50 / 142
第一章
第50話 転生者のもう一つのルール
しおりを挟む
冒険者ギルドSPD――
あれから私たちはグリーズ家を後にし、来た道を戻ってマリオネッタの外壁を出ると、ミゼレーレ様から頂いた科学宝具を使い、瞬間移動でリベルタの国に帰還していた。
旦那は戻ってきて早々、「打ち上げ、打ち上げ! うわぁあああん‼」と発狂し始めたので仕方なくSPDに寄ると、もう深夜を回っている時間帯の筈だが、周囲には今でも食事に舌鼓を打ち、酒を酌み交わす者たちで溢れ返っていた。
「しっかし、お前の婆ちゃんも来ればよかったのにな?」
「そっ、そうですね……」
――レイ……私のことはいいから、二人で楽しんできなさい!――
お婆様が別れ際に言ったことを思い返す……まったく……余計な気を回さなくてもいいのに。
テーブルの上には目を見張るような食事が次々と並べられていき、その度に旦那は瞳を輝かせながら「メーシ! メーシ! メーシ!」とナイフとフォークを持ちながらキンキン弾かせていた。
「旦那、やめてくださいよ……恥ずかしいんで……」
そんな姿に私が若干引いていたところで、ようやく打ち上げの準備が整ったようだ。
「よーし! 食事も出揃ったところで、僭越ながらこのオレが、乾杯の音頭を取らせていただきやす。えー……この度はグリーズ家のカチコミに――」
「はい、カンパーイ」
立ち上がってまで挨拶をしようとする旦那を余所に、私は手早く乾杯を済ませて一人で勝手に酒を飲み始める。
「おおおいッ‼ オレが挨拶してんのに勝手に飲んでんじゃねえよ! も~う……カンパーイ‼」
痺れを切らした旦那も注ぎ込まれている酒に屈し、欲望に飲み込まれるように己が体内を癒し始めた。
「――っくぅ~うッ! うめえ~ぜぇ~っ! 爽やかで軽い口当たり、きめ細やかな泡で喉越しもいい! 飲んだ後には口の中に香りが広がり、それが刺激となって食欲が進む! 体中の血液は駆け巡り、疲れ切った細胞を活性化させ、心地よく五臓六腑に染み渡る! まさに最高の酒! そして至福の時間!」
「食レポ凄いな⁉ 何ですか、そのスキルは⁉」
旦那はそんな私のツッコミなどお構いなしに座ると、今度は目の前に並べられたパスタやピザを口いっぱいに頬張る。
「ハァ……旦那、食事しながらでいいんで聞いてもらえますか?」
「おう! なんじゃい?」
私は緊張した面持ちで背筋を正し、幾分か頬を紅潮させつつ、言葉を紡ぎながら頭を下げる。
「その……今回の一件……本当にありがとうございました」
「おいおい、何だよ突然……」
「いや、ちゃんと御礼言ってなかったなぁと思いまして……」
私はそう言いながら指先同士をツンツンし、あまりの恥ずかしさに唇を尖らせてしまう。
「別に要らねえよ、そんなの」
「そういう訳にはいきません! 旦那が居なかったらお婆様も私も今頃は……」
そんな私の態度に旦那は、食事をしていた手を止めて、頬杖を突きながら問う。
「ふ~ん……じゃあ、何? 何かしてくれんの?」
「はい……私ができることと言えば、もう一つしかありません。旦那の『使命』をお手伝いすることです」
その時の私は気付いていなかった。旦那が一瞬だけ眉をひそめていたのを……
「旦那にはまだ言ってなかったんですが、実は転生者にはもう一つ特徴がありまして……」
「ハァ……特徴……?」
「ええ、転生者は『氏名・使命』を奪われて力を得る……監獄でそう言いましたが、さらに『逆転生』という特徴も存在しているんです」
「逆転生って、もしかして……」
「そう……元の世界に転生し直すということです」
旦那は興味なさげに止めていた食事の手を再び動かし始める。
「逆転生の条件は……『氏名・使命』を取り戻すことです」
「取り戻すって……どうやって?」
「私も詳しいことは分かっていないんですが、一般的には時間で解決するパターンが多いらしいです。人によっては一生をかけて思い出す者もいるらしいとの話ですが……強者に限っては別です。特に賞金首クラスの連中は、即思い出すレベルが多く、旦那も例外ではないと私は思っています」
