風紀委員はスカウト制

リョウ

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15・手芸部潜入

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田舎では自然の中で遊ぶのが当然だ。

僕達は近くの川でよく遊んだ。それは夏に限った話じゃない。むしろ夏以外の方が川ではよく遊んだ。



川は山の上流の方が水嵩が低く、遊ぶには最適だった。

けれど下流にある川はたくさんの小川が合流して、眺めが壮観だった。

岩場にはちょっとした東屋もあって、そこでお弁当を食べた記憶もある。

下流では岩場の石に座って水を眺めたり風を感じたりした。

岩場から見える山と空はどこまでも大きく綺麗だった。



川の上流では浅瀬で蟹を探したり、足だけ水に入れたりして遊んだ。

魚も手で掴めたので、僕は魚を探して、よくさまよっていた。

草の匂いが強く、水はとても綺麗だった。



けれどそう、あの川はどこだっただろう。深い、水の流れの早い川。

あれはそう、下流だ。岩場から僕は落ちて、そして、そして……。



誰かが死んだんだ……。









休み時間、僕は貴一君の顔をじっと見つめていた。

5月に教室にキノコを出現させた貴一君。

その原因は孤独にあった。自分の存在に気付いて欲しい。誰か声をかけて欲しい。淋しい。

そんな気持ちがウチにたまり、それが狂言の「茸」を見たことで具体化された。



今回の佐伯さんが同じような現象なのだとしたら、彼女も心に孤独を抱えているのだろう。

自分の影が、姿が見えなくなってしまうという程の孤独を。



「えっと、アスカ、何をそんなに俺を見つめるんだ?」

貴一君が困惑顔で首を傾けた。



「もしかして、アレか? 何か思い悩む事でもあるのか? もしかして今晩あたり鎌倉から海に飛び込むつもりか? それともやっぱり玉川上水か?」

「いや、だから僕を太宰治にしないで!」

「俺は確かに太宰は好きだが、だからといって君と一緒に心中出きるほど、君の事を愛しているワケではないんだが」

「だから僕は心中なんか誘ってないよ!」

そんな僕達の会話に百合彦が割って入る。



「大丈夫だよ。太宰もたいして好きでもない女と成り行きで心中したから」

「それぜんぜんフォローになってないよ! というか、僕達を心中させたいの!?」

僕が突っ込むと百合彦はチラリと舌を出して見せた。



「それで、アスカはなんで俺の顔をそんなに見つめてたんだ? 見惚れる程俺は美しかったか?」

「いや、見つめるなら、僕はヒロミ様にするよ。彼女は見ている分には完璧だからね」

「今、すっげーキッパリと性格を否定したな。チクっちゃうよ」

言いながらユリは携帯を取り出した。

「ちょっと待って、言いつけないで! っていうか、どうしてユリがヒロミ様のメアドとか知ってるの?」

「ん、アスカに会いに来た後、さりげなく話しかけて教えてもらったんだ」

何気に百合彦はちゃっかりしている。



「それで、俺の顔に何かついているのか?」

貴一君が話を元に戻した。

「えっと、うん、その、貴一君、今、学校楽しい?」

「は?」

貴一君は一瞬動きを止めた。そしてゆっくりと答える。

「ああ、楽しいよ」

僕はその言葉で満足した。それだけ聞ければ良い。

貴一君が救われたように、佐伯さんも助けてあげたい。





「そういえばアスカ、今日、廊下にいた教師に挨拶しないで、無視してただろう? 俺、そういうのは良くないと思うよ」

ふいに貴一君に言われ、僕は茫然と見返す。

「え、僕そんな事した? 先生とか気付かなかったけど」

「あ、そう言えば俺も、前にアスカが先生を無視してるの見たな」

「君は失礼な人間だったんだな」

とても残念そうに貴一君が僕を見る。

「だから僕、そんな事しないよ! というかその先生って誰? 担任じゃないよね!?」

「ああ、うちの学年じゃなく、上級生、3年かなんかの受け持ちじゃないかな?」

貴一君の言葉に少しだけ安堵する。



「ああ、そっか、だから気付かなかったのか。きっとその先生の顔覚えてないから無視しちゃんたんだな」

「アスカ、相変わらずボケてるね。残り二年で関わるかもしれないから、次は無視しない方が良いと思うよ」

百合彦に言われ頷く。

「うん、ちゃんと覚えるようにするよ」

答えながら、その先生はどんな顔してるんだろうと、自分のあやふやな記憶を探った。









放課後、僕達は風紀委員室に集合した。



「昨日の佐伯さんの話の裏付けを取ったんだが」

研坂さんは顔の前で手を組んで、いつもと同じ冷淡と言える口調で言った。

「そんな事実はないと分かった。彼女は孤立していない」

「え?」

意外な言葉に僕はつい聞き返す。

「なんですか、それ? 彼女が嘘をついてるって言うんですか?」

研坂さんは鋭い目つきで僕を睨む。

「嘘とは言っていない。もしも彼女自身がそう感じているのであれば、実際クラスから浮いていなくても、そう言うだろう。だが客観的にみると、彼女はクラスの人間とすこぶる良好な人間関係を築いている」

