから守る。害にならないものには反応しないから安心してね…もし余裕があるなら、害あるものを飲み込むくらいでもいいかも…ちゃんと見えないようにイメージするんだよ。色がついてたら不自然だからね。』
いよいよ本題ですね!
『その前に今日は休むのじゃ。終わりじゃ。もう日が暮れるのじゃ。』
『そうだよ!最近僕たちのことほったらかしにして…!』
『悲しいです。』
「ご、ごめんなさい。つい…」
『いいのじゃ。お主にとって大切なことなのじゃろう?』
『それにいずれ僕たちも教えるときが来るからね!』
『楽しみです。』
そうですね。楽しみにしています。
では、屋敷に戻りましょう。最近パパとの訓練のかいあって階段で少し急いでも息が切れなくなりました。
急ぎましょう。一応エリナには庭園を見ていることにしていますから、日が暮れたら不自然がられます。
明日が楽しみです!
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