旦那は愁いを帯びた瞳で、窓に映る外の景色を見ている。
「私は旦那を近くで見てきましたが……ハッキリ言って異常です。身体能力は勿論のこと、体中を変形させ、腕を修復し、巨大な機械兵だって生成することができる。挙句の果てには再生能力と不死の肉体……本来なら一つしか得られない能力を複数所持しています。そして話によれば、その得た能力が強力であればあるほど、己が『氏名・使命』と比例するらしいということです。つまり旦那には……」
私は一瞬、言い淀む……自分の秘めたる思いが邪魔をして……でも――
「どうしても帰らなきゃいけない理由があるはずなんです」
――言った……苦しくなる胸を押さえつけながら……だって……大切な人だから。
しかし、対する旦那は「ふ~ん……あっそ」といった感じの意外な反応を見せる。
「あっそって……気にならないんですか? 自分の『氏名・使命』のこと……」
「生憎だがオレは……もう過去を追い求めないって決めたんだ」
どうも関心が薄いかのような態度の旦那は、そう言いながら背もたれに寄りかかる。
「……いやいや、大事なことかもしれない――っていうか絶対大事なことですよ⁉ いいんですか⁈」
「ああ、いいんだ。何故ならオレの魂が告げてるからさ……逃げて『自由』になれってな」
「……じゃあ、戻らないってことですか?」
消え入りそうな声で問うと旦那は「……そうだな」と答え、それに対し私は「……そうですか」と俯きながら返すと、すぐさま立ち上がって「……ちょっとトイレ行ってきます」と言って強引に席を離れた。
◆
トイレを済ませた私は洗面台の前に立つと、鏡に映る自分の表情が目に入り、少しばかり自己嫌悪に陥る。
「ハァ……何で笑ってるんだろ、私……最低だよね……」
理由なんて分かり切っていた。そう……ただ単純に……嬉しかったのだ。もし元の世界に戻ってしまえば、もう会えないかもしれない。だから嬉しかったのだ……一緒に居れるから。でもこの気持ちは逆に旦那の大事な『氏名・使命』を蔑ろにするということ。そう思うとまた自己嫌悪に陥る……さっきからこれの繰り返し。
「ハァ……戻ろ……」
私は顔を引き締めてトイレから出ると、ある意外な人物から声を掛けられる。
「やあ、レイ……久しぶりだね」
「貴方は……カタリベ様」
初代転生者でお父様と親しかったカタリベ様が、足を組みながら座って食事に舌鼓を打っていた……実に六年ぶりの再会だ。
「どうやら記憶は戻ったようだな」
「はい……なんとか……でもカタリベ様がどうして此処へ?」
「それは……謝罪をしに来たんだ……君の父上のことを。私は全て知っていながら、何もしてやれなかったからな」
カタリベ様は視線だけを合わせるように、その吸い込まれそうな瞳で私を見る。
相変わらず謝罪しているような態度には見えないが、昔からそうなので別段不快感があるものではなかった。
「いいんです……カタリベ様の立場は分かっているつもりですから。それにお父様自身が決めたことですし、その選択は間違っていなかったと私は思います。あとは……言わなくても分かりますよね?」
全知のカタリベと呼ばれるほどのお方だ……皆まで言わなくても分かるだろうと思い、私は一礼をした後にその場を去ろうとする……が――
――残念ながらプレゼントは用意していないんだ。それはまた……いずれな――
――六年前の言葉を思い出し、直接伝えねばと振り返る。
「でもこれだけは言っておきます……誕生日プレゼント、ありがとうございます。大切な相棒を……いただきましたから」
カタリベ様は笑みを浮かべつつ「何のことかな?」とだけ言い、私は再度一礼をするとその場を後にした。
◆
話を終えて戻る途中、ふと私はカタリベ様なら、旦那の過去を知っているんじゃないかと……そう思ってしまった。
今からでも戻って聞くべきか……旦那の『氏名・使命』の為に……