「じゃあ、友達がいないとか、淋しそうとかじゃないの?」

フミヤさんの言葉に研坂さんは頷く。



「だったら影が薄い存在で、だから自分の影が消えちゃったって言う彼女の話はどうなるんだよ?」

怒ったように水橋さんが腕を組んで聞く。

「彼女の思いこみか、あるいは他に原因があるのかもしれない」

「他の原因? そんな事あるのかな? だって他に原因があったとしたら、なんで僕達にそれを言ってくれないんですか? 相談するのに原因言わないっておかしくないですか?」

僕の言葉に研坂さんはこちらを見る。

「お前は本当に辛くて嫌な事があった時、それを他人に打ちあけられるか?」

「僕は……」



僕は考えた。本当に嫌な事ってどんな事だ?



「もしも酷い言葉を誰かに投げつけられたとしよう。その場合、君は俺達にそれを言えるか?」

「酷い言葉?」

「例えばそう、人殺し、とか」



場の空気が凍った。

フミヤさんと水橋さんが息を呑むのが分かった。部屋が静まり返る。



その間に僕の心臓は激しく脈打つ。もしも僕が誰かに酷い言葉を言われたら。僕はどうするのだろう?

いや、それを誰かに言えと言われたら……。



「確かに、そういう嫌な言葉を聞いたら、人に説明するのもしんどいですね。言われた言葉は秘密にして相談するかも」

「おそらく彼女はそうしたんだろう。クラスでの彼女は孤立もしていないし、友人もいる。ただ」

「ただ?」

僕が問いかけると研坂さんは答える。



「彼女の親友が最近彼女を訪ねてこないらしい」

「親友?」

首を傾げる僕に研坂さんは頷く。



「なんでも彼女には、他のクラスに仲の良い親友がいたらしい。相馬愛理、中学からの同級生で、休み時間も頻繁に遊びに来ていたらしいんだが、ここ最近、その親友の姿を見かけないとの事だ」

「なんかいやに詳しいですね。いったい情報源はどこなんですか?」

僕が言うと、研坂さんは鼻で笑った。



「フ、それを俺に聞くか? 俺が知りたいと望めは、女子はどんな事でも教えるというのに」

「いつか男子が集団で貴方を刺すと思います。むしろ一番最初に僕が刺します」

「君もM78星雲に飛んでいきたいのかな?」

「すみません!」

僕は速攻謝った。



「で、今回の件だが、依頼人に嘘をつかれたままでは仕事にならん。言いにくいのは分かるが、事実は事実として教えてもらわないとな」

「まあ、そうですけど」

「ああ、じゃあ、そういう事で、早速もう一度彼女に話を聞いてこい」

「え、僕がですか?」

「ああ、王子様のような俺が聞くより、こういう話は庶民の方が彼女も話しやすいだろう」

「貴方が王子で僕が庶民ですか!?」

「王子の乗る馬でもいいが? そうだな、何も言わない草食動物の方が話しやすいだろうからな。やはりお前が適任だ。だいたいこれはお前が持ち込んだ依頼だろう?」

確かに。



「俺はその間にやる事がある。さ、行け。実は彼女を昇降口前のベンチに待たせてある」

もう手配済か。まったく仕事が早いよ。

僕は気乗りしないが席を立って廊下へと向かった。







昇降口まで移動すると、脇のベンチにいる佐伯さんに声をかけた。

「ごめんね、待たせて」

僕が言うと佐伯さんは首を振る。

「私がお願いした事ですから」

弱々しく言う彼女のその足には、やはり影は見えない。それを見ると胸が切なくなる。



「昨日の話だけど」

一瞬、彼女はビクリと震えた。



「本当はクラスでの問題じゃないんじゃない? 親友の、相馬さんが関係してない?」

佐伯さんは自分のスカートをキュっと握りしめた。そして……。



「愛理ちゃんとはずっと仲良くしてたんです。でも、でもある日、急に嫌いだって言われて、私、何もしてないと思うのに突然、それでもう会わない、話しかけるな、話しかけられてもあんたなんか見えない、自分にとっては存在しない人間だって言われて、だから、私……」

