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3年生編で~す
えぴそ~ど・9
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瑚暖は今、羽良ちゃんに呼び出されて公園に来ています。
羽良ちゃんだけでなく、咲来くん、姫梨ちゃん、琴芽ちゃんもいました。
「羽良ちゃん、どうしたの?」
「そろそろ受験勉強の追い込みに入らないといけないから、受験が終わるまで会うのは避けた方がいいかなと思ってね」
「学校では会うよね?」
「学校でも極力勉強に集中したいから、私には話しかけないで」
真剣なんだね。羽良ちゃんの覚悟をしかと受け取ったよ。
「え?ちょっと待ってください。私と河嶋先輩も話しちゃいけないんですか?」
慌てた表情で琴芽ちゃんは羽良ちゃんに問いただしているね。
「あくまで私が受験勉強に集中したいだけの話だから、それは瑚暖次第じゃない?」
「河嶋先輩は私とお話してくれますよね?」
「もちろんだよ」
瑚暖は勉強漬けだときっとストレスが溜まってパンクしちゃいそうだから勉強の追い込みは受験直前くらいまでしたくないな~。
「そう言えば、姫梨さんは受験するんですか?」
「受験はしますよ。将来の目標がまだ定まっていないので、取りあえず大学へ行くという感じですね」
「僕も姫梨ちゃんと同じような感じかな。大学へ行って将来何をやりたいか探すって感じだよ。瑚暖ちゃんや羽良ちゃんみたいに教師になる目標があるといいよね」
みんなで公園で話していたら、莉子ちゃんの姿を発見です。
「莉子ちゃん」
「・・・おや?みんなどうしたんですか?こんな寒い中、公園でこむら返りですか?」
こむら返りって・・・もしかしたら寒さで体を震わせてたかもしれないけど、公園でみんな揃ってふくらはぎを痙攣させとったら怖いがな。
「へぇ~。みんな真剣に受験勉強をしようとしているんですね」
「佐々木先生がその言葉を発言するのはいかがなものでしょうか?」
羽良ちゃんに同意だね~。
「瑚暖ちゃんと羽良ちゃんは一緒の大学へ行くの?」
「私は羽良ちゃんほど頭は良くないからね~無理をせずに合格できそうな大学を選んだよ」
寿絵ちゃんとよく話して決めたんだよね~。本来であれば羽良ちゃんと離れ離れになるのは辛いけどさすがに羽良ちゃんが目指している大学は瑚暖では合格するのは無理そうかな。
「大学は違っても、会えない訳じゃないから気にする必要なんてないわ」
確かにそうだけど、羽良ちゃんと一緒に大学生活を送りたかったな~。
「あ?あけましておめでとうメールも控えた方がいいのかな?」
「そのくらいは頂戴よ」
メールと年賀はがきのどっちにしようかな?羽良ちゃんは古風なところがあるから迷うね。
「来年は必ず大学に受かるようにみんなで初詣に行きませんか?」
「ナイスな案だね。莉子ちゃん」
「でも、今の話ですと北瀬さんは参加しないことになりますね」
「私も行くわよ」
こうして公園でみんな集まって話すことも少なくなっていくと思うと何だか寂しくなるね~。残された高校生活を出来るだけ大切にしていきたいな。
羽良ちゃんだけでなく、咲来くん、姫梨ちゃん、琴芽ちゃんもいました。
「羽良ちゃん、どうしたの?」
「そろそろ受験勉強の追い込みに入らないといけないから、受験が終わるまで会うのは避けた方がいいかなと思ってね」
「学校では会うよね?」
「学校でも極力勉強に集中したいから、私には話しかけないで」
真剣なんだね。羽良ちゃんの覚悟をしかと受け取ったよ。
「え?ちょっと待ってください。私と河嶋先輩も話しちゃいけないんですか?」
慌てた表情で琴芽ちゃんは羽良ちゃんに問いただしているね。
「あくまで私が受験勉強に集中したいだけの話だから、それは瑚暖次第じゃない?」
「河嶋先輩は私とお話してくれますよね?」
「もちろんだよ」
瑚暖は勉強漬けだときっとストレスが溜まってパンクしちゃいそうだから勉強の追い込みは受験直前くらいまでしたくないな~。
「そう言えば、姫梨さんは受験するんですか?」
「受験はしますよ。将来の目標がまだ定まっていないので、取りあえず大学へ行くという感じですね」
「僕も姫梨ちゃんと同じような感じかな。大学へ行って将来何をやりたいか探すって感じだよ。瑚暖ちゃんや羽良ちゃんみたいに教師になる目標があるといいよね」
みんなで公園で話していたら、莉子ちゃんの姿を発見です。
「莉子ちゃん」
「・・・おや?みんなどうしたんですか?こんな寒い中、公園でこむら返りですか?」
こむら返りって・・・もしかしたら寒さで体を震わせてたかもしれないけど、公園でみんな揃ってふくらはぎを痙攣させとったら怖いがな。
「へぇ~。みんな真剣に受験勉強をしようとしているんですね」
「佐々木先生がその言葉を発言するのはいかがなものでしょうか?」
羽良ちゃんに同意だね~。
「瑚暖ちゃんと羽良ちゃんは一緒の大学へ行くの?」
「私は羽良ちゃんほど頭は良くないからね~無理をせずに合格できそうな大学を選んだよ」
寿絵ちゃんとよく話して決めたんだよね~。本来であれば羽良ちゃんと離れ離れになるのは辛いけどさすがに羽良ちゃんが目指している大学は瑚暖では合格するのは無理そうかな。
「大学は違っても、会えない訳じゃないから気にする必要なんてないわ」
確かにそうだけど、羽良ちゃんと一緒に大学生活を送りたかったな~。
「あ?あけましておめでとうメールも控えた方がいいのかな?」
「そのくらいは頂戴よ」
メールと年賀はがきのどっちにしようかな?羽良ちゃんは古風なところがあるから迷うね。
「来年は必ず大学に受かるようにみんなで初詣に行きませんか?」
「ナイスな案だね。莉子ちゃん」
「でも、今の話ですと北瀬さんは参加しないことになりますね」
「私も行くわよ」
こうして公園でみんな集まって話すことも少なくなっていくと思うと何だか寂しくなるね~。残された高校生活を出来るだけ大切にしていきたいな。
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