【いや、その必要はない】
だが、旦那は知りたくない様子だった……他人の私が無理に過去を詮索するのは……違うだろう……
【そう……知る必要はない】
なら私のやるべきことは一つしかない……
【まあ、私も偉そうなことは言えない。奴に関しては私も……】
旦那をそばで支えること……今はそれだけで……
【……半分しか知らないからな】
第一章 完
あれから私たちはグリーズ家を後にし、来た道を戻ってマリオネッタの外壁を出ると、ミゼレーレ様から頂いた科学宝具を使い、瞬間移動でリベルタの国に帰還していた。
旦那は戻ってきて早々、「打ち上げ、打ち上げ! うわぁあああん‼」と発狂し始めたので仕方なくSPDに寄ると、もう深夜を回っている時間帯の筈だが、周囲には今でも食事に舌鼓を打ち、酒を酌み交わす者たちで溢れ返っていた。
「しっかし、お前の婆ちゃんも来ればよかったのにな?」
「そっ、そうですね……」
――レイ……私のことはいいから、二人で楽しんできなさい!――
お婆様が別れ際に言ったことを思い返す……まったく……余計な気を回さなくてもいいのに。
テーブルの上には目を見張るような食事が次々と並べられていき、その度に旦那は瞳を輝かせながら「メーシ! メーシ! メーシ!」とナイフとフォークを持ちながらキンキン弾かせていた。
「旦那、やめてくださいよ……恥ずかしいんで……」
そんな姿に私が若干引いていたところで、ようやく打ち上げの準備が整ったようだ。
「よーし! 食事も出揃ったところで、僭越ながらこのオレが、乾杯の音頭を取らせていただきやす。えー……この度はグリーズ家のカチコミに――」
「はい、カンパーイ」
立ち上がってまで挨拶をしようとする旦那を余所に、私は手早く乾杯を済ませて一人で勝手に酒を飲み始める。
「おおおいッ‼ オレが挨拶してんのに勝手に飲んでんじゃねえよ! も~う……カンパーイ‼」
痺れを切らした旦那も注ぎ込まれている酒に屈し、欲望に飲み込まれるように己が体内を癒し始めた。
「――っくぅ~うッ! うめえ~ぜぇ~っ! 爽やかで軽い口当たり、きめ細やかな泡で喉越しもいい! 飲んだ後には口の中に香りが広がり、それが刺激となって食欲が進む! 体中の血液は駆け巡り、疲れ切った細胞を活性化させ、心地よく五臓六腑に染み渡る! まさに最高の酒! そして至福の時間!」
「食レポ凄いな⁉ 何ですか、そのスキルは⁉」
旦那はそんな私のツッコミなどお構いなしに座ると、今度は目の前に並べられたパスタやピザを口いっぱいに頬張る。
「ハァ……旦那、食事しながらでいいんで聞いてもらえますか?」
「おう! なんじゃい?」
私は緊張した面持ちで背筋を正し、幾分か頬を紅潮させつつ、言葉を紡ぎながら頭を下げる。
「その……今回の一件……本当にありがとうございました」
「おいおい、何だよ突然……」
「いや、ちゃんと御礼言ってなかったなぁと思いまして……」
私はそう言いながら指先同士をツンツンし、あまりの恥ずかしさに唇を尖らせてしまう。
「別に要らねえよ、そんなの」
「そういう訳にはいきません! 旦那が居なかったらお婆様も私も今頃は……」
そんな私の態度に旦那は、食事をしていた手を止めて、頬杖を突きながら問う。
「ふ~ん……じゃあ、何? 何かしてくれんの?」
「はい……私ができることと言えば、もう一つしかありません。旦那の『使命』をお手伝いすることです」
その時の私は気付いていなかった。旦那が一瞬だけ眉をひそめていたのを……
「旦那にはまだ言ってなかったんですが、実は転生者にはもう一つ特徴がありまして……」
「ハァ……特徴……?」
「ええ、転生者は『氏名・使命』を奪われて力を得る……監獄でそう言いましたが、さらに『逆転生』という特徴も存在しているんです」
「逆転生って、もしかして……」
「そう……元の世界に転生し直すということです」
旦那は興味なさげに止めていた食事の手を再び動かし始める。