佐伯さんは顔を覆って泣いてしまった。僕は固まって何もできない。

こんな時、どう声をかけて良いか分からない。困るよ研坂さん、僕なんか不向きだよ。



彼女の肩をやさしく抱きこむとか、そんな事も出来ず、僕はバカのようにずっと横に座っていた。

でも側にいて分かった事が一つあった。



「佐伯さんは相馬さんの事が好きなんだね」

つい呟いてしまったら、彼女は顔をあげた。そして僕を見て頷いた。



「そっか、じゃあ、仲直りしないとね」

「できる、の? だって私、嫌われちゃったのに……」

彼女の涙は止まっていた。僕はそんな彼女を力づけるように微笑む。



「きっとできるよ。君が彼女と仲直りしたいと思ってるんなら、大丈夫」

彼女はじっと僕を見て、そして頷いてくれた。

「ありがとう……」



僕は彼女のために頑張りたい、力になりたい。

そう思いながら風紀委員室に向かって歩いた。







佐伯さんの事を報告すると、研坂さんは頷いた。

「そうか、彼女は仲直りがしたいんだな」

「はい」

答えながら思った。自分の影を消してしまう程の悲しみ。それはどれ位の苦しみだろう。

それだけ、彼女は相馬さんの事が好きだったって事だろう。

大事じゃない友達なら、深くも傷つかない。

友達に拒絶され、見えないとまで言われ、そして自分の影を消してしまったんだ。



「暗い顔だな」

研坂さんに言われ顔を上げる。

「そりゃそうでしょう、こんな話を聞かされたら」

「佐伯さんを可哀そうだと思うのか?」

「思いますよ、だって好きな人に存在を認めてもらえないんですよ、そんな悲しい事ってないじゃないですか?」



僕の言葉にシンと部屋が静まり返った。

フミヤさんも、そしていつもなんだかんだと騒ぐ水橋さんも、黙って僕を見ている。



「そっか、その言葉、よく覚えておけよ」

「え?」



どういう意味か聞き返そうとした時、研坂さんはいつものちょっと意地悪な余裕のある表情に戻った。

「じゃあ早速次の手に移ろう」

「は?」

まだついていけていない僕に、研坂さんは偉そうに顔の前で指を組んで言う。



「次の作戦だが、今度は逆から攻めようと思う」

「逆?」

「ああ、彼女の親友、相馬愛理に話を聞こうと思う」



そして何故かまた、僕が相馬さんの話を聞いてこいという命令をされてしまった。

なんで僕が行かないといけないのだろう?

すべての女子が味方してくれるという特異体質の研坂さんが行けば良いのに。



そう思いながらも僕は廊下を進んだ。向かっているのは相馬さんが所属する手芸部だった。

なんと、すでに僕の体験入部の話を通してあるとの事だった。でもちょっと待って欲しい。

体験にしても僕が手芸に興味があるオトメンだと勘違いされてしまわないだろうか?

僕は嫌な予感を覚えながら手芸部の教室をノックした。



「はい、どうぞ!」

返事を待ってドアを開けた。

そこには柔道三段、空手二段、合気道師範みたいな容姿のいかつい面々がいた。

「すみません、教室を間違えました」

頭を下げて出て行こうとしたら、一人の少女が僕を呼びとめた。



「待って、貴方が体験入部の立川アスカ君ね」

「え、はい」

「私は1年の相馬愛理」



この人が相馬さんか、どんな性格のキツイ人だろうって思っていたが普通だ。

というかボーイッシュでかわいい。



「この強面は手芸部の先輩達だけど、見た目と違って怖くないから逃げないでくれるかな?」

「え?」

きょとんとした顔を向けると、彼女は苦笑した。



「先輩達、ちょっと誤解を受ける容姿だけど良い人だから」

「は、はあ」

僕は逃げかけていた足を教室に戻した。

すると一番近くにいた、合気道師範みたいな大柄な人が立ちあがった。



「僕が部長で3年の渡辺です。男子の体験入部は大歓迎だよ」

そう言って差し出された手は、野球のグローブのように大きかった。



「え、えっと今日一日の体験入部ですが、よろしくお願いします」

僕が言うと渡辺さんは、ただでさえ細い目を更に細めて微笑んでくれた。温かい笑顔でとても好感が持てた。

その隣りにいた柔道三段、空手二段風の人も同じように微笑んでくれた。

見かけと違い、どうやらみんな優しい人のようだ。



「とにかく手芸っていうのは、作っている作業が楽しいから、君も何か作ったら良いと思うよ」

部長さんはそう言うと道具箱らしき物を取りだした。



「僕達は今、刺繍をしてるんだけど、君もどうかな?」

「は、はあ」

「じゃあまずはデザインを決める所からしようか? 絵は得意? 得意なら自分でオリジナルデザインしたら良いけど、ニガテなら本のマネをすれば良いよ」

「あ、じゃあ、自分で」

僕は渡辺さんに刺繍のやり方を、手取り指取りって感じで教えてもらった。

それを相馬さんは微笑んで見つめている。他の部員の人達も真面目な感じだ。

僕は自分の作業をしながら、渡辺さんの手元を覗きこんだ。

彼の外見に似合わない、繊細で美しい花が描かれている。



「うわ、すごく綺麗ですね」

感嘆の声をあげると渡辺さんは照れたように角刈りの頭を撫でさする。



「そう言ってもらえると嬉しいよ、俺、こんな見た目なのに運動ニガテで、これ位しか得意な事がなくて」

「こんな細かい作業ができるだけですごいですよ」

「そうかな? でも彼らも俺と同じでね、ああ見えて運動が嫌いで手先が器用なんだよ。良かったら彼らの作った作品見る?」

「はい、ぜひ」

僕が答えると柔道部空手部といった二人がダンボールを取りだした。



「これが今までに作ったものだよ」

ダンボールから作品が次々と出てくる。



「これがクロッシェレース、いわゆる普通編みという奴だね」

「おお! 純白のレース!」

「で、これがブリューゲルレース!」

「わ! 帯みたいで細長い! しかも芸術的に綺麗!」

「で、これが鎖帷子」

「……クサリカタビラ? え?」

「で、これがクナイに手裏剣。で、こっちが僧侶の服と踊り子の服、更に魔法戦士の鎧」

「ちょっと待って! なに、なんなの?」

「ああ、実はうちの部活、演劇部の衣装の手伝いもしてるんだよ」

その説明に納得した。なんだ、そういう事か。



「私はそれ目当てで入部したんだけどね」

快活って感じで相馬さんが笑った。

「そのクナイとか手裏剣は劇用じゃなくて、私のただの趣味だけどね。次はロンギヌスの槍も作るつもりなんだ。で、そのあとはタージマハル廟とか阿修羅像とか作るの」

「もうなんの部活だか分からないよ!?」

僕の突っ込みに楽しそうに渡辺さんが笑った。



「手芸というか、工作部って感じかな」

なるほど。それはそれで楽しそうな部活だと思った。僕はその後も作業をしながらいろいろ話した。



みんな良い人って感じだった。佐伯さんともめているという相馬さんも明るく元気だ。特に嫌な印象はない。

僕は自分の刺繍をしながら、隣りにいる渡辺さんの手元を手本として覗いた。繊細な模様が描かれている。まさに芸術だ。

視線をあげたその時、僕は渡辺さんを見ている相馬さんに気付いた。

彼女の目は温かいような切ないような、あれ、これってもしかして?



僕は体験入部を終えると、お礼を言って風紀委員室に戻った。





「で、どうだった?」

帰りを待っていた研坂さんに腕を組んだ姿勢で聞かれた。

僕は笑顔で答える。



「はい! 素敵な刺繍のハンカチが出来上がりました!」

「俺はそんな事を聞いたんじゃないが?」

研坂さんの額に青筋が浮かんでいた。



「あ、すみません、今日はこのハンカチしか作れませんでした。相馬さんには明日、改めて声かけてみます」

その報告に研坂さんは溜め息をついた。

そして残りの二人は僕のハンカチに釘付けとなっていた。



「それ、アスカが作ったの?」

「はい!」

「マジで?」

「はい!」

「すげー! マジですごい才能だ! これアレだろ? 最近テレビで流行りの巨大ロボグラタンZ!」

「いえ、僕がデザインしたドエスロボ、トギサカサターンです」

「良く分かった。君は校舎の屋上からパラシュートなしダイブがしたいようだな。さ、今すぐ行こうか」

研坂さんは僕の襟首を掴んでひっぱった。



「ちょ、やめて下さい、死んじゃいますから!」

僕の叫びが夕方の校舎に木霊していた。

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