「逆転生の条件は……『氏名・使命』を取り戻すことです」
「取り戻すって……どうやって?」
「私も詳しいことは分かっていないんですが、一般的には時間で解決するパターンが多いらしいです。人によっては一生をかけて思い出す者もいるらしいとの話ですが……強者に限っては別です。特に賞金首クラスの連中は、即思い出すレベルが多く、旦那も例外ではないと私は思っています」
旦那は愁いを帯びた瞳で、窓に映る外の景色を見ている。
「私は旦那を近くで見てきましたが……ハッキリ言って異常です。身体能力は勿論のこと、体中を変形させ、腕を修復し、巨大な機械兵だって生成することができる。挙句の果てには再生能力と不死の肉体……本来なら一つしか得られない能力を複数所持しています。そして話によれば、その得た能力が強力であればあるほど、己が『氏名・使命』と比例するらしいということです。つまり旦那には……」
私は一瞬、言い淀む……自分の秘めたる思いが邪魔をして……でも――
「どうしても帰らなきゃいけない理由があるはずなんです」
――言った……苦しくなる胸を押さえつけながら……だって……大切な人だから。
しかし、対する旦那は「ふ~ん……あっそ」といった感じの意外な反応を見せる。
「あっそって……気にならないんですか? 自分の『氏名・使命』のこと……」
「生憎だがオレは……もう過去を追い求めないって決めたんだ」
どうも関心が薄いかのような態度の旦那は、そう言いながら背もたれに寄りかかる。
「……いやいや、大事なことかもしれない――っていうか絶対大事なことですよ⁉ いいんですか⁈」
「ああ、いいんだ。何故ならオレの魂が告げてるからさ……逃げて『自由』になれってな」
「……じゃあ、戻らないってことですか?」
消え入りそうな声で問うと旦那は「……そうだな」と答え、それに対し私は「……そうですか」と俯きながら返すと、すぐさま立ち上がって「……ちょっとトイレ行ってきます」と言って強引に席を離れた。
◆
トイレを済ませた私は洗面台の前に立つと、鏡に映る自分の表情が目に入り、少しばかり自己嫌悪に陥る。
「ハァ……何で笑ってるんだろ、私……最低だよね……」
理由なんて分かり切っていた。そう……ただ単純に……嬉しかったのだ。もし元の世界に戻ってしまえば、もう会えないかもしれない。だから嬉しかったのだ……一緒に居れるから。でもこの気持ちは逆に旦那の大事な『氏名・使命』を蔑ろにするということ。そう思うとまた自己嫌悪に陥る……さっきからこれの繰り返し。
「ハァ……戻ろ……」
私は顔を引き締めてトイレから出ると、ある意外な人物から声を掛けられる。
「やあ、レイ……久しぶりだね」
「貴方は……カタリベ様」
初代転生者でお父様と親しかったカタリベ様が、足を組みながら座って食事に舌鼓を打っていた……実に六年ぶりの再会だ。
「どうやら記憶は戻ったようだな」
「はい……なんとか……でもカタリベ様がどうして此処へ?」
「それは……謝罪をしに来たんだ……君の父上のことを。私は全て知っていながら、何もしてやれなかったからな」
カタリベ様は視線だけを合わせるように、その吸い込まれそうな瞳で私を見る。
相変わらず謝罪しているような態度には見えないが、昔からそうなので別段不快感があるものではなかった。
「いいんです……カタリベ様の立場は分かっているつもりですから。それにお父様自身が決めたことですし、その選択は間違っていなかったと私は思います。あとは……言わなくても分かりますよね?」
全知のカタリベと呼ばれるほどのお方だ……皆まで言わなくても分かるだろうと思い、私は一礼をした後にその場を去ろうとする……が――
――残念ながらプレゼントは用意していないんだ。それはまた……いずれな――
――六年前の言葉を思い出し、直接伝えねばと振り返る。
「でもこれだけは言っておきます……誕生日プレゼント、ありがとうございます。大切な相棒を……いただきましたから」
カタリベ様は笑みを浮かべつつ「何のことかな?」とだけ言い、私は再度一礼をするとその場を後にした。
◆
話を終えて戻る途中、ふと私はカタリベ様なら、旦那の過去を知っているんじゃないかと……そう思ってしまった。
今からでも戻って聞くべきか……旦那の『氏名・使命』の為に……
【いや、その必要はない】
だが、旦那は知りたくない様子だった……他人の私が無理に過去を詮索するのは……違うだろう……
【そう……知る必要はない】
なら私のやるべきことは一つしかない……
【まあ、私も偉そうなことは言えない。奴に関しては私も……】
旦那をそばで支えること……今はそれだけで……
【……半分しか知らないからな】
第一章 完
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
魔法公証人~ルロイ・フェヘールの事件簿~
紫仙
ファンタジー
真実を司りし神ウェルスの名のもとに、
魔法公証人が秘められし真実を問う。
舞台は多くのダンジョンを近郊に擁する古都レッジョ。
多くの冒険者を惹きつけるレッジョでは今日も、
冒険者やダンジョンにまつわるトラブルで騒がしい。
魔法公証人ルロイ・フェヘールは、
そんなレッジョで真実を司る神ウェルスの御名の元、
証書と魔法により真実を見極める力「プロバティオ」をもって、
トラブルを抱えた依頼人たちを助けてゆく。
異世界公証人ファンタジー。
基本章ごとの短編集なので、
各章のごとに独立したお話として読めます。
カクヨムにて一度公開した作品ですが、
要所を手直し推敲して再アップしたものを連載しています。
最終話までは既に書いてあるので、
小説の完結は確約できます。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
裏庭が裏ダンジョンでした@完結
まっど↑きみはる
ファンタジー
結界で隔離されたど田舎に住んでいる『ムツヤ』。彼は裏庭の塔が裏ダンジョンだと知らずに子供の頃から遊び場にしていた。
裏ダンジョンで鍛えた力とチート級のアイテムと、アホのムツヤは夢を見て外の世界へと飛び立つが、早速オークに捕らえれてしまう。
そこで知る憧れの世界の厳しく、残酷な現実とは……?
挿絵結構あります
異世界悪霊譚 ~無能な兄に殺され悪霊になってしまったけど、『吸収』で魔力とスキルを集めていたら世界が畏怖しているようです~
テツみン
ファンタジー
**救国編完結!**
『鑑定——』
エリオット・ラングレー
種族 悪霊
HP 測定不能
MP 測定不能
スキル 「鑑定」、「無限収納」、「全属性魔法」、「思念伝達」、「幻影」、「念動力」……他、多数
アビリティ 「吸収」、「咆哮」、「誘眠」、「脱兎」、「猪突」、「貪食」……他、多数
次々と襲ってくる悪霊を『吸収』し、魔力とスキルを獲得した結果、エリオットは各国が恐れるほどの強大なチカラを持つ存在となっていた!
だけど、ステータス表をよーーーーっく見てほしい! そう、種族のところを!
彼も悪霊――つまり「死んでいた」のだ!
これは、無念の死を遂げたエリオット少年が悪霊となり、復讐を果たす――つもりが、なぜか王国の大惨事に巻き込まれ、救国の英雄となる話………悪霊なんだけどね。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
脳筋転生者はその勇まし過ぎる拳で世界にケンカを売ります。
きゅりおす
ファンタジー
魔神や勇者に加えて女神を相手に大暴れッ!?拳で!?
「世界に喧嘩を売ろう」
謎の死神と呼ばれる謎の女性ネラにそう言われたカヅチ・タケミ。
魔法も剣も使わない、彼は拳を握りしめ、ただ挑み続ける。
これは勇者でも魔王でもない、厄災と呼ばれた荒れくれ共のお話
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる